「夏の暑い部屋を涼しくする方法はある?」
「エアコンを使わずに部屋を涼しくする方法を教えてほしい」
「エアコンの電気代を抑えながら使う方法があったら知りたい」
夏の暑い日も室内で快適に過ごしたいとお考えの方の中で、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
エアコンを使わずに部屋を涼しくする方法としては、扇風機・サーキュレーター、冷却シート・保冷材などの活用があります。エアコンを使う場合も、賢い使い方を意識すれば電気代を抑えながら快適性を保つことが可能です。
この記事では、暑い夏に部屋を涼しくする方法について解説します。ほかにも、2階が暑くなる原因や夜の部屋を涼しくする方法についても触れています。
記事を読むことで、エアコンなし・あり別に部屋を涼しくする方法について把握しつつ、より自分に合った方法を実践しやすくなるため、ぜひ最後までご覧ください。
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- エアコンなし(クーラー以外)で部屋を涼しくする方法
- 1. 扇風機・サーキュレーターを活用する
- 2. 窓を開ける
- 3. 冷却シートや保冷剤などを活用する
- 4. 部屋の湿度を調節する
- 5. 直射日光を遮る
- 2階が暑くなる原因と涼しくする方法
- 夜の部屋を涼しくする方法
- エアコンの電気代を節約しながら部屋を涼しくするポイント
- ポイント1. 部屋の温度上昇を防ぐ
- ポイント2. エアコンを使う前に換気をおこなう
- ポイント3. 扇風機・サーキュレーターを併用して効率よく部屋を冷やす
- エアコンの使用時間が減ると電気代を節約できる!
- 夏のエアコン(クーラー)の使用に関するよくある質問
- 1. エアコンの設定温度はどう決めたらよい?
- 2. エアコン(冷房機能)はつけっぱなしがよいの?
- 3. エアコンの賢い使い方はある?
- 効率よく部屋を涼しくして夏の電気代を節約しよう!
エアコンなし(クーラー以外)で部屋を涼しくする方法
エアコンを使わずに部屋を涼しくしたい場合、ポイントは以下の5つです。
- 扇風機・サーキュレーターを活用する
- 窓を開ける
- 冷却シートや保冷材などを活用する
- 部屋の湿度を調節する
- 直射日光を遮る
それぞれの内容について詳しく解説します。
1. 扇風機・サーキュレーターを活用する
扇風機・サーキュレーターを活用することで部屋の空気の循環を促せます。後述のする窓を開ける方法と合わせることで効率的な部屋の換気も可能です。
扇風機・サーキュレーターから送られる風に当たることで体感温度も下げられます。部屋の空気の循環をメインとして使う場合はサーキュレーター、体に直接風を当てて清涼感を得ることをメインとして使う場合は扇風機の使用がおすすめです。
電気代もそれほど高くないため、効率的に活用すれば電気代を抑えつつ部屋を涼しくできるでしょう。
2. 窓を開ける
室内の温度が外気温よりも高い場合、窓を開けて換気することが大切です。開けられる窓はすべて開けて換気扇も回し、部屋の中の暖かい空気を外に出しましょう。
窓を開けて、風上から風下に向けて扇風機・サーキュレーターを使用することで、より効率よく部屋を換気できます。
エアコンをつける前に家中を換気すると室温を下げられるため、部屋が暑い場合は換気も心がけてみてください。
3. 冷却シートや保冷剤などを活用する
冷却シートや保冷材などを活用することも暑さ対策につながります。
動脈が体表近くを通っている部位を冷やすことが効果的です。たとえば、首・手首・足首、わきの下や脚のつけ根などにです。事前に冷やしておいた保冷材をタオルに巻いてあてることで涼しく感じられるでしょう。
4. 部屋の湿度を調節する
部屋の温度だけでなく湿度も気にしたいポイントです。部屋の湿度が高いと、部屋の温度が高くなくても不快さを感じやすくなります。
快適に過ごせる湿度は、55〜65%が目安です。エアコンの冷房機能ではなく除湿機能を使用したり除湿機を活用したりして、暑い夏をより快適に過ごしましょう。
5. 直射日光を遮る
室温が高くなる原因として、外から入ってくる直射日光や外気温が挙げられます。直射日光を遮ることで室温上昇を抑えることが可能です。
たとえば、すだれやよしず、厚めのカーテンなどを用いることで直射日光を遮れます。寝室のような日中は使用しない部屋の室温上昇対策もしておくことで、日が沈んだ後に部屋が暑いと感じるのを防ぎやすくなります。
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2階が暑くなる原因と涼しくする方法
2階建て住宅にお住まいの場合、1階よりも2階のほうが暑くなる傾向にあります。暖かい空気は冷たい空気よりも軽く、上に行きやすい性質を持っているためです。
ほかにも、ベランダからの照り返しや屋根に溜まった熱が2階の部屋の温度を上げている可能性があります。「2階の部屋を涼しくしたい」とお考えの場合は、以下の方法を実践してみましょう。
- ベランダに打ち水をする
- 厚めのカーテンなどで直射日光を遮る
- 空気の通り道を作る
基本的には、冒頭にご紹介したときと同様、対角線上の窓を開けつつ扇風機やサーキューレーターで部屋の暖かい空気を外に逃がすことが大切です。厚めのカーテンや遮光カーテンを使ったり、ベランダに打ち水をしたりして部屋の温度が上昇するのも防ぐようにしましょう。
夜の部屋を涼しくする方法
中には、「夜の部屋を涼しくする方法も知りたい」方もいるのではないでしょうか。夜の部屋を涼しくする方法として、以下の3つがあります。
- 扇風機を活用する
- 換気をして空気の流れを作る
- 家電や冷却グッズを活用する
冷却グッズの中には、冷感敷きパッドのように寝ていてもひんやり感が持続するものがあります。熱がこもりにくいものを選ぶことで、より睡眠を快適にできるでしょう。
夜でも室温が28℃以上になることで熱中症のリスクが生じます。エアコンを使用するならつけっぱなしでの利用がおすすめです。
まずは就寝の1時間ほど前に25℃程度の設定温度で部屋を冷やします。そして就寝時に設定温度を適温(26〜28℃)に変更してつけっぱなしにします。部屋を冷やしておくことで寝つきがよくなる一方、就寝中は身体が冷えすぎない2段階設定なら睡眠の質を高めやすくなるでしょう。
エアコンの中には「おやすみモード・快眠モード」などが設けられているものもあるため、ぜひ活用してみてください。
エアコンの電気代を節約しながら部屋を涼しくするポイント
エアコンの電気代を節約しながら部屋を涼しくするポイントは、主に以下の3つです。
- 部屋の温度上昇を防ぐ
- エアコンを使う前に換気をおこなう
- 扇風機・サーキュレーターを併用して効率よく部屋を冷やす
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ポイント1. 部屋の温度上昇を防ぐ
まずは部屋の温度上昇を防ぐことが大切です。部屋が暑くなって設定温度との差が大きくなるほど、エアコンが多くの電力を消費して電気代の高さにつながります。
部屋の温度上昇を防ぐポイントは、以下の通りです。
- 厚めのカーテンや遮光カーテンで直射日光を防ぐ
- 室外機の吹き出し口に物を置くのを避けたり日よけしたりする
- すだれやよしずで外からも直射日光を防ぐ
エアコンの電気代を節約するためには、できる限り部屋が暑い状態で使用しないことが大切です。実践しやすい方法から始めてみてください。
ポイント2. エアコンを使う前に換気をおこなう
帰宅後、部屋が暑いとすぐにエアコンを使いたくなりますが、使用前に換気をおこないましょう。少しでも熱気を逃がして室温を下げることで、エアコンの電気代節約につながるためです。
部屋の換気をおこなう際、以下のポイントも意識してみてください。
- 対角線上に位置する窓を開けて空気の通り道を作る
- 扇風機・サーキュレーターで風上から風下に向けて送風する
- できる限りの窓を開けて換気扇も回す
部屋の温度が下がるまでは、体をしめつけない服に着替えてひんやりしたタオルなどで涼をとるのがおすすめです。ひんやりしたタオルは、水で濡らして絞ったタオルを冷凍庫などにいれることで簡単に用意できるため、ぜひ実践してみてください。
ポイント3. 扇風機・サーキュレーターを併用して効率よく部屋を冷やす
エアコンを使用して部屋を冷やす際、扇風機・サーキュレーターの併用をおすすめします。扇風機・サーキュレーターを使うことで部屋全体に空気が循環し、冷房効率がアップするためです。
扇風機の電気代は1時間あたり0.3〜1.6円、サーキュレーターの電気代は1時間あたり0.9円〜1.2円とそれほど高くありません。併用して冷房効率を高め、エアコンの設定温度を低くしすぎないようにすることで電気代の節約が狙えるというわけです。
エアコンの使用時間が減ると電気代を節約できる!
先ほど、エアコンの電気代を節約しながら部屋を涼しくするポイントについて解説しました。では、エアコンの使用時間が減ればどのくらいの電気代が節約できるのでしょうか。
以下の表は、エアコンの使用時間を減らしたり温度設定を上げたりすることで期待できる電気代の節約効果をまとめたものです。
節約行動 | 見込める節約効果 |
---|---|
冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃) | 年間で約580円の節約 (電気18.78kWhの省エネ、原油換算4.73L、CO2削減量9.2kg) |
外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日) | 年間で約940円の節約 (電気30.24kWhの省エネ、原油換算7.62L、CO2削減量14.8kg) |
長期的に見た場合、電気代の節約が見込めることがわかります。意識すれば簡単に実践できるため、この夏からぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
夏のエアコン(クーラー)の使用に関するよくある質問
ここでは、夏のエアコン(クーラー)の使用に関するよくある質問についてまとめました。
1. エアコンの設定温度はどう決めたらよい?
エアコンの設定温度は、室温28℃を目安に快適性を損なわない範囲で設定することをおすすめします。ここでの28℃はエアコンの設定温度ではなく、室温のことを指しているためご注意ください。
エアコン(クーラー)の設定温度を1℃上げることで約10%の節約効果が見込めます。先ほどご紹介したように、エアコンの使用前に換気をおこなったり扇風機・サーキュレーターを使用したりして効率的に部屋を冷やすことで、より無駄を減らしやすくなるでしょう。
ただし、電気代の節約を意識しすぎるあまり、熱中症などで体調を崩しては意味がありません。快適性を損なわない範囲で意識して無理なく電気代の節約を目指すことが大切です。
2. エアコン(冷房機能)はつけっぱなしがよいの?
エアコン(冷房機能)は、場合によってつけっぱなしにしたほうが節約につながる可能性があります。エアコンは、室温と設定温度との差が大きい場合に多くの電力を消費するためです。
たとえば、日中在宅している方の場合、エアコン(冷房)をつけてある程度快適になったら電源を落とし、暑くなったらまたつけるという方もいるでしょう。しかし、再度エアコンを使用する場合、上昇した室温と設定温度の差をなくすために多くの電力が消費されます。つけたり消したりを繰り返すことで余分な電力を消費し、電気代の高さにつながってしまうのです。
一方、日中ほぼ外出している方の場合、エアコンをつけっぱなしにしていると無駄な電力を消費することになります。
室温や使用時間、外出時間に合わせてエアコンをつけっぱなしにするかどうかを判断することが大切です。
3. エアコンの賢い使い方はある?
エアコンの電気代を抑えるためには賢く使うことが大切です。エアコンの賢い使い方として、以下の表をご覧ください。
エアコンの賢い使い方 | 詳細 |
---|---|
フィルターをこまめに掃除する | フィルターにホコリが詰まっているとエアコンの効率が下がりやすい。2週間に1度を目安にフィルターを掃除することが大切。 |
室外機周辺に物を置かない | 室外機周りに物があると冷房の効率が下がりやすい。吹き出し口周辺に物を置いたり直射日光が当たったりしないよう注意する。 |
外出後はまず換気する | 外出後に室内が暑いと感じる場合は、まず窓を開けて換気する。対角線にある窓を開けて空気の流れを作ることで部屋全体を換気できる。 |
扇風機・サーキュレーターを併用する | 室内に温度のムラがあるとエアコンが無駄な電力を消費する。部屋全体に空気を循環させることで温度のムラがなくなりやすい。 |
無理してエアコンの使用をなくすと熱中症のリスクが生じます。エアコンを効率的に使用すれば電気代を抑えられるため、賢く使用することが大切です。快適さを保った使い方を意識しながら、夏の暑さを乗り越えましょう。
効率よく部屋を涼しくして夏の電気代を節約しよう!
この記事では、夏の暑い時期に部屋を涼しくする方法についてご紹介しました。
エアコンを使わずに部屋を涼しくしたい場合、窓を開けて換気したり扇風機・サーキュレーターを使用したりする方法があります。ほかにも、直射日光を遮りつつ保冷材や冷却シートを活用するのがおすすめです。
エアコンの電気代を抑えながら使用したい場合は、扇風機・サーキュレーターで部屋全体の空気を循環させて効率を高めましょう。エアコン使用前に換気したり部屋の温度上昇を防いだりして無駄な電力を消費しないことが大切です。
なお、根本的に電気代を見直したいなら、電力会社の見直しもおすすめです。
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この記事でご紹介した内容を参考に、効率よく部屋を涼しくして夏の電気代を節約してみてくださいね。
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CDエナジーダイレクトでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!
※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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