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毎月の食費の平均はどのくらい?世帯人数・地方別の平均額や節約方法を紹介

「毎月の食費って平均どのくらい?」
「世帯人数や地方別の食費の平均額を知りたい」
「食費を節約する方法も教えてほしい」

このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

食費の平均額は、世帯人数や地域によって異なります。そのため、自分に近い条件の情報を調べて把握し、節約につなげることが大切です。

この記事では、世帯人数や地方別における毎月の食費の平均額を紹介します。現在の食費が平均よりも高いのかどうかを知り、自分に適した節約方法を実践できるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

世帯人数別にみる食費の平均額

1カ月の食費の平均額は、世帯人数によって異なります。そのため、自分の生活状況に近い世帯人数の食費を確認することが大切です。

ここでは、世帯人数別に食費の平均を紹介します。

1人暮らし(単身世帯)

1人暮らしをしている方には、学生や新社会人を含めた社会人などさまざまな方がいます。1人暮らしの食費の平均額は、約39,000円です。

食費の内訳に関しては、以下の表をご覧ください。

項目費用
穀類2,634円
魚介類2,164円
肉類2,156円
乳卵類1,634円
野菜・海藻3,623円
果物1,605円
油脂・調味料1,471円
菓子類3,024円
調理食品7,536円
飲料3,124円
酒類2,182円
外食7,840円
賄い費77円
合計39,069円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、食費の中でも外食と調理食品がそれぞれ7,000円を超えており、全体の約4割を占めていることが分かります。1人暮らしの方は、外で食事を済ませたりお弁当やインスタント食品で済ませたりすることが多いと考えられます。生活の状況によって個人差は生じるものの、大きな支出につながる外食の回数をどれだけ減らせるかが、食費を抑えるポイントといえるでしょう。

2人世帯

2人世帯には、夫婦や同棲しているカップルなどがいます。2人世帯の食費の平均額は、約68,000円です。

食費の内訳に関しては、以下の表をご覧ください。

項目費用
穀類5,371円
魚介類5,980円
肉類6,058円
乳卵類3,529円
野菜・海藻8,522円
果物3,316円
油脂・調味料3,389円
菓子類5,416円
調理食品10,396円
飲料4,459円
酒類3,462円
外食7,675円(学校給食13円を含む)
合計67,573円
出典:総務省|家計調査2022年

2人世帯の食費は、1人暮らしと比較すると約1.73倍です。ただし、外食費はほぼ変わらず、調理食品も約1.4倍の増加に留まっています。

一方で肉類・野菜など食材全般の支出が2倍以上と高くなっているため、買いすぎを防いで無駄な支出を抑えることが大切といえるでしょう。

3人世帯

3人世帯では、夫婦2人に子ども1人といったケースが想定できます。3人世帯の食費の平均額は、約81,000円です。

食費の内訳に関しては、以下の表をご覧ください。

項目費用
穀類6,552円
魚介類5,963円
肉類8,234円
乳卵類4,075円
野菜・海藻8,942円
果物2,938円
油脂・調味料3,994円
菓子類6,892円
調理食品12,632円
飲料5,360円
酒類3,676円
外食11,296円(学校給食445円を含む)
合計80,554円
出典:総務省|家計調査2022年

3人世帯と2人世帯を比較すると、全体的に費用が高くなっている傾向です。食材費は最大で約1.4倍程度になっていますが、なかにはほとんど変わらないものもあります。外食費は2人世帯と比較すると約1.5倍に高くなっており、食費を抑える際のポイントと言えるでしょう。

4人世帯

4人世帯の場合、夫婦2人に子ども2人といったケースが想定できます。4人世帯の食費の平均額は、約88,000円です。

食費の内訳に関しては、以下の表をご覧ください。

項目費用
穀類7,506円
魚介類5,235円
肉類9,982円
乳卵類4,492円
野菜・海藻8,600円
果物2,375円
油脂・調味料4,257円
菓子類8,436円
調理食品12,778円
飲料5,715円
酒類3,218円
外食15,508円(学校給食2,061円を含む)
合計88,102円
出典:総務省|家計調査2022年

4人世帯と3人世帯を比較した場合、それほど大きな差はありません。全体で約7,000円の増加がみられますが、そのうちの約半分を外食費が占めていることが分かります。ただし、外食費に含まれる給食費は削ることができませんから、ほかで食費を抑えられる部分を探す必要があるようです。

5人世帯

5人世帯には、夫婦2人に子ども3人、親・子・孫の3世代での生活などのケースが想定できます。5人世帯の食費の平均額は、約97,000円です。

食費の内訳に関しては、以下の表をご覧ください。

項目費用
穀類8,216円
魚介類5,740円
肉類11,544円
乳卵類4,615円
野菜・海藻8,832円
果物2,263円
油脂・調味料4,572円
菓子類9,957円
調理食品13,942円
飲料6,096円
酒類3,638円
外食17,552円(学校給食3,470円を含む)
合計96,968円
出典:総務省|家計調査2022年

5人世帯の食費も、3人や4人世帯と同様、外食費を中心に増えています。外食費以外では、食材よりも菓子類や調理食品のほうが増加の割合が多いことが分かります。食費を抑えるには、外食や菓子類にかける費用に注目することがポイントになるでしょう。

地方別にみる食費の平均額

先ほど、世帯人数別に食費の平均額を紹介しました。続いて、地方別に食費の平均額をみていきましょう。

以下の表は、単身世帯と2人以上で生活している世帯の食費を地方別にまとめたものです。

地方単身世帯2人以上
北海道地方35,168円72,125円
東北地方35,168円74,189円
関東地方41,376円81,406円
北陸地方40,688円78,756円
東海地方40,688円77,880円
近畿地方40,042円79,331円
中国地方35,814円72,814円
四国地方35,814円69,328円
九州地方34,363円69,781円
沖縄地方34,363円66,257円
出典:総務省|家計調査2022年(単身世帯)総務省|家計調査2022年(二人以上の世帯)

表をみると、地方によって食費の平均に差があることが分かります。東京や大阪などが位置する関東・近畿地方の食費は8万円前後と高く、中四国・九州地方の食費は7万円前後と低い傾向です。

同じ日本国内でも、地域によって食文化や物価が異なることが影響していると考えられます。そのため、現状の食費が高いかどうかの判断は、世帯人数やお住まいの地域の平均額などを考慮したうえでおこないましょう。

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食費の目安はエンゲル係数を用いて計算可能

電卓

食費の目安は、エンゲル係数を用いることで計算できます。エンゲル係数とは、消費支出に対して食費がどれだけ占めるかを表したものです。

まず、食費の目安は以下の計算式で算出可能です。

消費支出(円) × エンゲル係数(%) = 食費の目安(円)

ここでは、2022年の1人暮らし(単身世帯)のエンゲル係数「24.2%」を用いて解説します。たとえば、現在1人暮らししている方の毎月の消費支出が約15万円の場合、食費の目安は以下の通りです。

150,000円×0.242=36,300円

上記のように食費の目安が分かれば、現状の食費が平均より高いかどうかを判断できます。一度、消費支出と食費を洗い出して、世帯人数のエンゲル係数から食費の目安を計算してみてください。

以下の表は、世帯人数別のエンゲル係数の平均をまとめたものです。

世帯人数エンゲル係数(平均)
1人(単身)24.2%
2人26.5%
3人26.5%
4人26.7%
5人27.1%
出典:総務省|家計調査2022年(単身世帯)総務省|家計調査2022年(二人以上の世帯)

食費を節約するためのポイント

毎月の食費を節約するポイントは、以下の通りです。

  • 家計簿を用いて食費を管理する
  • 必要な食材だけ購入して無駄をなくす
  • 自炊する
  • 作り置きする

それぞれのポイントを詳しく解説します。

【あわせて読みたい】食費の節約術16選!買い物のコツやおすすめの節約食材も紹介

ポイント①家計簿を用いて食費を管理する

家計簿

家計簿を用いて毎月の食費を管理すると節約につながります。家計簿をつけることで、収支を把握したり、予算を管理したりしやすくなるためです。

たとえば、事前に1カ月分の食費の予算を決めていた場合、買い物が終わった後に家計簿をつければ残りの予算が分かります。また、家計簿の記入を習慣づければ、その月の食費がほかの月と比較して高いのか安いのかの判断も可能です。

計算や手書きが苦手な方でも使いやすい家計簿アプリも登場しています。レシートの読み取りに対応しているアプリもあるため、手間を省きながら毎月の食費を管理しましょう。

ポイント②必要な食材だけ購入して無駄をなくす

食材

食材を購入する際は、必要な食材だけ購入しましょう。食材の買いすぎを防ぐことで使いきれずに破棄するといった無駄をなくせます。

購入する食材の量は、1週間で使いきれるぐらいが目安です。冷蔵庫の中を事前に確認したり、献立をある程度決めたりしてから食材を買いに行きましょう。

また、食材は世帯人数に合わせて使いきれる量を選ぶことが大切です。

たとえば、1人暮らしの方がキャベツや白菜などを購入する場合で考えてみます。1玉と2分の1もしくは4分の1サイズを比べると、1玉のほうが割安な場合が多いでしょう。しかし、1人暮らしで1玉の野菜を買うと、使いきれずに傷んでしまい捨てなければならない可能性があります。そのため、割高に感じても半玉や4分の1サイズのものを選ぶなど生活に適した量を購入することで無駄な支出を減らせるでしょう。

ポイント③自炊する

自炊

食費を節約したい場合、できる限り自炊を心がけましょう。外食は1食あたりの費用が高く、回数が増えることで毎月の食費が高くなるためです。

とはいえ、いきなり外食をゼロにするのはおすすめしません。まずは毎月の外食の回数を把握し、少しずつ減らすことを意識してください。

また、自宅で食べる場合にすべてのおかずをスーパーやコンビニのお惣菜で済ませるのはやめましょう。1品だけは作る、ごはんは自分で炊くといったように、少しずつ自炊する部分を増やすと無理なく続けやすいでしょう。

ポイント④作り置きする

作り置き

自炊する際、まとめて作り置きすると節約できます。作り置きをしておくことで、コンビニや外食に行く頻度を減らせる可能性があるためです。まとめ買いした食材も、傷む前に調理して冷凍保存しておけば無駄が減らせるでしょう。

何食分かをまとめて作り置きしておき、仕事が忙しいタイミングや自炊したくない日に役立たせてください。

ただし、食べずに放置してしまったり、作る時間を確保できなかったりと、作り置きには向き不向きがありますので注意しましょう。

食費以外の生活費の節約も大切

ここまで、食品の平均額や節約方法を解説しました。ただ、「食費以外にも毎月の生活費を安くしたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。

生活費を安くしたい場合、食費以外で見直すべき項目は以下の3つです。

  • 光熱費
  • 通信費
  • 保険料

それぞれで見直すポイントを詳しく解説します。

①光熱費

光熱費は毎月発生する支出なので、生活費の節約で見直したい項目です。電気代やガス代などに無駄が多くなると、毎月の生活費は高くなります。

電気代やガス代を見直す際は、使い過ぎていないかの見直しと、契約プランの見直しをしましょう。

たとえば、電気の場合は電力の自由化によって、さまざまな企業が電力小売業に参入しています。世帯人数や電気の使用が多い時間帯など、ライフスタイルを軸に電気料金プランを選ぶことで、お得に電気を利用することが可能です。

ただし、燃料価格などが高騰すると電力会社やプランによっては電気代が高くなる恐れがあります。そのため、契約プランを見直す際は、現在契約しているプランと比較しながら検討してください。

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※お得額の算定条件について

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②通信費

通信費も光熱費と同様にうまく見直しできれば、毎月の生活費を安くできます。通信費を見直すポイントは、以下の通りです。

  • 格安SIMに乗り換える
  • 利用しないオプションは解約する
  • スマホとインターネットのセット割プランに切り替える

インターネットの回線は、スマートフォンと統一するとセット割が適用される場合があります。ただし、キャリアによってサービスや価格が異なるため、料金をシミュレーションしたうえで切り替えを判断することが大切です。

また、利用していないオプションを契約していると、毎月の支払いに無駄が生じます。一度、契約プランを見直して利用できそうな割引プランや無駄なオプションがないかを確認しましょう。

③保険料

生命保険や損害保険などに加入している場合、契約内容の見直しをおすすめします。光熱費や通信費と同様、内容を見直して無駄をなくすことで毎月の支払額を減らせる可能性があるためです。

保険料の見直しのポイントは、以下の通りです。

  • 生命保険:家族構成に適した内容か
  • 損害保険:家族構成や補償の範囲など

もし保障内容に重複箇所があれば、無駄な支出があるということです。一度、加入している保険の契約内容を見直してみましょう。

毎月の食費を節約して快適に生活しよう

この記事では、毎月の食費の平均を世帯人数や地域別に解説しました。生活の状況によって食費は異なるため、自分の状況に近い情報を確認することが大切です。

食費を節約するためには、家計簿を用いて管理したり、まとめて作り置きしたりすることを意識しましょう。外食の回数や食材の買いすぎを減らすことで、毎月の食費は徐々に節約できます。

また、生活費を節約する場合は、光熱費や通信費、保険料などの見直しも大切です。無理して支出を減らすのではなく、無駄をなくして節約しましょう。

※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。