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電気代の節約方法20選!裏技やオール電化の節約方法も紹介

「電気代が高くて困っている」
「電気代の節約方法について知りたい」
「なぜ電気代って高くなるの?」


毎月請求される電気代ですが、高くて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、電気代に悩んでいる方に向けて、効果的な節約方法を紹介しています。また、電気代の平均額や高くなる原因などについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。効果的な節約方法を知って、電気代を抑えていきましょう。

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目次

【契約編】電気代の節約方法3選

電力会社の検討イメージ

まずは、電力会社との契約関連で電気代を節約する方法を解説します。節約のポイントは、以下の3つです。

それぞれの節約方法について詳しく解説します。

1. 電力会社や電気料金プランを見直す

電力会社や電気料金プランを見直すことで、電気代を抑えられるケースがあります。2016年4月以降、すべての消費者が電力会社や電気料金プランを自由に選択できるようになりました。

ご家庭のライフスタイルに合ったプランを選択したり、お得なサービスが提供されているプランを選択したりすることで、今よりも電気代がお得になることもあります。ただし、切り替え先によっては、反対に電気代が高くなることもあるため、事前にシミュレーションをおこなうなどして慎重に見直しを検討しましょう。

【あわせて読みたい】電気(電力会社)の切り替え・乗り換え方法!手続きや選び方・注意点も解説

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CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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2. 契約アンペア数を見直す

契約アンペア数を下げることで、電気代を安くできるケースもあります。これは、契約アンペア数で基本料金が決まる電気料金プランで契約している場合に有効です。一般的に契約アンペア数が大きいほど、基本料金は高くなります。

契約アンペア数とは、一度に使える電気量のことです。必要な契約アンペア数は、世帯人数やどのくらい電化製品を使うのかによって異なります。

たとえば、一人暮らしの契約アンペア数の目安は20〜30Aです。契約アンペア数が目安を大幅に超えている場合は、見直すことで基本料金が下がり電気代を節約できる可能性があります。ただし、複数の電化製品を同時に使用したり、電気の使いすぎで契約アンペア数を超えてしまったりすると、ブレーカーが落ちてしまいます。見直すに当たっては電化製品の利用状況を考慮するとよいでしょう。

また、契約アンペア数を減らした場合、「基本料金」は見直した契約アンペアに応じて下がりますが、「電力量料金」はご使用状況によっては増えてしまう場合もあります。契約アンペアを下げることで必ずしも電気料金の合計額が下がるとは限りませんのでご注意ください。

現在の契約アンペア数は、電気の検針票で確認が可能です。ただし、集合住宅の場合は、契約アンペア数の変更ができない可能性もあるので、管理会社や大家さんに確認してみましょう。

3. 支払方法を見直す

電気代の支払方法を見直してみることもおすすめです。

たとえば、口座振替での支払いの場合に、割引を適用している電力会社があります。また、クレジットカード払いの場合、クレジットカードのポイント還元を受けられます。ポイントの還元率はクレジットカード会社によって異なりますが、還元率の高いカードほど、電気代の支払いでポイントが貯まりやすくなるでしょう。

支払方法の見直しも有効な節約方法です。

【生活編】電気代の節約方法5選

室内のイメージ

生活の中で意識できる電気代の節約方法は、主に以下の5つです。

それぞれの節約方法について詳しくみていきましょう。

1. 省エネ性能の高い家電に買い替える

10年以上使っている家電がある場合、買い替えることで電気代を抑えられる可能性があります。その理由は、家電自体の省エネ性能が年々上がっているためです。

環境省によると、冷蔵庫を2010年製のものから2020年製のものに買い替えた場合、約37〜43%の省エネ効果が期待できるといわれています。金額に換算すると、年間約5,460〜7,000円(※)です。

家電2010年2020年省エネ率
冷蔵庫
(定格内容積401L~450Lの比較)
470~520kWh/年294kWh/年約37%~43%
年間電気代約5,460円~7,000円(※)
エアコン923kWh/年815kWh/年約12%
年間電気代約3,350円(※)
参考:環境省|2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定めた31円/kWh(2022年7月改定)を使用し再計算

ただし、家電を一気に買い替えると購入費用が多くかかったり、故障時期が重なってしまったりする可能性があるため、古い家電から順に買い替えていくとよいでしょう。

2. 使わない家電はコンセントから抜く

使っていない電化製品をコンセントから抜くことでも、電気代を節約できます。使っていない家電にも待機電力がかかっているためです。コンセントから抜く以外に、節電タップを使用することでも同様の効果が得られます。年間を通じて家電を使用しないときに非通電状態にすることを徹底した場合、待機電力49%の削減効果が期待できます。

しかし、冷蔵庫や温水洗浄便座、固定電話など常に電源を入れておく必要がある家電はコンセントから抜けません。また、テレビをコンセントから抜いている間は予約録画が実行されないので注意しましょう。テレビやレコーダーの機種によって注意点が多少異なるので、メーカーサイトまたは取扱説明書を確認するのがおすすめです。

参考:資源エネルギー庁 省エネルギー対策課「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業 (待機時消費電力調査)報告書概要

【あわせて読みたい】待機電力の年間電気代は?待機電力を一番消費するのはあの家電!

3. 家電はこまめにお手入れをする

家電にホコリなどの汚れが溜まると、余計な消費電力がかかる可能性があります。その場合、電気代が高くなる原因にもなる可能性があります。

特に注意したいのが、エアコンやヒーターなどのフィルターです。フィルターが目詰まりを起こすことで、家電の消費電力に影響を及ぼす可能性があります。

家電のお手入れは、それぞれの取扱説明書に記載されている方法と頻度でおこなうように心がけましょう。

4. 電気代の安い時間帯を活用する

主に、オール電化で有効な節約方法です。オール電化の電気料金プランのなかには、夜間の電気代が安いものがあります。電気代が安い時間帯を利用して、家電を使うことをおすすめします。

たとえば、CDエナジーの「スマートでんきB」は、以下のように時間帯によって電力量料金が異なります。

時間帯電力量料金(1kWhあたり)
午前6時~翌日午前1時35.96円
午前1時~午前6時28.06円

特に消費電力の大きい電気給湯器や食器洗い乾燥機などは、設定を見直したりタイマー機能を活用したりして夜間電力を活用しましょう。

【あわせて読みたい】オール電化のメリット・デメリットは?電気代や効率的な活用方法も紹介

5. 可能な限り家族で過ごす時間を合わせる

家族で過ごす時間を合わせることも電気代の節約につながる可能性があります。

たとえば、朝早くから活動する人と、深夜まで活動する人がいると、その分電気を使う時間が長くなり、電気代が多くかかっていることが予測されます。また、家族がそれぞれ別の部屋で過ごし、各部屋で照明や冷暖房器具を使っている場合も同様です。

仕事などによりやむを得ずライフスタイルが異なる場合もあると思いますが、休日は可能な限り時間を合わせて生活するなどすれば、電気代の節約につなげられるでしょう。それぞれのご家庭に合わせて無理のない範囲でおこなうことをおすすめします。

【家電編】電気代の節約方法

エアコンのリモコン操作

家電の使い方を見直すことでも、電気代の節約ができます。ここでは、以下の8つの家電について、電気代節約のための使い方を紹介します。

すぐに取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。

1. エアコン

エアコンは以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 室温に気をつけて設定温度を調整する(室温の目安:夏は28℃、冬は20℃)
  • 必要なときだけつける
  • こまめにフィルターを掃除する
  • 30分程度の外出の場合はつけっぱなしにする
  • サーキュレーターを併用する
  • 室外機の周りにものを置かない

エアコンの使い方を見直すことで期待できる節約効果は以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
冷房の設定温度を調整する
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)
30.24kWh約940円
暖房の設定温度を調整する
※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
53.08kWh約1,650円
必要なときだけ冷房をつける
※冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)
18.78kWh約580円
必要なときだけ暖房をつける
※暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20℃)
40.73kWh約1,260円
フィルターを月1〜2回掃除する
※フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合
31.95kWh約990円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

【あわせて読みたい】エアコンの節約術とは?1カ月の電気代や季節別の節約方法を解説

2. 冷蔵庫

冷蔵庫は以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • 庫内の設定温度を調整する(冬は弱〜中に)
  • 冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない
  • 開閉の回数は最低限にする
  • 開けている時間を短くする
  • 壁から離して設置する

冷蔵庫の使い方を見直すことで期待できる節約効果は以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
庫内の設定温度を調整する
※強から中にした場合
61.72kWh約1,910円
冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない
※詰め込んだ場合と半分にした場合
43.84kWh約1,360円
開閉の回数は最低限にする
※旧JIS開閉試験の開閉を行った場合と、その2倍の回数を行った場合の比較
10.40kWh約320円
開けている時間を短くする
※開けている時間が20秒の場合と10秒の場合)
6.10kWh約190円
壁から離して設置する
※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合
45.08kWh約1,400円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト
※旧JIS開閉試験:冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒

冷蔵庫内の温度が上昇すると、再び冷やそうとして消費電力が大きくなります。そのため、冷蔵庫内にはものを詰め込みすぎず、開閉回数や時間を短くするようにしてみましょう。

冷蔵庫は放熱のために壁にすき間を空けて設置する必要があります。壁に接して設置している場合、冷蔵庫がうまく放熱できずに、消費電力が大きくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

【あわせて読みたい】冷蔵庫の電気代は高い?5つの節約方法や冷凍庫との違いを解説

3. 冷凍庫

冷凍庫は以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 冷凍庫内はできる限り詰め込む
  • 冷凍庫の開け閉めの回数を減らす
  • 冷ました状態で冷凍庫に入れる
  • 省エネ性能に優れた冷凍庫に買い替える

冷凍庫の場合、冷凍されたものが保冷材の働きをします。そのため、庫内にある程度の食材を詰め込むと冷気が逃げにくくなり、節約につながるのです。無駄な扉の開閉も抑えて、冷気が戸外に逃げた際におきる庫内の温度上昇を防いでみましょう。

冷凍庫に食べ物を入れる際は、できる限り冷ましてから入れることも大切です。熱いまま入れた場合、冷凍庫が無駄なエネルギーを消費してしまいます。

古い冷凍庫を使い続けている場合は、買い替えもご検討ください。省エネ性能に優れた冷凍庫に買い替えることで、電気代を節約できる可能性があります。

【あわせて読みたい】冷凍庫の電気代はどのくらい?1カ月の電気代や節約方法、選び方を解説

4. 照明器具

照明器具は以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 電球形蛍光ランプに取り替える
  • 電球形LEDランプに取り替える
  • 点灯時間を短くする

照明器具の使い方を見直すことで期待できる節約効果は以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
電球形蛍光ランプに取り替える
※54Wの白熱電球から12Wの電球形蛍光ランプに交換(年間2,000時間使用)
84.00kWh約2,600円
電球形LEDランプに取り替える
54Wの白熱電球から9Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
90.00kWh約2,790円
点灯時間を短くする(蛍光ランプ)
※12Wの蛍光ランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合
4.38kWh約140円
点灯時間を短くする(白熱電球)
54Wの白熱電球1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合
19.71kWh 約610円
点灯時間を短くする(電球形LEDランプ)
9Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合
3.29kWh約100円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

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照明器具のそれぞれの違いは以下の通りです。

画像引用:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

LEDは商品価格が高いため、初期コストがかかるのがデメリットです。しかし、消費電力が小さく寿命も長いため、トータルコストは安くなります。

画像引用:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

5. 電気給湯器(エコキュート)

電気給湯器・エコキュートは以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 追い焚きの回数を減らす
  • お風呂のフタを活用する
  • タンク内のお湯を沸かす時間帯に気をつける

電気給湯器・エコキュートは、タンク内のお湯を沸かす際に最も電力を消費します。そのため、夜間の電気料金が安い時間帯を利用してお湯を沸かすことがおすすめです(電気料金プランによっては、夜間の電気料金が安くないものもあるため注意)。

【あわせて読みたい】エコキュートの電気代はどれくらい高い?原因や節約方法も解説

6. 炊飯器

炊飯器は以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 長時間保温しない
  • 使わないときはコンセントから抜く
  • 食べる時間に合わせて炊き上がるようにタイマーを使用する

お米が炊き上がったあとに長時間保温するよりも、電子レンジで温め直すほうが消費電力量は少ない傾向にあります。

消費エネルギー電気代
3合炊いて1.5合食べる
→そのあと、4時間保温して残りの1.5合を食べる
224Wh約6.94円
3合炊いて1.5合食べる
→残りの1.5合は電子レンジで温め直して食べる
193Wh約5.93円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

保温の消費電力量は、時間が長くなればなるほど多くなります。タイマー機能や電子レンジを活用するなどして、保温機能を使う時間をなるべく短くしましょう。

7. 洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • まとめて洗って使用回数を減らす
  • 自然乾燥を併用する

洗濯乾燥機の使い方を見直すことで期待できる節約効果は以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
【洗濯】まとめて洗って使用回数を減らす
※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合
5.88kWh約180円
【乾燥】まとめて洗って使用回数を減らす
※定格容量(5kg)の8割を入れて2日に1回使用した場合と、4割ずつに分けて毎日使用した場合
41.98kWh約1,300円
自然乾燥を併用する
※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と乾燥機のみで乾燥させる場合(2日に1回使用)
394.57kWh約12,230円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

洗濯機は使用回数を減らすことで、電気代の節約が可能です。特に、消費電力の大きい乾燥は期待できる節約効果が大きいことが分かります。

【あわせて読みたい】洗濯機の電気代は高い?ドラム式洗濯機などタイプ別に解説

8. テレビ

テレビは以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 見ていないときは消す
  • 明るさを調整する(明るすぎないようにする)
  • 長期間見ないときはプラグを抜く
  • 省エネモードを活用する

テレビの使い方を見直すことで期待できる節約効果は以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
見ていないときは消す
1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らした場合
16.79kWh約520円
明るさを調整する(明るすぎないようにする)
テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中間)にした場合
27.10kWh約840円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

テレビはつけている時間が長ければ長いほど、消費電力量が多くなります。テレビを見ていないときはこまめに消すことで電気代の節約が可能です。また、テレビによっては省エネモードが搭載されているものもあるでしょう。省エネモードに設定することで、無理なく電気代を抑えることが可能です。

9. トイレ

トイレは以下に気をつけて使い方を見直すようにしましょう。

  • 使い終わったらフタを閉める
  • 暖房便座の設定温度は低めにする
  • ウォシュレットの洗浄水の温度は低めに設定する

トイレの使い方を見直すことで以下の節約効果が期待できるといわれています。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
使い終わったらフタを閉める
フタを閉めた場合と、開けっぱなしの場合(貯湯式)
34.90kWh約1,080円
暖房便座の設定温度は低めにする
便座の設定温度を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)(冷房期間はオフ)
26.40kWh約820円
ウォシュレットの洗浄水の温度は低めに設定する
※洗浄水の温度設定を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)
13.80kWh約430円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

トイレで電力を消費しているのは、暖房便座やウォシュレットのお湯です。冬場以外はこれらの設定をOFFにすることで、電気代が節約できます。

【あわせて読みたい】便座の電気代は高い?4つの節約方法やほかの家電製品との違いを解説

10. パソコン

パソコンは以下に気をつけて使い方を見直すようにしましょう。

  • 省電力モードを活用する
  • ディスプレイの輝度を下げる
  • スリープを活用する
  • 電源オプションを見直す

パソコンの使い方を見直すことで以下の節約効果が期待できるといわれています。

  削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
省電力モードを活用する
(使わないときは電源を切る)
※1日1時間利用時間を短縮した場合
デスクトップ型 31.57kWh 約980円
ノート型 5.48kWh 約170円
電源オプションを見直す
※電源オプションを「モニタの電源をOFF」から「システムスタンバイ」にした場合(3.25時間/週、52週)
デスクトップ型 12.57kWh 約390円
ノート型 1.50kWh 約50円

出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

特に、デスクトップ型はノート型よりも節約できる消費電力量が多いことが分かります。ゲーミングパソコンなどを頻繁に活用する方は節約を心がけることで電気代を抑えられます。

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【季節編】電気代の節約方法

冬のイメージ

季節別に電気代を節約する方法はあるのでしょうか。ここからは、夏・冬それぞれで電気代を節約するためのポイントを解説します。

夏の電気代の節約方法

夏の電気代を節約するために以下のポイントを意識してみましょう。

  • 扇風機・サーキュレーターを併用する
  • フィルターのこまめな清掃を心がける
  • 窓に断熱シートを貼る
  • 室外機周りにものを置かない

扇風機・サーキュレーターを併用すると部屋全体の温度を効率的に調節できます。夏のエアコンの電気代を抑えたい方におすすめです。

エアコンの電気代は、フィルターのこまめな清掃を心がけることでも節約できます。フィルターにほこりが詰まっていると無駄な電力を消費してしまうためです。

ほかにも、窓に断熱シートを貼ったり室外機周りに物を置かなかったりすることが大切です。室温の上昇を防ぎ、効率よく部屋を涼しくすることで夏の電気代を抑えられます。

【あわせて読みたい】夏の電気代は高くて怖い?平均額や消費電力の割合、節約方法を解説

冬の電気代の節約方法

冬の電気代を節約するために以下のポイントを意識してみましょう。

  • いくつかの暖房器具を併用する
  • 暖房器具はこまめに清掃する
  • 状況によって暖房器具を使い分ける
  • 古い暖房器具は買い替えを検討する
  • エアコンの設定に注意する

暖房器具を単体で使用せず、ほかの家電と組み合わせることで部屋を効率的に暖められる可能性があります。エアコンとサーキュレーターなど相性のよい家電を組み合わせて使用してみましょう。

また、夏の節約方法と同様、エアコンのフィルターにほこりや汚れが詰まっていると無駄な電力を消費します。エアコンを含め、暖房器具をこまめに清掃して無駄な電気代を抑えることが大切です。

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【オール電化編】電気代の節約方法

システムキッチン

オール電化住宅(住宅に必要なエネルギーをすべて電気でまかなうシステム)にお住まいの場合、どのように節約すればよいのか気になる方もいるのではないでしょうか。節約のポイントは、主に以下の3つです。

  • 電化製品は電気料金単価が安い夜間に使用する
  • エコキュートの設定を見直す
  • オール電化向けの電気料金プランを利用する

オール電化向けの電気料金プランで契約している場合、夜間の電気料金単価が安く設定されているものが多くなっています。電化製品をなるべく夜に使用することで、電気代の節約につながります。

エコキュートは、オール電化の中でも消費電力量が多い設備です。省エネモードの設定や自動沸き増し機能をオフにするなど使い方を見直して電気代を抑えることが大切です。

このほか、電気料金プランや電力会社を見直すこともおすすめします。オール電化向けの電気料金プランが用意されている電力会社であれば、これまでと同じ生活スタイルで電気代を抑えられる可能性があります。

CDエナジーでは、オール電化住宅にお住まいの方向けの電気料金プランを用意しております。ぜひ、この機会に利用をご検討ください。

【あわせて読みたい】オール電化のメリット・デメリットは?電気代や効率的な活用方法も紹介

電気代を無理なく賢く節約しよう

電気代を節約する方法には、すぐにできるものや、ちょっとした工夫でできるものもあります。手軽に電気代の節約に取り組みたい方は、まずは家電の使い方の見直しなどすぐにできる方法を試してみましょう。

電気代の節約には、小さなことの積み重ねが大切です。ご家庭のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を見つけてみてください。

【あわせて読みたい】おすすめ節約術29選!簡単・毎日できる節約方法もあわせて紹介!

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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