「電気代の補助金はいつからいつまで?」
「電気代補助金の申請方法は?」
「電気代を節約する方法が知りたい」
電気代について気になる方の中には、このような疑問がある方もいるでしょう。
2025年1月使用分から「電気・ガス料金負担軽減支援事業」が始まります。値引き額は月により異なるため、どの程度値引きされるかを確認しておきましょう。
この記事では、2025年1月使用分から適用される電気代の補助金について徹底解説します。月ごとの値引き単価や、電力使用量別の値引き額にも触れます。電気代補助金の値引き額が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 2025年1月から電気代の補助金が再開する背景
- 【使用電力量別】電気代の値引き額を試算
- 【1人暮らし】月の電力使用量が130kWhの場合
- 【2~3人家族】月の電力使用量が300kWhの場合
- 【4人暮らし以上】月の電力使用量が500kWh
- 電気代の補助金について知っておくべきこと3つ
- 1. 電気代の補助金はいつからいつまで?
- 2. 電気代の補助金の申請方法は?
- 3. 電気代の補助金で値引きされる金額は?
- 補助金以外で電気代を節約する方法
- 1. 省エネ性能の高い家電に買い替える
- 2. 使わない家電をコンセントから抜く
- 3. 電気代の安い時間帯を利用する
- 電力会社や電気料金プランの見直しもおすすめ!
- 電気代の補助金でどれだけ値引きになるか把握しておこう
2025年1月から電気代の補助金が再開する背景

今回の電気・ガス支援政策がおこなわれるのは、2023年11月の「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」が閣議決定されたためです。
政策では、物価高に対する支援措置を講じることが決まりました。そのひとつが電気代やガス代を支援する「電気・ガス料金負担軽減支援事業」です。物価高への対応として、電力使用量の多い1~3月の電気・ガス料金への支援が打ち出されたのです。
電気・ガス代への支援政策は、エネルギー価格の上昇に伴いおこなわれた経緯があります。直近では、2024年夏に「酷暑乗り切り緊急支援」として、電気・ガス代の補助金事業がおこなわれました。
【あわせて読みたい】2025年の電気・ガス代補助金はいつまで?内容や使用量別の値引き額を解説
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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【使用電力量別】電気代の値引き額を試算

電気代の値引き額は使用する月や使用量により異なります。ここでは、経済産業省の電気ガス料金支援サイトで試算した結果を解説します。世帯人数に合わせ、以下の電気使用量で試算しました。
それぞれの値引き額について詳しく解説します。
【1人暮らし】月の電力使用量が130kWhの場合
以下の表は、1人暮らしの場合を想定し、1カ月あたりの電気代使用量を130kWhで試算したものです。
2025年1・2月使用分 | 2025年3月使用分 | |
---|---|---|
1カ月あたりの値引き額 | 325円 | 169円 |
試算結果から、2025年1・2月では325円、3月使用分では169円の値引きになることがわかります。
【2~3人家族】月の電力使用量が300kWhの場合
次に、2〜3人家族の場合で値引き額を試算します。電力使用量が300kWhの世帯を想定した結果は以下の表の通りです。
2025年1・2月使用分 | 2025年3月使用分 | |
---|---|---|
1カ月あたりの値引き額 | 750円 | 390円 |
1カ月あたりの電力使用量が300kWhの世帯では、1・2月は750円、3月は390円の値引き額でした。
【4人暮らし以上】月の電力使用量が500kWh
以下の表は、4人以上の世帯を想定し、月の電力使用量が500kWhの場合の値引き額を試算したものです。
2025年1・2月使用分 | 2025年3月使用分 | |
---|---|---|
1カ月あたりの値引き額 | 1,250円 | 650円 |
家族が多い世帯では電力使用量も増えるため、電気代の値引き額も大きくなります。支援政策の恩恵を実感しやすいでしょう。
電気代の補助金について知っておくべきこと3つ

2025年1月からスタートする電気代の支援事業は、過去の支援内容と異なる部分があります。今回の補助金について、知っておくべきことは以下の3つです。
それぞれについて詳しく解説します。
1. 電気代の補助金はいつからいつまで?
今回おこなわれる電気代の補助金事業は、2025年1~3月までの3カ月間です。電気とガスの使用量が最も大きいと言われる時期に合わせて支援が決まりました。
2. 電気代の補助金の申請方法は?
電気代の補助金を受けるための申請は不要です。国のシステムとして、電気の小売事業者に値引き原資を補助金として交付するためです。国が定めた値引き単価により、小売事業所が使用量に応じた値引きを実施します。
3. 電気代の補助金で値引きされる金額は?
電気代補助金の値引き額は、電気使用量により異なります。値引き額は、国が定めた値引き単価に月々の使用量を掛けたものです。
ただし、2025年1〜3月使用分の電気代補助金では、月により値引き単価が異なります。3月は支援を縮小する方針のため、値引き額が減少する点に注意しましょう。
以下の表は、国の示す値引き単価をまとめたもので家庭用は「低圧」です。
1・2月の電気代値引き単価 | 3月の電気代値引き単価 | |
---|---|---|
低圧 | 2.5円/kWh | 1.3円/kWh |
高圧 | 1.3円/kWh | 0.7円/kWh |
2025年3月の値引き額は、1・2月の半分程度になることがわかります。「3月使用分の値引き額が少ない」と驚かないよう、3月の値引き額が減少すると覚えておきましょう。
補助金以外で電気代を節約する方法

今回の電気・ガス代の補助金は期間限定のため、支援が延長されない限り値引きはなくなります。長期的に電気代を節約するには、以下の方法が有効です。
ここからは、それぞれの方法について解説します。
1. 省エネ性能の高い家電に買い替える
古い家電を使っている場合、省エネ性能の高い家電に買い替えると高い節電効果が得られます。家電の省エネ性能は年々向上しており、買い替えで電気代を削減する効果が期待できるためです。
節電するのであれば、冷蔵庫のように一年中作動している家電を買い替えるのが効果的です。以下の表では、定格内容積が401〜450Lの冷蔵庫について、2016年と2023年の年間消費電力量を比較しました。
2016年 | 2023年 | |
---|---|---|
冷蔵庫の年間消費電力量(401〜450L) | 353kWh/年 | 290kWh/年 |
7年前の冷蔵庫と比較して、年間消費電力量は63kWhも少なくなっています。冷蔵庫はつねに電力を消費する家電のため、買い替えによる節電効果は大きいといえるでしょう。
冷蔵庫のほかには、照明器具の買い替えも節電に効果的です。蛍光灯シーリングライトをLEDに交換すると、消費電力が50%に抑えられます。ランプの寿命も蛍光灯より7倍近く長いため、電球交換の費用も抑えられるでしょう。
新しい家電は省エネ性能が高く、操作性や性能も向上しています。節電以外に使い勝手もよくなるため、古い家電の買い替えも検討してみましょう。
【あわせて読みたい】電気代の節約方法20選!裏技やオール電化の節約方法も紹介
2. 使わない家電をコンセントから抜く
使わない家電はコンセントを挿したままにせず、こまめに抜くよう心がけましょう。プラグを挿しっぱなしにしていると、待機電力がかかるためです。
コンセントからプラグを抜くことで節電できる家電の例を紹介します。
- 炊飯器
- テレビ
- パソコン
- プリンター
- 温水洗浄便座
テレビやパソコンなどのプラグを抜くと、0.5~0.8%の節電効果が期待できます。簡単にできる節電方法なので、ぜひ実践してみましょう。
【あわせて読みたい】コンセント挿しっぱなしは電気代に影響?抜いたほうがいい家電も紹介
3. 電気代の安い時間帯を利用する
オール電化住宅にお住まいの方は、電気代が安い時間帯のあるプランに変更すると節約できるでしょう。電気温水器や蓄熱暖房機など、夜間に通電し蓄熱する機器を使用している場合、夜間電力の安いプランがおすすめです。
たとえば、CDエナジーの「スマートでんきB」は時間帯で料金が異なります。
時間帯 | 電力量料金(1kWh) |
---|---|
午前6時~翌日午前1時 | 35.96円 |
午前1時~午前6時 | 28.06円 |
深夜の電気料金が割安になる料金設定のため、オール電化住宅や夜間電力使用量の多い世帯にぴったりです。
電力会社や電気料金プランの見直しもおすすめ!
電気代を今より節約したいなら、電力会社や電気料金プランを見直してみましょう。電力自由化により、自由に電力会社を選べる時代です。各社のプランを比較検討し、自分に合ったプラン選択で電気代を節約できる可能性があります。
電気会社を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- ライフスタイルに合ったプランがあるか
- 割引や特典が受けられるか
- 長く利用したときのメリットがあるか
世帯により電力使用量が異なるため、ライフスタイルに合ったプラン選択が大切です。電力会社を選ぶなら、さまざまなプランを展開している会社がおすすめです。
たとえば、関東エリアで電気を供給しているCDエナジーでは「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」などのプランを提供しています。電力使用量に応じたプランを選べるため、ライフスタイルに合ったプランが見つかるでしょう。
さらにCDエナジーの独自サービス「最適プランの定期便」なら契約後も難しいことを考えずに放っておくだけで自分の最適プランを定期的に教えてくれて、プラン切替もとても簡単にできます。
また、電気・ガスのセット契約で、それぞれの料金が0.5%割引になるのも魅力です。ポイントサービス「カエテネ」への登録で、貯まったポイントを電気料金の支払いに使うこともできます。
自分に合ったCDエナジーのプランや、実際の電気料金が知りたい方は料金シミュレーションが便利です。この機会にぜひ、CDエナジーの電気料金プランをご検討ください。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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電気代の補助金でどれだけ値引きになるか把握しておこう
電気代の補助金政策により、2025年1月使用分から3月使用分までの電気代が値引きされます。個人の申請は不要で、値引きをおこなっている電力会社と契約していれば、自動的に値引きがおこなわれる仕組みです。
値引き額は1・2月使用分と3月使用分で異なり、3月使用分は値引き額が減少することを知っておきましょう。
電気代の支援事業が再開するかは未定です。「今より電気代を節約したい」とお考えの方は、電力会社や電気料金プランの見直しがおすすめです。各社の料金プランを比較検討し、自分に合った電力会社を探してみましょう。
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