「家族4人のガス代が2万円を超えたけど、一般家庭と比べて高い?」
「冬のガス代が高いのは仕方がない?」
「ガス代を少しでも安くするにはどうしたらいい?」
このように、4人家族のガス代が高くて悩んでいませんか?
総務省の家計調査によると、2022年の4人家族のガス代平均は5,427円でした。平均額よりガス代が高い場合は、考えられる原因や改善策を知っておくとよいかもしれません。
今回は、世帯人数や季節・地域・住居種類別のガス代だけでなく、高い場合の原因やおすすめの節約術まで紹介します。
4人家族のガス代の平均額はいくら?
以下4つの項目別に、ガス代の平均額を紹介します。
世帯人数別のガス代平均(4人家族は5,427円)
2022年の世帯人数別のガス代平均/月は、以下のとおりです。
世帯人数 | 金額 |
---|---|
1人 | 3,331円 |
2人 | 4,900円 |
3人 | 5,555円 |
4人 | 5,427円 |
5人 | 5,506円 |
6人〜 | 6,156円 |
(出典:総務省| 家計調査2022年)
4人家族のガス代の平均額は5,427円でした。
世帯人数別に平均額を比較すると、ガスの利用者が少ない1人世帯がもっとも低い金額となっています。
一方で、利用者が多い6人以上の世帯がもっとも高額でした。これは、純粋に利用者が増えるほどガスの使用量も増えることが理由でしょう。
しかし3人〜5人家族のガス代を確認すると、あまり大きな差は見られません。この理由としては、キッチンや浴槽にためるお湯などは複数人の家族でも共用するため、人数分だけガス使用量が増えるとは限らないことが考えられます。
3~5人の世帯ではおおむね同程度の金額になっています。
季節別のガス代平均(夏は約4,500円・冬は約7,000円)
2022年の季節別のガス代平均は、2人以上の世帯では以下のとおりです。
季節 | 金額 |
---|---|
2022年1〜3月 | 6,975円 |
2022年4〜6月 | 5,828円 |
2022年7〜9月 | 3,704円 |
2022年10〜12月 | 4,522円 |
(出典:総務省| 家計調査 – 二人以上の世帯 – 四半期 – 2022年)
季節別にガス代の平均額を比較すると、1〜3月がもっとも高額でした。反対に、もっともガス代が低い時期は7〜9月でした。
ガス代は冬の時期に高額になりやすく、夏の時期に低くなりやすいといえます。
これは、寒さの激しい冬は夏よりもお湯の使用量が増えたり、給湯温度を高くしたりすることが原因と考えられます。また、ガスを用いる床暖房やファンヒーターなどを使用することも、ガス代が高くなる理由といえるかもしれません。
地域別のガス代平均(関東は5,918円)
2022年の地域別のガス代平均/月は、2人以上の世帯では以下のとおりです。
エリア | 金額 |
---|---|
北海道地方 | 4,810円/月 |
東北地方 | 4,619円/月 |
関東地方 | 5,918円/月 |
北陸地方 | 4,373円/月 |
東海地方 | 5,607円/月 |
近畿地方 | 5,399円/月 |
中国地方 | 4,133円/月 |
四国地方 | 3,751円/月 |
九州地方 | 4,091円/月 |
沖縄地方 | 4,296円/月 |
(出典:総務省| 家計調査 – 二人以上の世帯 – 地方別 – 2022年)
地域別にガス代の平均額を比較すると、関東地方がもっとも高い金額でした。
次いで、東海地方と近畿地方のガス代が高額になっています。
一方、ガス代が低い地域を確認すると、九州地方や四国地方・北陸地方が少額でした。
地域によってガス代に差が生じる原因としては、まず気候の違いが考えられます。夏よりも冬のガス代が高いように、寒い地域のほうがガスの使用量が増えると予想できるからです。
地域別の平均額を比較すると、北海道地方や東北地方よりも3大都市圏のほうが高い金額となっていました。
そもそもガス代は、各社が設定する基本料金と単位料金で決まります。エリアやガス会社によって、料金の単価は異なるため、地域別で差が出ます。
ほかの地域のガス会社と基本料金などを比較してみるのもよいでしょう。
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※1
①お得額は、3人家族のモデル使用量(30㎥/月)をもとに東京ガス「一般料金」とCDエナジー「ベーシックガス」の料金を比較し、算定しています。
②消費税相当額を含み、原料費調整額を含まず、電気セット割を適用した金額の比較。100円未満切り捨て
③実際はガス代に毎月原料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※2 取次事業者の獲得分を含みます。
※3 平均申し込み時間から算出しています。
※原料費調整単価は、CDエナジーの場合は上限がないが、東京ガス「一般料金」は上限があるため、原料価格の高騰により上限を超えるとCDエナジーのガス料金が割高になる場合あります。
ガス代はどうやって決まる?料金の仕組みを解説
ガス代は、月ごとの使用量に応じて一定額をお支払いいただく「基本料金」と、使用量に応じて計算する「従量料金」の合計で決まります。
- 基本料金:毎月の使用量に応じて一定額を支払う料金。ガス使用量によって変動する。
- 従量料金:ガス使用量に応じて変動する従量単価。原料価格の動きに応じて変動する。
▼ガス代の計算式

ガス代 = 基本料金(円/月) + 単位料金(円/㎥) × ガス使用量(㎥)
ガス代は、大きく基本料金と従量料金の2つによって計算されます。いずれもガス使用量によって大きく変動するため、多くのガスを使うほど請求額が増える仕組みです。
4人家族のガス代が高いのはなぜ?考えられる原因
ガス代が高い原因としては、大きく以下の2つが考えられます。
お風呂で多くのガスを使っている

2つ目の原因として、お風呂で多くのガスを使っていることが考えられます。
お風呂は毎日お湯を使う場所です。とくに4人家族などのファミリー層のご家庭では、必要以上にお湯(ガス)を使用してしまっているかもしれません。
たとえば家族4人のお風呂に入るタイミングがバラバラの場合、1日に何回も追い焚きをしていることがあります。シャワーを常に出しっぱなしにしているなど、無駄なお湯を多く使っているケースもあるかもしれません。
キッチンで多くのガスを使っている

キッチンは、お風呂と同じく日常的にガスを使用する場所です。
よってキッチンでガスを際限なく使っているご家庭も、ガス代が高くなりやすいです。
料理では基本的に強火を使っていたり、洗い物をするときに頻繁に給湯器を使っていたりと、必要以上にガスを使っていることはありませんか?
キッチンでのガスの使い方を見直してみるとよいでしょう。
ガス代を安くするには?おすすめの節約術を紹介
最後に、ガス代を安くするための節約術を2つ紹介します。
ガスの使い方を見直す
お風呂やキッチンでガスの節約に取り組んでいない方は、使い方を見直してみるとよいでしょう。
日常的にガスを使う場所だからこそ、意識次第でガス代の節約につながります。
- 追い焚きの回数を減らす
- シャワーの時間を短くする
- お湯の設定温度を下げる
- こまめにお風呂のフタを閉める
- 室温は20℃を目安に
- 必要な時だけヒーターをつける
- 家族全員が続けてお風呂に入る
- ガスコンロの火力を上げすぎない
- 電気ケトルや電子レンジを有効活用する
家族全員が意識することでガス代を減らせる可能性は十分あります。
節約行動 | 節約効果 |
---|---|
追い焚きの回数を減らす![]() 2時間の放置により4.5℃低下した湯(200L)を追い焚きする場合(1回/日) 年間でガス38.20m3の省エネ | 約6,190円の節約 |
シャワーの時間を短くする![]() 45℃の湯を流す時間を1分間短縮した場合 年間でガス12.78m3の省エネ | 約2,070円の節約 |
食器を洗うときは低温に設定![]() 65Lの水道水(水温20℃)を使い、給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げ、2回/日手洗いした場合(使用期間:冷房期間を除く253日) 年間でガス8.80m3の省エネ | 約1,430円の節約 |
室温は20℃を目安に 外気温度6℃の時、暖房の設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日) ガスファンヒーターの場合 年間でガス8.15m3の省エネ | 約1,370円の節約 |
必要な時だけヒーターをつける 1日1時間運転を短縮した場合(設定温度:20℃) ●ガスファンヒーターの場合 年間でガス12.68m3の省エネ | 約2,050円の節約 |
ガス代の節約に向けて、使い方を工夫してみるとよいでしょう。
◆CDエナジーご契約・Sさんの節約術
【千葉県 4人家族 ガス代5,000円台】
我が家では基本的に追い炊き機能は使わず、冷める前に入るようにしています。ガス代は6月で5,000円台でした。
※2022年07月のアンケートデータ
◆CDエナジーご契約・Uさんの節約術
【神奈川県 4人家族】
なるべくガス代を抑えるため、暖かい季節はなるべくお湯を使わず、水で食器洗いをしています。
※2022年07月のアンケートデータ
ガス会社を見直す
2つ目の方法として、ガス会社を見直すのもおすすめです。
ガス代は、大きく基本料金と従量料金の2つで決まります。
そして基本料金などはガス会社によって異なるため、契約するガス会社をを変更するだけですぐに毎月の支出を減らせる可能性があります。
2017年4月より、都市ガスの自由化によりガス会社は自由に選べます。ガス代が高いと悩んでいる方は、他社に切り替えることで節約できないか検討してみるとよいでしょう。
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関東エリアにお住まいの方はCDエナジーを検討してみませんか?
CDエナジーでは、一般のご家庭向けプランから、ガス床暖房やエネファーム向けプランまで、豊富なラインナップをご用意しています。



- 関東エリアで契約実績80万件突破!(取次事業者の獲得分含む)
- 大手の中部電力&大阪ガスグループだから安心
- 電気もセットで契約するとセット割を適応
- 祝割でライフイベントごとに最大3,000円分のポイントがもらえる(※)
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※WEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、ご契約情報を登録した上で、「カテエネ」を通じて適用の申し込みが必要です。還元されるポイントは「カテエネポイント」となります。申し込み内容に応じて500ポイントずつ分割付与される場合があります。
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※1
①お得額は、3人家族のモデル使用量(30㎥/月)をもとに東京ガス「一般料金」とCDエナジー「ベーシックガス」の料金を比較し、算定しています。
②消費税相当額を含み、原料費調整額を含まず、電気セット割を適用した金額の比較。100円未満切り捨て
③実際はガス代に毎月原料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※2 取次事業者の獲得分を含みます。
※3 平均申し込み時間から算出しています。
※原料費調整単価は、CDエナジーの場合は上限がないが、東京ガス「一般料金」は上限があるため、原料価格の高騰により上限を超えるとCDエナジーのガス料金が割高になる場合あります。
まとめ
4人家族のガス代の平均額は5,427円でした。
季節や地域などによってもガス代は変動しますが、平均額より高い場合は、ガスの使い方を見直し、節約に取り組んでみるとよいかもしれません。
本記事で紹介した節約術を参考にして、ぜひ毎月のガス代の節約にチャレンジしてみてください。
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