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犬や猫などのペットのエアコンはつけっぱなしに!暑さ対策・おすすめ機能・節約方法を紹介

犬や猫、ハムスターなどのペットが快適に過ごせる室内環境は、人が快適に感じる環境とほぼ同じです。夏場は熱中症対策としてエアコンをつけっぱなしにして、室温や湿度を適切に管理しましょう。外出時もエアコンを稼働させておくと安心です。

この記事では、ペットの暑さ対策にエアコンが必要な理由や、種類別の快適な温度・湿度の目安について解説します。あわせて、電気代の節約方法やペットとの暮らしに役立つエアコン機能も紹介します。「犬がいる家庭のエアコン事情を知りたい」「電気代を抑えながらペットが快適に過ごせる環境を整えたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ペットの暑さ対策にはエアコンつけっぱなしがおすすめ

エアコンのリモコン操作

室内を一定の温度に保ちペットの熱中症を防ぐためには、外出時もエアコンをつけっぱなしにしておくことがおすすめです。

DAIKINが独自に調査した結果によると、76%のペットの飼い主が夏場の外出時に何らかの暑さ対策をしていると回答しました。一方、特に何もしていないという飼い主は24%でした。

また、犬と猫で比較すると、何らかの暑さ対策をしている犬の飼い主が83.4%に対して、猫の飼い主は66.5%でした。暑さ対策をしている猫の飼い主の割合が少ない理由の1つとして、猫は犬より暑さに強いからではないかと考えられます。

地球温暖化の影響で、猛暑日を記録する日が年々増えてきています。熱中症のリスクは人間だけでなくペットにも及び、「犬の熱中症」の話題が取り上げられていることも、飼い主の行動に影響しているといえるでしょう。

実施している暑さ対策として、最も回答が多かったのが「エアコンをつけたまま外出する」で29.2%でした。そのほかの対策としては、窓を開ける、サーキュレーターや清涼グッズを使うなどがあがっています。

【ペット別一覧】快適な温度・湿度

ペットが快適に過ごせる温度や湿度は、種類によって異なります。ペット別の快適な温度と湿度の目安は、以下の通りです。

ペットの種類快適な温度目安快適な湿度目安
18~23℃40~60%
20~28℃50~60%
ウサギ15~25℃40~60%
ハムスター18~26℃40~60%
ハリネズミ25~28℃40~50%
リス20~24℃50~60%
17~30℃40~60%

ペットにとっての適温は種類や年齢などによっても異なりますが、人間が過ごしやすい環境とほぼ同じと考えてよいでしょう。ウサギやハムスター、リスなどの小動物も暑さに弱いため、温度管理が欠かせません。

後述しますが、冷やしすぎも体の不調をきたす原因となるので、適切な温度管理を心がける必要があります。

【熱中症の症状】ペットはエアコンなしでの暑さ対策が難しい

犬や猫などのペットには、暑さ対策としてエアコンが必要不可欠です。人間と同じように、エアコンがないと犬や猫も熱中症を起こすことがあり、ときに命を落とす危険性もあります。

以下は、ペットの熱中症の主な症状です。

ペットの種類症状
呼吸が苦しそう
ハアハアと呼吸している(パンティング​)
嘔吐や下痢
元気がない
ぐったりしている
舌の色が赤や紫に変色している
けいれんのような発作
意識がない
元気がない
ぐったりしている
ハアハアと呼吸している(パンティング​)
嘔吐や下痢
フラフラしている
けいれんのような発作
意識がない
ウサギ体を伸ばして寝ている
水を飲む量が増える
荒い呼吸をしている
耳が赤くなっている
ぐったりしている
ハムスター食欲低下
ぐったりしている
リス体温が上昇している
ぐったりしている
口を開けて苦しそうに呼吸している
嘔吐や下痢

犬や猫は人間とは異なり汗腺が少なく、汗をかくだけでは体内の熱を逃がすことができません。そのため、呼吸によって体内の熱を逃がしますが、猛暑で体内から逃がせる熱の限度を超えてしまうと、熱中症となり体の不調をきたしてしまいます。また、犬や猫だけではなく、小動物も熱中症を起こしやすいといわれています。

犬や猫などのペットが熱中症を発症した場合、速やかな対応が必要です。動物病院に連れて行くのはもちろん、水をかけたり、保冷剤で首や足のつけ根の血管を冷やしたりすることも有効です。意識がしっかりしている場合には、水を飲ませてあげましょう。

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代

エアコンの電気代の目安は、1時間あたり約16〜58円、つけっぱなしにした場合は1日約380〜1,400円、1カ月約11,300〜42,000円です。

大切なペットが快適に過ごすためにエアコンは必要不可欠ですが、電気代が気になる方もいるでしょう。ここでは、適用畳数別にエアコンの電気代を紹介します。なお、1時間あたりの電気代は以下の計算方法で算出しています。

1時間あたりの電気代=消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)

以下はエアコンの電気代についてまとめた表です。

適用畳数消費電力※11時間の電気代※21日中つけっぱなしの電気代1カ月の電気代
6畳(2.2kW)508W約15.7円約378.0円約11,339円
8畳(2.5kW)583W約18.1円約433.8円約13,013円
10畳(2.8kW)651W約20.2円約484.3円約14,530円
12畳(3.6kW)1,062W約32.9円約790.1円約23,704円
14畳(4.0kW)1,130W約35.0円約840.7円約25,222円
18畳(5.6kW)1,883W約58.4円約1,401円約42,029円
※1 経済産業省資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2025年版のデータを使用。冷暖房能力ごとの冷房時の平均消費電力
※2 適用畳数ごとの平均消費電力量をもとに算出
※全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込、2022年7月改定)を使用し、1カ月を30日として計算
※実際の電気代は使い方や使用環境によって異なります

エアコンの適用畳数が大きくなるほど消費電力が大きくなるため、その分1時間あたりの電気代も高くなります。

エアコンの消費電力は、運転状況によって異なるのが特徴です。特に、電源を入れてから室温が安定するまでの間は消費電力が大きくなります。一方、室温が安定すると消費電力は抑えられます。そのため、ここで紹介している電気代は、1つの目安として参考にしてください。

【あわせて読みたい】【2026年】エアコン(冷房)の電気代はどのくらい?暖房・除湿との違いや節約のポイントも紹介

ペットが快適に過ごすためにおすすめのエアコン機能

ペットが快適に過ごすためにおすすめのエアコン機能は、以下の通りです。

ここからは、それぞれのエアコン機能について解説します。

ペットモード

ペットモードとは、ペットに適した温度設定にするための機能のことです。製品にもよりますが、エアコンに近い場所だけ設定温度より低くなるような機能や、冷房と送風を自動で切り替えて運転する機能があります。

自動復帰機能

自動復帰機能は、停電が発生しても電力が復旧すれば自動的に運転を再開してくれる機能です。万が一停電が発生したとしても、復旧後にエアコンが稼働するため、ペットは快適に過ごせるでしょう。

遠隔操作

遠隔操作とは、連動するアプリをスマホにダウンロードすることで、外出先からリモコン操作ができる機能です。アプリ上で温度や湿度の設定や確認ができるので、いつでもペットにとって快適な状態を保てます。

空気清浄機能

空気中のニオイの元となる物質やウイルス、花粉などを除去できる機能です。空気清浄機能が搭載されているエアコンなら室内が清潔に保たれるため、ペットはもちろん飼い主にとってもメリットとなるでしょう。

エアコンを使いながら電気代を節約する3つの方法

okサインをする女性

ここでは、ペットがいるご家庭におすすめの、エアコンの電気代を節約する3つの方法をご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. サーキュレーターを併用する

エアコンから出た冷たい風を効率よく循環させるために、サーキュレーターを併用しましょう。冷たい空気は床付近にとどまりやすい性質があるため、同じ部屋でも温度のムラが生じてしまうことがあります。

サーキュレーターを併用して室内の空気を循環させることで、温度のムラをなくすことが可能です。部屋が均一に涼しくなることで、エアコンの設定温度を低くする必要がなくなるため、電気代の節約につながります。

部屋の温度を均一にするためには、サーキュレーターをエアコンに向けて対角線上に置いて使用することがポイントです。また、エアコンの風向きは上向きか水平にしましょう。サーキュレーターがない方は、扇風機でも代用可能です。

2. 遮光カーテンや断熱材を利用する

遮光カーテンや断熱材を利用することで、室温が外気に左右されにくくなります。窓から入り込む日差しは、室内の温度を上げる原因となります。

遮光カーテンを利用して日差しが入らないようにすることで、室温の上昇を防ぐことが可能です。室温と設定温度の差を小さくすることでエアコンの負荷が軽減されるため、消費電力を抑えられるでしょう。

昼間の外出時にもカーテンを閉めておくと、室温が上がるのを緩和できます。飼い主が不在の間でもペットが快適に過ごせる環境を作れるうえに、電気代の節約にもつながります。

3. 室外機のまわりに物を置かない

室外機のまわりに物を置かないことも、電気代の節約に効果的です。室外機は室内の熱を屋外へ逃がす役割を担っています。室外機の吹き出し口付近に物を置いたりカバーで覆ったりすると、放出した熱を再び吸い込んでしまい、冷房効率が低下します。

室外機の前には十分なスペースを確保し、風通しをよくしておきましょう。また、室外機の周囲の温度が高いほど熱を逃がしにくくなるため、直射日光が当たらない場所に設置するのもおすすめです。

【あわせて読みたい】エアコンの1カ月の電気代と節約方法14選!季節別・ライフスタイル別の節約術も解説

根本的な電気代の節約は電力会社の見直しがおすすめ

エアコンの電気代が気になる方は、電力会社の見直しも検討してみましょう。より電気料金の安いプランに切り替えることで、今と同じエアコンの使い方でも、毎月の電気代を抑えられる可能性があります。

各電力会社にはさまざまな電気料金プランがあるため、ライフスタイルに合った料金プランを選ぶことが大切です。電気をよく使う時間帯や世帯人数などを基準に比較すると、家庭に合ったプランを見つけやすくなります。また、プランによって特典や解約金の有無などが異なるため、料金以外の条件も確認することが大切です。

ただし、電力会社の切り替えや電気料金プランの見直しで、逆に電気代が高くなってしまうこともあります。実際に手続きする前に、料金シミュレーションで電気代の目安を確認するようにしましょう。

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ペットのためにエアコンを使うときの3つの注意点

ここでは、ペットのためにエアコンを使うときの注意点を3つ紹介します。

大切なペットの体調管理のために、しっかりと注意点をおさえておきましょう。

1. 冷やしすぎによるクーラー病に注意する

犬や猫などのペットも、人間と同じようにエアコンで体を冷やしすぎないようにする必要があります。冷えにより、クーラー病(冷房病)を引き起こしてしまうことがあるためです。

クーラー病(冷房病)とは、冷えすぎが原因で起こる体の不調のことです。エアコンの当たりすぎによる体の冷え、涼しい場所と暑い場所の頻繁な行き来による自律神経の乱れなどによって、以下のような体の不調をきたします。

  • 食欲不振
  • 元気がない
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 鼻水

ペットが寒そうにしているときは、エアコンの設定温度の調節や毛布を使うなどして冷えすぎを防いであげましょう。

2. 停電や故障などの不測の事態に備えておく

停電や故障などで突然エアコンが消えてしまう不測の事態に備え、暑さ対策グッズを用意しておきましょう。

電気がなくても使える冷却マットや冷感バンダナなどがおすすめです。ほかにも、電気を使わないタイプの給水器(水飲み器)も用意しておくと安心です。

3. 水分補給も忘れずに促す

ペットの熱中症対策では、室温管理に加えて水分補給も大切です。水分補給をしっかりおこなえる環境を整えてあげましょう。

犬は、喉が渇いたときだけではなく、体温を下げるために水を飲むことがあります。ただし、人間と違って喉の渇きを感じる感覚が鈍く、水を飲む量は多くありません。そのため、脱水に注意が必要です。

一方の猫は、あまり水を飲まないと言われています。暑いときには水を飲みますが、エアコンの効いた涼しい場所では水を飲まなかったり、飲む量が少なかったりすることがあります。

犬も猫も、脱水状態が続くと熱中症を引き起こす可能性があるため、水分補給には十分に気をつけてあげましょう。

ペットのエアコンに関するよくある3つの質問

質問のイメージ

ここでは、ペットのエアコンに関するよくある質問を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

質問1. エアコンをつけ忘れた場合はどうしたらよいですか?

可能であれば、一旦自宅へ戻り、エアコンをつけることがおすすめです。特に、7〜9月の日中に部屋を閉め切っていると、室温がかなり上昇することが予想されます。犬や猫は自分で涼しい場所を見つけ移動しますが、ケージのなかに入れられたままの状態では、熱中症になる可能性がさらに高くなるでしょう。

万が一エアコンをつけ忘れた場合の備えとして、熱中症対策アイテムの常備や、遠隔操作機能付きのエアコンやスマートリモコンの導入をおすすめします。

質問2. 犬や猫が寒いときのサインや見分け方はありますか?

犬や猫が寒がっているときのサインは以下の通りです。

・ブルブルと震えている
・毛布などふかふかしたところに潜る
・丸まって寝ている
・運動量が減る
・水分を摂らなくなる
・丸まって寝ている

部屋の冷やしすぎは、ペットにとってもクーラー病の原因となります。上記のサインが見られる場合は部屋が冷えすぎている可能性があるため、設定温度の変更や換気などで室温を調節するとよいでしょう。

エアコンを使用する際は、ペットが寒いと感じるほど温度を下げていないか意識することが大切です。

質問3. エアコンが嫌いな猫へはどう対処したらよいですか?

エアコンが嫌いな猫におすすめの暑さ対策は以下の通りです。

  • 冷却マットなどの暑さ対策グッズを活用する
  • 窓を開けて空気の通り道を作っておく
  • カーテンを閉めて日差しが入るのを防ぐ
  • 水分補給がしっかりおこなえる環境を作っておく

聴覚が非常に優れている猫は、エアコンの機械音をうるさく感じて嫌がることがあります。エアコンが嫌いな猫には、上記で紹介した暑さ対策を取り入れることをおすすめします。

犬や猫など大切なペットのためにエアコンを活用しよう

この記事では、犬や猫などのペットが快適に過ごすためのエアコン活用術などを詳しく解説しました。ペットも人間と同じように熱中症になることがあり、ときには命に関わることもあります。在宅時はもちろん、外出時も適切な室温管理をこころがけましょう。

ペットの熱中症予防や暑さ対策には、エアコンをつけっぱなしにしておくことがおすすめです。電気代が気になる場合は、サーキュレーターや遮光カーテンを活用したり、室外機まわりの風通しをよくしたりするなどの節約術を取り入れるとよいでしょう。また、電力会社や料金プランを見直すことで、無理なく電気代を抑えられる場合もあります。

大切な家族の一員であるペットの体調管理のためにも、この記事を参考にエアコンを適切に利用して室温を管理しましょう。

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