「消費電力が400Wの家電を使ったときの電気代が気になる」
「400Wの電気ストーブを1カ月使ったときの電気代ってどのくらい?」
「今より電気代を節約する方法が知りたい」
400Wで使える家電の電気代が気になる方もいるでしょう。400Wで使える家電を使ったときの電気代は1時間で12.4円、毎日8時間使った場合の1カ月の電気代は2,976円が目安です。
この記事では、400Wで使える家電の電気代について徹底解説します。時間あたりの料金目安や、家電ごとの節約方法にも触れています。
400Wで使える家電の電気代が気になる方や、電気代の節約方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
消費電力400Wの家電を使ったときの電気代

消費電力が400Wの家電を使ったときの電気代は、以下の計算式で計算可能です。
電気代の計算式 |
---|
電気代 = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh) × 使用時間(h) |
この記事では、全国家庭電気製品公正取引協議会が算出した目安単価である31円/kWh(税込)を使用して計算します。
ただし、電気料金は小売電気事業者により異なるため、実際の電気代と違う点に注意が必要です。紹介する金額は、電気代の目安として参考にしてみてください。
ここからは、400Wの家電を使った場合について、時間あたりの電気代を解説します。
【あわせて読みたい】消費電力の計算方法は?電気代の求め方や気になる単位も解説
1分あたりの電気代
400Wの家電を、1分使った場合の電気代は約0.2円です。1時間あたりの電気代を60分で割って算出します。計算式は以下の通りです。
1分あたりの電気代 |
---|
400W ÷ 1,000 × 31円 ÷ 60分=0.2円 |
たとえば400Wの家電を15分使った場合の電気代は約3円、30分使った場合は約6円が目安です。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
\ お申し込みはこちらから! /

1時間あたりの電気代
400Wの家電を、1時間使った場合の電気代は約12.4円です。計算式は以下の通りです。
1時間あたりの電気代 |
---|
400W ÷ 1,000 × 31円=12.4円 |
1日あたりの電気代
400Wの家電を24時間使った場合、電気代は約297.6円です。使用時間ごとの電気代を以下の表にまとめました。
使用時間 | 4時間 | 8時間 | 12時間 | 24時間 |
---|---|---|---|---|
電気代 | 約49.6円 | 約99.2円 | 約148.8円 | 約297.6円 |
1カ月あたりの電気代
400Wの家電を毎日8時間使った場合、1カ月あたりの電気代は約2,976円です。以下の表は、1カ月の電気代を1日の使用時間ごとにまとめたものです。
使用時間 | 4時間 | 8時間 | 12時間 | 24時間 |
---|---|---|---|---|
電気代 | 約1,488円 | 約2,976円 | 約4,464円 | 約8,928円 |
※1カ月を30日として算出
400W前後で使える主な家電

400W前後で使える主な家電は、日常生活でよく使用する製品が多い傾向です。消費電力が400W前後の主な家電は以下の通りです。
- 電気ストーブ
- 電気カーペット
- エアコン(6畳用)
- テレビ
- スチーム式加湿器
- 炊飯器
ハロゲンヒーターや電気ストーブ、6畳用エアコンなどの暖房器具も400W前後の消費電力で使えます。冬場は400Wで使える暖房器具の使用方法を工夫すると、節電につながるでしょう。
電気ストーブ(ヒーター)の電気代と節約方法

400Wで使える家電の1つに電気ストーブがあります。電気ストーブの熱源にはハロゲンやカーボンなどの種類があり、それぞれ特徴が異なります。電気ストーブについて、種類ごとの特徴を表にまとめました。
種類 | 特徴 |
---|---|
ハロゲンヒーター | ハロゲンランプを使用したヒーター。 足元などを温める際に便利。 |
カーボンヒーター | 発熱体にカーボンを使用したヒーター。 ハロゲンヒーターより遠赤外線の放出量が多いため早く暖まる。 |
セラミックファンヒーター | 赤外線を放出するセラミックを使ったヒーター。 ファンが内蔵されており、小部屋を暖めるのに便利。 |
パネルヒーター | パネル内部の電熱線から発生する輻射熱によって暖めるヒーター。 薄くてコンパクトなので、持ち運びに便利。 |
オイルヒーター | 放熱板の中で熱したオイルの輻射熱で部屋全体を暖める。 機械自体が熱を持たないのが特徴。 |
ここでは、電気ストーブの電気代や節約方法について、詳しく解説していきます。
【あわせて読みたい】【種類別】電気ストーブの電気代は安い?エアコンの電気代とも比較
電気ストーブの電気代
電気ストーブを400Wで毎日使用した場合について、1カ月にかかる電気代を使用時間ごとにまとめました。
1日あたりの使用時間 | 1時間 | 4時間 | 6時間 | 8時間 | 12時間 |
---|---|---|---|---|---|
1カ月の電気代 | 約372円 | 約1,488円 | 約2,232円 | 約2,976円 | 約4,464円 |
※1カ月を30日として算出
電気ストーブを400Wで1日8時間使った場合、1カ月の電気代は3,000円程度です。家にいる時間が長く、毎日12時間使った場合は1カ月で4,500円程度の電気代がかかります。
【あわせて読みたい】電気ヒーターの電気代は高い?安い?各種類・エアコンの暖房と比較!
電気ストーブの節約方法
電気ストーブを使った際に電気代を節約する方法は以下の通りです。
それぞれの節約方法について、具体的に解説していきます。
1. カーテンを使用する
電気ストーブを使う際、カーテンを活用すると節約効果が高まります。カーテンの開け閉めで日光を室内に入れたり外気を遮断したりすることで、効率よく部屋が暖まるためです。
冬の晴れた日には、カーテンを開けると太陽光が部屋に入るため部屋が暖まります。夜間はカーテンを閉めると、窓から伝わる冷気を遮断できます。保温効果を高めるため、厚手のカーテンを使うのがおすすめです。
2. ほかの暖房器具と併用する
電気ストーブとほかの暖房器具を併用すると省エネにつながります。目的に合わせて暖房器具を併用すれば、節電と快適さを両立できるでしょう。
たとえば、部屋全体を暖めるのに、足元だけ暖める電気ストーブではパワー不足です。同じ400Wの消費電力なら、6畳用のエアコンのほうが効率よく暖まります。足元の寒さが気になるときは、電気ストーブを併用するとよいでしょう。
このように、暖房器具には使用範囲や暖まり方の特徴があります。電気ストーブの特徴を考え、ほかの暖房器具を併用すると節約しながら快適に暮らせるでしょう。
炊飯器の電気代と節約方法

3合や4合炊きの炊飯器には、炊飯時の消費電力が400Wの製品もあります。400Wの炊飯器で40分炊飯したときの電気代は約8.3円です。計算式は以下の通りです。
40分炊飯したときの電気代 |
---|
400W ÷ 1,000 × 31円 ÷ 60分 × 40分=8.3円 |
炊飯器の節約方法
炊飯器の電気代を節約する方法は以下の通りです。
それぞれの節約方法について、具体的に解説します。
1. 長時間保温しない
節電のため、炊飯器で炊いたご飯を長時間保温しないよう気をつけてみましょう。無駄な保温時間が減り、電気代の節約につながります。
炊飯器で保温機能を使うと、1時間当たりの消費電力量は10Wh前後です。炊いたあと4時間以上保温するなら、電子レンジで温め直したほうが節電できます。
また、食べたい時間に炊きあがるようタイマー機能を活用すると保温時間を減らせます。できるだけ保温機能を使わないよう工夫し、電気代を節約しましょう。
2. 使わないときはコンセントを抜く
炊飯器を使わないときは、コンセントを抜くよう心がけてみましょう。待機時の消費電力が削減でき、節電になります。
炊飯時の消費電力が400Wの炊飯器の場合、待機時の消費電力量は1時間あたり0.33Whです。炊飯器を使う時間が限られている家庭なら、使わないときにコンセントを抜くだけで電気代を節約できます。
400Wの電気カーペットの電気代と節約方法

電気カーペットも400Wで使える家電の1つです。ここでは、電気カーペットの電気代と節約方法について解説します。
電気カーペットの電気代
400Wで使える電気カーペットのサイズは1.5畳~2畳程度です。電気カーペットの1カ月の電気代について、1日の使用時間ごとにまとめました。
1日あたりの使用時間 | 1時間 | 2時間 | 4時間 | 6時間 | 8時間 |
---|---|---|---|---|---|
1カ月の電気代 | 約372円 | 約744円 | 約1,488円 | 約2,232円 | 約2,976円 |
※1カ月を30日として算出
電気カーペットを1日8時間使用した場合、1カ月の電気料金は3,000円程度です。毎日の使用時間が2時間程度なら800円以下で使用できることがわかります。
電気カーペットの節約方法
電気カーペットの電気代を節約する方法は以下の通りです。
それぞれの節約方法について、具体的に解説します。
1. 断熱マットを使用する
節電のため、断熱マットを敷いた上に電気カーペットを敷くのがおすすめです。床からの冷気を遮断し、電気カーペットの熱を保つのに役立ちます。
冬場の冷えたフローリングに電気カーペットを敷くと、床に熱が逃げてしまいます。温かくしようと設定温度を高くするため、余計な電気代がかかる原因になるのです。
床と電気カーペットの間に断熱マットを敷くと、発生した熱が逃げにくくなります。電気カーペットの設定温度を下げても快適なので、節電につながるでしょう。
2. 使う部分だけ暖める
節電のため、電気カーペットを使う部分だけ暖める機能を活用してみましょう。
電気カーペットは、座った人の体を下から暖める暖房器具です。2畳用を1人で使うときなど、誰も座らない部分を暖めている状態は電気代の無駄です。座る部分だけ暖める機能を使えば節電になります。
電気カーペットを使う際は、使う部分だけ暖める機能を使うよう心がけてみましょう。
エアコン(6畳用)の電気代と節約方法

6畳用エアコンを、暖房機能で使ったときの平均消費電力は485Wです。ここでは6畳用エアコンの電気代と節約方法について解説します。
エアコン(6畳用)の電気代
下の表は、6畳用エアコンを平均消費電力の485Wで使用した際の1カ月の電気代をまとめたものです。1日の使用時間ごとに算出したので、参考にしてみてください。
1日あたりの使用時間 | 6時間 | 8時間 | 12時間 | 18時間 | 24時間 |
---|---|---|---|---|---|
1カ月の電気代 | 約2,706円 | 約3,608円 | 約5,413円 | 約8,119円 | 約10,825円 |
※1カ月を30日として算出
6畳用エアコンを8時間使用した場合の1カ月の電気代は、3,600円程度であることがわかります。24時間つけっぱなしにした場合は1万円を超える計算です。
エアコン(6畳用)の節約方法
エアコンの電気代を節約する方法は以下の通りです。
ここからは、それぞれの節約方法について、具体的に解説します。
1. 風量設定は自動に設定する
電気代を節約するなら、エアコンの風量設定は「自動」にするのがおすすめです。適切な風量で設定温度になるため、余分な電力を使わずに済みます。
エアコンの風量を「弱」にすると、設定温度になるまでの時間が長くなります。その分、電力を消費するのでかえって電気代が増えてしまうでしょう。風量設定を「自動」にすると、室温に合わせて風量が自動で切り替わるので、電力の消費が抑えられます。
手動で設定する手間もかからないため、エアコンの風量は自動運転に任せたほうがよいでしょう。
2. 適切な室温を目安に設定温度を調節する
エアコンの設定温度は適切な室温を目安に調節しましょう。設定温度を変えるだけで、大きな節約効果が得られるためです。
エアコンを暖房運転するとき、室温は20℃を目安にするとよいでしょう。資源エネルギー庁の省エネポータルサイトによると、暖房の設定温度を21℃から20℃に下げるだけで年間の電気代を約1,650円節約できる計算です。
電気代節約のため、無理のない範囲でエアコンの設定温度を見直してみましょう。
電力会社の見直しで節約できる可能性がある

「節電の工夫をしても電気代が下がらない」とお悩みなら、電力会社の切り替えを検討してみましょう。今より電気代を節約できる可能性があります。
電力会社によって、基本料金や電力量料金などが異なります。ライフスタイルに合った電気料金プランを提供する電力会社に切り替えることで、同じ電力使用量でも電気代が抑えられるかもしれません。
関東エリアで電気を提供しているCDエナジーでは、世帯人数に合わせた3つの電気料金プランが選べます。ポイントサービスで貯めたポイントは電気料金の支払いや提携先のポイントに交換できるため、ポイ活にもぴったりです。
CDエナジーに切り替えた場合の電気料金は、料金シミュレーションで確認可能です。電気代を節約したい方は、電力会社の切り替えをぜひご検討ください。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
\ お申し込みはこちらから! /

400Wの家電を上手に使い電気代を節約しよう

400Wで使える家電のなかには、炊飯器や暖房器具など使用頻度が高いものもあります。エアコンの設定温度を下げたり、炊飯器の保温機能を使わないようにしたりするなど、ちょっとした工夫で節電効果が高まります。
根本的に電気代を節約したい場合は、電力会社の切り替えも検討してみましょう。割引やポイントサービスなどが充実した電気料金プランを選べば、今より電気代が抑えられる可能性もあります。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。