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電気代の節約方法66選!裏技やオール電化の節約方法も紹介

「毎月の電気代が高くて困っている」
「実践しやすい電気代の節約方法を知りたい」
「生活を変えずに電気代を安くする方法ってあるの?」


毎月の支払いの中で占める割合の大きい電気代。毎月請求される電気代が高くて、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

電気代の節約方法には、家電の使い方の見直しや家電のお手入れ・買い替え、電力会社や電気料金プランの見直しがあります。具体的には、エアコンの設定温度の見直し・フィルターの清掃、使わない家電の電源OFF・コンセントを抜く、家電のこまめなお手入れです。生活を変えずに節約したい場合は、電力会社を見直してみましょう。

生活を変えずに節約したい場合は、電力会社を見直してみましょう。生活スタイルに合うプランを選択すると、電気使用量がそのままでも電気代を抑えられるでしょう。

この記事では、電気代に悩んでいる方に向けて、効果的な節約方法を紹介しています。条件別にわけて詳細にご紹介しますので、実践しやすいと感じたものからぜひ試してみてください。効果的な節約方法を知って、電気代を抑えていきましょう。

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目次

電気代の節約・節電方法一覧

電気代を節約したい方は、以下の方法を試してみましょう。

項目
節約・節電方法
契約編 電力会社や電気料金プランを見直す
契約アンペア数を見直す
支払方法を見直す
生活編 省エネ性能の高い家電に買い替える
使わない家電はコンセントから抜く
家電はこまめにお手入れをする
電気代の安い時間帯を活用する
家電編 エアコン 室温に気をつけて設定温度を調整する
必要なときだけつける
こまめにフィルターを掃除する
30分程度の外出の場合はつけっぱなしにする
サーキュレーターを併用する
室外機の周りにものを置かない
冷蔵庫 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
庫内の設定温度を調整する(冬は弱〜中に)
冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない
開閉の回数は最低限にする
開けている時間を短くする
壁から離して設置する
冷凍庫 冷凍庫内はできる限り詰め込む
冷凍庫の開け閉めの回数を減らす
冷ました状態で冷凍庫に入れる
省エネ性能に優れた冷凍庫に買い替える
照明器具 電球形蛍光ランプに取り替える
電球形LEDランプに取り替える
点灯時間を短くする
電気給湯器 使わない日は昼間の沸き増しを停止する
ピークカット設定をおこなう
高温足し湯を使う
炊飯器 長時間保温しない
使わないときはコンセントから抜く
食べる時間に合わせて炊き上がるようにタイマーを使用する
洗濯乾燥機 まとめて洗って使用回数を減らす
自然乾燥を併用する
テレビ 見ていないときは消す
明るさを調整する(明るくしすぎないようにする)
長期間見ないときはプラグを抜く
省エネモードを活用する
トイレ 使い終わったらフタを閉める
暖房便座の設定温度は低めにする
ウォシュレットの洗浄水の温度は低めに設定する
パソコン 省電力モードを活用する
ディスプレイの輝度を下げる
スリープを活用する
電源オプションを見直す
季節編 扇風機・サーキュレーターを併用する
フィルターのこまめな清掃を心がける
窓に断熱シートを貼る
室外機周りにものを置かない
いくつかの暖房器具を併用する
暖房器具はこまめに清掃する
状況によって暖房器具を使い分ける
古い暖房器具は買い替えを検討する
エアコンの設定に注意する
オール電化編 オール電化向けの電気料金プランを利用する
電化製品は電気料金単価が安い夜間に使用する
エコキュートの設定を見直す
太陽光パネルを導入する
一人暮らし編 一人暮らし向けの電気料金プランを利用する
契約アンペアを見直す
夜間に家電を使う
そのほか(グッズ編) 節電タップを使う
人感センサーつきLED照明に切り替える
サーキュレーターを併用する
遮熱カーテンを取りつける
断熱フィルムを窓に張る

次の章からは、それぞれの節約方法について詳しく解説します。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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【契約編】電気代の節約方法3選

電力会社の検討イメージ

まずは、電力会社との契約関連で電気代を節約する方法を解説します。節約のポイントは、以下の3つです。

それぞれの節約方法について詳しく解説します。

1. 電力会社や電気料金プランを見直す

電力会社や電気料金プランを見直すことで、電気代を抑えられるケースがあります。2016年4月以降、すべての消費者が電力会社や電気料金プランを自由に選択できるようになりました。

ご家庭のライフスタイルに合ったプランや、お得なサービスのあるプランを選択することで、今よりも電気代がお得になることもあります。ただし切り替え先によっては、反対に電気代が高くなることもあるため、事前にシミュレーションをおこなうなどして慎重に見直しを検討しましょう。

【あわせて読みたい】電力会社の切り替え・乗り換え方法!手続きや解約、即日開通可能なのかも解説

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2. 契約アンペア数を見直す

契約アンペア数を下げることで、電気代を安くできるケースもあります。これは、契約アンペア数で基本料金が決まる電気料金プランで契約している場合に有効です。一般的に、契約アンペア数が大きいほど基本料金は高くなります。

契約アンペア数とは、一度に使える電気量のことです。必要な契約アンペア数は、世帯人数やどのくらい電化製品を使うのかによって異なります。

たとえば一人暮らし場合、契約アンペア数の目安は20〜30Aです。契約アンペア数が目安を大幅に超えている場合は、見直すことで基本料金が下がり、電気代を節約できる可能性があります。ただし、複数の電化製品を同時に使用したり、電気の使いすぎで契約アンペア数を超えてしまったりすると、ブレーカーが落ちてしまいます。見直すに当たり、電化製品の利用状況もあわせて考慮するとよいでしょう。

また契約アンペア数を減らした場合、「基本料金」は見直した契約アンペアに応じて下がる可能性がありますが、「電力量料金」はご使用状況によっては増えることもあります。現在の電気の使用状況から、契約アンペアも含めて総合的に判断することが大切です。

現在の契約アンペア数は、電気の検針票で確認が可能です。集合住宅の場合は、契約アンペア数の変更ができない可能性もあるので、管理会社や大家さんに確認してみましょう。

3. 支払方法を見直す

電気代の支払方法を見直してみることもおすすめです。支払い方法によっては、お得な還元を受けられる場合があります。

たとえば、口座振替で支払うと割引が適用されたり、クレジットカード払いにするとクレジットカードのポイント還元を受けられたりなどです。ポイントの還元率はクレジットカード会社によって異なりますが、還元率の高いカードほど、電気代の支払いでポイントが貯まりやすくなるでしょう。

【生活編】電気代の節約方法5選

室内のイメージ

生活の中で意識できる電気代の節約方法は、主に以下の5つです。

それぞれの節約方法について詳しくみていきましょう。

1. 省エネ性能の高い家電に買い替える

10年以上使っている家電がある場合、買い替えることで電気代を抑えられる可能性があります。理由は、家電自体の省エネ性能が年々上がっているためです。

環境省によると、冷蔵庫を2010年製のものから2020年製のものに買い替えた場合、約37〜43%の省エネ効果が期待できるといわれています。金額に換算すると、年間約5,460〜7,000円(※)です。

家電2010年2020年省エネ率
冷蔵庫
(定格内容積401L~450Lの比較)
470~520kWh/年294kWh/年約37%~43%
年間電気代約5,460円~7,000円(※)
エアコン923kWh/年815kWh/年約12%
年間電気代約3,350円(※)
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定めた31円/kWh(2025年4月時点)を使用し再計算

ただし、家電を一気に買い替えると購入費用が多くかかったり、故障時期が重なってしまったりする可能性があるため、古い家電から順に買い替えていくとよいでしょう。

2. 使わない家電はコンセントから抜く

使っていない電化製品をコンセントから抜くことでも、電気代を節約できます。使っていない家電にも待機電力がかかっているためです。コンセントから抜く以外に、節電タップを使用することでも同様の効果が得られます。年間を通じて家電を使用しないときに非通電状態にすることを徹底した場合、待機電力49%の削減効果が期待できます。

しかし、冷蔵庫や温水洗浄便座、固定電話など常に電源を入れておく必要がある家電はコンセントから抜けません。また、テレビをコンセントから抜いている間は予約録画が実行されないので注意しましょう。テレビやレコーダーの機種によって注意点が多少異なるため、メーカーサイトまたは取扱説明書を確認するのがおすすめです。

参考:資源エネルギー庁 省エネルギー対策課「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業 (待機時消費電力調査)報告書概要」

3. 家電はこまめにお手入れをする

家電にホコリなどの汚れが溜まると、余計な消費電力がかかる可能性があります。その場合、電気代が高くなる原因にもなる可能性があります。

特に注意したいのが、エアコンやヒーターなどのフィルターです。フィルターが目詰まりを起こすことで、家電の消費電力に影響を及ぼす可能性があります。

家電のお手入れは、それぞれの取扱説明書に記載されている方法と頻度でおこなうように心がけましょう。

4. 電気代の安い時間帯を活用する

電気代が比較的安価な時間帯に電気を使うのは、オール電化の場合に有効な節約方法です。オール電化の電気料金プランのなかには、夜間の電気代が安いものがあります。電気代が安い時間帯を利用して家電を使うのがおすすめです。

たとえばCDエナジーの「スマートでんきB」は、以下のように時間帯によって電力量料金が異なります。

時間帯電力量料金(1kWhあたり)
午前6時~翌日午前1時35.96円
午前1時~午前6時28.06円
※2025年4月時点での料金を掲載

特に消費電力の大きい電気給湯器や食器洗い乾燥機などは、設定を見直したりタイマー機能を活用したりして夜間電力を活用しましょう。

【あわせて読みたい】オール電化のメリット・デメリットは?電気代や効率的な活用方法も紹介

5. 可能な限り家族で過ごす時間を合わせる

家族で過ごす時間を合わせることも、電気代の節約につながる可能性があります。

たとえば、朝早くから活動する人と、深夜まで活動する人がいると、その分電気を使う時間が長くなり、電気代が多くかかっていることが予測されます。また、家族がそれぞれ別の部屋で過ごし、各部屋で照明や冷暖房器具を使っている場合も同様です。

仕事などによりやむを得ずライフスタイルが異なる場合もあると思いますが、休日は可能な限り時間を合わせて生活するなどすれば、電気代の節約につなげられるでしょう。それぞれのご家庭に合わせて、無理のない範囲でおこなうことをおすすめします。

【10個の家電編】電気代の節約方法

エアコンのリモコン操作

家電の使い方を見直すことでも、電気代の節約ができます。ここでは、以下の家電について電気代節約のための使い方を紹介します。

すぐに取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。

1. エアコン

エアコンは以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 室温に気をつけて設定温度を調整する(室温の目安:夏は28℃、冬は20℃)
  • 必要なときだけつける
  • こまめにフィルターを掃除する
  • 30分程度の外出の場合はつけっぱなしにする
  • サーキュレーターを併用する
  • 室外機の周りにものを置かない

エアコンの使い方を見直すことで期待できる節約効果は、以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
冷房の設定温度を調整する
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)
30.24kWh約940円
暖房の設定温度を調整する
※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
53.08kWh約1,650円
必要なときだけ冷房をつける
※冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)
18.78kWh約580円
必要なときだけ暖房をつける
※暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20℃)
40.73kWh約1,260円
フィルターを月1〜2回掃除する
※フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合
31.95kWh約990円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

【あわせて読みたい】エアコンの節約術とは?1カ月の電気代や季節別の節約方法を解説

2. 冷蔵庫

冷蔵庫は、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • 庫内の設定温度を調整する(冬は弱〜中に)
  • 冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない
  • 開閉の回数は最低限にする
  • 開けている時間を短くする
  • 壁から離して設置する

冷蔵庫の使い方を見直すことで期待できる節約効果は、以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
庫内の設定温度を調整する
※強から中にした場合
61.72kWh約1,910円
冷蔵庫内にものを詰め込みすぎない
※詰め込んだ場合と半分にした場合
43.84kWh約1,360円
開閉の回数は最低限にする
※旧JIS開閉試験の開閉を行った場合と、その2倍の回数を行った場合の比較
10.40kWh約320円
開けている時間を短くする
※開けている時間が20秒の場合と10秒の場合)
6.10kWh約190円
壁から離して設置する
※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合
45.08kWh約1,400円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト
※旧JIS開閉試験:冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒

冷蔵庫内の温度が上昇すると、再び冷やそうとして消費電力が大きくなります。そのため冷蔵庫内にはものを詰め込みすぎず、開閉回数や時間を短くするようにしてみましょう。

冷蔵庫は、放熱のために壁にすき間を空けて設置する必要があります。壁に接して設置している場合、冷蔵庫がうまく放熱できずに、消費電力が大きくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

【あわせて読みたい】冷蔵庫の電気代は高い?5つの節約方法や冷凍庫との違いを解説

3. 冷凍庫

冷凍庫は、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 冷凍庫内はできる限り詰め込む
  • 冷凍庫の開け閉めの回数を減らす
  • 冷ました状態で冷凍庫に入れる
  • 省エネ性能に優れた冷凍庫に買い替える

冷凍庫の場合、冷凍されたものが保冷材の働きをします。そのため、庫内にある程度の食材を詰め込むと冷気が逃げにくくなり、節約につながるのです。無駄な扉の開閉も抑えて、冷気が戸外に逃げた際に起きる庫内の温度上昇を防いでみましょう。

冷凍庫に食べ物を入れる際は、できる限り冷ましてから入れることも大切です。熱いまま入れた場合、冷凍庫が無駄なエネルギーを消費してしまいます。

古い冷凍庫を使い続けている場合は、買い替えを検討してみてください。省エネ性能に優れた冷凍庫に買い替えることで、電気代を節約できる可能性があります。

【あわせて読みたい】冷凍庫の電気代はどのくらい?1カ月の電気代や節約方法、選び方を解説

4. 照明器具

照明器具は、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 電球形蛍光ランプに取り替える
  • 電球形LEDランプに取り替える
  • 点灯時間を短くする

照明器具の使い方を見直すことで期待できる節約効果は、以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
電球形LEDランプに取り替える
54Wの白熱電球から7.5Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
93.00kWh約2,883円
電球形LEDランプに取り替える
54Wの蛍光ランプから7.5Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
9.00kWh約279円
点灯時間を短くする(白熱電球)
34WのLED照明器具1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合
12.41kWh約385円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

照明器具のそれぞれの違いは、以下の通りです。

画像引用:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

LEDは商品価格が高いため、初期コストがかかりますが、消費電力が小さく寿命も長いため、トータルコストは安くなります。

画像引用:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

5. 電気給湯器(エコキュート)

電気給湯器・エコキュートは、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 使わない日は昼間の沸き増しを停止する
  • ピークカット設定をおこなう
  • 高温足し湯を使う

電気給湯器・エコキュートは、タンク内のお湯を沸かす際に最も電力を消費します。そのためピークカット設定をおこなって、電気料金が高くなる時間帯を避けてお湯を沸かすことがおすすめです(電気料金プランによっては、夜間の電気料金が安くないものもあるため注意)。

【あわせて読みたい】エコキュートの電気代はどれくらい高い?原因や節約方法も解説

6. 炊飯器

炊飯器は、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 長時間保温しない
  • 使わないときはコンセントから抜く
  • 食べる時間に合わせて炊き上がるようにタイマーを使用する

お米が炊き上がったあとに長時間保温するよりも、電子レンジで温め直すほうが消費電力量は少ない傾向にあります。

消費エネルギー電気代
3合炊いて1.5合食べる
→そのあと、4時間保温して残りの1.5合を食べる
224Wh約6.94円
3合炊いて1.5合食べる
→残りの1.5合は電子レンジで温め直して食べる
193Wh約5.93円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

保温の消費電力量は、時間が長くなればなるほど多くなります。タイマー機能や電子レンジを活用するなどして、保温機能を使う時間をなるべく短くしましょう。

7. 洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • まとめて洗って使用回数を減らす
  • 自然乾燥を併用する

洗濯乾燥機の使い方を見直すことで期待できる節約効果は、以下の通りです。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
【洗濯】まとめて洗って使用回数を減らす
※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合
5.88kWh約180円
【乾燥】まとめて洗って使用回数を減らす
※定格容量(5kg)の8割を入れて2日に1回使用した場合と、4割ずつに分けて毎日使用した場合
41.98kWh約1,300円
自然乾燥を併用する
※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と乾燥機のみで乾燥させる場合(2日に1回使用)
394.57kWh約12,230円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

洗濯機は使用回数を減らすことで、電気代の節約が可能です。特に消費電力の大きい乾燥は、期待できる節約効果が大きいことが分かります。

【あわせて読みたい】洗濯機の電気代は高い?ドラム式洗濯機などタイプ別に解説

8. テレビ

テレビは、以下に気をつけて使い方を見直してみましょう。

  • 見ていないときは消す
  • 明るさを調整する(明るすぎないようにする)
  • 長期間見ないときはプラグを抜く
  • 省エネモードを活用する

テレビの使い方を見直すことで期待できる節約効果は、以下の通りです

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
見ていないときは消す
※1日1時間テレビ(50V型)を見る時間を減らした場合
28.87kWh約895円
明るさを調整する(明るすぎないようにする)
※テレビ(50V型)の画面の輝度を1割下げた場合
18.73kWh約581円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

テレビはつけている時間が長ければ長いほど、消費電力量が多くなります。テレビを見ていないときはこまめに消すことで、電気代の節約が可能です。また、テレビによっては省エネモードが搭載されているものもあるでしょう。省エネモードに設定することで、無理なく電気代を抑えることが可能です。

9. トイレ

トイレは、以下に気をつけて使い方を見直すようにしましょう。

  • 使い終わったらフタを閉める
  • 暖房便座の設定温度は低めにする
  • ウォシュレットの洗浄水の温度は低めに設定する

トイレの使い方を見直すことで、以下の節約効果が期待できるといわれています。

削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
使い終わったらフタを閉める
フタを閉めた場合と、開けっぱなしの場合(貯湯式)
34.90kWh約1,080円
暖房便座の設定温度は低めにする
便座の設定温度を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)(冷房期間はオフ)
26.40kWh約820円
ウォシュレットの洗浄水の温度は低めに設定する
※洗浄水の温度設定を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)
13.80kWh約430円
出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

トイレで電力を消費しているのは、暖房便座や温水洗浄のお湯です。冬場以外はこれらの設定をOFFにすることで、電気代が節約できます。

【あわせて読みたい】便座の電気代は高い?4つの節約方法やほかの家電製品との違いを解説

10. パソコン

パソコンは、以下に気をつけて使い方を見直すようにしましょう。

  • 省電力モードを活用する
  • ディスプレイの輝度を下げる
  • スリープを活用する
  • 電源オプションを見直す

パソコンの使い方を見直すことで、以下の節約効果が期待できるといわれています。

  削減が期待できる消費電力量
(年間)
節約が期待できる電気代
(年間)
省電力モードを活用する
(使わないときは電源を切る)
※1日1時間利用時間を短縮した場合
デスクトップ型 31.57kWh 約980円
ノート型 5.48kWh 約170円
電源オプションを見直す
※電源オプションを「モニタの電源をOFF」から「システムスタンバイ」にした場合(3.25時間/週、52週)
デスクトップ型 12.57kWh 約390円
ノート型 1.50kWh 約50円

出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネポータルサイト

特にデスクトップ型は、ノート型よりも節約できる消費電力量が多いです。ゲーミングパソコンなどを頻繁に活用する方は、節約を心がけることで電気代を抑えられます。

【あわせて読みたい】パソコンの電気代って?消費電力が大きくなるタイミングと節約術を紹介

【季節編】電気代の節約方法

冬のイメージ

季節別に電気代を節約する方法はあるのでしょうか。ここからは、夏・冬それぞれで電気代を節約するためのポイントを解説します。

夏の電気代の節約方法4選

夏の電気代を節約するために、以下のポイントを意識してみましょう。

  • 扇風機・サーキュレーターを併用する
  • フィルターのこまめな清掃を心がける
  • 窓に断熱シートを貼る
  • 室外機周りにものを置かない

扇風機・サーキュレーターを併用すると、部屋全体の温度を効率的に調節できます。夏のエアコンの電気代を抑えたい方におすすめです。

エアコンの電気代は、フィルターのこまめな清掃を心がけることでも節約できます。フィルターにホコリが詰まっていると、無駄な電力を消費してしまうためです。

ほかにも、窓に断熱シートを貼ったり室外機周りにものを置かなかったりすることが大切です。室温の上昇を防ぎ、効率よく部屋を涼しくすることで、夏の電気代を抑えられます。

【あわせて読みたい】夏の電気代は高くて怖い?平均額や消費電力の割合、節約方法を解説

冬の電気代の節約方法5選

冬の電気代を節約するために、以下のポイントを意識してみましょう。

  • いくつかの暖房器具を併用する
  • 暖房器具はこまめに清掃する
  • 状況によって暖房器具を使い分ける
  • 古い暖房器具は買い替えを検討する
  • エアコンの設定に注意する

暖房器具を単体で使用せず、ほかの家電と組み合わせることで部屋を効率的に暖められる可能性があります。エアコンとサーキュレーターなどの相性のよい家電を組み合わせて使用してみましょう。

また、夏の節約方法と同様、エアコンのフィルターにホコリや汚れが詰まっていると無駄な電力を消費します。エアコンを含め、暖房器具をこまめに清掃して無駄な電気代を抑えることが大切です。

【あわせて読みたい】冬の電気代はどのくらい?高くなりやすい理由や節約方法を解説

【オール電化編】電気代の節約方法4選

システムキッチン

オール電化住宅(住宅に必要なエネルギーをすべて電気でまかなうシステム)にお住まいの場合、どのように節約すればよいのか気になる方もいるのではないでしょうか。節約のポイントは、主に以下の4つです。

  1. オール電化向けの電気料金プランを利用する
  2. 電化製品は電気料金単価が安い夜間に使用する
  3. エコキュートの設定を見直す
  4. 太陽光パネルを導入する

ここからは、それぞれの節約ポイントについて解説します。

【あわせて読みたい】オール電化のメリット・デメリットは?電気代や効率的な活用方法も紹介

1. オール電化向けの電気料金プランを利用する

電気代を節約するには、オール電化向けの電気料金プランがおすすめです。

多くのオール電化プランは、夜間の電気料金単価が昼間より安いです。電化製品の使用を夜間にまとめることで、電気代を効果的に抑えられます。

CDエナジーでは、オール電化住宅にお住まいの方向けの電気料金プランも用意しております。ぜひ、この機会に利用をご検討ください。

オール電化や蓄電池をご利用の方には「スマートでんき」がおすすめ!

CDエナジーには、「スマートでんき」という電気料金プランがあり、オール電化や蓄電池をご利用のご家庭におすすめです。「スマートでんき」は「午前1時〜午前6時」の電力量料金を他の時間帯より安く設定しており、その時間帯に、エコキュートを使用したり、電力を買って蓄電池に貯めて昼間に使用したりといった使い方をすることで電気料金を抑えることができます。

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2. 電化製品は電気料金単価が安い夜間に使用する

オール電化住宅では、電気料金が夜間に安くなるプランが一般的です。この仕組みを活用し、エコキュートや洗濯乾燥機、食洗機などの電力を多く使う家電は、夜間の安い時間帯にまとめて使用するのがおすすめです。

ライフスタイルに合わせて、家電の使い方を工夫しましょう。

3. エコキュートの設定を見直す

エコキュートの設定を見直すことで、電気代を節約できるケースがあります。見直しポイントは、以下の通りです。

  • 自動沸き増しをOFFにする
  • エコキュートのお湯を沸かす時間を夜間帯に設定する
  • 省エネモードを設定する
  • 長期間不在の場合は休止モードにする

たとえば自動沸き増し機能をOFFにし、必要なお湯を夜間の安い電気料金の時間帯にまとめて沸かすと節電になります。

省エネモードや休止モードを活用すれば、季節や生活スタイルに合わせた効率的な運転が可能です。こまめに設定を調整し、無駄な電力消費を抑えて電気代を節約しましょう。

4. 太陽光発電を導入する

オール電化住宅では昼間の電気料金が高くなるため、太陽光発電を導入して昼間の電気使用量を抑えるのもひとつの方法です。太陽光パネルは太陽の光を電気に変換し、自宅で使える電力として活用できます。

特に在宅勤務や日中に電気を多く使う家庭では、自家発電によって高額な電気代を抑えられるのが魅力です。設置には初期費用がかかるものの、長期的には電気代の節約効果が期待できます。

【一人暮らし編】電気代の節約方法3選

引越しの準備をする若い女性

一人暮らしの方におすすめの方法は、以下の通りです。

  1. 一人暮らし向けの電気料金プランを利用する
  2. 契約アンペアを見直す
  3. 夜間に家電を使う

これらの方法を取り入れることで、少しの意識で無理なく節約できます。ここからは、それぞれの方法について解説します。

【あわせて読みたい】【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高くなる原因や節約方法6選を紹介

1. 一人暮らし向けの電気料金プランを利用する

一人暮らしの方は、ライフスタイルに合った電気料金プランを選ぶことで無駄な出費を抑えられます。特に月の使用量が少ない場合は、基本料金が安く設定されている一人暮らし向けのプランを選ぶのがおすすめです。

たとえばCDエナジーの「シングルでんき」は、月133kWh以下の利用者向けに用意されたプランです。プランを見直すことで、固定費を抑えながら効率よく電気代を節約できます。

まずは自分の電気使用量を確認し、最適なプランを見直してみましょう。

2. 契約アンペアを見直す

契約アンペアを見直すことで、余計な電気代を節約できるケースがあります。契約アンペア数は、家全体で同時に使える電力量の上限を示すもので、この数値が高いほど基本料金も高いです。

一人暮らしで契約アンペアを必要以上に高く設定していると、無駄な固定費が発生してしまいます。20~30Aを目安に契約アンペアを選びましょう。

最適なアンペア数へ変更することで、手軽に毎月の電気代を節約できます。

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3. 夜間に家電を使う

電気料金プランによっては、夜間に家電を使うことで節約できます。中には時間帯によって単価が異なるプランがあり、特に夜間は割安に設定されていることがあります。

一人暮らしでは、自分の生活リズムに合わせて家電の使用時間を自由に調整できるのがメリットです。洗濯機や食器洗い乾燥機など、時間を選べる家電は夜間にまとめて使うのがおすすめです。

電気料金の安い時間帯を上手に活用し、無理なく効率的に電気代を節約しましょう。

電気代の節約に関するよくある質問

よくある質問のイメージ

電気代の節約に関するよくある質問は、以下の通りです。

ここからは、それぞれの質問に回答します。

一番電気代がかからない暖房器具は何?

暖房器具1時間あたりの電気代
エアコン暖房 10畳用(796W)約24.7円
こたつ約3.1~6.2円
ホットカーペット約6.2円
電気毛布約0.31~2.325円
オイルヒーター約9.3~37.2円
ハロゲンヒーター約9.3~37.2円
パネルヒーター約4.96~15.5円
カーボンヒーター約9.3~37.2円

電気代が安い暖房器具は、電気毛布です。エアコンや電気ストーブに比べ、消費電力が非常に少なく、体に直接触れることで効率よく暖を取れます。

【あわせて読みたい】暖房器具の電気代はどれが1番高いの?各暖房器具の平均額と節約方法について具体的に解説

コンセントから抜いたほうがよい家電は?

以下のような家電は、コンセントから抜いたほうがよいです。

  • テレビ
  • パソコン
  • スマホなどの充電器
  • 炊飯器
  • エアコン
  • 電気ストーブ

長時間使わない場合や外出時は、コンセントを抜くよう意識してみましょう。少しの手間で、電気代を節約できます。

【あわせて読みたい】コンセント挿しっぱなしは電気代に影響?抜いたほうがいい家電も紹介

待機電力を気にしても意味がない?

大きな節約効果は期待しにくい面もありますが、少しでも電気代を節約したい場合は意識するようにしましょう。

待機電力とは、家電が使われていない状態でもコンセントに接続されているだけで消費する電力のことです。テレビやエアコンなどは待機電力が発生しやすいため、こまめに抜く習慣をつければ少しずつでも節約につながります。

【あわせて読みたい】待機電力の年間電気代は?待機電力を一番消費するのはあの家電!

一人暮らしで電気代が高い原因は?

一人暮らしで電気代が高くなる原因は、以下の通りいくつかあります。

  • 余計な消費電力が発生している
  • 古い家電を使用している
  • テレワークなど自宅で過ごす時間が増えている
  • ライフスタイルに適さない電力会社を選んでいる

たとえば、エアコンや冷蔵庫など、消費電力の大きい家電の使い方が不適切だと、余計な電力を消費します。

古い家電は最新の省エネ家電に比べて効率が悪く、電気代が高くなりやすいです。さらに、テレワークなどで自宅にいる時間が長い場合、冷暖房や照明、パソコン使用で電力消費も増えます。

自分に合わない電力会社や料金プランを契約していると、割高な電気代になってしまうこともあります。

原因はいくつかあるため、自分に当てはまる原因を考えてみましょう。

【あわせて読みたい】【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高くなる原因や節約方法6選を紹介

電気代を安くしたい人は節約方法を試してみよう!

電気代を節約する方法には、すぐにできるものや、ちょっとした工夫でできるものもあります。手軽に電気代の節約に取り組みたい方は、まずは家電の使い方の見直しなどすぐにできる方法を試してみましょう。

電気代の節約には、小さなことの積み重ねが大切です。ご家庭のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を見つけてみてください。

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