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3人家族の食費の平均額はどのくらい?節約方法や目安の算出方法も解説

「3人家族の食費の平均額はどのくらい?」
「3人家族の食費を含めた生活費のシミュレーションがしたい」
「3人家族の食費の節約方法や継続するためのコツを知りたい」

現在、3人家族で生活している方のなかには、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

3人家族の1カ月の食費は、約81,000円が平均額です。ただし、食費の平均額は住んでいる地域や世帯年収等でも目安が異なるため、いくつかの情報を踏まえた上で自分たちの食費が高いかどうかを判断することが大切です。

この記事では、3人家族の食費の平均額について解説します。ほかにも、生活費のシミュレーションや節約方法、節約を継続するポイントについても触れています。

記事を読むことで、3人家族の食費の平均額を把握し、より最適な節約法の実践がしやすくなるため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

3人家族における1カ月の食費の平均額はいくら?

3人家族

3人家族における1カ月の食費の平均額は、約81,000円です。では、食費にはどのような要素が含まれ、どの要素が1番の割合を占めているのでしょうか。

以下の表は、政府の統計窓口の情報をもとに食費に含まれる内訳をまとめたものです。

項目費用
穀類6,552円
魚介類5,963円
肉類8,234円
乳卵類4,075円
野菜・海藻8,942円
果物2,938円
油脂・調味料3,994円
菓子類6,892円
調理食品12,632円
飲料5,360円
酒類3,676円
外食11,296円(学校給食445円を含む)
合計80,554円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、調理食品・外食の占める割合が大きいことがわかります。インスタント食品やコンビニ弁当の利用頻度や利用金額が多いと、毎月の食費は高くなるでしょう。

菓子類に関しても約7,000円の支出があるため、子どものおやつ代なども毎月の食費に影響を及ぼすことがわかります。上手く菓子類の調整をおこなうことも食費の節約につながるといえるでしょう。

続いて、地域別・世帯年収別に3人家族の食費をご紹介します。

地域別にみる3人家族の食費

以下の表は、地域別に1カ月の食費の平均額をまとめたものです。ただし、2人以上の世帯もまとめて統計されているため、あくまでも食費の傾向を掴むためのデータとして参考にしてください。

地方食費の平均額
北海道地方72,125円
東北地方74,189円
関東地方81,406円
北陸地方78,756円
東海地方77,880円
近畿地方79,331円
中国地方72,814円
四国地方69,328円
九州地方69,781円
沖縄地方66,257円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、関東・近畿・北陸・東海地方の食費が高く、北海道・東北・中四国・九州・沖縄地方の食費は比較的安い傾向にあることがわかります。
食費は、地域ごとの物価によっても異なります。自分が住んでいる地域が比較的高い傾向にあるのかどうかも踏まえた上で、毎月の食費を判断するとよいでしょう。

世帯年収別にみる3人家族の食費

世帯年収によっても、3人家族の食費は変わるのでしょうか。以下の表は、3人家族の世帯年収別における1カ月の食費の平均額をまとめたものです。

ただし、地域別のデータと同様、2人以上の世帯がまとめて統計されたものなので、傾向を掴むための参考にしてください。

分類世帯年収食費の平均額消費支出
200万円未満151万円52,569円161,170円
200~250万円226万円58,698円187,295円
250~300万円276万円61,679円196,911円
300~350万円323万円66,504円223,809円
350~400万円374万円69,892円236,584円
400~450万円422万円73,157円255,079円
450~500万円473万円74,711円262,172円
500~550万円522万円73,146円268,083円
550~600万円573万円74,793円269,749円
600~650万円622万円76,287円284,780円
650~700万円673万円78,337円297,988円
700~750万円722万円81,772円303,956円
750~800万円774万円83,517円306,489円
800~900万円846万円88,056円347,923円
900~1,000万円944万円89,512円384,580円
1,000~1,250万円1,107万円97,141円422,121円
1,250~1,500万円1,354万円102,045円450,476円
1,500万円以上1,883万円115,072円537,898円
平均630万円77,474円290,865円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、世帯年収が高くなるにつれて1カ月の食費の平均額も高くなる傾向にあることがわかります。

3人家族の場合、共働きかどうかで世帯年収が変わってきます。一度、世帯年収を洗い出し、現在の食費が高い傾向にあるのかどうかを判断するとよいでしょう。

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エンゲル係数から3人家族の食費の目安を算出する方法

3人家族の食費の目安を具体的に把握する方法として、エンゲル係数から算出するやり方があります。エンゲル係数は、消費支出に対して食費の占める割合を示したものです。

エンゲル係数を用いて食費の目安を算出する場合の計算式は、以下の通りです。

食費の目安(円)=消費支出(円) × エンゲル係数(%)  

ここでは、2022年の3人家族のエンゲル係数「26.5%」を用いて計算します。毎月の消費支出を約30万円とした場合、食費の目安は以下の通りです。

300,000×0.265=79,500円

1カ月の消費支出と平均的なエンゲル係数がわかれば、1カ月の食費の目安を自分で計算できます。算出した食費の目安と現状の食費を比べることで、高いかどうかが判断しやすくなります。

一度、消費支出と食費をもとにしたエンゲル係数や、平均的なエンゲル係数や世帯年収別のエンゲル係数をもとにした食費の目安を計算してみるとよいでしょう。

以下の表は、世帯年収別のエンゲル係数をまとめたものです。

年収エンゲル係数
200万円未満32.6%
200~250万円31.3%
250~300万円31.3%
300~350万円29.7%
350~400万円29.5%
400~450万円28.7%
450~500万円28.5%
500~550万円27.3%
550~600万円27.7%
600~650万円26.8%
650~700万円26.3%
700~750万円26.9%
750~800万円27.2%
800~900万円25.3%
900~1,000万円23.3%
1,000~1,250万円23.0%
1,250~1,500万円22.7%
1,500万円以上21.4%
平均26.6%
出典:総務省|家計調査2022年

食費を含めた3人家族の生活費のシミュレーション

ここまでは、3人家族の食費や内訳、エンゲル係数から目安を算出する方法をご紹介しました。とはいえ、実際の生活費のなかで食費をどれくらい割り振ればよいのかイメージしづらいと思う方もいるのではないでしょうか。

ここでは、手取りの月収別に、食費を含めた生活費をシミュレーションしたものをご紹介します。月収約20〜25万円・約30万円・約40万円の3パターンをご紹介しますので、自分のご家庭に近いものを参考にしてみてください。

1. 手取り20~25万円

毎月の手取り額が20〜25万円の場合、生活費をシミュレーションすると以下の通りです。

項目費用
家賃約60,000~75,000円
食料約30,000~37,500円
光熱・水道約25,000円
家具・家事用品約13,000円
被服及び履きもの約4,000~5,000円
保健医療約10,000~12,500円
交通・通信約14,000~17,500円
教育約10,000円
教養娯楽約10,000円
そのほかの消費支出約10,000~12,500円
合計約186,000~218,000円

食費は15%が目安とされていますが、手取り20〜25万円の食費を計算すると約30,000〜37,500円になります。地域によって平均額が異なるとはいえ、3人家族の食費の平均額である80,554円と比較すると約37〜47%ほどしか確保できません。

外食の回数を減らしたり調理食品の購入を控えたりしつつ、食費の内訳に含まれる項目を全体的に抑えることが大切です。ほかの生活費で余裕のある部分を食費にあてたりするのもよいでしょう。

2. 手取り30万円

毎月の手取り額が30万円の場合、生活費をシミュレーションすると以下の通りです。

項目費用
家賃約90,000円
食料約45,000円
光熱・水道約25,000円
家具・家事用品約13,000円
被服及び履きもの約6,000円
保健医療約15,000円
交通・通信約21,000円
教育約10,000円
教養娯楽約15,000円
そのほかの消費支出約15,000円
合計約255,000円

毎月の手取りが30万円の場合、食費の目安は約45,000円です。平均額と比較すると約56%の割合となるため、手取り20〜25万円のときと同様、外食や調理食品を控える必要があります。

ほかにも、生活費全体を見直して食費にあてられるお金がないかなども確認してみるとよいでしょう。

3. 手取り40万円

毎月の手取り額が40万円の場合、生活費をシミュレーションすると以下の通りです。

項目費用
家賃約120,000円
食料約60,000円
光熱・水道約25,000円
家具・家事用品約13,000円
被服及び履きもの約8,000円
保健医療約20,000円
交通・通信約28,000円
教育約10,000円
教養娯楽約20,000円
そのほかの消費支出約20,000円
合計約324,000円

手取りが40万円の場合、食費の予算は60,000円が目安です。平均額の約74%とはいえ、かなりの金額を食費の予算として確保できます。

全体的なバランスを取りつつ食費の予算を決めたり、余裕のある部分を食費にあてたりすることで外食に行く余裕も生まれるでしょう。

3人家族の食費を節約する方法

節約のポイント

ここまでは、3人家族の1カ月の平均的な食費や食費の目安、食費を含めた生活費のシミュレーションをご紹介しました。では、3人家族の食費を節約するにはどのような方法があるのでしょうか。

3人家族の食費の節約方法は、主に以下の5つです。

  • 食費の予算を決める
  • 家計簿をつけて管理する
  • 安い食材を優先して購入する
  • 余った食材を冷凍保存する
  • 冷蔵庫の中身を月に一度リセットする

それぞれの節約方法について詳しく解説します。

節約方法1. 食費の予算を決める

まずは、食費の予算をどのくらいにするのか決めることが大切です。決めた予算を目安に食材を購入してお金を管理することで、予算を大幅に上回るのを防いだり、決めた予算よりもさらに節約できそうかを判断したりできます。

食費の予算を決める方法として、先ほどご紹介したエンゲル係数から算出する方法と、家計収入から生活費や固定費を差し引いた残りの金額を食費にあてる方法があります。

夫婦が共働きの場合は、2人分の家計収入から計算したり、合計の世帯年収におけるエンゲル係数を用いたりして食費の予算を設定しましょう。

自分に合った方法で食費の予算を算出し、予算内で抑えられるよう実践してみてください。

節約方法2. 家計簿をつけて管理する

買い物後や、1日の終わりなどに家計簿をつけることが大切です。家計簿をつけることで、決めた食費の予算を超えないよう1日単位で管理できます。

買い物のたびに家計簿に書き込んでおくことで残りの予算を明確にできますが、1日全体の収支を計算するタイミングで食費の書き込みをおこなっても問題ありません。自分に合った方法で家計簿をつけて、食費の管理を習慣化をさせましょう。

もし、手書きで家計簿をつけるのが面倒で手軽に管理したいと思う場合は、スマホで使える家計簿アプリを利用するのもおすすめです。レシートの読み込みに対応しているアプリであれば、より手軽に毎日の食費を家計簿に記録できるでしょう。

節約方法3. 安い食材を優先して購入する

スーパーで食材を購入する際、安い食材を優先して購入するのも有効な方法です。安い食材を購入することで、予算内に抑えやすくなります。

たとえば購入予定の食材で、割引シールが貼られているものと定価のものがあった場合、値段の安いものを選んで購入するとよいでしょう。食品の価格自体が高騰している場合は、別の食品で代用してみるのも1つの方法です。

3人家族の場合は、子どもの年齢などによっては大人の分とは別に料理を用意する必要があるため、食材の量も必然的に増えます。安い食材を購入したり割引やセールを上手く活用したりして、毎月の食費を予算内に抑えましょう。

節約方法4. 余った食材を冷凍保存する

調理の際に余った食材があれば捨てずに冷凍保存しましょう。冷凍保存することで、食材が傷むことなく、有効に使い切ることができます。

ただし、食材には冷凍保存できるものとできないものがあるため注意が必要です。主な冷凍できる食材・できない食材については以下の表をご覧ください。

冷凍できる食材冷凍できない食材
肉類、魚類、ほうれん草、大根、ブロッコリー、もやし、もやし、キャベツレタス、じゃがいも、きゅうり、豆腐、こんにゃく

3人家族の場合、1週間分の食材をまとめ買いした場合に冷蔵庫に入りきらない可能性もあるでしょう。冷凍保存を上手く活用することで、食材の無駄をなくしたりまとめ買いをより効率的にしたりすることが可能です。

節約方法5. 冷蔵庫の中身を月に一度リセットする

定期的に冷蔵庫内のものを使い切る日を決めておくことも大切です。使い切ることで食材が冷蔵庫の中に残り続けるのを防いだり、空になった庫内の掃除をしたりすることが可能です。

冷蔵庫の中を上手く管理できていないと、奥にしまっている食材を使い忘れ、結果的に傷ませてしまう可能性があります。食材を上手く管理できなければ、結果的に食費の無駄につながります。

月に1度、冷蔵庫の中身をリセットする日を設定し、食材の無駄が生じるのを防ぎましょう。リセットするタイミングは、月末や給料日前などの自分に合ったタイミングを設定してみてください。

3人家族の節約を続けるためのポイント

アイデアイメージ

3人家族の節約を続けるためのポイントは、以下の3つです。

  • まずは1つだけ始めてみる
  • 生活を切り詰めすぎない
  • 食費の節約だけにこだわりすぎない

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

ポイント1. まずは1つだけ始めてみる

先ほど、節約方法を複数ご紹介しましたが、まずは1つだけ始めてみることをおすすめします。いきなりすべて実践しようとすると、食生活が大きく変わってモチベーションを維持するのが難しくなる可能性があるためです。

たとえば購入した食材の家計簿をつけるのは、すぐにでも実践可能な節約方法です。食費の予算が決まっていなくても、1日の食費の出費がどのくらいなのかを把握したり、家計簿をつけるのを習慣づけたりできます。

節約方法を実践する習慣を少しずつ取り入れて、毎月の食費の節約を目指してみましょう。

ポイント2. 生活を切り詰めすぎない

食費を含め、節約する際は生活を切り詰めすぎないようにしましょう。無理をしすぎると、モチベーションが下がって節約を継続できなくなる可能性があるためです。

食費の予算を決める際、大幅に予算を減らしすぎることで、予想以上に早く予算に到達して管理できなかったり、外食の回数がほとんどなくてストレスを感じたりすることも少なくありません。

いきなり目標の予算に設定するのではなく、段階を踏んで徐々に目標の予算に近づけていくことが大切です。無理なく行うことで、適切な管理能力を身につけつつ、有効な節約の継続ができるようになるでしょう。

ポイント3. 食費の節約だけにこだわりすぎない

食費を節約することで毎月の支出を減らせますが、食費の節約だけにこだわりすぎないことも大切です。食費以外の中で節約できる項目がないかを見直し、生活を切り詰めすぎないようにしましょう。

以下の表は、食費以外の生活費で節約できるポイントをまとめたものです。

項目節約のポイント
光熱費契約している電気料金プランやガス料金プランを見直す
家電の使い方を見直す
追い焚きの回数や浴槽のフタを活用する
通信費無駄なオプションは解約する
格安SIMに切り替える
インターネットはスマホとのセット割プランを使う
雑費(定期便やサブスクリプションなど)定期購入品が本当に必要かを見直す
利用していない有料サービスを解約する

表をみると、食費以外にも見直せる項目が多いことがわかります。一度、食費以外の生活費の中で節約できる部分がないかどうかを見直してみてみるとよいでしょう。

3人家族の食費の平均額を把握して上手く節約しよう!

この記事では、3人家族の食費の平均額について解説しました。3人家族の1カ月の食費の平均額は、約81,000円です。

食費の平均額は、地域別や世帯年収によっても異なります。現状の食費が高いかどうかを判断する際は、消費支出と食費をもとにしたエンゲル係数、平均のエンゲル係数や世帯年収などのエンゲル係数を用いて計算してみるのがおすすめです。

食費を節約する場合、事前に予算を立てて家計簿をつけながら管理してみましょう。定期的に冷蔵庫の中を使い切る日を決めたり、安い食材を購入したりすることも心がけておけば、食材の無駄を減らしつつ食費を予算内に抑えやすくなります。

3人家族の食費の平均額を把握して、毎月の食費を上手く節約してみてください。

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