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エアコンの試運転とは?実施のタイミングやメーカーごとの手順を解説

「エアコンの試運転って何?」
「メーカー別にエアコンの試運転の方法を知りたい」
「エアコンの試運転で起こりうるトラブルも教えてほしい」

現在、エアコンの使用を開始しようとしている方の中で、このようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

エアコンの試運転とは、夏や冬などエアコンの使用シーズン本番に備えて動作をチェックすることです。事前に異常がないかを確認しておくことで、エアコンが正常に動作する状態で使用シーズンを迎えられるでしょう。

この記事では、エアコンの試運転について詳しく解説します。ほかに、試運転の実施のタイミングやメーカー別の実施方法についても触れています。

記事を読むことで、メーカー別の試運転の実施方法を把握しつつ、より効率的にエアコンの試運転が実施しやすくなるため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

エアコンの試運転とは?

エアコンのリモコン

エアコンの試運転とは、長期間使っていなかったエアコンが正常に動作するかチェックすることです。エアコンの試運転で正常に動作することを事前に確かめておくことで、猛暑でもトラブルなく冷房機能が使用できます。

夏本番の時期、エアコンの購入・修理の依頼が混み合います。パナソニックの情報によると、エアコンの購入・修理から使用できるまで約4割の人が2週間以上待ったとのことです。

エアコンの試運転をおこない、正常に動作できる状態でシーズン本番を迎えましょう。ここでは、エアコンの試運転で確認する内容について解説します。

エアコンの電源を入れる前の確認内容

エアコンの試運転で確認する内容は、電源を入れる前と試運転でそれぞれ異なります。以下の表は、エアコンの電源を入れる前の確認内容をまとめたものです。

項目詳細
エアコンが接続されている電源のブレーカーが「入」になっているか確認するエアコンが接続されているブレーカーが「切」の場合は「入」にする。電源プラグを抜いている場合はコンセントに挿し込む。
コンセントにホコリが溜まっていないかコンセントと電源プラグの間にホコリがあると発火の恐れがある。ホコリを取り除いて対応する。
室内機から水漏れが発生していないか排水ホースの先端にごみが詰まったり先端が持ち上がったりしていると排水ホースから水が流れなくなる。排水ホースのごみを取り除いたり位置を変えて対応する。
リモコンの画面が正しく表示されているかリモコンが表示されていないとエアコンを上手く使用できない。乾電池を交換したり向きを変えたりする。
エアコンのフィルターが汚れていないかフィルターが汚れていると異臭につながる。フィルターが汚れている場合は清掃する。

表の内容をチェックできたら、エアコンの試運転を実施してみましょう。

エアコンの試運転での確認内容

以下の表は、エアコンの試運転での確認内容をまとめたものです。

項目詳細
電源が入るか電源を入れて正常に動作するかどうか確認する。
異音や異臭がしないか確認する運転音に問題がないか、室内機から異臭がしていないか確認する。
音の種類によって対処法が異なる。
ランプが点滅していないか確認するタイマーランプや除湿ランプなどのランプが点滅していないか確認する。点滅するランプ・不具合の種類はメーカーごとに異なる。

試運転で異常がないことを確認した上で、エアコンの使用シーズンを迎えることが大切です。

エアコンの試運転を実施するタイミング

エアコンの試運転を実施するタイミングは、使用シーズンの2週間〜2カ月前が目安です。メーカーごとに推奨されているタイミングは異なるため、情報を確認し、早めの試運転を心がけてみるとよいでしょう。

試運転の実施方法に関しては後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【メーカー別】エアコンの試運転のやり方・実施方法

エアコン試運転

実際にエアコンの試運転をおこなう際、どのように実施すればよいのでしょうか。続いては、以下のメーカー別に、エアコンの試運転の方法を解説します。

  • パナソニック
  • ダイキン
  • 三菱
  • 東芝
  • 富士通ゼネラル

1. パナソニック

パナソニックが推奨するエアコンの試運転の実施方法は、以下の通りです。

  1. 電源を入れる前に、ブレーカーやコンセントを確認
  2. 運転モードを「冷房」にして運転開始
  3. リモコンやエアコン本体に不具合がないかチェック
    出典:Panasonic|暑くなる前にチェック!エアコンの試運転とフィルターのお掃除

パナソニックのエアコンの試運転を実施して、不具合がないかをチェックしてみましょう。異常が見られた際は、必要に応じて問い合わせることが大切です。

2. ダイキン

ダイキンが推奨するエアコンの試運転の実施方法は、以下の通りです。

  1. 運転モードを冷房にして、最低温度(16~18℃)で10分ほど運転する
  2. 運転時に冷風が出ているか、ランプが点滅していないかなどを確認する
  3. さらに30分ほど運転し、室内機から水漏れがないか確認する
  4. あわせて異臭や異音がないかも確認する
  5. 運転を停止する
    出典:ダイキン

4〜6月前半でのエアコンの試運転実施が推奨されています。夏の暑い時期に備えるため、余裕のあるタイミングでダイキンのエアコンの試運転を実施してみましょう。

3. 三菱

三菱が推奨するエアコンの試運転の実施方法は、以下の通りです。

  1. 電源プラグ・電源コード・コンセントの確認をおこなう
  2. 試運転前にエアコンの手入れをおこなう
  3. エアコンの試運転を実施する
    出典:三菱|もうすぐ  エアコンのシーズン!!シーズン前の試運転で 夏本番を安心、快適に!

エアコンの試運転では、冷房機能が設定できる最低温度(16℃)で10分ほど運転、その後さらに20分運転して異常がないか確認することが推奨されています。運転時には冷風が出ているか、室内機からの水漏れがないかの確認が必要です。

5月中旬を目安に試運転の実施が推奨されているため、余裕を持ってエアコンに異常がないかチェックしてみましょう。

4. 東芝

東芝が推奨するエアコンの試運転の実施方法は、以下の通りです。

  1. まずは電源をチェックする
  2. 動作環境をチェックする
  3. 18℃で10分間冷房運転する
  4. さらに30分冷房運転する
    出典:東芝|夏本番前に!!エアコンお手入れと運転確認をお願いします!

夏場に困らないよう、早めの点検が推奨されています。シーズン前に余裕のあるタイミングで、東芝のエアコンの試運転を実施してみましょう。

5. 富士通ゼネラル

富士通ゼネラルが推奨するエアコンの試運転の実施方法は、以下の通りです。

  1. ブレーカーの確認
  2. 電源プラグの確認
  3. リモコンの電池確認
  4. フィルターの汚れを確認
  5. 室外機の上や前にものを置かない
  6. 排水ホースを下向きにする
  7. 温風の確認
  8. 正常運転の確認
    出典:富士通ゼネラル

十分な試運転を実施して、富士通ゼネラルのエアコンが正常に動作するかをチェックしてみてください。もし異常が生じた場合は、富士通ゼネラルコールセンターに問い合わせてみましょう。必要があれば、点検・修理の依頼・相談が可能です。

エアコンの試運転でよくあるトラブル

エアコンをチェックする女性

エアコンの試運転でよくあるトラブルは、以下の通りです。

  • 電源が入らない
  • 冷房の効きが悪い
  • 異音・異臭がする
  • エラーコードやランプが点滅する

それぞれのトラブルと対処法を詳しく解説します。

トラブル1. 電源が入らない

エアコンの電源が入らない場合、リモコンの電池が切れている可能性があります。電池を交換して電源が入るか確認してみましょう。

乾電池が完全に切れなくても、電池の容量が減るとリモコンの動作が鈍ったり、反応する距離が短くなったりします。思わぬ事故を防ぐためにも、症状に気づいたタイミングでなるべく早めに電池交換することが大切です。

トラブル2. 冷房の効きが悪い

エアコン(冷房機能)の効きが悪い場合、設定温度を下げたり電源を入れ直したりしてみましょう。改善しない場合は、エアコンの風向きや風の遮断の有無、室外機の周りや稼動の有無なども確認してみてください。

エアコンメーカーの公式サイトにて、冷房の効きが悪い場合の対処法が記載されていることもあるため、あわせてチェックしてみるとよいでしょう。

トラブル3. 異音・異臭がする

エアコンの試運転時、運転や環境によって「ポコポコ」「ブシュッ」などの音が生じる可能性があります。これは、冷媒ガスの流れが切り替わったりエアコン内部に流れたりする際に生じる音なので、エアコン自体に異常はありません。

エアコンの試運転で風の臭いは、室内の生活臭・カビが原因です。2週間に1度の頻度を目安に、エアコンフィルターの清掃を実施するとよいでしょう。

トラブル4. エラーコードやランプが点滅する

エアコンのエラーコードやランプが点滅する場合、何かしらの異常が生じている可能性があります。点滅するランプの種類や表示のされ方はメーカーごとに異なるため、使用しているエアコンの取扱説明書・メーカーの公式ページから異常の内容を確認してみてください。

不具合に該当する場合は、現在ご使用のエアコンのメーカーにチェックしてもらいましょう。

古いエアコンをお使いの方は買い替えもおすすめ

古いエアコンが上手く動作しない場合は、買い替えをおすすめします。買い替えの際は、使用する部屋の状況や自分のライフスタイルに合ったエアコンを選びましょう。

古いエアコンを買い替えることで、毎月の電気代の節約にもつながります。エアコンの省エネ性能は年々向上しており、新しいエアコンは古いエアコンよりも消費電力が小さくなるためです。

新しいエアコンは10年前のエアコンと比較して、約17%の省エネになるとされています。試運転の結果やエアコンの使用年数に合わせて、エアコンの買い替えを検討してみてください。

エアコンの試運転を実施してシーズンに備えよう!

この記事では、エアコンの試運転について詳しく解説しました。夏や冬などのエアコンの使用シーズンを問題なく迎えるためにも、エアコンが正常に動作するかどうかをチェックする試運転は必要です。

電源を入れる前に、ブレーカーが「入」になっているか、コンセントやフィルターにホコリが溜まったり詰まったりしていないかを確認してみましょう。試運転では、エアコンが正常に動作するか、水漏れなどが生じてないかも確認してみてください。

もし試運転で異常が生じた場合は、エアコンのメーカーの取扱説明書や公式サイトを確認して、適切な対応を取りましょう。この記事でご紹介した内容を参考に、余裕のあるタイミングでエアコンの試運転を実施してみてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。