「電気代を節約したいけど、一人暮らしの電気代の平均っていくらくらい?」
「これから一人暮らしを始めるけど、電気代っていくらかかるものなの?」
毎月かかる電気代について、一人暮らしの平均はいくらくらいなのか、効率的な節約方法はないのかとお悩みの方もいるでのはないでしょうか。
総務省が実施した家計調査によると、2024年の一人暮らしの電気代の平均は6,756円/月です。1〜3月の平均は9,000円を超えることが多いものの、毎月の電気代が平均8,000円〜10,000円を超えている場合は、一度電気の使い方を見直してみるとよいでしょう。
この記事では、一人暮らしの電気代の平均額と節約方法について解説します。ほかにも、季節ごとの電気代の平均やオール電化の場合の平均、電気代だけでなく光熱費すべての平均などもまとめています。一人暮らしの電気代が高くなる原因や節約方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 一人暮らしの電気代の平均はいくら?
- 地域別にみる電気代の平均
- 季節ごとの電気代の平均
- 電気代を含めた水道・光熱費の平均
- オール電化の場合の電気代
- 電気代ってどうやって決まっているの?電気料金の仕組みを解説
- 基本料金・電力量料金
- 燃料費調整額
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
- 一人暮らしの電気代が高くなる原因5つ
- 1. 気温の変化で家電の電力使用量が増えた
- 2. 契約アンペア数が大きい
- 3. 消費電力の大きい家電を使っている
- 4. ライフスタイルが変わった
- 5. 電気料金プランがライフスタイルに合っていない
- 一人暮らしの方がすぐに試せる電気代の節約方法6選
- 1. 使っていない家電はこまめに電源を切る
- 2. 古い家電は買い換えを検討する
- 3. 家電の設定温度を見直す
- 4. 夜間に家電を使う
- 5. 支払い方法を見直す
- 6. 家電の使い方を見直す
- 電力会社やプランの見直しも節約につながる!
- 一人暮らしの電気代についてよくある質問
- 一人暮らしなのに電気代が高いのはおかしいの?
- 一人暮らしで電気を300kwh使用した場合の電気代はどのくらい?
- 電力会社を変更する際の注意点は?
- 一人暮らしの電気代を賢く節約しよう
一人暮らしの電気代の平均はいくら?

総務省の家計調査によると、2024年の一人暮らしの電気代の平均は6,756円/月です。年間に換算するとおよそ81,072円です。毎月の電気代が平均8,000円〜10,000円を超えている場合は、一度見直してみるとよいでしょう。
ただし、生活スタイルや住んでいる環境、季節によって電力の使用量は異なります。季節ごとの電気代や光熱費全体の平均などを参考にして、自分の電気代と比較してみましょう。
地域別にみる電気代の平均
総務省の家計調査によると、一人暮らしの地域別の電気代の平均は以下の通りです。
全国平均 | 北海道・東北地方 | 関東地方 | 北陸・東海地方 | 近畿地方 | 中国・四国地方 | 九州・沖縄地方 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | 6,726円/月 | 8,103円/月 | 6,635円/月 | 7,252円/月 | 6,052円/月 | 7,394円/月 | 5,513円/月 |
2024年 | 6,756円/月 | 7,500円/月 | 6,566円/月 | 6,794円/月 | 6,648円/月 | 7,437円/月 | 6,274円/月 |
地域別に見ると、北海道・東北地方が高く、九州・沖縄地方が安い傾向であるとわかります。全国平均だけでなく、お住まいの地域の電気代平均とも比較してみるとよいでしょう。
季節ごとの電気代の平均
総務省の家計調査によると、一人暮らしの季節ごとの電気代の平均は以下の通りです。
1〜3月 | 4〜6月 | 7〜9月 | 10〜12月 | |
---|---|---|---|---|
2023年 | 9,340円/月 | 5,486円/月 | 5,842円/月 | 5,833円/月 |
2024年 | 7,150円/月 | 5,839円/月 | 6,771円/月 | 6,356円/月 |
2025年 | 9,295円/月 | ー | ー | ー |
表を見ると、1〜3月はほかの月より電気代が高いことがわかります。冬場はエアコンやファンヒーターなどの暖房器具の使用が増えるため、電気代が高くなる傾向です。
電気代を含めた水道・光熱費の平均
総務省の家計調査によると、一人暮らしの水道・光熱費の平均は以下の通りです。
電気代 | ガス代 | 他の光熱 | 上下水道 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
2023年 | 6,726円/月 | 3,359円/月 | 720円/月 | 2,239円/月 | 13,045円/月 |
2024年 | 6,756円/月 | 3,056円/月 | 721円/月 | 2,282円/月 | 12,816円/月 |
一人暮らしの水道・光熱費の平均額は1カ月あたり約13,000円。年間に換算するとおよそ156,000円です。ただし、光熱費は季節などによって変動するため、あくまでも目安として考えましょう。
一人暮らしの1カ月のガス代の平均額は約3,100〜3,400円、上下水道代の平均額が約2,300円です。電気代の平均額は約6,800円であることから、光熱費の約半分を電気代が占めていることがわかります。
【あわせて読みたい】【一人暮らし】光熱費の平均はいくら?高い原因や節約方法も紹介
オール電化の場合の電気代
コツコツCDが独自におこなった調査によると、オール電化の場合、一人暮らしの電気代の目安は9,013円/月です。
世帯人数 | 電力使用量 | 契約アンペア | 電気料金 |
---|---|---|---|
1人世帯 | 356kWh | 40A | 9,013円/月 |
※燃料費調整額、再エネ賦課金は含まれていません。燃料価格の高騰により燃料費調整額が上昇した場合、上記金額よりも高くなる可能性があります
オール電化の場合、調理や給湯を含む家の中のすべての熱源を電気で賄います。家の中で一切ガスを使用しないためガス代は一切かかりませんが、電気代だけ見ると、ガスを併用している場合より高くなる傾向にあります。
オール電化の場合、電力会社の料金プランや電力を使う時間帯などによって電気代が異なります。トータルの光熱費を抑えられるのはどちらなのかは、一概にはいえません。ただ、ガス代の請求がないため支払いの手間が減らせる点や、火を使わないので火事の危険が少ない点は、オール電化のメリットです。
しかし、オール電化向けの料金プランは時間帯によって電気料金の単価が高くなるため、電気を使う時間帯に注意が必要です。
オール電化住宅を選ぶときは、電気代以外のメリット・デメリットも踏まえて検討することをおすすめします。
【あわせて読みたい】オール電化の電気代は平均いくら?電気+ガスの併用との比較や節約方法も紹介!
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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電気代ってどうやって決まっているの?電気料金の仕組みを解説

通常、わたしたちが使用している電気代は、契約する容量による「基本料金」と、使用量による「電力量料金」によって決まります。多くの家庭で利用されている電気料金の仕組みは、以下の通りです。
電気料金=基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金
ただし、具体的にどのような料金体系なのかは電力会社ごとに異なります。気になる方は、現在契約している電力会社のマイぺージや検針票などから確認すると安心です。
ここからは、電気代の内訳で登場の多い上記の内容について具体的に解説します。
基本料金・電力量料金
基本料金制の場合、契約しているアンペアによって基本料金が決まります。また、一部のエリア(関西・四国・中国・沖縄など)で採用されている従量料金制(最低料金制)では、使用量に応じて料金が決まる仕組みとなっており、最低使用量に満たない場合も最低料金を支払う必要があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
基本料金制 | 従量料金制(最低料金制) |
---|---|
契約している容量によって決まる「基本料金」と、使用電力量に電力量料金単価を乗じて決まる「電力量料金」の合計で決まる。 基本料金は、容量(アンペア)が大きくなるほど高くなる。 | 使用電力量に電力量料金単価を乗じて料金が決まる。 電力の最低使用量を定め、最低使用量に満たない場合も最低料金を支払う必要がある。 |
燃料費調整額
燃料費調整額とは、発電に必要な燃料の価格変動に応じて電気料金を調整する制度に基づく調整額です。燃料費調整額は、燃料費の変動に応じて電気料金にプラスされることもあれば、マイナスされることもあります。
電力会社によっては、燃料費調整額とは別に容量拠出金相当額や託送料金などが加算される場合もあります。基本料金や電力量料金とは別に生じる費用は電力会社ごとに異なるので、契約前に必ずチェックしておきましょう。
【あわせて読みたい】電気料金に含まれる「燃料費調整額」とは?目的と計算方法を解説
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって決められています。
電力会社が再生可能エネルギーの電力を買い取るために要した費用の一部を、電気を使用する消費者が負担するものです。再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は国が決めており、年々増加傾向にあります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の推移については、下記の表をご覧ください。
年度 | 賦課金単価 | 300kWhの場合の 毎月の負担額 | 300kWhの場合の 年間負担額 |
---|---|---|---|
2020年度 (2020年5月分~2021年4月分) | 2.98円/kWh | 894円 | 10,728円 |
2021年度 (2021年5月分~2022年4月分) | 3.36円/kWh | 1,008円 | 12,096円 |
2022年度 (2022年5月分~2023年4月分) | 3.45円/kWh | 1,035円 | 12,420円 |
2023年度 (2023年5月分~2024年4月分) | 1.40円/kWh | 420円 | 5,040円 |
2024年度 (2024年5月分~2025年4月分) | 3.49円/kWh | 1,047円 | 12,564円 |
2025年度 (2025年4月分~2026年4月分) | 3.98円/kWh | 1,194円 | 14,328円 |
【あわせて読みたい】電気料金の「再エネ賦課金」とは?役割や仕組みをわかりやすく解説
一人暮らしの電気代が高くなる原因5つ
一人暮らしの電気代が高くなる原因として、以下の5つの原因が考えられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
【あわせて読みたい】使ってないのに電気代が高い原因は?目安の料金や対処方法も解説
1. 気温の変化で家電の電力使用量が増えた
「春や秋に比べ、夏や冬の電気代が高い」と感じる場合は、気温の変化で家電を使う機会が増えたことが原因と考えられます。
電気代は、春や秋に比べ、夏や冬のほうが高くなるのが一般的な傾向です。これは、室温を調節する空調家電の使用が増えるためです。特に、冬は夏よりも外気温と設定温度の差が大きいため、家電の使い方によっては電気代が高くなるでしょう。
たとえばエアコンの場合、夏と冬の外気温と設定温度の差は以下のようになります。
夏 | 冬 | |
---|---|---|
外気温の例 | 35℃ | 7℃ |
エアコンの設定温度の例 | 27℃ | 20℃ |
温度差 | 8℃ | 13℃ |
上記の例において、夏はエアコンが調節しなければならない温度差は8℃ですが、冬になると13℃の調節が必要です。調節する温度差が大きくなるほど消費電力量が増えるため、冬のほうが電気代がかかりやすいのです。
また、冬になると日照時間が短くなり、照明器具を使う時間が長くなることも要因の1つとして考えられます。
2. 契約アンペア数が大きい
電気代が高くなる原因として、契約アンペア数が大きいことも影響している可能性があります。基本料金制の場合、契約アンペアに応じて基本料金が決まりますが、必要以上に大きなアンペアで契約していると、無駄な電気代がかかってしまいます。
世帯人数別の契約アンペア数の目安は以下の通りです。
世帯人数別の契約アンペア | |
---|---|
20〜30A | 1〜2人世帯 |
30〜40A | 3人世帯 |
40〜50A | 3人以上の世帯で消費電力(W)の大きい家電を頻繁に使う家庭 |
50〜60A | 世帯人数が多い家庭や、同時に使う家電が多い家庭 |
60A以上 | オール電化や2世帯住宅など、電力の消費量が多い家庭 |
一人暮らしの契約アンペア数の目安は20〜30Aです。契約アンペア数が目安を大幅に超えている場合は、見直すことで基本料金が下がり、電気代を節約できる可能性があります。
たとえば、CDエナジーの「シングルでんき」の場合、50Aから30Aへの変更で基本料金が毎月590.48円下がります。契約アンペアを小さくするだけで、年間約7,100円の支出が減るため節約効果が高いといえるでしょう。
契約アンペア数は分電盤の数字や色のほか、「電気ご使用量のお知らせ」で確認できます。電力会社のアプリや公式サイトを利用している場合、マイページでも確認可能です。
一人暮らしの電気代が高いと感じている方は、一度契約アンペアを見直してみてはいかがでしょうか。ただし、複数の家電を同時に使用するなどの電気の使いすぎで契約アンペア数を超えると、ブレーカーが落ちてしまいます。見直す際は家電の利用状況を考慮することが大切です。
また、契約アンペア数を減らした場合、「基本料金」は見直した契約アンペアに応じて下がりますが、使用状況によっては「電力量料金」が上がってしまう場合もあります。契約アンペアを小さくすることで必ずしも電気料金の合計額が下がるとは限りませんのでご注意ください。
【あわせて読みたい】契約アンペアを見直して電気代を抑えよう!計算法や基準を徹底解説
3. 消費電力の大きい家電を使っている
普段使っている家電の中に消費電力の大きいものがあると、その分電気代がかさんでしまいます。特に注意したいのが冷暖房器具です。なかでもファンヒーターなどの暖房器具は消費電力が大きい傾向で、長時間使用していると電気代が高くなる可能性があります。
【あわせて読みたい】暖房器具の電気代はどれが1番高いの?各暖房器具の平均額と節約方法について具体的に解説
4. ライフスタイルが変わった
「在宅ワークになった」「ペットを飼い始めた」などでライフスタイルが変化することも電気代が高くなる原因の1つとなります。自宅にいる時間が長くなったり、使用する家電が増えたりすれば、その分、消費する電力も多くなるためです。
5. 電気料金プランがライフスタイルに合っていない
現在契約している電気料金プランがライフスタイルに合っていないことも、電気代が高くなっている原因の可能性があります。
2016年4月1日以降、電気の小売自由化が始まり、契約する電力会社を自由に選べるようになりました。各電力会社がさまざまな電力料金プランを提供しているため、自分に合った料金プランを選ぶことができます。
各社のプランを比較して、電気料金プランを見直したり電力会社自体を切り替えたりすることで、電気代を節約できるケースもあります。
一人暮らしの方がすぐに試せる電気代の節約方法6選

電気は毎日使うものだからこそ、小さな積み重ねによって大きな節電効果につながることもあるでしょう。ここからは、日々の生活の中でできる電気代を節約する方法をご紹介します。
気づかぬうちに電気の無駄遣いをしていることもあるので、この記事を参考に電気の使い方を見直してみてください。
【あわせて読みたい】電気代の節約方法66選!裏技やオール電化の節約方法も紹介
1. 使っていない家電はこまめに電源を切る
こまめに家電の電源を切ることで、余計な電力の消費を防げます。使わない部屋の電気をつけっぱなしにしている方や、長い期間使っていない家電のコンセントを挿したままにしている方もいるのではないでしょうか。
長期間使用しない家電のコンセントを抜くことで待機電力を減らせるため、電気代の節約になります。
特にエアコンのような季節によって使わなくなる家電は、使わない期間はコンセントを抜いておきましょう。ただし、エアコンを使う際に再度コンセントを入れる場合には、コンセントを入れてすぐにエアコンのスイッチを入れてはいけません。
コンセントを入れてすぐにスイッチを入れると、コンプレッサーへの負担が大きくなり故障の原因となることがあります。コンセントを挿したあとは、4〜8時間程度あけてからエアコンのスイッチを入れるようにしましょう。
また、携帯電話の充電器のように、頻繁にコンセントを抜くのが面倒な場合は、節電タップなどを活用することをおすすめします。
2. 古い家電は買い換えを検討する
現在使用している古い家電を新しい家電に買い替えることも、電気代節約の一手です。最新の家電は、省エネ家電や節電モードつきのものが多く販売されています。10年以上使用している家電は、買い替えることで電気代が安くなるケースがあります。
たとえば10年前のエアコンを買い替えると、同じ使い方でもより小さい消費電力で済みます。便利な機能も増えており、節電しながら快適に使用できるでしょう。
環境省の省エネ性能買い換えナビゲーションでは、家電を買い替えた場合、どのくらい電気代が変わるのかをシミュレーションできます。家電を買い替える際は、省エネ性能も意識して選んでみるとよいでしょう。
3. 家電の設定温度を見直す
家電の設定温度を見直すだけで、電気代を節約することが可能です。
たとえばエアコンの冷房の温度を1℃上げると、約10%の電力を削減できます。外気温度6℃のとき、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)、年間1,650円の電気代を節約できるといわれています。
エアコンに限らず、電気給湯器やホットカーペットなど温度調節ができる家電は、設定温度を見直すことで消費電力を抑えることが可能です。結果的に電気代の節約につながるため、気になる方はぜひ取り入れてみましょう。
4. 夜間に家電を使う
電気料金プランによっては、夜間の電気代が安くなる料金プランがあります。その場合、夜間に家電を使うことも、節約につながる手段の1つです。夜間の電力量料金が安いのは、オール電化のプランに多い傾向で、電気温水器や電気給湯器などは夜間の安い電力を利用することで電気代の節約につながるでしょう。
一方で、夜間の電気料金が安く設定されているプランは、昼間の電気料金単価が割高に設定されていることがあります。昼間も多くの電力を消費する場合には、思うように電気代を節約できない可能性があるため注意が必要です。
ご自身のライフスタイルを把握したうえで、電気料金のプランを見直すことをおすすめします。
5. 支払い方法を見直す
電気代の支払い方法を見直すと節約につながる場合があります。電力会社によっては指定の支払い方法で割引が適用されるためです。
たとえば、対象プランの契約で口座振替割引の適用となる電力会社や、提携クレジットカードでの支払いで、ほかのサービスの割引が受けられる電力会社などがあります。そのほか、ポイント還元率の高いクレジットカードで電気代を支払うと、ポイントが貯まりやすくなります。
どの支払い方法がよいかは、契約している電力会社やライフスタイルに応じて異なるため、比較検討してみましょう。
6. 家電の使い方を見直す
家電の使い方を見直すことも電気代の節約につながります。一つひとつは小さな行動ですが、年間で数千円、生涯で数十万円の節約になります。毎日使う電気だからこそ、無駄使いしない心がけを習慣化するとよいでしょう。この章では、それぞれの家電の電気代の節約方法について解説します。
エアコン
エアコンは設定温度の調節以外にも、こまめなお手入れで電気代を節約することが可能です。たとえばフィルターを月1〜2回お手入れした場合には、年間990円の節約になるといわれています。
冷蔵庫
冷蔵庫の電気代が気になる方は、壁から離して設置するようにしましょう。壁にぴったりとくっついている冷蔵庫は放熱しにくく熱がこもるため、消費電力量が増えてしまいます。冷蔵庫の上と両側が壁に接している場合と片側だけが壁に接している場合とでは、年間約1,400円の金額差があります。
また、冷蔵庫にはものを詰め込み過ぎないようにする、冷蔵庫の開閉は最低限の回数に留め、短い時間でおこなうなども電気代の節約につながります。
洗濯機
洗濯機の電気代を節約するには、できるだけまとめて洗濯物を洗うようにしましょう。毎日少量ずつ洗濯するのと、洗濯容量に合わせてまとめて1回で済ませるのとでは、年間180円の電気代の差があります。
また、電気代だけではなく水道代を節約することも可能です。まとめて洗うことによって年間4,360円の水道代が節約できるといわれています。
乾燥機能を利用している場合も同様で、少量ずつおこなうのではなくまとめて乾燥をするようにしましょう。
テレビ
液晶テレビ(50V型)の画面の輝度を1割下げることで、年間約581円を節約できます。
輝度の設定を下げるとテレビが暗くて見づらくなるという方は、テレビの画面のホコリを掃除してみてください。気づかぬうちに溜まっているホコリを除くだけで画面が明るくなります。その上でテレビ画面の輝度を下げてみましょう。
トイレ
トイレを使わないときは便座の蓋を閉めるようにしましょう。トイレの便座の蓋を開けっぱなしにすることで、温度を保つために無駄な電力を消費してしまうためです。便座の蓋を閉めるだけで、年間約1,080円の節約になります。
また、温水便座を使うのは冬場だけにして、夏場はスイッチを切ることでも電気代を抑えられます。
※参考:経済産業省 資源エネルギー庁|家庭向け省エネ関連情報
電力会社やプランの見直しも節約につながる!

電力会社や電気料金プランによっては、さまざまな特典が用意されている場合があります。特典をうまく活用すれば、家計の助けになるでしょう。
たとえば、ガスとセットで契約すると電気料金がお得になる「セット割」を提供する会社があります。CDエナジーでは一人暮らし向けプラン「シングルでんき」と「ベーシックガス」のセット契約で、電気・ガス料金がそれぞれ0.5%割引になります。電気とガスのセット契約で光熱費を削減できるメリットは高いといえるでしょう。
※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。
そのほか、CDエナジーでは電気代に応じたポイントサービスや、人生の節目でポイントがもらえる「祝割」などがあり、ポイ活にもぴったりです。電力会社の割引やポイントサービスなどを活用し、電気代を節約してみましょう。
※燃料価格が高騰している今、電力会社やプランによって電気代に差が出る可能性があります。契約を見直す際には、現在のご契約プランと検討中のプランを比較しながら確認しましょう!
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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一人暮らしの電気代についてよくある質問

ここでは、一人暮らしの電気代についてよくある質問をまとめました。
一人暮らしなのに電気代が高いのはおかしいの?
一人暮らしでも、使用する家電や季節、ライフスタイルで電気使用量が異なります。電気代の高さが気になるなら、家電ごとの使用時間をチェックし、どのくらい電力を使っているか確認するのもよいでしょう。
電気代を節約するなら節電のほか、省エネ家電への買い替えや電力会社の見直しも効果的です。
一人暮らしで電気を300kwh使用した場合の電気代はどのくらい?
CDエナジーの料金シミュレーションで計算すると、一人暮らしで電気を300kwh使用した場合の電気代は10,000円程度です(「ベーシックでんき」を利用した場合)。
一人暮らしでも電力使用量が多い場合は、ファミリー向けのプランが割安になる場合もあります。料金シミュレーションを利用しておすすめのプランを比較検討してみましょう。
電力会社を変更する際の注意点は?
電力会社を変更するときに注意すべき点もあります。たとえば、解約すると違約金が発生する電力会社やプランもあるため、必ず契約前に確認しておくようにしましょう。
また、変更先の電力会社によっては、契約事務手数料を請求されることがあります。こちらもあわせて契約前に確認するようにしておくのがおすすめです。
※燃料価格が高騰している場合、電力会社やプランによって電気代に差が出る可能性があります。契約を見直す際には、現在のご契約プランと検討中のプランを比較しながら確認しましょう!
一人暮らしの電気代を賢く節約しよう
一人暮らしの1カ月の電気代の平均は6,756円です。特に、暖房器具を使う冬は、平均よりも高くなる傾向にあります。電気代が高くてお悩みの方は、この記事を参考に節約方法を実践してみることをおすすめします。
電気代は、家電の使い方だけではなく、電力会社や電気料金プランの見直しでも節約できる可能性があります。CDエナジーでは最適なプランをお知らせする「最適プランの定期便」が無料で利用できます(利用条件あり)。定期的にぴったりの電気料金プランがわかり、プラン変更手続きも簡単です。
※当社対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら
ぜひ、この記事を参考に一人暮らしの電気代を賢く節約してみてくださいね。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。