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燃料費調整額とは?仕組みや市場連動型との違い、主要な会社の推移を解説

燃料費調整とは、燃料価格の変動に応じて電気料金が毎月自動的に増減する仕組みのことです。電気をつくるために必要な燃料の価格が上がると燃料費調整額も上がり、価格が下がると燃料費調整額も下がります。電気代は、基本料金や電力量料金に加えて、燃料費調整額によっても左右されるのです。

この記事では、燃料費調整額の仕組みや計算方法をわかりやすく解説します。あわせて、主要な電力会社の燃料費調整額の推移や、市場連動型プランと燃料費調整額の関係性についてもまとめています。

「燃料費の影響で電気代はどれくらい変わるの?」「燃料費調整額ってみんな払わなきゃいけない?」「燃料費調整額の急な増額が不安…」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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電力・ガス会社を切り替えると節約できるかも?

※画像の注釈※1~5について
目次

燃料費調整制度とは

電気料金イメージ1

燃料費調整制度とは、​​火力発電に用いる燃料価格の変動を、毎月の電気料金に反映させる制度です。電気をつくるために必要な燃料である原油やLNG(液化天然ガス)、石炭の価格は、国際情勢や為替レートによって変わります。

この価格変動に応じて燃料費調整額が決まり、電気料金として調整される仕組みとなっています。

燃料費調整額の計算方法

燃料費調整額は、以下の計算式で算出されます。

燃料調整額

燃料費調整単価は、平均燃料価格と基準燃料価格の差をもとに計算されます。平均燃料価格が基準燃料価格を上回った場合はプラス調整となり、下回った場合はマイナス調整がおこなわれます。

燃料調整単価

なお、平均燃料価格・基準燃料価格・基準単価は、供給エリアや電力会社によって異なります。ここからは、それぞれの用語の解説をしていきます。

基準燃料価格

基準燃料価格とは、料金設定の基礎となる燃料価格のことで、料金改定申請時の直近3カ月における原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の貿易統計価格の平均値から算出されます。ただし、燃料ごとの構成比や原油換算を考慮して算出されるため、単純な平均だけで求められるものではありません。

東京電力エナジーパートナー(関東エリア)を例にみると、次の3つの平均価格を原油換算して、86,100円となっています。

2022年11〜2023年1月の
平均貿易統計価格
1klあたりの平均原油価格 82,572円
1tあたりの平均LNG
(液化天然ガス)価格
132,509円
1tあたりの平均石炭価格 53,189円

※原油換算1klあたり 86,100円=基準燃料価格

平均燃料価格

平均燃料価格は、原油・LNG(液化天然ガス)・石炭それぞれの3カ月の貿易統計価格をもとに、毎月計算されます。計算式は次の通りです。

平均燃料価格

Aは原油の3カ月の平均価格、BはLNG(液化天然ガス)の3カ月の平均価格、Cは石炭の3カ月の平均価格を表しています。係数(α・β・γ)は、燃料ごとの使用割合や熱量の違いを反映させるための数値で、供給エリアごとに異なります。以下は、東京電力エリアの係数です。

α0.0048
β0.3827
γ0.6584

基準単価

基準単価とは、平均燃料価格が1,000円/kl変動した場合の燃料費調整単価のことです。東京電力エリアで従量制で契約している場合の基準単価は、次の通りです。

基準単価(1kWhにつき)0.183円

燃料費調整額と電源調達調整費の違い

燃料費調整額と似ている電源調達調整費ですが、両者には以下のような違いがあります

項目燃料費調整額電源調達調整費
算定対象発電に必要な燃料の価格電力調達にかかる実際の価格

電源調達調整費は、電力会社が電気を市場から調達する際に生じる価格変動分を電気料金に転嫁するための仕組みです。日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格をもとに算定され、各社が定める基準値を上回る場合は電気料金に加算、下回る場合は減算されます。

発電所を持たない新電力で導入されるケースが多く、市場の需給や天候の影響を受けやすい点が特徴です。

電源調達調整費は電力会社ごとに名称が異なり、「独自燃調」や「市場価格調整単価」などと呼ばれることもあります。また、新電力であっても、必ずしも電源調達調整費を採用しているわけではありません。たとえばCDエナジーでは、大手電力会社と同様に燃料費調整額を採用しています※。

電源調達調整費の有無は電力会社によって異なるため、詳細は約款や公式サイトの料金プランで確認しておきましょう。

※当社の原・燃料費調整単価には上限がありませんが、旧一般電気事業者には上限があります。

市場連動型プランと燃料費調整の関係性

市場連動型プランでは、燃料費の変動は市場価格を通じて電気料金に反映されます。従来の料金プランのように、燃料費調整額として別途加減算される仕組みではありません。

市場連動型プランでは、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に応じて電力量料金が変動します。市場価格には燃料費も含まれているため、燃料価格の変動が料金に即時反映されることが特徴です。燃料費が高騰した場合は、電気料金も上昇しやすくなります。

電気代の急な上昇をできるだけ抑えたい場合は、燃料費調整型プランを選択するのがおすすめです。燃料費調整型プランでは、過去3カ月の平均燃料費をもとに燃料費調整額が算出され、電気料金に反映されます。

市場連動型プランに比べて燃料費高騰の影響が緩やかに反映されるため、短期的には急な料金上昇を抑えやすい点がメリットです。

【あわせて読みたい】市場連動型プランとは?電気料金の仕組みやメリット・デメリットを解説

燃料費調整額が反映される時期

燃料費調整額は、3カ月間の貿易統計価格が2カ月後の電気料金に反映されます。具体的な期間は次の図表の通りです。

燃料費調整額2

たとえば、1月〜3月までの平均燃料価格をもとに計算された燃料費調整額は、5月計量日〜6月計量日の前日までの期間の電気料金に反映されます。

同様に、2月〜4月のデータは6月計量日〜7月計量日の前日までの期間、3月〜5月のデータは7月計量日〜8月計量日の前日までの期間に適用されます。

CDエナジーの燃料費調整額の推移

次のグラフは、2024年5月から2026年4月までのCDエナジーの低圧の燃料費調整単価の推移を示したものです。

※単位:円/kWh
※政府の電気・ガス料金支援を含む月もあります

上記のグラフ以前の2022年2月〜2023年6月までは、ロシアによるウクライナ侵攻や円安の影響でプラス調整がおこなわれていました。特に2023年1月には12.99円のプラス調整となっています。しかし、2023年後半から2026年4月にかけては、燃料費調整額はマイナス圏で推移しており、電気料金への影響は抑えられています。

なお、CDエナジーの燃料費調整額は、東京電力エナジーパートナーや東京ガスと同じ推移をたどっており、急な価格高騰がない点から安心感があるのも特徴です※。


なお、当社の原・燃料費調整単価には上限がありませんが、比較先(東京電力エナジーパートナー)には上限があります。

CDエナジーってどんな会社?

※画像の注釈※1~3について

2018年に誕生したCDエナジーは、中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資で設立された新電力です。電気料金の安さに加え、プランの分かりやすさやサポートの質の高さもユーザーに高く評価されています。

CDエナジーでは燃料費調整型を採用しており、市場価格の急な上昇の影響を受けにくく、料金が比較的安定しやすい点も安心です。また、電気とガスをセットで契約すると、セット割引※が適用されることも魅力です。

※CDエナジーのセット割の詳細

CDエナジーの独自のポイントシステム「カテエネ」※も見逃せません。無料のWEB会員サービス「カテエネ」に登録すると、料金に応じて「カテエネポイント」が自動で貯まります。カテエネポイントは電気代の支払額100円につき1ポイントが付与され、電気代の支払いに使うことができます。つまり、カテエネポイントで電気代を支払うと、実質1%の割引になるということ。貯めたカテエネポイントは、dポイントやVポイントなど、他社のポイントにも交換することも可能です。

※カテエネについての詳細

さらに、世帯人数や電気の使用状況に応じて選べる多彩なプランを展開しています。

  • 「シングルでんき」…1人暮らし向けプラン。基本料金と電力量料金から毎月100円割引が適用される
  • 「ベーシックでんき」…2~3人暮らし向けプラン
  • 「ファミリーでんき」…4人家族以上向けプラン
  • 「スマートでんき」…オール電化や蓄電池、夜間に電気の使用が多い家庭向けプラン
  • 「ポイントでんき」…電気料金に応じて他社ポイント(dポイント・楽天ポイント・Vポイント)が貯まるプラン※各社のポイント付与には、CDエナジーの「カテエネ」へのご登録後に、「カテエネ」経由で対象ポイントの情報登録が必要。
  • 「CDグリーンでんき」…CO₂排出量実質0でポイントが5%貯まるプラン
  • 「エンタメでんき」…Amazonプライムの年会費をCDエナジーが負担するプラン
  • 「radikoでんき」…radikoプレミアムダブルプランがセットになったプラン

電気とガスを一緒に契約できて、さまざまな特典を選べるのが魅力です。新規契約先を探している方も乗り換えを検討している方も、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

初期費用 0円
解約金 0円 ※一部プランを除く
切替工事 不要 ※スマートメーターが設置されている場合
解約手続き 不要 ※現在のお住まいで切替えの場合
供給地域 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県 茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東 ※離島を除く
基本料金 (1カ月あたり)
※ベーシックでんきの場合
10A 276.90円
15A 415.35円
20A 553.80円
30A 830.70円
40A 1,107.60円
50A 1,384.50円
電力量料金 (1kWhあたり)
※ベーシックでんきの場合
~120kWh 29.90円
121~300kWh 35.59円
301kWh~ 36.50円
支払い方法 口座振替、クレジットカード
公式サイト https://www.cdedirect.co.jp/

※すべて税込価格

燃料費調整額についてのよくある質問

よくある質問

ここでは、燃料費調整額のよくある質問をまとめました。

ぜひ参考にしてください。

なぜ燃料費調整制度があるの?

燃料費調整制度は、事業者ではコントロールできない燃料価格や為替の変動を、電気料金に反映させるために設けられています。経済情勢の変化をできるだけ迅速に料金に反映させ、事業者の経営環境の安定を図ることを目的としています。

出典:資源エネルギー庁│燃料費調整制度について

日本では、発電に使われる原油やLNG(液化天然ガス)、石炭は輸入に頼っており、毎回同じ価格で調達できるわけではありません。世界情勢によって安く輸入できることもあれば、輸入価格が高騰することもあります。その影響を電気料金に反映させる必要があるのです。

燃料調整額が変動する理由は?

燃料費調整額が変動する理由は、平均燃料価格が基準燃料価格より高い時期にはプラス調整がおこなわれ、安い時期にはマイナス調整されるためです。

なお、料金プランの中には、プラス調整に上限が設定されているものもあります。上限設定がある場合、平均燃料価格が一定額に達すると、燃料費調整額はそれ以上あがりません。

燃料費調整額1

電力会社ごとで燃料費調整額に差はある?

電力会社ごとに加え、供給エリアごとでも基準燃料価格が異なるため、燃料費調整額にも差が生じます。また、燃料費調整額の上限設定の有無によっても差が発生します。上限設定のある料金プランの場合、燃料価格が上昇を続けても、上限を超える分は電気料金に反映されません。一方、上限設定がないプランは、上限設定のあるプランよりも電気料金が高くなる可能性があります。

燃料費調整額はどのくらい高くなる?

燃料費調整額がどのくらい高くなるかは予測できません。

燃料費調整額は、燃料価格や為替レートに加え、電力会社ごとの計算方法や上限設定によっても変動します。そのため、将来どの程度上昇するかを正確に予測することは難しいのが実情です。ただし、電力会社が発行する燃料費調整のお知らせを確認することで、推移や傾向を把握することは可能です。

燃料費調整額の上限撤廃はすべての電力会社が対象なの?

燃料費調整額の上限撤廃は、すべての電力会社が対象というわけではありません。たとえば、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」や、東京ガスの「一般料金」などは上限が設定されています。一方、新電力が提供する自由料金プランでは、上限が撤廃されていることがほとんどです。

燃料費調整額を理解して電気代を賢く節約しよう

燃料費調整額は、火力発電に必要な原油やLNG(液化天然ガス)、石炭などの燃料価格を電気料金に反映させたものです。燃料価格が高い時期には電気料金に加算され、安い時期には減算されます。

節約を意識する場合は、燃料費調整額の仕組みや推移を把握し、燃料費の高騰が予測される月は、節電を意識すると効果的です。

あわせて、料金プランごとの特徴にも目を向けましょう。市場連動型プランは燃料費の変動が電気料金に即時反映されるため、急な価格上昇が起こる可能性があります。一方、燃料費調整型プランは、価格変動の反映が緩やかな傾向があります。自分の生活スタイルやリスク許容度に応じて、電気料金プランを選ぶことが大切です。

加入実績90万件突破!※1急な市場価格変動の影響を受けにくいCDエナジー

CDエナジーは、大阪ガスと中部電力ミライズの共同出資により設立した会社です。燃料費調整型を採用しており、燃料価格などをもとに料金へ反映する仕組みのため、市場連動型と比べて急激な価格変動の影響を受けにくい のが特徴!

また、加入実績90万件突破※1・テレビCM放映実績があり、料金の安さ以外にも以下のようなサポート面での質の高さから、多くのユーザーから選ばれています。

  • 燃料費調整型の電気料金プランのため、市場価格の急激な変動が直接反映されにくい料金設計
  • 東京電力エナジーパートナーからの乗り換え顧客満足度92%!※2
  • 東京ガスからの乗り換え顧客満足度91%!※3
  • 利用者の79%が「家族・友人にも勧めたい」と回答!※4
  • Web申し込みが5分※4で簡単、コールセンターの品質満足度は80.6%※5

東京ガス(基本プラン・一般料金)・東京電力エナジーパートナー(スタンダードS・とくとくガス)と比較して基本料金が安く、電気料金の支払いに使える料金連動ポイント※6やガスとのセット契約による割引※7でさらにお得に!過去5年間※8で値上がり回数は1回のみです。

※CDエナジーのガス料金は、原料費調整単価は、当社の場合は上限がないが、東京ガス「一般料金」などは上限があるため、原・燃料価格の高騰により当社のガス・電気料金が割高になる場合あり。

加入実績・顧客満足度・利用者回答・連動ポイント・セット割(※1~9)の詳細

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※画像の注釈※1~5について

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