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600Wの電気代はいくら?代表的な電化製品や節約法も解説!

600Wの電化製品の電気代は、1時間あたりおよそ18.6円、1カ月当たり約558円が目安です。600W前後で使える電化製品としては、電子レンジ・セラミックヒーター・電気ストーブ・エアコン(8畳用)・こたつなどが挙げられます。

この記事では、600Wの電化製品の電気代について解説します。ほかにも、電化製品別におすすめの節約方法について触れていきます。この記事を読むことで電気代について理解を深め、電化製品の使い方を見直せるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

消費電力600Wの電化製品の電気代はどのくらい?

消費電力600Wの場合、電気代は以下の通りです。

利用時間電気代1カ月(30日)の電気代
1分約0.3円約9.3円
1時間約18.6円約558円
1日(24時間)約446.4円約13,392円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

1分あたりの電気代はおよそ0.3円で、1カ月使用し続けるとおよそ9.3円かかります。1時間あたりの電気代はおよそ18.6円なので、1カ月使用し続けるとおよそ558円です。

1日つけっぱなしにすると約446.4円の電気代がかかり、1カ月使い続けると合計で約13,392円と高額になります。

今回は消費電力が600Wの電化製品の電気代について紹介しました。しかし、ご家庭で使用している電化製品によっては消費電力が異なる場合もあるでしょう。また、電気料金単価も電力会社によって異なります。

正確な電気代について知りたい場合は、以下の計算式が役立ちます。

電気代の計算方法
消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh) × 使用時間(h)

【あわせて読みたい】消費電力の計算方法は?電気代の求め方や気になる単位も解説

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600W前後で使える主な電化製品

600W前後で使える主な電化製品は、以下の通りです。

600Wの主な家電製品

電子レンジ、セラミックヒーター、電気ストーブ、エアコン(8畳用)、こたつなどは、消費電力が600Wの電化製品の例です。

ただし、これらの電化製品が必ずしも600Wで使用できるとは限りません。製品によっては600Wに達していなかったり、600Wを超えていたりすることがあります。

製品によって異なるため、電気代を正確に把握するには、電化製品に記載されている消費電力を確認する必要があります。記載がない場合は、取扱説明書やメーカーの公式サイトをご覧ください。

電子レンジの電気代と節約方法

電子レンジ

家庭用の電子レンジには、500~600Wで使用できる製品があります。今回は、600Wで使用できる電子レンジを想定して電気代や節約方法について解説します。

【あわせて読みたい】電子レンジの寿命は何年?買い替えのサインや長持ちするコツも紹介

電子レンジの電気代

600Wの電子レンジの電気代は、以下の通りです。

使用時間電気代1カ月(30日)の電気代
5分約1.6円約46.5円
10分約3.1円約93.0円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

5分あたりの電気代はおよそ1.6円で、毎日5分使い続けると1カ月あたりの電気代はおよそ46.5円になります。10分使用した場合の電気代はおよそ3.1円かかり、1カ月あたりの電気代はおよそ93.0円になります。

電子レンジの節約方法

電子レンジは、以下のように使い方を工夫することで節約になります。

  1. 庫内をきれいに掃除する
  2. 均等に温まるよう適量にする
  3. 正しい場所に置く

ここからは、それぞれの節約方法について解説します。

1. 庫内をきれいに掃除する

電子レンジの効率を高めるためには、庫内をきれいに保つことが重要です。使用頻度が高いと庫内に汚れが溜まりやすく、温め効率が低下します。そこで定期的に掃除をおこなうことでセンサーが正常に動作し、無駄なエネルギー消費を防ぐことが可能です。

また、汚れが溜まった状態で使い続けると、サビや発火の原因にもなるため危険です。安全に使用するためにも、週に2〜3回程度を目安に掃除をおこないましょう。使用後の冷めた庫内を布巾で拭き、汚れが落ちない場合は中性洗剤を使って掃除します。

2. 均等に温まるよう適量にする

電子レンジで食品を温める際は、適切な量で加熱することを心がけましょう。

大量の食品を一度に温めると加熱が均等にならず、時間が長くかかりがちです。その結果、電力消費が増えてしまいます。一方で、適量であれば均等に温められるため、無駄なエネルギーを使わずに効率的に加熱できます。

また、カレーやシチューなどのとろみのある食品は均一に加熱しにくいですが、途中でかき混ぜることで効率的に温められます。

3. 正しい場所に置く

食品を庫内の正しい場所に置くことで、電子レンジを効率よく使えます。

フラット式の場合は、食品は庫内の中央に配置しましょう。一方、ターンテーブル式の場合は外側に配置すると均等に温まります。

ただし、製品によって仕様が異なるケースもあるため、詳細は取扱説明書を確認しましょう。

セラミックファンヒーターの電気代と節約方法

ヒーターで暖まる手元

セラミックファンヒーターは、電気を熱源として使用する暖房器具です。高い熱効率を持つセラミックが内蔵されていて、スイッチを入れるだけで部屋を温められます。

セラミックファンヒーターの消費電力は「弱」で600W前後、「強」で1,200W前後です。今回は、「弱」で600Wの製品を使用する想定で電気代を計算します。

【あわせて読みたい】セラミックファンヒーターの電気代は高い?ほかの暖房器具と徹底比較

セラミックファンヒーターの電気代

600Wのセラミックファンヒーターの電気代は、以下の通りです。

使用時間電気代1カ月(30日)の電気代
6時間約111.6円約3,348円
12時間約223.2円約6,696円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

6時間使用すると電気代はおよそ111.6円です。1日6時間の使用を1カ月続けた場合、電気代はおよそ3,348円になります。

12時間使用した場合の電気代は、およそ223.2円です。1日12時間の使用を1カ月続けると、電気代はおよそ6,696円になります。

セラミックファンヒーターの節約方法

セラミックファンヒーターの節約方法は、以下の通りです。

  1. ほかの暖房器具と併用する
  2. 特定の場所で使用する
  3. 温度やワット数を低めに設定する

ここからは、それぞれの方法について解説します。

1. ほかの暖房器具と併用する

ほかの暖房器具と併用することで、効率的に部屋を暖められます。特にエアコンやホットカーペットと組み合わせると、暖房効果が高まります。

部屋全体を温めたい場合は、エアコンの暖房機能と併用してセラミックファンヒーターで空気を循環させましょう。室温をすばやく上げられ、エアコンの設定温度を余計に上げる必要がなくなります。

足元を温めたい場合は、ホットカーペットとの併用がおすすめです。ホットカーペットが接している部分を温めるため、即座に体感温度を上げられます。

2. 特定の場所で使用する

セラミックファンヒーターは、広い空間よりも狭い空間を暖めるのに適しています。そのため、部屋全体を暖めるのではなく、特定の場所に絞って使用することで節電につながります。

たとえばトイレや脱衣所などの小さな部屋に最適です。ほかにも、キッチンやデスクで作業している間に足元を暖めるのにも向いています。

セラミックファンヒーターの持ち運びやすさを活かし、使いたい場所に移動して温めることで効率的に暖を取れます。

3. 温度やワット数を低めに設定する

温度やワット数を低めに設定することで、電気代を節約できます。高い温度やワット数で運転すると消費電力が大きくなり、電気代がかさむからです。

効率的に暖めるためには、はじめに強い出力で部屋を温めて、その後に設定を低くする方法がおすすめです。

また、省エネモードや人感センサーが搭載されている機種を選べば、さらに節約できます。これらの機能を活用することで、無駄な電力消費を抑えて効率よく暖められます。

電気ストーブの電気代と節約方法

電気ストーブ

電気ストーブにはいくつか種類がありますが、「弱」で使用するとおよそ600Wの消費電力が発生します。今回は、「弱」で使用した場合の電気代について紹介します。

【あわせて読みたい】【種類別】電気ストーブの電気代は安い?エアコンの電気代とも比較

電気ストーブの電気代

600Wの電気ストーブの電気代は、以下の通りです。

使用時間電気代1カ月(30日)の電気代
6時間約111.6円約3,348円
12時間約223.2円約6,696円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

電気ストーブを6時間使用すると電気代はおよそ111.6円かかります。1日6時間の使用を1カ月続けた場合、電気代はおよそ3,348円です。

12時間使用した場合の電気代は、およそ223.2円かかります。1日12時間の使用を1カ月続けると、電気代はおよそ6,696円です。

電気ストーブの節約方法

電気ストーブは部屋全体を暖めるには不向きですが、短時間で狭い範囲を暖めるのが得意な暖房器具です。足元やデスク周り、脱衣所、トイレなどの局所的な暖房には最適です。

使用する時間が長いほど電気代がかさむため、狭い場所やエアコンとの併用など、短時間のスポット使いを意識することで節約につながります。

エアコン(8畳用)の電気代と節約方法

エアコン

エアコンは製品ごとに冷暖房の能力が異なり、「〇畳用」と畳数が記載されています。600W前後で使用できるエアコンは8畳用のもので、比較的小さいサイズです。

ここからは、8畳用のエアコンの電気代や節約方法について解説します。

【あわせて読みたい】エアコンの1カ月の電気代と節約方法14選!季節別・ライフスタイル別の節約術も解説

エアコン(8畳用)の電気代

8畳用のエアコンの消費電力はおよそ600Wです。600Wのエアコンを使用した場合、電気代は以下のような計算になります。

利用時間電気代
1時間約18.6円
1日(18時間)約334.8円
1カ月(1日18時間で30日)約10,044円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

1日18時間使用した場合、電気代はおよそ334.8円です。この条件で1カ月使用すると、およそ10,044円かかります。

エアコン(8畳用)の節約方法

エアコンの電気代を節約するには、以下の方法があります。

  1. 風量設定は自動に設定する
  2. サーキュレーターを併用する
  3. 設定温度を適切に設定する

ここからは、それぞれの方法について解説します。

1. 風量設定は自動に設定する

エアコンの風量設定は「自動」にしておくのが節約のポイントです。風量には微風・弱・強・自動などのモードがありますが、自動設定にすることで余分な電力消費を抑えられます。

微風や弱モードにすると節約になると思われがちです。しかし、設定温度に到達するまで時間がかかり、かえって電力を多く消費してしまいます。

冷暖房どちらの運転時でも、自動モードならエアコンが室温に合わせて最適な風量で動作し、手間なく効率よく節約できます。

2. サーキュレーターを併用する

エアコン使用時にサーキュレーターを併用すると、部屋全体を効率よく冷暖房でき、電気代の節約につながります。

冷房の場合

夏は、エアコンを背にしてサーキュレーターを置くと、冷たい空気を部屋全体に循環させられます。冷気は床付近に溜まりやすいため、エアコンを背にした状態で設置すると効率的に涼しさを感じられるのです。

暖房の場合

冬は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、温かい空気を部屋全体に回すと効果的です。暖かい空気は天井付近に集まりやすいため、エアコンに向けて設置すると空気が循環して部屋全体が効率よく暖まります。

3. 設定温度を適切に設定する

エアコンの設定温度を適切に保つことは、電気代の節約に有効です。設定温度を下げ過ぎたり上げすぎたりすると、外気温との差が大きくなり電力消費も増加します。

夏場は冷房の設定温度を26〜28℃にし、室温が28℃程度になるよう調節すると効果的です。一方、冬場は室温が20℃になるように暖房を設定するのがおすすめです。

こたつの電気代と節約方法

こたつ

こたつには3種類の熱源があり、以下のようにそれぞれ消費電力の目安が異なります。

こたつの熱源消費電力の目安
石英管ヒーター300~600W
ハロゲンヒーター600W
フラットカーボンヒーター300W

今回は、600Wのこたつを想定して電気代を計算します。

【あわせて読みたい】こたつの電気代は1カ月いくら?エアコン・ホットカーペットとの違いや節約方法を解説

こたつの電気代

600Wのこたつの電気代は、以下の通りです。

使用時間電気代1カ月(30日)の電気代
6時間約111.6円約3,348円
12時間約223.2円約6,696円
24時間約446.4円約13,392円
※ 電気料金単価は全国家電公取協が定める目安単価である31円/kWh(2022年7月改定)を使用

6時間使用するとおよそ111.6円、12時間使用するとおよそ223.2円かかります。この場合、1カ月使用し続けるとおよそ6,696円かかります。24時間つけっぱなしにして1カ月使用すると、電気代は約13,392円です。

こたつの節約方法

こたつの電気代を節約するには、以下の方法がおすすめです。

  1. 設定温度は弱で使用する
  2. 敷布団と断熱シートを敷く
  3. こたつのサイズに合った掛け布団を選ぶ

ここからは、それぞれの方法について解説します。

1. 設定温度は弱で使用する

こたつを使用する際は、設定温度を「弱」にすると消費電力を抑えられるので節電になります。

今回は600Wのこたつを想定して電気代を計算しましたが、製品によっては「弱」と「強」で温度調節できるこたつもあります。温度を低めに設定することで、さらに消費電力を小さくすることが可能です。

こたつは短時間で内部が暖まりやすいため、低い温度でも快適な暖かさが得られるでしょう。

2. 敷布団と断熱シートを敷く

こたつの節約効果を高めるには、敷布団の下に断熱シートを敷くと効果的です。断熱シートとは、ホットカーペットやこたつの熱を床に逃がさないためのシートのことです。

断熱シートがあるとこたつ内の保温性が向上し、床からの冷気を防げます。そのため、こたつの温かさが持続し、設定温度を低めにしても十分な暖かさが得られます。

3. こたつのサイズに合った掛け布団を選ぶ

こたつのサイズに合った掛け布団を使うことも、節約につながる工夫の1つです。

掛け布団のサイズが合っていないと隙間ができてしまいます。その結果、こたつ内の暖気が逃げやすくなり、暖房効率が低下する原因になります。

効率的に暖めるには、こたつサイズにぴったりの掛け布団を選び、隙間なくしっかりと覆うことがポイントです。

電力会社の見直しで節約につながることもある

これまで各電化製品の電気代と節約方法を解説しましたが、電気代を抑えるには電力会社の見直しも有効な手段です。

2016年の電力自由化以降、消費者は自分のライフスタイルに合った電力会社や電気料金プランを自由に選べるようになりました。自宅の使用状況に応じたプランに変更することで、電気代が節約できる場合もあります。

CDエナジーには、単身者向けの「シングルでんき」や家族向けの「ファミリーでんき」など、幅広いプランがあります。ライフスタイルに合わせてプランを選ぶことで、同じ電気使用量のまま電気代を押さえることも可能です。

電力会社の切り替え先として、ぜひCDエナジーをご検討ください。

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CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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600Wの電化製品の電気代を知って使い方を見直そう!

600Wの電化製品を使用すると、1時間あたりおよそ18.6円の電気代がかかります。600Wの電化製品は電子レンジやエアコン、こたつなど日常生活でよく使われるものばかりです。使い方や設定次第で電気代を大きく節約できるでしょう。

また、電力会社や契約プランを見直すことで電気代を節約することも可能です。ライフスタイルに合ったプランを選択すれば、同じ電気使用量のまま電気代を抑えられるかもしれません。

この記事でご紹介したポイントを参考に、電気代を節約しながら快適な生活を目指しましょう。

※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。