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自分でエアコンを掃除する方法!見込める効果や準備物、注意点も解説

「自分でエアコンを掃除することは可能?」
「エアコンを掃除することで得られる効果を知りたい」
「エアコン掃除のポイントや注意点も教えてほしい」

自分でエアコンを掃除しようとお考えの方の中で、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

エアコンの掃除は、フィルターや本体の一部であれば自分でもおこなえます。ただし、エアコンの内部のクリーニングは自分でおこなわず、内部クリーン機能を活用したり業者に依頼したりすることが大切です。

この記事では、自分でエアコンを掃除する方法について解説します。ほかにも、エアコンを掃除する前に知っておくべきことや注意点、掃除の流れについても触れています。

記事を読むことで、エアコン掃除の注意点や気持ちよく使うためのポイントを把握しつつ、より効率的にエアコン掃除を実践しやすくなるため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

自分でエアコンを掃除する前に知っておくべきこと

自分でエアコン掃除をする前に知っておきたいことは、以下の2つです。

  • 自分でできるエアコン掃除の範囲・頻度
  • エアコン掃除の必要性

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. 自分でできるエアコン掃除の範囲・頻度

以下の表は、自分でできるエアコン掃除の範囲と頻度をまとめたものです。

エアコンの掃除場所頻度掃除方法
ルーバー、前面パネル汚れが気になったとき拭き取り
エアフィルター2週間に1回掃除機または水洗い
給気フィルター2週間に1回掃除機またはつけおき
エアコン本体の一部2週間〜1カ月に1回掃除機

表をみると、エアコンを掃除する箇所によって頻度や掃除方法が異なることがわかります。それぞれに合わせた掃除方法で汚れ・ホコリを取り除くことが大切です。

なお、エアコンの内部の掃除を専門的な知識がない方がおこなうと、故障や不具合、電気火災などの事故につながる恐れがあります。内部の掃除は自分でおこなうのではなく、エアコン内部のクリーン機能などを活用しましょう。

内部クリーン機能が搭載されていない場合や、搭載されていても内部の掃除が必要だと感じた場合は、業者に依頼することをおすすめします。自分でできる掃除の範囲を見極めて、トラブルを防ぎましょう。

2. エアコン掃除の必要性

「そもそもエアコン掃除って必要なの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。結論から申し上げますと、定期的に掃除しなければ無駄な電気を使用したり冷暖房の効率が下がったりします。

エアコンを掃除しないことで生じるリスクは以下の通りです。

  • エアコン(冷暖房機能)の効率が下がる
  • ニオイの原因につながる
  • 無駄な電力の消費により電気代が高くなる
  • 健康に悪影響を及ぼす恐れがある

エアコンを掃除しないことで生じるリスクはさまざまです。定期的な清掃を心がけて生活面・健康面の両方でエアコンを快適に利用しましょう。

エアコンを掃除すると電気代節約につながる!

先ほど、エアコンを掃除しないことで電気代の高さにつながるとお話ししました。では、定期的にエアコンを掃除することでどのくらいの電気代節約が見込めるのでしょうか。

以下の表は、環境省が公表しているエアコンの省エネ行動とその効果をまとめたものです。

省エネ行動省エネ(節約)効果
フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)のフィルターを月に1回か2回清掃した場合年間で約990円の節約
電気31.95kWhの省エネ、原油換算8.05L、CO2削減量15.6kg
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

定期的な清掃を心がけることで、エアコンをより効率的に利用できます。掃除方法に関しては後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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エアコン掃除で必要な準備物・道具

エアコンの掃除で主に必要となる準備物・道具は以下の通りです。中には、使用することでエアコンの故障につながるものもあるため、ご注意ください。

項目詳細
エアコンの掃除で必要なもの綺麗なタオル
中性洗剤(台所用)
古い歯ブラシ
掃除機
エアコンの掃除で使用してはいけないもの40℃以上のお湯
揮発性のあるもの(ベンジンやシンナーなど)
みがき粉
たわしなどの硬いもの
綿棒
スプレー(消臭剤など)
漂白剤

エアコンを掃除する箇所によって必要な道具は異なります。メーカーの公式サイトで掃除方法が解説されている場合もあるため、事前に情報を確認してみるとよいでしょう。

エアコンの吹き出し口・ルーバーの掃除方法

エアコンの吹き出し口・ルーバーの掃除手順は、以下の通りです。

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
  2. ルーバーを手で回す
  3. エアコンの吹き出し口を拭く

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く

まずは、エアコンの電源を切ってコンセントを抜きましょう。掃除の途中に誤って電源が入ると、ケガや感電などの事故につながる可能性があるためです。

コンセントを抜いて完全に電源が入らない状態にしてから、掃除を始めましょう。

2. ルーバーを手で回す

続いて、エアコンの吹き出し口にあるルーバーを手で回して開きましょう。ルーバーとは、エアコンの下についている羽のような部分のことです。

エアコンのルーバー掃除

無理に開くとエアコンの故障の原因につながるので注意が必要です。

ルーバーの開き方は、エアコンの機種・メーカーごとに異なります。特定のボタンを長押しすることで開くパターンもあるため、事前にメーカーの情報をチェックしてみてください。

3. エアコンの吹き出し口を拭く

ルーバーが開いたら、エアコンの吹き出し口を柔らかい布で拭いていきましょう。

エアコンの吹き出し口掃除

このとき、エアコン内部のファンを傷つけないようご注意ください。

目の届かない箇所やルーバーの奥の汚れを拭き取りたい場合は、エアコンクリーニングが必要です。内部のクリーニングは専門知識が必要となるため、内部のクリーン機能を日常的に活用しつつ専門の業者に依頼することをおすすめします。

エアコンのフィルター掃除方法

エアコンのフィルターの掃除手順は、以下の通りです。

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
  2. 前面のパネルを開ける
  3. フィルターを外す前に掃除機をかける
  4. フィルターの表側に掃除機をかける
  5. フィルターの裏側を水洗いする
  6. フィルターの水分を十分に取り除く

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く

エアコンの吹き出し口・ルーバーの掃除と同様、まずはエアコンの電源を切り、コンセントを抜きましょう。コンセントを抜いて電源が入らないことを確認した上で、掃除を始めてください。

2. 前面のパネルを開ける

エアコンのフィルターを掃除する際、前面のパネルを開ける必要があります。電源が入らないことを確認してから作業をおこないましょう。

なお、前面パネルも無理に外そうとすると破損の原因につながる恐れがあります。外し方はメーカー・機種によって異なりますので、取扱説明書や公式サイトなどを参考に慎重におこなってください。

3. フィルターを外す前に掃除機をかける

前面パネルを開けてすぐにフィルターを外すと、衝撃でホコリが飛び散る可能性があります。フィルターを取り外す前に、掃除機をかけておきましょう。

ただし、強い力を加えすぎるとフィルターの破損につながります。簡単にホコリを吸い込んだら、フィルターを外して次の手順に進んでください。

4. フィルターの表側に掃除機をかける

エアコンのフィルター掃除

簡単に掃除機をかけただけでは、フィルターのホコリを十分に取り除けません。取り外したフィルターの表側から掃除機をかけてホコリを丁寧に吸い取っていきましょう。

5. フィルターの裏側を水洗いする

フィルターに細かいホコリが残っていたり、汚れがひどく目詰まりしていたりする場合は、水洗いしてみましょう。その際、柔らかい布や古い歯ブラシ(柔らかいブラシ)などを用いてフィルターを傷めないようにすることが大切です。

6. フィルターの水分を十分に取り除く

フィルターを水洗いした後は、水分を十分に取り除きましょう。水分が残ったままのフィルターをエアコンに取りつけると、カビの発生につながる恐れがあります。

乾いたタオルで水分を優しく拭き取り、日陰でしっかりと乾かしてください。水分が乾ききったことを確認した上でフィルターをエアコンにセットすることが大切です。

エアコンの室外機の掃除方法

エアコンの室外機の掃除手順は、以下の通りです。

  1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
  2. 室外機のカバーを掃除する
  3. 排水ホース(ドレンホース)を掃除する
  4. 室外機の周りを掃除する

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く

まずはほかの掃除と同様、エアコンの電源を切ってコンセントを抜きましょう。エアコンの電源が入らないことを確認してから、室外機の掃除を始めてください。

2. 室外機のカバーを掃除する

室外機の表面やフィン(室外機裏側にある薄い金属板)を掃除していきましょう。室外機正面の網目部分などは汚れが詰まりやすい箇所なので、ブラシや掃除機で汚れを取り除くことが大切です。

エアコンの室外機掃除

フィンは薄い金属板でできているため、破損などのトラブルが起きないよう力加減にご注意ください。

3. 排水ホース(ドレンホース)を掃除する

排水ホース(ドレンホース)に汚れやホコリが詰まっていると、エアコンで生じた水が詰まって漏水を起こす可能性があります。ドレンホースとは、エアコン(室内機)から外につながっているホースのことです。

エアコンの排水ホース掃除

ドレンホースを掃除する際は、割り箸や古い歯ブラシなどで汚れを取り除きましょう。ドレンホースクリーナーと呼ばれる掃除道具もあるため、必要に応じて活用してみてください。

4. 室外機の周りを掃除する

室外機の周りに物を置いていると冷暖房の効率が下がります。室外機の周りを掃除して風通しがよい状態にしておきましょう。

砂ぼこりや落ち葉などがある場合は、ほうき・ちり取りを使って取り除いてください。

自分でエアコンを掃除する際の注意点

自分でエアコン掃除をおこなう際、注意点は以下の通りです。

  • エアコンの分解は控える
  • 洗浄スプレーなどの使用は控える
  • 故障やケガに注意する

それぞれの内容について詳しく解説します。

注意点1. エアコンの分解は控える

エアコンの内部を掃除したいからといって分解するのは控えましょう。エアコンの構造は複雑なので、分解後に戻せなくなったり故障したりする可能性があります。

エアコンの内部のクリーニングは、業者への依頼や内部クリーン機能の活用がおすすめです。定期的に業者に依頼して内部を綺麗にし、後述する「気持ちよく使うためのポイント」を活かしてエアコンを使ってみましょう。

注意点2. 洗浄スプレーなどの使用は控える

エアコンを掃除する際は、洗浄スプレーなどの使用は控えましょう。スプレーなどを使用することで、以下のリスクが生じる恐れがあります。

  • 電気火災の発生
  • ニオイやカビの発生
  • 室内機からの水漏れやガス漏れ
  • 部品の故障

エアコンを掃除して綺麗にするつもりが、故障させて使えなくなってしまっては意味がありません。エアコンの故障・不具合につながるリスクは避けて、安全に掃除することが大切です。

注意点3. 故障やケガに注意する

エアコンは室内の中でも比較的高い位置に設置されています。脚立などを用いて作業する際は、転倒・転落による事故にご注意ください。

自分でできるエアコンの掃除の範囲は基本的にお手入れのみです。先ほどもご紹介したように、本格的な内部のクリーニングは専門知識が必要です。無理におこなうとエアコンの故障につながることもあるのでご注意ください。

内部の汚れが気になる方は、エアコンの内部クリーン機能なども活用しつつ、定期的に掃除のプロに依頼するのがよいでしょう。

エアコンを気持ちよく使うためのポイント

エアコンを気持ちよく使うためのポイントは、主に以下の3つです。

  • こまめな換気を心がける
  • 定期的なフィルター掃除を実施する
  • クリーン機能や送風機能を活用する

ポイントを踏まえて使用することで、より効率的かつ快適にエアコンを使用できます。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

ポイント1. こまめな換気を心がける

こまめな換気を心がけることはエアコンを気持ちよく使うために大切です。窓を閉め切って使い続けると、エアコンがさまざまな生活臭を吸収してしまいます。

新鮮な空気を定期的に取り入れて生活臭を含んだ空気を外に出すことで、部屋・エアコンのニオイ予防につながります。部屋の換気は、ホコリやダニで汚れた空気の入れ換えにもつながるため、ぜひ意識してみてください。

ポイント2. 定期的なフィルター掃除を実施する

この記事でご紹介した定期的なエアコンの清掃も気持ちよく使うために大切です。定期的な清掃は、電気代の節約や冷暖房機能の効率が下がるのを防ぐだけでなく、ニオイを予防する効果も期待できます。

エアコンの内部に関しては、クリーン機能の活用や業者への依頼をご検討ください。普段はクリーン機能や送風機能を活用しつつ、1〜2年に1回の頻度で業者に依頼して、エアコン内部を綺麗にしてもらうことをおすすめします。

ポイント3. クリーン機能や送風機能を活用する

エアコンの冷房・除湿機能などを使用した後は、クリーン機能や送風機能の活用をおすすめします。80分〜120分程度の送風運転によってエアコン内部を乾燥させることで、カビ対策につながるためです。

なおエアコンは、使用していなくてもホコリが少しずつ溜まります。カビの予防も兼ねて、1カ月に1〜2回ほどの送風運転を実践してみましょう。

エアコンを掃除してより効率的に活用しよう!

この記事では、自分でエアコンを掃除する方法についてご紹介しました。

エアコンは、フィルターや本体、室外機周辺などの掃除を自分でおこなえます。エアコン内部のクリーニングは、内部クリーン機能の活用や業者への依頼がおすすめです。

エアコンの掃除方法や頻度は、掃除する箇所によっても異なります。エアコンのメーカーが公式サイトで清掃方法を解説している場合もあるため、事前に情報を確認することが大切です。

エアコンを気持ちよく使うためには、こまめな換気や内部クリーン機能の活用を心がけましょう。定期的なフィルター清掃を継続して実践することで、冷暖房機能の効率が下がるのを防いだり電気代を節約したりする効果が期待できます。

この記事でご紹介した内容を参考に、自分ができる範囲でエアコンを掃除して、より効率的に活用しましょう。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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