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パソコンの電気代って?消費電力が大きくなるタイミングと節約術を紹介

「パソコンの電気代っていくら?」
「パソコンの消費電力はいつ大きくなるの?」
「パソコンの節電方法を知りたい」

この記事を読んでいる方は、上記のような疑問を抱えているのではないでしょうか。

ノートパソコンの場合、電気代は1カ月あたりおよそ131~642円です。パソコンの電気代は使用時間に左右されますが、作業内容によっても変わることがあります。消費電力が大きくなるタイミングを知ることで、節電を意識した使い方ができるようになるでしょう。

この記事では、パソコンの電気代について解説します。また、消費電力が大きくなるタイミングや、電気代を抑える節約術についても触れています。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

パソコンの消費電力と電気代

パソコンの消費電力と電気代は以下の通りです。今回は、コツコツCD編集部が複数の商品を調査した結果をまとめました。

ノートパソコンデスクトップパソコンゲーミングパソコン
消費電力の目安6.2~78W34.3~89.7W830W
1カ月(30日)あたりの電気代46.1~580.3円255.2~667.4円6,175円
1年(365日)あたりの電気代561~7,061円3,105~8,120円75,132円

※1カ月・1年あたりの電気代は1日8時間使い続けた場合

パソコンには「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」「ゲーミングパソコン」の3種類があり、それぞれ消費電力が異なります。そこで今回は、3種類のパソコンの消費電力と電気代について解説していきます。

電気代は以下の計算方法で算出可能です。

消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価 × 使用時間

なお、この記事では公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)、50Hzで使用した場合の消費電力で計算します。ご自宅にあるパソコンの電気代について知りたい方は、消費電力をご確認の上、算出してみてください。

ノートパソコン

ノートパソコンの消費電力と電気代の目安は以下の通りです。

スリープ時標準時最大時
消費電力の目安約0.8W約6.2W約78.0W
1時間あたりの電気代0.02円0.2円2.4円
1カ月(30日)あたりの電気代6.0円46.1円580.3円
1年(365日)あたりの電気代72.4円561円7,061円

※1カ月・1年あたりの電気代は1日8時間使い続けた場合

コツコツCD編集部が複数の商品を調査したところ、ノートパソコンの消費電力は標準時(周辺機器の接続なしでOSを起動した状態)が6.2W程度、最大時が78W程度でした。すると、1時間あたりの電気代は0.2~2.4円となります。また、スリープ時の電気代は1時間あたり0.02円と、かなり抑えられることがわかります。

1日8時間ノートパソコンを使用した場合、1カ月(30日)あたりの電気代は46~580円程度、1年(365日)あたりの電気代は561~7,061円程度です。

どのようなときに消費電力が大きくなるのかについては、次の章「パソコンの消費電力が大きくなるタイミング」で詳しく解説します。

デスクトップパソコン

デスクトップパソコンの消費電力と電気代の目安は以下の通りです。

スリープ時標準時最大時
消費電力の目安約4.2W約34.3W約89.7W
1時間あたりの電気代0.1円1.1円2.8円
1カ月(30日)あたりの電気代31.2円255.2円667.4円
1年(365日)あたりの電気代380円3,105円8,120円

※1カ月・1年あたりの電気代は1日8時間使い続けた場合

コツコツCD編集部が複数の商品を調査したところ、デスクトップパソコンの消費電力は標準時が34.3W程度、最大時が89.7W程度でした。デスクトップパソコンはノートパソコンと比較すると消費電力が大きく、1時間あたりの電気代は1.1〜2.8円程度となっています。スリープ時の電気代は1円未満です。

1日8時間デスクトップパソコンを使用した場合、1カ月(30日)あたりの電気代は255~667円程度、1年(365日)あたりの電気代は3,105〜8,120円程度です。

ゲーミングパソコン

ゲーミングパソコンの消費電力と電気代の目安は以下の通りです。

消費電力の目安830W
1時間あたりの電気代25.7円
1カ月(30日)あたりの電気代6,175円
1年(365日)あたりの電気代75,132円

※1カ月・1年あたりの電気代は1日8時間使い続けた場合

コツコツCD編集部が複数の商品を調査したところ、ゲーミングパソコンの消費電力は833.3W程度でした。1時間あたりの電気代は25.7円程度です。

1日8時間ゲーミングパソコンを使用した場合、1カ月(30日)あたりの電気代は6,175円程度、1年(365日)あたりの電気代は75,132円程度になるという結果でした。ノートパソコンやデスクトップと比較すると、10倍以上高くなる場合もあります。

ただし、ゲーミングパソコンでもインターネット検索やテキスト作成をする場合は、ゲームをする場合と比べて消費電力はそれほど大きくなりません。

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パソコンの消費電力が大きくなるタイミング

パソコンは常に最大の電力を消費しているわけではありませんが、以下のようなタイミングで消費電力が大きくなる場合があります。

  • 動画編集や写真の加工をおこなうとき
  • 複数のアプリを使用しているとき
  • 動画視聴・ゲームなどをするとき
  • OSを起動する・シャットダウンするとき

これらのタイミングで消費電力が大きくなり、電気代も高くなるということを知っておくことで、節電を意識してパソコンを使えるようになるでしょう。ここからは、それぞれのタイミングについて解説します。

動画編集や写真の加工をおこなうとき

動画編集や写真の加工をおこなうと、通常時よりも消費電力が大きくなる場合があります。それは、パソコンが動画や画像に付加する、サイズや色の変更などの効果を処理する必要があるからです。

パソコンのCPUやGPU、メモリでは膨大な処理がおこなわれ、テキスト入力や表計算などの作業とは比べ物にならないほど、消費電力が大きくなります。

複数のアプリを使用しているとき

複数のアプリを一度に使用すると消費電力が大きくなる場合があります。同時に使用しているアプリが多ければ多いほど、それぞれのアプリで処理が発生するからです。

中にはパソコンの立ち上げと連動して起動されるアプリもあります。こうしたアプリを複数インストールしていると、パソコンを立ち上げる度にアプリが次々に起動するため、気づかないうちに消費電力が大きくなっていることもあるでしょう。

動画視聴・ゲームなどをするとき

動画視聴やゲームのプレイも消費電力が大きくなる要因になります。特にゲーミングパソコンでゲームをする場合、美しい映像やグラフィックを描写する処理のためにGPUの消費電力が大きくなります。また、動画視聴も高画質で再生するほど処理が多くなるため、消費電力が大きくなるのです。

OSを起動する・シャットダウンするとき

OSを起動したりシャットダウンしたりする際も、消費電力が大きくなりやすいことが分かっています。パソコンの電源を入れるとOSが起動し、必要なアプリを一から立ち上げていきます。その際に消費電力が大きくなるのです。同様に、シャットダウンする際もアプリをオフにしなければならないため消費電力が大きくなります。

パソコンの電気代の節約術3選

パソコンの電気代を節約する方法は主に3つあります。

  • 省電力モードを活用する
  • ディスプレイの輝度を下げる
  • スリープを活用する

これらの方法を節約術として取り入れることで、消費電力が小さくなり電気代を抑えられるようになるでしょう。ここからは、それぞれの方法について紹介します。

省電力モードを活用する

パソコンの消費電力を抑えるには、省電力モードを活用してみましょう。パソコンによっては節電を目的にしたモードが搭載されていることがあります。

省電力モードに設定しておくと、自動でディスプレイの輝度を下げたり、使用する電力を抑えたりしてくれます。また、パソコンを使用していないときはディスプレイの電源を切ったり、スリープ状態にしてくれたりするので、忘れる心配がありません。

ディスプレイの輝度を下げる

パソコンのディスプレイは、輝度を下げると節電につながります。それは、ディスプレイが明るいほど消費電力が大きくなるからです。

無理にディスプレイを暗くする必要はありません。しかし、特にこだわりがないのにディスプレイが明るいという場合は、作業に支障のない程度で下げることにより、節電効果を期待できます。

スリープを活用する

スリープを活用することにより、消費電力を抑えることができます。それは、パソコンの消費電力が大きくなるのが起動時とシャットダウン時だからです。スリープはシャットダウンとは異なり、作業内容を一時的に保存して、消費電力が小さい状態で待機してくれます。

目安として、90分以内にパソコンの使用を再開する場合は、スリープを活用するといいでしょう。作業の中断が短い場合は、なるべくシャットダウンしないように工夫することで、節電につながります。

電気代の節約を意識したパソコンの選び方

なるべく電気代を抑えられるパソコンを選びたい場合は、以下3つのポイントを意識してみましょう。

  • デスクトップパソコンよりもノートパソコンを選ぶ
  • 新しいモデルを選ぶ
  • 省電力モードのあるパソコンを選ぶ

これらのポイントを取り入れることで、パソコンの電気代の節約効果を期待できます。ここからは、それぞれのポイントについて解説します。

デスクトップパソコンよりもノートパソコンを選ぶ

デスクトップパソコンとノートパソコンで比べてみると、消費電力はノートパソコンのほうが小さい傾向にあります。電気代には消費電力の大小が影響しますから、消費電力が小さいと電気代も節約できるでしょう。特に、複数のパソコンを使用する場合はノートパソコンがおすすめです。

ただし、動画編集やデザイン制作など、高度で複雑な作業をおこなう際はデスクトップパソコンが適しています。作業内容を考慮し、インターネット検索やテキスト作成など、それほど複雑ではない作業をおこなう際はノートパソコンを選んでみてください。

新しいモデルを選ぶ

パソコンを購入する際は、新しいモデルを選ぶことをおすすめします。それは、新しいモデルのほうが、古いモデルよりも消費電力が小さい場合が多いからです。

もしいくつか候補がある場合は、そのパソコンが販売された年と消費電力を比べて選んでみるといいでしょう。

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【埼玉県 2人暮らし】
在宅で仕事が多くなり、その時デスクトップを使っていましたが、消費電力が200W位あり電気代が高いと感じていました。なので、PCをミニパソコンに変えたところ、消費電力が20W位で凄い省エネになりました。
※2022年07月のアンケートデータ

省電力モードのあるパソコンを選ぶ

省電力モードがあるパソコンを選ぶことで、電気代の節約につなげることができます。先ほど、パソコンはディスプレイの輝度を下げると節電効果があることをお伝えしました。とはいえ、「自分でディスプレイの輝度を調整するのは面倒だ」と感じる方もいるかもしれません。

省電力モードがあれば手動での設定は不要で、自動でディスプレイの輝度を調整してくれます。また、一定時間使用しないとスリープ状態になるなど、節電が簡単になるのでおすすめです。

パソコンはスリープを活用して電気代を抑えよう

パソコンの電気代は、消費電力の大きさや使用時間の長さによって決まります。ただし、作業内容によっては消費電力が大きくなる場合もあります。

この記事でご紹介した中で、簡単にできる節電方法がスリープを活用することです。90分以内に作業を再開する場合はスリープ状態にしておくことで、作業も早く再開でき節電にもつなげられます。これまでスリープを使っていなかった方は、ぜひ今後活用してみてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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