「感震ブレーカーは後付けできる?」
「おすすめの感震ブレーカーを知りたい!」
「感震ブレーカーはどうやって選べばいい?」
感震ブレーカーの設置を検討している方の中には、上記の疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
感震ブレーカーとは、地震が発生した際に設定値以上の揺れを感知すると、ブレーカーなどの電気供給を遮断する装置のことです。感震ブレーカーにはいくつか種類があります。そのなかでも、後付けできるタイプや工事不要のタイプが手軽でおすすめです。
この記事では、おすすめの後付け感震ブレーカーについて紹介します。また、感震ブレーカーの選び方や必要性についても触れていきます。この記事を読むことで、自分に合う後付け感震ブレーカーが見つかるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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- 感震ブレーカーは後付けできる?
- 感震ブレーカーの種類
- 分電盤タイプ
- コンセントタイプ
- 簡易タイプ
- 感震ブレーカー後付け型おすすめ4選
- 1. 震太郎
- 2. 感震ブレーカー(BQX702)
- 3. 感震ブレーカーアダプターヤモリ(GV-SB1)
- 4. ピオマ感震ブレーカー
- 感震ブレーカーの選び方
- 1. 目的に合わせて種類を選ぶ
- 2. 工事の有無で選ぶ
- 3. 停電までに時間の猶予があるかどうかで選ぶ
- 感震ブレーカーの必要性
- 感震ブレーカーに関するよくある質問
- 感震ブレーカーの補助金はあるの?
- 感震ブレーカーのデメリットは?
- 感震ブレーカーの設置は義務化されている?
- 感震ブレーカーの設置費用はどれくらい?
- 感震ブレーカーが普及しない理由は?
- アース付きコンセントは家のどこにある?
- 感震ブレーカーを後付けするなら時間の猶予があるものが安心!
感震ブレーカーは後付けできる?
感震ブレーカーのタイプによっては、後付けが可能です。
感震ブレーカーにはいくつか種類があり、分電盤に内蔵されているものや後付けできるタイプもあります。簡単に取りつけたい場合は、工事不要で設置できるものを選ぶとよいでしょう。
次の章では、感震ブレーカーの種類について解説します。
感震ブレーカーの種類
感震ブレーカーの種類と特徴は以下の通りです。
感震ブレーカーの種類 | 一般的な特徴 |
---|---|
分電盤タイプ | 揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでに時間がある |
コンセントタイプ | センサーが揺れを感知するとコンセントから電気供給を遮断する |
簡易タイプ | ブレーカーに直接取りつけるため工事が不要 |
ここからは、それぞれの種類について解説します。
分電盤タイプ
分電盤タイプとは、電力会社から供給される電力を供給する分電盤にセンサーが内蔵・設置されているタイプのものです。
分電盤タイプの特徴は、揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでの間に時間の猶予があり、その間に避難できることです。
また、地震によって停電が発生すると、電気復旧時にブレーカーが遮断されます。これにより、電気器具が倒れていないかなどの安全確認後にブレーカーを戻せるようになり、通電火災のリスク回避が可能です。
分電盤タイプにはさらに「内蔵型」と「後付け型」の2種類があり、設置方法がそれぞれ異なります。ここからは、それぞれの種類について紹介します。
内蔵型
内蔵型とは、分電盤にセンサーが内蔵されている感震ブレーカーです。内蔵型の場合、取りつけるには、電気工事が必要です。
後付け型
後付け型とは、分電盤に感震機能を外づけできる感震ブレーカーです。漏電ブレーカーが設置されている場合のみ設置できます。後付け型も、内蔵型と同様に電気工事が必要です。
コンセントタイプ
コンセントタイプとは、コンセントにセンサーが内蔵されている感震ブレーカーです。センサーが揺れを感知すると、センサーを取りつけているコンセントからの電気のみ供給を遮断します。
コンセントタイプには電気工事が必要になるものと、コンセントに差し込むだけで設置できる電気工事不要のものがあります。
感震ブレーカーならCDエナジーの「震太郎」がおすすめ!
2011年に発生した東日本大震災で発生した火災のうち、54%(※)が電気によるものでした。
※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より
月額330円(税込)で設置できるCDエナジーの感震ブレーカー「震太郎」が、あなたの大切な家族と家財を地震火災から守ります。
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簡易タイプ
簡易タイプは、ブレーカーに直接取りつける感震ブレーカーです。ホームセンターでも購入でき、工事不要の簡易的なもので、以下のようにいくつか種類があります。
簡易タイプの種類 | 一般的な特徴 |
---|---|
バネ式 | センサーが地震の揺れを感知してバネが作動しブレーカーを遮断する |
電池式 | センサーが地震の揺れを感知して接続するマイコンに信号を送信して作動する |
おもり玉式 | 一定の震度によっておもり玉が落下してブレーカーを遮断する |
感震ブレーカー後付け型おすすめ4選
後付け型の感震ブレーカーのうち、この記事でおすすめするのが以下の4つです。
感震ブレーカー | 主な特徴 |
---|---|
震太郎 | 専門的な設置工事が不要 地震による電気火災(二次災害)を予防 地震検知後、3分後に主幹ブレーカーを遮断 |
感震ブレーカー搭載マルチボックス | 震度5強以上の揺れを感知すると主幹ブレーカを自動的にオフ |
感震ブレーカーアダプターヤモリ | 地震による停電から復帰した際、通電火災を防止 各種ブレーカーに対応 |
ピオマ感震ブレーカー | 揺れを感知するとライトが自動点灯 |
ここからは、それぞれの商品について紹介します。
1. 震太郎
震太郎は、大和電器株式会社が開発した後付け型感震ブレーカーです。設置方法はアースつきのコンセントに差し込むだけで、誰でも簡単に取りつけられることが特徴です。
数ある感震ブレーカーのなかでもCDエナジーがおすすめしている商品で、以下のような機能が備わっています。
震太郎の機能 | 特徴 |
---|---|
地震検知時 | 地震波検知後にブレーカーを遮断 3分以内にリセットボタンを押せば解除停止 |
地震波感知記憶機能(二次火災防止) | 地震波検知後の警報中の3分以内に停電が発生した場合、復電直後に主幹ブレーカーを即時遮断 |
停電補償機能(二次火災防止) | 停電後8秒以内に地震波を感知した場合、復電直後に主幹ブレーカーを即時遮断 |
家屋倒壊感知機能 | 家屋の急激な傾きや倒壊を感知して主幹ブレーカーを即時遮断 |
震太郎を取りつけると、地震波の検知後、3分間警報が鳴って主幹ブレーカーが遮断されます。また、その3分以内にリセットボタンを押すことで、主幹ブレーカーの遮断の解除停止が可能です。
震太郎には二次火災防止のために、「地震波感知記憶機能」と「停電補償機能」があります。この機能は地震波を検知して停電が発生した際、復電直後に主幹ブレーカーを即時遮断する機能です。これにより、電気火災の原因となる復電時のショートを防止できます。
また、家屋倒壊感知機能もあり、家屋の急激な傾きや倒壊を感知すると、主幹ブレーカーを即時遮断します。これにより、倒壊による電気火災のリスク回避が可能です。
感震ブレーカーならCDエナジーの「震太郎」がおすすめ!
2011年に発生した東日本大震災で発生した火災のうち、54%(※)が電気によるものでした。
※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より
月額330円(税込)で設置できるCDエナジーの感震ブレーカー「震太郎」が、あなたの大切な家族と家財を地震火災から守ります。
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2. 感震ブレーカー(BQX702)
BQX702は、Panasonicから販売されている感震ブレーカーです。この感震ブレーカーの特徴は、通電火災対策として、震度5強以上の揺れを感知すると主幹ブレーカを自動的にオフにすることです。
設置の際は、コネクタによって本体と擬似漏電出力線を取り外せるため、工具を使用する必要がありません。既設のPanasonic製住宅分電盤である「コンパクト21」に1回路分の空きスペースがあれば設置できます。
3. 感震ブレーカーアダプターヤモリ(GV-SB1)
感震ブレーカーアダプターヤモリは、株式会社リンテック21が販売している感震ブレーカーです。こちらは通電火災を防止する感震ブレーカーで、地震波の感知後すぐにブレーカーをオフにします。
感震ブレーカーアダプターヤモリの特徴は、各種ブレーカーに対応していることです。「レバー突出型」や「レバー埋込型」などの分電盤に対応していて、アンペアブレーカーや漏電ブレーカーに取りつけられます。
強力接着固定で取りつけるため、穴あけ加工が不要で誰でも簡単に設置できます。
4. ピオマ感震ブレーカー
ピオマ感震ブレーカーは、株式会社生方製作所が販売している感震ブレーカーです。震度5強相当以上の揺れを感知すると、約3分後にブレーカーを遮断します。
ピオマ感震ブレーカーの特徴は、揺れを感知するとライトが自動点灯することです。ブレーカーが遮断された後も約10分間点灯しているため、慌てずに行動できます。
自宅にあるブレーカーに後付けできるもので、設置方法がわからない方向けに取付案内動画もあります。
感震ブレーカーの選び方
感震ブレーカーを選ぶ際は、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 目的に合わせて種類を選ぶ
- 工事の有無で選ぶ
- 停電までに時間の猶予があるかどうかで選ぶ
これらのポイントを意識することで、自分に合う感震ブレーカーを見つけられるでしょう。ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
1. 目的に合わせて種類を選ぶ
感震ブレーカーの種類は、以下のように目的に合わせて選びましょう。
- 電気火災を最大限に防止したい…分電盤タイプ
- 電気遮断は避けたい…コンセントタイプ
- コストを抑えて簡単に取りつけたい…簡易タイプ
電気火災をできる限り防止したい場合は、分電盤タイプが向いています。電気火災は電気や電気製品にかかわる火災ですが、ホコリが付着した延長タップや、壁の中の配線がショートして火災になることもあるからです。
電気遮断を避けたい場合は、コンセントタイプがおすすめです。たとえばデスクトップPCや在宅用の医療器具を使用している場合、小さな揺れによって電源が遮断されると困ることがあります。コンセントタイプ感震ブレーカーなら、火元になり得る家電の電源を個別に遮断でき、必要な機器への電力供給は維持できます。
コストを抑えて簡単に取りつけたい方は、簡易タイプを選ぶとよいでしょう。簡易タイプの感震ブレーカーはホームセンターでも手に入ります。コストもほかのタイプに比べて低く、工事不要で簡単に取りつけが可能です。
2. 工事の有無で選ぶ
感震ブレーカーの取りつけには、工事が必要になるタイプとそうでないタイプがあります。中でもコンセントタイプは、商品によって工事が必要なものと不要なものがあるため注意が必要です。
工事が必要なタイプ | 分電盤タイプ内蔵型 分電盤タイプ後付け型 コンセントタイプ |
工事が不要なタイプ | コンセントタイプ 簡易タイプ |
賃貸の場合は大家の許可がなければ工事できない場合もあるため、工事ができるかどうかを踏まえて選ぶのも一つの方法です。
3. 停電までに時間の猶予があるかどうかで選ぶ
感震ブレーカーは揺れを感知して電気を遮断することで火災を防ぎますが、すぐに停電すると避難の際に困ることがあるでしょう。感震ブレーカーによっては、停電までに時間の猶予があるタイプも存在します。暗闇での転倒を防いだり、オートロックの玄関を作動させたりするには、分電盤タイプ内蔵型や分電盤タイプ後付け型がおすすめです。
感震ブレーカーの必要性
感震ブレーカーの設置を検討している方の中には「感震ブレーカーは必要なの?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。2024年3月時点では、設置は義務化されていません。しかし、内閣府や消防庁、経済産業省によって大規模地震への備えとして感震ブレーカーの普及が求められています。
電気火災が注目されるようになったきっかけは、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災でした。電気火災とは、電気や電気製品にかかわる火災のことです。地震直後は電気・ガス関連の火災が多かったのに対し、地震の数時間後およびその翌日以降は電気関連による火災が多かったとされています。
2011年3月11日の東日本大震災で発生した火災では、判明している原因のうち約半数以上が電気に起因したものだったと報告されました。
さらには、2024年1月1日の能登半島地震で発生した火災も、電気火災が原因である可能性が示唆されています。
こうした事象からも、感震ブレーカーの設置によって火災をはじめとした二次被害を防ぐことが重要だと考えられます。
感震ブレーカーに関するよくある質問
感震ブレーカーに関するよくある質問は、以下の通りです。
- 感震ブレーカーの補助金はあるの?
- 感震ブレーカーのデメリットは?
- 感震ブレーカーの設置は義務化されている?
- 感震ブレーカーの設置費用はどれくらい?
- 感震ブレーカーが普及しない理由は?
- アース付きコンセントは家のどこにある?
あらかじめ疑問を解消しておくことで、スムーズに感震ブレーカーを設置できるでしょう。ここからは、それぞれのよくある質問に答えていきます。
感震ブレーカーの補助金はあるの?
お住まいの地域によっては、感震ブレーカー支援制度の一環として補助金制度が設けられている場合があります。感震ブレーカーを導入する際に補助金を利用したい方は、自治体の公式サイトを確認してみましょう。
感震ブレーカーのデメリットは?
感震ブレーカーのデメリットは以下の通りです。
- 誤作動が起こることがある
- 導入費用がかかる
- 集合住宅では意味のないケースもある
- 夜間はブレーカーが落ちると真っ暗になる
ただし、商品によってはこうしたデメリットをカバーする機能が設けられていることもあります。たとえば夜間に避難する際に転倒などのリスクを回避するため、ブレーカーが落ちるまでに3分程度の時間的猶予がある商品です。
こうしたデメリットが気になる場合は、それをカバーする機能のある感震ブレーカーを選ぶとよいでしょう。
感震ブレーカーの設置は義務化されている?
2024年3月時点では、感震ブレーカーの設置は義務化されていません。しかし、大規模地震への備えとして内閣府や消防庁、経済産業省によって感震ブレーカーの普及が求められています。
感震ブレーカーの設置費用はどれくらい?
感震ブレーカーの設置費用は、以下のように種類によって異なります。
感震ブレーカー | 設置費用の目安 | |
分電盤タイプ | 内蔵型 | 約5~8万円 |
後付け型 | 約2万円 | |
コンセントタイプ | 約5,000~2万円 | |
簡易タイプ | 約3,000~4,000円 |
なるべくコストを掛けずに感震ブレーカーを設置したい方には、CDエナジーが提供している「震太郎」もおすすめです。CDエナジーの震太郎なら、月額330円で感震ブレーカーを使用できます。リースでのご提供となるため、故障しても追加料金なしで新品へと交換可能です。
感震ブレーカーが普及しない理由は?
感震ブレーカーが普及しない理由として、以下が挙げられます。
- 感震ブレーカーの存在が知られていない
- 配電盤に設置するタイプの感震ブレーカーの費用が高い
- 電気火災の予防は効果を実感しづらい
アース付きコンセントは家のどこにある?
コンセントタイプの感震ブレーカーには、アース線やアースピンを挿し込む必要がある製品があります。この場合、アース付きコンセントが必要です。
アース付きコンセントは、洗濯機、エアコン、冷蔵庫、電子レンジなどの近くにありますが、すでに使用しているといったご家庭も多いのではないでしょうか?ウォシュレット付きトイレがあるご家庭では、トイレにアース付きコンセントが設置されている可能性があり、実は結構空きがあるのでおすすめです。
感震ブレーカーを後付けするなら時間の猶予があるものが安心!
感震ブレーカーを選ぶ際は、目的に合わせて種類を選ぶとよいでしょう。たとえば、電気火災を最大限に防止したいなら分電盤タイプ、電気遮断は避けたいならコンセントタイプなどと選択できます。
感震ブレーカーを後付けするなら揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでに時間の猶予があるタイプがおすすめです。電気が遮断されるまでの間に少しでも安全に避難ができるという安心感があります。
どの感震ブレーカーを選べばよいのかわからない方は、CDエナジーが提供している「震太郎」がおすすめです。
震太郎は工事不要の感震ブレーカーで、月額330円でリースできます。故障サポートがあるため、万が一の場合も追加料金なしで新品を届けてくれます。5年ごとに更新の通知があり、新しい商品を届けてくれるので、使用期限切れによって作動しないといったトラブルも避けられるでしょう。
これから感震ブレーカーを導入する方は、ぜひこの記事でご紹介したポイントを参考にしてみてください。
感震ブレーカーならCDエナジーの「震太郎」がおすすめ!
2011年に発生した東日本大震災で発生した火災のうち、54%(※)が電気によるものでした。
※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より
月額330円(税込)で設置できるCDエナジーの感震ブレーカー「震太郎」が、あなたの大切な家族と家財を地震火災から守ります。
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