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防災・安全

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感震ブレーカーとは?必要性やデメリットについてもあわせて解説

「感震ブレーカーってどんなもの?」
「地震火災対策に感震ブレーカーが有効って本当?」
「地震火災の原因ってガスが多いんじゃないの?」

この記事を読んでいる方の中には、上記のような疑問やお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。感震ブレーカーとは、大きな地震の揺れを感じた際に自宅内のブレーカーを自動で切ってくれる装置です。昔から大規模地震では、電気が原因の火災が多くみられます。そのため、感震ブレーカーを自宅に導入することで、地震による電気火災を防げる可能性が高くなるのです。

この記事では、感震ブレーカーについて詳しく解説します。気になるデメリットや必要性についても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

感震ブレーカーとは?

感震ブレーカー

感震ブレーカーとは、地震による大きな揺れを感じた際に、自宅内のブレーカーを自動で切ってくれる装置です。電子機器や白熱灯などからの出火や増設タップのショート、停電が復旧した際に起こる通電火災を含めた電気関連の火災を防いでくれる役割を担っています。

下記は実際にあった事例です。

震度6強の地震で本棚から落ちたたくさんの本が電気ストーブに直撃。その際たまたま電気ストーブのスイッチが入り、散乱した本に着火し火災に発展。

感震ブレーカーを導入しているご家庭であれば、大きな地震後、すぐにブレーカーが落ちるため、このような火災を未然に防ぐことができるのです。

感震ブレーカーの種類

感震ブレーカーには以下の3つの種類があります。

  • 分電盤タイプ
  • コンセントタイプ
  • 簡易タイプ

それぞれ詳しく解説していきます。

分電盤タイプ

分電盤タイプとは、分電盤に設置するタイプの感震ブレーカーです。分電盤タイプには内蔵型と後付け型の2つの種類があります。内蔵型タイプは、分電盤に内蔵されたセンサーによって地震の揺れを感知し、ブレーカーを落として自宅内の電力供給を止めます。

一方の後付け型は、分電盤に感震機能を外付けするタイプのものです。漏電ブレーカーがある場合にのみ、設置が可能となっています。内蔵型も後付け型も、設置には電気工事が必要です。
内蔵型は標準的なもので約5〜8万円と高く、後付け型は約2万円程度となっています。

コンセントタイプ

コンセントタイプとは、内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断するタイプのものです。
コンセントタイプには、電気工事が必要なものと、コンセントに挿し込むだけのものがあります。価格は、約5,000〜2万円と分電盤タイプと比較すると安い傾向にあります。

たとえば、CDエナジーが提供している「震太郎」は、コンセントタイプの感震ブレーカーの1つです。震太郎はアース付きのコンセントに挿し込むだけで、震度5強以上の地震を感知した際に自動的にブレーカーを落としてくれます。また、夜間の場合でも地震を感知してから3分後にブレーカーが落ちるため、避難する時間を確保できます。月額330円で利用可能ですので、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

簡易タイプ

簡易タイプの感震ブレーカーとは、分電盤にばねやおもりを設置し、地震の揺れで落下することによってブレーカーを切る補助的な器具です。
電気工事は不要で、3,000〜4,000円程度で設置が可能ですが、名前のとおり簡易的なものになるので、設置方法に伴う動作の信頼性にばらつきが生じる可能性があります。また、分電盤の形状によって取り付けが難しい場合があるので気をつけましょう。

過去の事例から考える感震ブレーカーの必要性

必要性イメージ

「本当に感震ブレーカーが必要か?」と悩まれている方もいるのではないでしょうか。2024年2月現在、義務化はされていませんが、導入する意味は大いにあります。この章では、過去の事例をもとに感震ブレーカーの必要性について改めて解説していきます。

阪神淡路大震災

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災における原因が判明している火災では、地震直後では電気・ガス関連が多く、地震の数時間後およびその翌日以降では電気関連が多かったとされています。

阪神淡路大震災は、「電気火災」が注目されることになったきっかけにもなりました。

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災で発生した火災では、原因が判明したもののうち約半数以上が電気に関連するものだったと報告されています。

地震による出火163件のうち、電気に関連する出火が全体の66%にあたる108件。うち、22件(13%)は、停電復旧時の出火だったとのことです。大きな地震後の適切な電気の遮断が、停電復旧後の通電火災を防ぐことができるといえるでしょう。

能登半島地震

2024年1月1日に発生した能登半島地震で発生した火災の原因は、屋内電気配線が地震の影響で傷つくなど、電気に起因した火災の可能性があると示唆されています

2024年2月15日時点において、奥能登消防と石川県警などと協力して調査を実施中ですが、火元と思われる建物において、火気器具等の使用がなかったこと、屋内電気配線に溶けた痕跡が認められることがわかっています。

これらの事例をみてわかるように、どの地震においても電気関連の火災の発生率が高いため、国も感震ブレーカーの導入を促進しているのです。

感震ブレーカーならCDエナジーの「震太郎」がおすすめ!

2011年に発生した東日本大震災で発生した火災のうち、54%(※)が電気によるものでした。

※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より

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感震ブレーカーの4つのデメリット

デメリットメッセージボード

感震ブレーカーには以下の4つのデメリットがあります。

  • 誤作動が起こることがある
  • 導入費用がかかる
  • 集合住宅では意味のないケースもある
  • 夜間はブレーカーが落ちると真っ暗になる

それぞれ詳しく解説します。

1. 誤作動が起こることがある

1つ目のデメリットは、地震が発生していないのにもかかわらず、ブレーカーが突然落ちるといった誤作動が発生する可能性がある点です。「感震ブレーカーに関する意識と普及状況に関する調査 調査結果(令和元年9月)」によると、感震ブレーカーを購入・設置した方のうち、約1%の方が「地震が発生していないにもかかわらず誤作動し、困惑した」と回答しています。誤作動が起こる頻度はかなり少ないと考えられますが、0ではないことを考慮しておく必要があるでしょう。

2. 導入費用がかかる

感震ブレーカーを導入する場合、導入費用がかかります。特に分電盤タイプは費用が高い傾向にあるので、導入を考えている方は事前にどのくらいかかるのかを確認しておきましょう。

製品や自治体によっては、補助金を活用できるケースもあるので事前に調べておくことをおすすめします。

なるべく安価で感震ブレーカーの導入を検討されている方は、CDエナジーが提供する「震太郎」もおすすめです。CDエナジーの震太郎なら、月額330円で感震ブレーカーを使用できます。リースでのご提供となるため、故障しても追加料金なしで新品へと交換可能です。

3. 集合住宅では意味のないケースもある

感震ブレーカーは、自分の家のブレーカーに対してのみ作動してくれる機器です。集合住宅の場合、感震ブレーカーのついていない部屋からの延焼し、被害がでる可能性があります。

大きな地震で隣の部屋から電気火災が発生し、自宅まで延焼といったケースにおいては、感震ブレーカーを設置していても意味のないケースとなってしまいます。

ただし、ご自身の家から出火し、隣人に迷惑を掛けてしまうことも考えられます。その後精神的に居づらいと感じられることもあるため、周囲に迷惑を掛けない防災予防策としても検討する価値があるでしょう。

4. 夜間はブレーカーが落ちると真っ暗になる

感震ブレーカーは大きな揺れを感知すると、即座にブレーカーを落としてくれます。ただ、夜間に発生した地震の場合だと、ブレーカーが落ちることによって、電気がつかなくなります。この場合、真っ暗闇の自宅の中で避難しなければならなくなり、非常に危険です。スマホのライトを利用したり、枕元に懐中電灯を常備したりするなどの対策が必要となるでしょう。

製品によっては、こういった夜間の避難のリスクも考慮して、地震発生〜ブレーカーが落ちるまでに一定時間(3分程度)の猶予がある製品もあります。

感震ブレーカーを取り付けて地震による電気関連の火災を防ごう

大地震で発生する火災の約半数以上が電気に関連するものといわれています。感震ブレーカーは、大きな地震が発生した際にブレーカーを自動的に落としてくれるため、電気関連の火災を防ぐことが可能です。

ただ、これから導入を検討しようと思われている方の中には、
「滅多に使う機会がないから……」
「メンテナンスや管理が面倒」
と思われている方もいるのではないでしょうか。

CDエナジーが提供する感震ブレーカー「震太郎」であれば、月額330円でリース可能です。
震太郎は、コンセントタイプの感震ブレーカーであり、アース付きコンセントに挿すだけで設置が完了するので非常におすすめです。大切な財産を守るためにも、感震ブレーカーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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2011年に発生した東日本大震災で発生した火災のうち、54%(※)が電気によるものでした。

※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より

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