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サーキュレーターとは?扇風機との違いや効果的な置き方も紹介

「サーキュレーターって何?」
「扇風機とは違うの?」
「サーキュレーターの効果的な使い方を知りたい」

サーキュレーターについて調べている方の中には、上記のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

サーキュレーターとは、空気を循環する電化製品のことです。エアコンと併用されることも多く、空気を循環させることで、室内の温度を均一にすることが可能です。

この記事では、サーキュレーターについて、扇風機との違いや効果的な使い方について解説します。ほかにも、サーキュレーターと扇風機の電気代の違いについても触れています。

この記事を読むことで、サーキュレーターのメリットや使い方がわかるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

サーキュレーターとは?

サーキュレーター

サーキュレーターとは、空気を循環する電化製品のことです。サーキュレーターで空気を循環させることで、室内の温度を均一にできます。

ちなみに英語では「circulator」です。動詞「circulate」には「円(circle)のようにグルグル回る」という意味や、「循環する」という意味があります。

サーキュレーターと扇風機の違い

サーキュレーターと扇風機の違いは、それぞれの目的にあります。

サーキュレーター扇風機
目的空気を循環させる体に直接風を当てて清涼感をもたらす
特徴強い風をまっすぐ遠くまで届けられる柔らかい風を広範囲に届けられる

サーキュレーターの目的は、空気を循環させることです。多くの扇風機は遠くまで風を届けるには不向きですが、サーキュレーターなら強い風をまっすぐ遠くまで届けられます。

一方で、扇風機の目的は体に直接風を当てて清涼感をもたらすことです。そのため、扇風機にはサーキュレーターよりも柔らかい風を広範囲に届けられるという特徴があります。

このように、サーキュレーターと扇風機は風を送り出すという点では同じですが、目的が異なります。それぞれの特徴を理解して使用することで、より効果的に活用できるでしょう。

サーキュレーターと扇風機ではどちらが涼しい?

扇風機のほうが、サーキュレーターよりも涼しく感じられます。その理由は、扇風機の本来の目的が、体に直接風を当てて清涼感をもたらすことだからです。

ただし、夏場など気温によっては扇風機だけでは涼しくならない日もあるでしょう。その場合は、エアコンと併用することでより室内を涼しくできます。詳細については、「エアコンと併用して空気を循環させる」の章で解説しています。

サーキュレーターと扇風機の電気代を比較

サーキュレーターと扇風機の電気代を比較すると、以下のようになります。

扇風機サーキュレーター
約0.3〜1.6円約0.9~1.2円

コツコツCDの調査では、扇風機の1時間あたりの電気代は、約0.3〜1.6円(強で運転した場合)です。一方で、サーキュレーターの1時間あたりの電気代は約0.9~1.2円です。電気代のみで比較すると、両者に大きな違いはありません。ただし、実際の電気代は機種や使用方法によって変わってきますので、上記で提示した金額はあくまでも目安として考えておきましょう。

サーキュレーターや扇風機の電気代を算出するには、以下の計算式を使用します。

1時間あたりの電気代の算出方法
1時間あたりの電気代 = 消費電力(W)÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)

自宅にあるサーキュレーターや扇風機の消費電力を調べることで、より正確な電気代がわかるでしょう。

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サーキュレーター・扇風機一体型モデルとは?

サーキュレーター・扇風機一体型モデルとは、名前の通りサーキュレーターと扇風機の機能が一つになった電化製品のことです。一体型モデルを活用すれば、シチュエーションに応じて部屋を涼しくしたり、空気を循環させたりできます。

サーキュレーターの使い方

サーキュレーターをより効率的に活用するなら、以下の使い方がおすすめです。

  • エアコンと併用して空気を循環させる
  • 部屋干ししている洗濯物を乾かす
  • 2部屋の空気を循環させる
  • 浴室に置いて湿気対策・カビ予防をおこなう

ここからは、それぞれの使い方について解説します。

エアコンと併用して空気を循環させる

サーキュレーターは、エアコンと併用することで室内の空気を上手く循環させられます。

エアコンは冷房・暖房どちらも利用できる優れた電化製品です。しかし、冷たい空気は床付近に溜まりやすく、暖かい空気は天井付近に溜まりやすい性質があります。こうした性質から、エアコンだけでは十分に涼しさや温かさが感じられないことがあります。

そこでサーキュレーターによってエアコンの風を循環させることで、部屋全体の温度を均一にできます。サーキュレーターとエアコンの併用方法については「サーキュレーターの置き方」の章をチェックしてみてください。

部屋干ししている洗濯物を乾かす

サーキュレーターによって、部屋干ししている洗濯物を早く乾かすことができます。その理由は、サーキュレーターなら強い風をまっすぐ届けられるからです。

普段は外に洗濯物を干していても、梅雨や冬場など、天気や天候によっては部屋干しすることがある方もいるのではないでしょうか。室内に干していると生乾きになってしまったり、乾くまで時間がかかってしまったりすることがあります。

サーキュレーターがあれば風を直接洗濯物に当てられるため、乾燥にかかる時間を短縮できます。首振りができるサーキュレーターなら、洗濯物が多いご家庭で重宝するでしょう。

2部屋の空気を循環させる

サーキュレーターによって、2部屋の空気を循環させることも可能です。

間取りによっては、エアコンのある部屋とエアコンのない部屋が隣接しているケースがあるでしょう。そこでサーキュレーターを設置してエアコンの空気をエアコンのない部屋に送り込むことで、室温が快適になるよう調整できます。

もう一台エアコンを設置する手間やお金もかからないため、便利な方法です。サーキュレーターの設置方法については、「サーキュレーターの置き方」の章で解説しています。

浴室に置いて湿気対策・カビ予防をおこなう

サーキュレーターを浴室に置くことで、湿気対策やカビ予防になります。

浴室は湿度が高まりやすく、放置しているとカビが発生する原因となります。そこでサーキュレーターを設置することで、湿った空気と乾いた空気を入れ替えることが可能です。

サーキュレーターは小型タイプもあるため、限られたスペースにも設置できるでしょう。

サーキュレーターの置き方

サーキュレーターの効果的な置き方は、以下のようにシチュエーションによって異なります。

  • 夏に冷房効果を高める場合
  • 冬に暖房効果を高める場合
  • 2部屋の空気を循環させる場合

ここからは、それぞれの場合の置き方について解説します。

夏に冷房効果を高める場合

夏に冷房効果を高める場合は、エアコンを背にしてサーキュレーターを設置しましょう。

冷房の場合

冷たい空気は、床付近に溜まりやすい性質があります。そこでエアコンを背にした状態で設置することにより、冷たい空気を効率よく循環させられます。

冬に暖房効果を高める場合

冬に暖房効果を高める場合は、エアコンと対角線になるようにサーキュレーターを設置しましょう。

暖房の場合

暖かい空気は、天井付近に溜まりやすい性質があります。エアコンにサーキュレーターの風が当たるように設置することで、暖かい空気が循環して部屋全体が温まりやすくなります。

2部屋の空気を循環させる場合

2部屋の空気を循環させる場合は、冷房か暖房かによって置き方が異なります。冷房の場合はエアコンを背にし、エアコンのない部屋に向けてサーキュレーターを設置しましょう。暖房の場合はエアコンがある部屋の中央、真上に向けて設置します。

2部屋の場合

設置場所を工夫することで2部屋の空気を効率的に循環させることができます。

サーキュレーターのメリット・デメリット

サーキュレーターのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリットデメリット
エアコンと併用すれば節約効果を期待できる
部屋干ししている洗濯物が乾きやすい
運転音がうるさい

サーキュレーターのメリットは、エアコンと併用すれば節約効果を期待できることです。エアコンの冷たい空気を循環させることにより、設定温度を下げすぎずに室温を快適に保てます。

また、部屋干しの際にサーキュレーターを設置することで、洗濯物が乾きやすくなることもメリットです。

一方で、サーキュレーターには運転音がうるさいというデメリットも存在します。扇風機よりも風力が強いため、音が気になる方もいるでしょう。

サーキュレーターの電気代を節約する方法

サーキュレーターの電気代を節約する場合は、以下の方法が効果的です。

  • DCモーターの製品を選ぶ
  • タイマー機能を使う
  • エアコンと併用する

ここからは、それぞれの方法について解説します。

なお、根本的に電気代を見直すなら、電力会社の見直しもおすすめです。

CDエナジーでは1人暮らし向けの「シングルでんき」や2人~3人暮らし向けの「ベーシックでんき」、4人暮らし以上向けの「ファミリーでんき」などの料金プランを用意しています。ライフスタイルに合うプランに変更することで、そのままの電力使用量でも電気代を抑えられることがあります。

気になる方は、ぜひ一度シミュレーションにて料金をチェックしてみてくださいね。

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DCモーターの製品を選ぶ

電気代の安さを重視するなら、DCモーターの製品がおすすめです。サーキュレーターには「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があり、以下のように異なります。

ACモーターDCモーター
電圧交流直流
1時間あたりの電気代約1.2円約0.9円
本体価格安い高い
運転音大きい静か
風量細かく調整できない細かく調整できる

DCモーターはACモーターに比べて本体価格は高い傾向ですが、電気代は安い傾向にあります。さらに運転音が比較的静かで、風量調節も効きやすいため、迷った際はDCモーターを検討してみてはいかがでしょうか。

タイマー機能を使う

「消し忘れて電気代が高くなるかもしれない」と心配な方には、タイマー機能の活用がおすすめです。

サーキュレーターによっては、タイマー機能が搭載されていることがあります。タイマーをセットしていれば消し忘れを防止できるため、余計な電力消費を防止でき、節電効果を期待できます。

エアコンと併用する

エアコンと併用することで、冷房・暖房効率が上がってエアコンの電気代を節約できます。

エアコンの冷たい空気は床付近に溜まりやすく、暖かい空気は天井付近に溜まりやすい性質があります。エアコンとサーキュレーターを併用することにより、空気が循環するためそのままの設定温度でも室温が快適になるのです。

エアコンの電気代は、年間を通して見ると設定温度が1℃違うだけでも大きく変わります。エアコンを使用する際は、サーキュレーターも併用してみましょう。

サーキュレーターに関するよくある質問

質問

最後に、以下のサーキュレーターに関するよくある質問に回答します。

  • サーキュレーターは扇風機代わりになる?
  • 一人暮らしならサーキュレーターはいらない?

疑問を解消することで、サーキュレーターを導入するかどうかの判断材料を得られるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

サーキュレーターは扇風機代わりになる?

サーキュレーターと扇風機では役割が異なるため、代わりにはなりません。サーキュレーターのほうが扇風機よりも風力が強いため、長時間当たっていると体温の低下につながる可能性があります。

サーキュレーターを扇風機としても利用したい場合は、サーキュレーター・扇風機一体型モデルの導入も検討してみましょう。1台で2役担えるため、導入費も抑えられます。

一人暮らしならサーキュレーターはいらない?

一人暮らしの方でも、サーキュレーターがあればより快適な生活になるでしょう。たとえば、サーキュレーターがあればエアコンの冷房・暖房がより効きやすくなります。

ほかにも、サーキュレーターによって部屋干しでも洗濯物が乾きやすくなります。特に一人暮らしの女性の中には、防犯面から外に洗濯物を干したくない方もいるのではないでしょうか。サーキュレーターがあれば効率的に洗濯物を乾かせるため、洗濯に関するストレスを軽減できるでしょう。

このように、サーキュレーターは一人暮らしの方にもメリットがあります。

サーキュレーターは置き方を工夫して効果的に使おう!

サーキュレーターは扇風機と似ている電化製品ですが、扇風機よりも風力が強く、空気を循環させることが得意です。エアコンと併用して冷房・暖房を効きやすくしたり、部屋干しの際に設置して洗濯物を乾きやすくしたりすることができます。

さらに、サーキュレーターは置き方を工夫することで、エアコンの電気代を節約したり、浴室の湿気対策やカビ予防にもなります。これからサーキュレーターを導入する方は、ぜひこの記事で紹介した方法を参考にしてみてください。

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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