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【2025年最新】電気代が安い電力会社12選!料金シミュレーション例もつけて紹介

自分に適した安い電力会社を見つけるためには、ライフスタイルや毎月の電気使用量を軸に候補をいくつか洗い出すことが大切です。供給エリアや電気・ガスのセット割やポイントサービスなどの有無も確認した上で契約する電力会社を選ぶのが良いでしょう。

冒頭では、電気代の安い電力会社の中から、特に検討したいおすすめの3社をご紹介します。

電力会社特徴
CDエナジー中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資で設立され、2018年に誕生した新電力会社。
電気とガスを一緒に契約することで割引が適用されるのが魅力の1つ。
大阪ガス大阪ガスが提供する電力サービス。
関西電力よりも割安な電気料金プランを提供している。
東京ガス1885年10月に創立された東京ガスが提供する電力サービス。
電力自由化に伴い、2016年から関東エリアで電気の供給を開始している。

この記事では、電気代の安い電力会社を12社ご紹介します。また、世帯人数・地域別に見たおすすめの電力会社や選ぶ際のポイント、注意点についても触れています。

記事を読むことで、電力会社選びのポイントも把握しつつ、自分に適した電気代の安い電力会社を見つけられるようになるでしょう。「失敗せずに、今契約している電力会社よりも電気代を安くしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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電力・ガス会社を切り替えると節約できるかも?

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目次

電気代の安いおすすめの電力会社12選

2025年8月現在、契約できる電気代の安い電力会社は以下の通りです。

  1. CDエナジー
  2. 大阪ガスのでんき
  3. 東京ガスのでんき
  4. Looopでんき(Looop)
  5. HTBエナジー
  6. ソフトバンクでんき(SBパワー)
  7. ドコモでんき(NTTドコモ)
  8. auでんき(auエネルギー&ライフ)
  9. エバーグリーン(エバーグリーン・リテイリング)
  10. idemitsuでんき(出光興産)
  11. 東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)
  12. 新日本エネルギー(NEXT ONE)

それぞれの電力会社の特徴や供給地域などを詳しく解説していきます。

1. CDエナジー

内容がポイント系
特徴 CDエナジーは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立した新電力。電気・ガスセット割でそれぞれの料金で割引が適用される。1年間の電気使用量をもとに、最も安くなるプランをお知らせする「最適プランの定期便※」で、ライフステージに合わせたプラン選択も可能。

※当社対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら
供給地域 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東(※離島を除く)
プラン例(ベーシックでんき)
基本料金(1カ月あたり) 10A 276.90円
15A 415.35円
20A 553.80円
30A 830.70円
40A 1,107.60円
50A 1,384.50円
60A 1,661.40円
電力量料金 ~120kWh 29.90円/kWh
121~300kWh 35.59円/kWh
301kWh~ 36.50円/kWh
公式サイト https://www.cdedirect.co.jp/

※上記はすべて税込
※料金は2025年8月時点での単価を適用。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合あり。

【あわせて読みたい】CDエナジーの電気代は高い?電気料金プランを全部紹介

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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関西圏の電気・ガスは大阪ガス!詳細はこちら

2. 大阪ガスのでんき

特徴 大阪ガスが提供する電力サービス。関西電力よりも割安な電気料金プランを提供している。
供給地域 京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県、福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)、岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
※一部の電気料金メニューは関西エリア以外でも申し込み可能
プラン例(ベースプランA)
最低料金 最初の15kWhまで 466.57円
電力量料金 15kW~120kWh 20.21円/kWh
121~350kWh 25.20円/kWh
350kWh~ 28.01円/kWh

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算(北海道・東北・中国・九州エリアは燃料費等調整額(燃料価格調整単価+離島ユニバーサルサービス調整単価)が加減算)、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

3. 東京ガスのでんき

(出典:東京ガス公式サイト

特徴 1885年10月に創立された東京ガスが提供する電力サービス。電力自由化に伴い、2016年から関東エリアで電気の供給を開始している。
供給地域 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県(富士川以東) (離島を除く)
プラン例(基本プラン)
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.74円
15A 467.61円
20A 623.48円
30A 935.22円
40A 1,246.96円
50A 1,558.70円
60A 1,870.44円
電力量料金 ~120kWh 29.70円/kWh
121~300kWh 35.69円/kWh
301kWh~ 39.50円/kWh
公式サイト ​​https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

4. Looopでんき(Looop)

特徴 Looopでんきは、東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動からスタート。市場連動型プランなので、単価が安い時間帯に電気を使うピークシフトで電気代を抑えられる。
供給地域 離島を除く全国
プラン例(スマートタイムONE 電灯・東京エリア)
30分ごとに変わる電源料金 電源料金の計算方法=
30分ごとの電力使用量×{その30分ごとのエリアプライス÷(1-エリア損失率)×1.1(消費税等相当額)}
国の制度対応費 託送費・容量拠出金・再エネ賦課金
※契約電力(kW)と使用電力量(kWh)に応じてそれぞれ算出
サービス料金 7円/kWh ※全国一律

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は託送費、容量拠出金、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

5. HTBエナジー

(出典:HTBエナジー公式サイト

特徴 2016年2月から小売電気事業者として登録し、電力小売業務を専門として扱っている新電力。契約者限定で利用できるクーポン情報提供サービスがある。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(ベーシックプラン・東京エリア)
基本料金(1カ月あたり) 30A~60A 550円
電力量料金 1kWhあたり 28.60円
公式サイト ​​https://htb-energy.com/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額と電源調達調整費が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

6. ソフトバンクでんき(SBパワー)

特徴 大手通信会社であるソフトバンク株式会社が提供する電力サービス。ソフトバンクやワイモバイルのユーザーは、支払いをまとめることで通信費が割引になる。
供給地域 全国 ※契約プランにより供給可能な地域が異なる
プラン例(おうちでんき・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 契約電流10Aにつき
(15Aの場合)
311.75円(467.63円)
契約電流1kVAにつき 311.75円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 36.40円/kWh
301kWh~ 40.49円/kWh
最低月額料金 328.08円
公式サイト https://www.softbank.jp/energy/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額、電力市場連動額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

7. ドコモでんき(NTTドコモ)

(出典:ドコモでんき公式サイト

特徴 通信事業大手のNTTドコモが提供する電力サービス。ドコモ回線やdカードの使用者は、電気代支払い時のポイント還元率が上がる。
供給地域 全国 ※沖縄電力エリアおよび離島などを除く
プラン例(ドコモでんきMプラン Basic|東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 36.40円/kWh
301kWh~ 40.49円/kWh
公式サイト ​​https://denki.docomo.ne.jp/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算(北海道・東北・中国・九州エリアは燃料費等調整額(燃料価格調整単価+離島ユニバーサルサービス調整単価)が加減算)、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

8. auでんき(auエネルギー&ライフ)

(出典:auでんき公式サイト

特徴 auエネルギー&ライフが運営する電力サービス。2016年の4月の電力自由化に伴って登場した。電気代に応じてポイントの還元率が変わる。
供給地域 全国 ※離島・一部地域除く
プラン例(でんきMプラン・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.74円
15A 467.62円
20A 623.49円
30A ​​935.24円
40A 1,246.99円
50A 1,558.74円
60A 1,870.49円
電力量料金 ~120kWh 29.79円/kWh
121~300kWh 36.39円/kWh
301kWh~ 40.48円/kWh
最低月額料金 328.07円
公式サイト https://www.au.com/energy/denki/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

9. エバーグリーン(エバーグリーン・リテイリング)

(出典:エバーグリーン公式サイト

特徴 老舗の新電力イーレックスと東京電力EPが共同出資で設立した新電力。月額固定の料金プランや歩数に応じて貯まるポイントで電気料金が安くなるプランがある。
供給地域 全国 ※沖縄県と一部離島を除く
プラン例(従量電灯B・関東エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10A 284.29円
15A 426.44円
20A 568.58円
30A 852.87円
40A 1,137.16円
50A 1,421.45円
60A 1,705.74円
電力量料金 ~120kWh 19.69円/kWh
121~300kWh 24.55円/kWh
300kWh~ 27.44円/kWh
公式サイト ​​https://www.egmkt.co.jp/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は電源調達調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

10. idemitsuでんき(出光興産)

(出典:idemitsuでんき公式サイト

特徴 出光興産株式会社が提供する電力サービス。指定のカードでの支払いで出光SSのガソリン代が割引になる「クルマ特割」がある。
供給地域 沖縄・離島を除く全国
プラン例(Sプラン|東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10Aごとに 311.75円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 34.76円/kWh
301kWh~ 37.10円/kWh
公式サイト ​​https://denki.idemitsu.com/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

11. 東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)

(出典:東急でんき&ガス公式サイト

特徴 東急グループの東急パワーサプライが運営する電力サービス。東急線の定期券を持っていると電気代が割引になるなど、東急グループのサービス利用者向けの特典が豊富。
供給地域 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の富士川以東 (離島を除く)
プラン例(従量電灯B)
基本料金(1カ月あたり) 30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金 ~120kWh 31.39円/kWh
121~300kWh 31.89円/kWh
301kWh~ 36.14円/kWh
公式サイト https://www.tokyu-ps.co.jp/home/denkigas/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

12. 新日本エネルギー(NEXT ONE)

特徴 株式会社NEXT ONEが提供する電力サービス。近隣トラブルサポートや全国で利用できる優待サービスがオプションでつけられる。
供給地域 全国 ※沖縄県を除く
プラン例(スタンダードプラン電灯B・東京エリア)
基本料金(1カ月あたり) 30A 885.72円
40A 1,180.96円
50A 1,476.20円
60A 1,771.44円
電力量料金 ~120kWh 30.00円/kWh
121~300kWh 36.23円/kWh
301kWh~ 39.46円/kWh
最低月額料金 321.42円
公式サイト ​​https://nj-e.jp/

※上記はすべて税込
※2025年8月 当社調べ。実際の電気料金は電力調達調整費と市場調整費が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

【世帯人数別】おすすめの安い電力会社

住宅地

1人暮らしとファミリー世帯とでは、電気の使用量が大きく異なります。ライフスタイルに合った料金プランを選ばないと、電気代が割高になることも珍しくありません。

ここでは、1人暮らしから4人暮らし以上の世帯まで、それぞれにおすすめの電力会社を紹介します。一覧で比較したい方は、以下の表を参考にしてください。

項目 電力会社 電気料金プラン
1人暮らしにおすすめ CDエナジー シングルでんき
Looopでんき スマートタイムONE
2~3人暮らしにおすすめ CDエナジー ベーシックでんき
東京ガス 基本プラン
4人家族以上におすすめ CDエナジー ファミリーでんき
HTBエナジー ベーシックプラン

それぞれ詳しくみていきましょう。

1人暮らしにおすすめの安い電力会社

1人暮らしの方には、以下の電力会社がおすすめです。

  • CDエナジー「シングルでんき」
  • Looopでんき「スマートタイムONE」

CDエナジーの「シングルでんき」は、月間133kWh以下の使用量の方に適したプランです。電気の使用量が0kWhの場合を除き、1月につき100円割引となる独自の特典があります。

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、時間帯によって単価が変動するプランです。単価が安い時間帯に電気を使用することで、電気代の節約を期待できます。

2人~3人暮らしにおすすめの安い電力会社

2人〜3人暮らしの方には、以下の電力会社がおすすめです。

  • CDエナジー「ベーシックでんき」
  • 東京ガス「基本プラン」

CDエナジーの「ベーシックでんき」は、2人~3人暮らしの方や月間使用量が133~400kWh程度の方向けのプランです。ガスとセットで契約すると、電気・ガス料金がそれぞれ0.5%割引になります。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

東京ガスでは、電気とガスをまとめて契約することが可能です。セット契約で電気代が0.5%割引になるため、料金面でもメリットを受けられます。

4人暮らし以上におすすめの安い電力会社

4人暮らし以上の方には、以下の電力会社がおすすめです。

  • CDエナジー「ファミリーでんき」
  • HTBエナジー「ベーシックプラン」

CDエナジーの「ファミリーでんき」は、4人暮らし以上の方や月間使用量が400kWh以上の方に適したプランです。300kWhまで定額料金で利用できるため、電気を多く使う家庭に向いています。

HTBエナジーの「ベーシックプラン」は、使用量が増えても単価が変動しないシンプルな料金体系のプランです。電気代の予測がしやすく、安心して利用できます。

【地域別】おすすめの安い電力会社

木でできた日本地図

電力自由化によって自由に電力会社を選べるようになりました。しかし、それぞれの電力会社で電気を供給できるエリアが決まっています。そのため、住んでいる地域で契約可能な電力会社の中から比較・検討することが大切です。

ここでは関東エリアと関西エリアに分けて、おすすめの電力会社をご紹介します。

関東でおすすめの安い電力会社

関東エリアに住んでいる方には、以下の電力会社がおすすめです。

  • CDエナジー「ベーシックでんき」
  • 東急でんき&ガス「従量電灯B」

CDエナジーの「ベーシックでんき」は一般的な家庭向けのプランで、特に毎月の電気使用量が133~400kWhの世帯の方に適しています。ガスとセットで契約するとセット割が適用され、光熱費全体を抑えることが可能です。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

東急でんき&ガスの「従量電灯B」は、基本料金が東京電力の同等プランより割安に設定されています。そのため、現在の使い方を変えずに電気代を節約したい方におすすめです。

関西でおすすめの安い電力会社

関西エリアでおすすめの電力会社は、以下の通りです。

  • 大阪ガスのでんき「ベースプランA」
  • エバーグリーン「従量電灯A」

大阪ガスのでんき「ベースプランA」は、関西電力の従量電灯Aに相当する標準的なプランです。ガスとセットで契約すると、ガス料金の割引が適用されるため、ガスと電気をまとめて見直したい家庭に特におすすめです。

エバーグリーンの「従量電灯A」は、最低料金と電力量料金単価が関西電力の従量電灯Aより安く設定されています。電気の使用量が多い家庭ほど節約効果が期待できます。

【オール電化】おすすめの電力会社

オール電化住宅では、エコキュートなどでお湯を沸かす夜間の電気使用量が多くなります。そのため、夜間の電気料金が安いプランを選ぶのが節約のポイントです。

オール電化におすすめの電力会社は以下の通りです。

  • CDエナジー「スマートでんき」
  • idemitsuでんき「オール電化プラン」

CDエナジーの「スマートでんき」は、夜間や早朝の電力量料金が割安なプランです。そのため、夜間に電気を使用すると電気代を節約できます。
idemitsuでんきの「オール電化プラン」も、夜間の電気料金がお得になるプランです。ライフスタイルに合わせて電力会社を切り替えることで、効率的に電気代を節約できます。

新電力と大手電力会社の電気料金を比較

お金の計算イメージ

ここまで、新電力の特徴や料金をご紹介しましたが、大手電力会社と比較してどのくらい安くなるのか気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、関西電力・東京電力のエリアごとに新電力と大手電力会社の電気料金を比較します。

※具体的な料金はプランごとに異なります。あくまでも目安としてご参照ください。

関西電力エリア

以下の表は、関西電力と新電力会社の電気料金をまとめたものです。

項目 関西電力
(従量電灯A)
大阪ガスのでんき
(ベースプランA)※
エバーグリーン
(従量電灯A)
auでんき
(でんきMプラン)※
最低料金 最初の15kWhまで 522.58円 466.57円 341.00円 522.57円
電力量料金 第1段階
15〜120kWh
20.21円/kWh 20.21円/kWh 20.30/kWh 20.20円/kWh
第2段階
121〜300kWh
(大阪ガスのでんきは121〜350kWh)
25.61円/kWh 25.20円/kWh 24.52/kWh 25.60円/kWh
第3段階
301kWh〜
(大阪ガスのでんきは351kWh〜)
28.59円/kWh 28.01円/kWh 26.98/kWh 28.58円/kWh

※ 実際の電気料金は燃料費調整額(電源調達調整額※1)が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※ 関西電力以外の電気料金は、燃料費調整単価(電源調達調整単価※1)に上限なし。一方で、関西電力「従量電灯A」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格(JEPX の平均市場価格※1)の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額(電源調達調整額※1)により、関西電力以外の電気料金が割高になる場合があります。
※1 エバーグリーンの場合

表をみると、大阪ガスのでんきやエバーグリーンの最低料金は、関西電力の従量電灯Aプランよりも安いことがわかります。電力量料金に関しては、第2段階から安くなる電気料金プランが多い傾向にあります。

ただし、燃料価格(JEPX の平均市場価格※1)の高騰により、大阪ガスやエバーグリーンの電気料金のほうが関西電力の「従量電灯A」の電気料金よりも高くなることがありますので注意が必要です。

東京電力エリア

以下の表は、東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)と新電力会社の電気料金をまとめたものです。

項目 東電EP
(従量電灯Bプラン)※
CDエナジー
(ベーシックでんきB)※
エバーグリーン
(従量電灯B)
auでんき
(でんきMプラン)※
基本料金
(1カ月あたり)
10A 311.75円 276.90円 284.29円 311.74円
15A 467.63円 415.35円 426.44円 467.62円
20A 623.50円 553.80円 568.58円 623.49円
30A 935.25円 830.70円 852.87円 ​​935.24円
40A 1,247.00円 1,107.60円 1,137.16円 1,246.99円
50A 1,558.75円 1,384.50円 1,421.45円 1,558.74円
60A 1,870.50円 1,661.40円 1,705.74円 1,870.49円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh 29.90円/kWh 19.69円/kWh 29.79円/kWh
121~300kWh 36.40円/kWh 35.59円/kWh 24.55円/kWh 36.39円/kWh
301kWh~ 40.49円/kWh 36.50円/kWh 27.44円/kWh 40.48円/kWh

※ 実際の電気料金は燃料費調整額(電源調達調整額※1)が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※ 東電EP「従量電灯B」以外の電気料金は、燃料費調整単価(電源調達調整単価※1)に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格(JEPX の平均市場価格※1)の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額(電源調達調整額※1)により、関西電力以外の電気が割高になる場合があります。
※1 エバーグリーンの場合

表の基本料金と電力量料金の単価のみを比べると、CDエナジーやエバーグリーンは、東京電力EPよりも安いことがわかります。

ただし、燃料価格(JEPX の平均市場価格※1)の高騰により、CDエナジーやエバーグリーンの電気料金のほうが東京EP「従量電灯B」の電気料金よりも高くなることがありますので、注意しましょう。

CDエナジーでは、ベーシックでんきプラン以外にも世帯人数に合わせたプランやライフスタイルに沿ったプランを提供しております。関東エリアで電力会社をお探しの方は、ぜひご検討ください。

【世帯人数別】電気料金シミュレーション

電力会社を切り替えると、実際の電気代はどのくらい安くなるのでしょうか。ここでは東京電力からCDエナジーに切り替えた場合を想定し、世帯人数別に年間の電気料金をシミュレーションしました。

世帯人数CDエナジー東京電力年間の電気代の平均
1人49,270円50,978円1,708円
2人99,669円103,033円3,364円
3人114,432円118,812円4,380円
4人以上187,977円201,904円13,927円
総務省|家計調査2024年のデータおよびCDエナジーの料金シミュレーションを元に算出
※1人:契約アンペア40A・合計1,432kWh・:2人:契約アンペア40A・合計3,115kWh、3人:契約アンペア40A・合計3,596kWh、4人:契約アンペア40A・合計5,996kWhで計算

表をみると、どの世帯人数でもCDエナジーに切り替えることで電気代が安くなる可能性があることがわかります。

ただし、電気の使用量やライフスタイルによって最適なプランは異なります。実際にどのくらい安くなるか気になる方は、切り替え先の電力会社の公式サイトで料金シミュレーションをしてみるのがおすすめです。

【あわせて読みたい】【電気料金シミュレーション】CDエナジーに切り替えていくら安くなるか確認してみよう!

電力会社選びで失敗しないための3つのポイント

スマホで確認する女性

電力会社選びで失敗しないためのポイントは、以下の3つです。

電力会社選びのポイントをおさえて電気料金プランを比較することで、少ない時間でも効率よく自分に合った電力会社を見つけられます。「電力会社選びで失敗するリスクを減らしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1. 電力会社の経営基盤は安定しているか

電力会社を選ぶ際、経営基盤が安定しているか確認することが大切です。現在は電力ネットワーク全体で電気の安定供給が保たれているため、契約している電力会社が倒産した場合でもいきなり電気が使えなくなることはありません。

ただし、契約している電力会社が倒産あるいは早期撤退をすることによって、新しく契約する電力会社を選び直す手間がかかります。

電力会社を選ぶ際は、電力販売の実績やグループ企業等にも目を向け、安定した経営基盤をもっているかを確認しておきましょう。

ポイント2. 割引やポイントなどのサービスがあるか

電力会社ごとにサービス内容は異なりますが、なかには割引やポイントが貯まりやすいサービスを提供している企業があります。契約時限定の特典を用意している企業もあるため、事前に情報を確認しておくことが大切です。

たとえば、電気とガスのセット割引が適用される企業の場合、契約する電気・ガス料金プランを同一企業にすることで光熱費の節約につながります。貯まるポイントに関しては会社によって還元率なども変わるため、事前のチェックが大切です。

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ポイント3. 電気とガスがまとめて契約できるか

電気とガスのセット割引が適用される電力会社の場合、光熱費を節約できる可能性があります。電力サービスと合わせてガスサービスも用意されているか、確認してみるとよいでしょう。

また、引っ越しで電力会社をお探しの場合、ガスと一緒に契約できる会社であれば手続きの手間が省けます。手間と光熱費の両方を抑えたい方におすすめです。

電力会社を選ぶ際の3つの注意点

電卓を見て考える女性

電力会社を選ぶ際、以下の3つの点に注意しましょう。

それぞれの内容について詳しく解説します。

注意点1. 供給エリア外の場合は契約できない

いくら自分に合った電気料金プランを見つけたとしても、供給エリア外であれば契約できません。電力会社を選ぶ際は、第一に供給エリアを確認しておくことが大切です。

新電力のなかには全国展開している会社が多く存在しますが、供給地域が限られている会社も少なからず存在します。現在お住まいの地域やこれから住む地域に対応した電力会社であることを、公式サイトで確認しておきましょう。

注意点2. 現在契約している電力会社との比較が大切

電力会社を切り替える際は、契約中の電力会社と切り替え先の電力会社の比較が大切です。現在契約中の電力会社によりよいプランがないかなども踏まえて確認しましょう。

電力会社の電気料金プランごとの電気料金表を比較したり、シミュレーションを活用したりして電気代が安くできるかを確認することが大切です。慎重に比較して今よりも電気代が安くなることを判断できた後で切り替えに進んでください。

注意点3. ライフスタイルに合っているか確認する

電力会社を選ぶ際は、電力量料金単価が安い時間帯と自分の在宅のタイミングが合っているかなどを確認しましょう。ライフスタイルに合っていない電気料金プランの場合、思ったよりも電気代の削減につながらないためです。

たとえば昼間は仕事で家を留守にする場合、夜間に電力量料金単価が安くなったり夜間割引が適用されたりする電気料金プランを選ぶのがおすすめです。世帯人数が多い場合などは、ファミリー向けプランをおすすめします。

電気を利用する方によって適した電気料金プランは異なるため、自分のライフスタイルを軸に考えて選ぶことが大切です。

CDエナジーってどんな電力会社?

どんな電力会社

2018年に誕生したCDエナジーは、中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資で設立された新電力です。CDエナジーは、電気とガスを一緒に契約するとセット割引で安くなるのが魅力です。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

CDエナジーの魅力は料金面だけでなく、独自のポイントシステムがあることも挙げられます。無料のWEB会員サービス「カテエネ」に登録すると、料金に応じて「カテエネポイント」が自動で貯まります。カテエネポイントは電気代の支払いに使うことができ、電気代の支払額100円につき1ポイントが付与されます。つまり、カテエネポイントで電気代を支払うと、実質1%の割引になるということ。ほかにも、貯めたカテエネポイントは提携先のdポイントやVポイントなど、他社のポイントにも交換できるのが特徴です。

※ ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。また、セット割引の適用を受ける場合は、割引後の料金から算定。

さらに、家族で楽しめる以下の特典つきプランを選ぶこともできます。

  • 「JO1でんき」…JO1がアンバサダーを務める、契約者限定のイベントやオリジナルグッズなどの特典つきプラン
  • 「エンタメでんき」…Amazonプライムの1年契約つきプラン
  • 「radikoでんき」…radikoプレミアムダブルプランがセットになったプラン
  • 「CDグリーンでんき」…ポイントがたくさん貯まって環境にも優しいプラン

電気とガスを一緒に契約できて、さまざまな特典も選べるのが魅力です。新規契約先を探している方も切り替えを検討している方も、「安心できる電力会社を選んで電気代を節約したい」という場合は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

特徴 CDエナジーは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立した新電力。電気・ガスセット割でそれぞれの料金で割引が適用される。1年間の電気使用量をもとに、最も安くなるプランをお知らせする「最適プランの定期便※」で、ライフステージに合わせたプラン選択も可能。

※当社対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら
解約金 原則なし
※「JO1でんき」「エンタメでんき」「radikoでんき」は契約更新のタイミング以外で解約すると解約金が発生
主なプラン ・ベーシックでんき
・ファミリーでんき
・シングルでんき
プラン例(ベーシックでんき)
基本料金(1カ月あたり) 30A 830.70円
40A 1,107.60円
50A 1,384.50円
60A 1,661.40円
電力量料金(1kWhあたり) ~120kWh 29.90円/kWh
121~300kWh 35.59円/kWh
301kWh~ 36.50円/kWh
支払い方法 口座振替、クレジットカード

※1 上記はすべて税込
※2 料金は2025年8月時点での単価を適用。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※3 CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合あり。

安い電力会社に関するよくある質問

よくある質問のイメージ

最後に、安い電力会社に関するよくある質問にお答えします。

新電力はやばいって本当?

新電力も大手電力会社も同じ送配電網を利用しているため、電気の品質や安定供給に差はありません。万が一、契約中の新電力が倒産や事業撤退をしても、すぐに電気が止まることはありません。地域の大手電力会社が電気の供給を一時的に引き継ぐ仕組みが整っています。

ただし、燃料費の高騰などにより、事業から撤退したり倒産したりする新電力が出ているのも事実です。そのため、会社の経営基盤が安定しているかなどを事前にしっかり調べることが、安心して新電力を利用するためのポイントです。

【あわせて読みたい】新電力への切り替えは後悔する?メリットやおすすめの電力会社も紹介

新電力への切り替えで後悔しないためには? 

新電力への切り替えで後悔しないためには、料金シミュレーションをすることがポイントです。日中に電気を多く使う家庭と夜間に多く使う家庭では、最適なプランが異なります。

また、契約期間の縛りや解約金の有無も必ず確認すべき項目です。知らずに契約してしまい、解約するときに初めて気づくケースもあります。

事前に契約内容を細かくチェックし、複数の電力会社を比較検討することで後悔を防ぐことができます。

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電気代を安くしたいときは?

電気代を安くしたいと考えたとき、最も効果的な方法の1つが電力会社の切り替えです。2016年の電力自由化以降、多くの会社が参入し、特色ある料金プランを提供しています。自分のライフスタイルに合ったプランを選べば、電気代を大きく節約できる可能性があります。

また、現在の契約内容を見直すことも有効です。たとえば契約アンペア数が必要以上に大きい場合、基本料金を無駄に支払っている可能性があります。ライフスタイルの変化に合わせて適切なアンペア数に見直すだけで、毎月の基本料金を下げられます。

【あわせて読みたい】電気代を安くする方法42選!裏ワザや電気代節約グッズも紹介

電力会社の切り替えによるメリット・デメリットは?

電力会社の切り替えによる最大のメリットは、電気料金が安くなる可能性があることです。ガスや通信とのセット割引、ポイント還元など、お得なサービスが受けられる場合もあります。

デメリットとしては、ライフスタイルに合わないプランを選ぶと電気代が高くなるリスクがあることです。会社によっては解約金が発生する場合もあります。

しかし、これらのデメリットは、事前の料金シミュレーションや契約内容の確認によって回避することが可能です。

自分に合った電力会社で毎月の電気代を安くしよう!

この記事では、電気代の安い電力会社をご紹介しました。電力会社ごとに電力量料金単価や供給エリアなどが異なるため、複数の電力会社のサービス内容を比較して自分に適した会社を見つけることが大切です。

CDエナジーでは、電気とガスをセットで契約することでセット割引が適用されます(電気セット割は「ゆかぽかガス」「はつでんガス」が対象外、ガスセット割は「スマートでんき」が対象外)。ほかにも、ライフスタイルに合わせた複数の電気料金プランを用意しております。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

関東エリアにお住まいの方で電力会社選びにお悩みの場合は、ぜひCDエナジーの利用をご検討ください。

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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