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ホットカーペットの電気代は高い?こたつやエアコンとの比較や節約術も紹介

ホットカーペットの電気代は1時間あたり約6〜22円です。エアコンの暖房より安いものの、ハロゲンヒーターやこたつよりは高い傾向にあります。

この記事では、ホットカーペットの電気代をほかの暖房器具と比較してご紹介します。ほかにも、メリットやデメリット、おすすめの節約術についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ホットカーペットの電気代・消費電力は?

電気カーペット

ホットカーペットの電気代は、1時間あたりおよそ6〜22円です。以下の表に、コツコツCDが調査したサイズ別のホットカーペットの電気代をまとめました。

サイズ消費電力の目安1時間あたりの電気代1カ月(30日)あたりの電気代
1畳用200W約6.2円約1,488円
1.5畳用340W約10.5円約2,530円
2畳用510W約15.8円約3,794円
3畳用720W約22.3円約5,357円
※1カ月(30日)あたりの電気代は、1日8時間使用した場合を想定しています。

表を見て分かるように、ホットカーペットのサイズが大きくなるほど、消費電力も大きくなり、電気代が高くなります。1畳用のミニサイズであれば消費電力目安は200Wですが、3畳用になると約2.7倍の消費電力に。

ちなみに電気代の計算には、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている電気料金の目安単価31円/kWh(税込)(2022年7月改訂)を用いています。計算式は以下の通りです。

1時間あたりの電気代 = 消費電力(W)÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)

なお、ホットカーペットの電気代は、設定温度や上に置くカバー、室温などによっても変動します。ここでは、平均的な消費電力の値をもとに電気代を計算していますので、1つの目安として参考にしてください。

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ホットカーペットの電気代比較【こたつ・床暖房・エアコン】

「ホットカーペットの電気代はエアコンよりも高いのか?」「こたつとホットカーペットは電気代どちらが安いのか?」気になる方もいるでしょう。ホットカーペットの電気代をほかの暖房器具と比較すると、以下のようになります。

暖房器具(消費電力の目安)1時間あたりの電気代
ホットカーペット
1〜3畳用(200〜720W)
約6.2〜22.3円
こたつ
(100〜600W)
約3.1~18.6円
電気式床暖房
床温25℃
約14.6円
電気式床暖房
床温30℃
約32.5円
温水式床暖房
床温30℃
約18.8円
エアコン暖房 
20畳用(1770W)
約54.9円
ハロゲンヒーター
弱(300W)〜強(1,000W)
約9.3~31.0円

ホットカーペットの電気代は、他の暖房器具と比較すると安い傾向にあります。しかし、畳数が大きくなると消費電力も大きくなるので、他の暖房器具とそこまで差がなくなります。メーカーによって消費電力は異なるため、一概には言えませんが、ホットカーペットとこたつの電気代はほとんど変わりません。

ここでは、それぞれの暖房器具の平均的な消費電力を使用して試算しています。ここでの消費電力の平均値はコツコツCDが複数社の商品を調べて算出したものですので、あくまでも目安の値として参考にしてみてください。ご家庭で使用している暖房器具の消費電力がわかれば、先ほど紹介した計算式に当てはめてみるとよいでしょう。

ほかの暖房器具との電気代の違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【あわせて読みたい】暖房器具の電気代はどれが1番高いの?各暖房器具の平均額と節約方法について具体的に解説

【あわせて読みたい】こたつの電気代は高い?エアコン・ホットカーペットとの違いや節約方法を解説

ホットカーペットのメリット5つ

エアコンやヒーターなどのさまざまな暖房器具があるなかで、ホットカーペットを利用するメリットは次の5つが挙げられます。

ホットカーペットのメリット

1. 値段が安い

ホットカーペットのメリットとして、エアコンやヒーターなどのほかの暖房器具よりも値段が安いことが挙げられます。1畳程度の小さなサイズであれば、安いもので5,000円ほどのものもあり、3畳用でも10,000円前後で購入可能です。

また、こたつの下にホットカーペットを敷けば、こたつの電源を入れずとも暖かさを保つことができるので電気代の節約にもつながります。

2. 足元から暖めてくれる

ホットカーペットは足元から暖めるのに最適な暖房器具です。エアコンなどの暖かい空気は性質上、部屋の上のほうに溜まりやすいため、足元を暖めるのに時間がかかってしまいます。

一方、ホットカーペットは足元を真っ先に暖められるので、冷え性の方や足のむくみが気になる方におすすめです。

3. 安全性が高い

ホットカーペットはガスや石油を使わないため、ほかの暖房器具と比較しても安全性が高いのが魅力です。

暖房器具のなかでもガスファンヒーターや石油ストーブなどは、火事の危険性があります。また、一酸化炭素中毒で亡くなってしまった事例もあります。

小さなお子さんから目を離した隙に大事故につながる心配がなく、安心して利用できるのはメリットといえるでしょう。

4. 普通のカーペットとしても使用可能

ホットカーペットは、電源を入れていない状態でもカーペットとして使用できます。収納スペースを確保する必要がなくなるほか、足腰への負担を減らすクッションの役割を担ってくれるのも嬉しいポイントです。

さらに保温性や吸湿性のある商品を選べば、冬は暖かく、夏はベタつき防止になります。ホットカーペットとして利用しなくても、さまざまな用途があるのは大きなメリットといえるでしょう。

5. お手入れが簡単

手入れが簡単なことも、ホットカーペットのメリットの1つです。ホットカーペットは発熱体を傷めるおそれがあるため、洗濯できません。お手入れ方法はホットカーペットの種類によっても異なりますが、基本的には水拭きと掃除機でOKです。

また、カーペットの湿気も、取扱説明書に記載されている方法で簡単に取り除けます。エアコンなどの暖房器具と比較しても手入れが手軽なことは、ホットカーペットの魅力といえるでしょう。

ホットカーペットのデメリット3つ

ホットカーペットを使用するうえでのデメリットは、次の3つが挙げられます。

ホットカーペットのデメリット

3. ダニが発生する可能性あり

カーペットはダニが発生しやすい傾向にあるので、定期的にダニ対策が必要です。

ダニは高温に弱いので、ホットカーペットの温度を高温にすればダニが発生するのを防げます。商品によって異なりますが、高温の状態で数時間程度放置すれば、ダニを退治できます。取扱説明書をよく読んで、注意しながらおこないましょう。

1. 部屋全体は暖められない

ホットカーペットは、接している部分しか暖められません。基本的には寝そべらない限り、足や下半身しか温められないのが特徴です。

そのため、部屋全体や体全体を暖めるには適していないといえるでしょう。部屋全体を暖めるにはエアコンやストーブなどを使う必要があります。

2. 低温やけどのリスクがある

ホットカーペットには、低温やけどのリスクがあります。温度設定を「強」にした場合、カーペットの表面温度は40℃〜45℃となるものが多くあります。

低い温度でも、長時間皮膚に接触し続けると低温やけどのリスクがあるので注意が必要です。特にお子さんや高齢の方は皮膚が薄いため、低い温度でも気をつけてください。

低温やけどを防ぐために、ホットカーペットと肌の間にタオルケットやマットを敷いたり、タイマーを活用したりして、長時間使用しないようにしましょう。

ホットカーペットがおすすめな人とは?

ホットカーペットは、足先などが冷えやすい方におすすめです。

エアコンやヒーターは部屋全体を暖めるのには最適ですが、足元をピンポイントに暖めるのには適していません。また、暖かい空気は空間の上のほうに溜まりやすい性質があるので、足元が暖まりにくいのが難点です。そのため、冷え性などで足元を暖めたい方は、ホットカーペットの使用が効果的です。

ホットカーペットの節約方法と効果的な使い方5つ

ホットカーペットを使用するうえで、少しでも節約したいという方もいるのではないでしょうか。ホットカーペットの節約方法として、次の5つをご紹介します。

ホットカーペットの節約方法と効果的な使い方

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. 断熱マットを敷く

1つ目は、ホットカーペットと床の間に断熱マットを敷くことです。床からの冷気により、ホットカーペットがなかなか温まらないことがあります。その結果、設定温度を高くしてしまい、電気代がより高くなってしまうのです。

また、ホットカーペットと床の間に断熱マットを敷くことで、暖めた熱が逃げにくくなります。断熱マットを敷けば、ホットカーペットの電源を切っても一定時間は熱を保つことができるので節電にもなります。

2. 温まったら設定温度は弱〜中にする

2つ目は、ホットカーペットの温度を「弱」〜「中」の間で設定することです。

ホットカーペットは、温度が上がれば上がるほど、使用する消費電力が高くなります。そのため、ある程度暖まったら「弱」〜「中」に設定しましょう。そうすることで、長時間ホットカーペットを使用しても、電気代を節約できます。

3. 必要な範囲だけ暖める

3つ目は、必要な範囲だけを暖めることです。エアコンやヒーターなどは部屋全体を暖めるため、人がいない場所まで暖めることになります。しかし、ホットカーペットは必要な範囲のサイズを選べば、余分に電気代をかける必要はなくなります。

商品によっては、暖める範囲を切り替えられる機能がついていることもあるので、活用してみてください。そうした機能がついていない場合は、必要最低限の大きさのものを選んで購入しましょう。

4. ほかの暖房器具と併用する

4つ目は、ほかの暖房器具と併用することです。ホットカーペットが暖められるのはホットカーペットが敷かれている範囲のみです。部屋全体を暖めることはできません。

そのため、エアコンやヒーターなどのほかの暖房器具を併用すると、効率よく部屋全体を暖められます。その場合、両方の設定温度を低めにすることで電気代の節約もできるので、意識してみてください。

5. 電気料金プランを見直す

5つ目は、契約している電気料金プランを見直すことです。電気料金プランは契約している事業者によって特徴が異なります。なかには、切り替えることで特典がもらえたり、使用した電力量に応じてポイントが貯まったりするプランもあります。ご家庭の環境に合ったプランを契約することで、電気代の節約になるでしょう。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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ホットカーペットを賢く利用して電気代節約を目指そう!

本記事では、ホットカーペットの電気代や節約術について解説しました。

ホットカーペットは、エアコンやヒーターと比較すると安く利用できます。部屋全体を暖めるのには適していませんが、ほかの暖房器具と併用すれば効率的に部屋全体を暖められます。

そして断熱マットを敷く、設定温度を低くする、契約する電気料金プランを検討するなどの工夫も電気代の節約に有効です。この記事で解説した節約術を参考にして、ホットカーペットを賢く活用しましょう。

※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。