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【2025年版】新電力とは?おすすめ15選やメリット・デメリット、乗り換えの流れを解説

「新電力って何?」
「新電力のメリット・デメリットを知りたい」
「おすすめの新電力を教えてほしい」


現在、今の電力会社からの切り替えで電気代を安くしたいとお考えの方の中には、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

冒頭ではまず、おすすめの新電力のうち3社をご紹介します。

電力会社特徴
CDエナジーCDエナジーは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立した新電力。電気・ガスセット割でそれぞれの料金で割引が適用される。
HTBエナジー電力小売業務を専門として扱っている新電力。2016年2月から小売電気事業者として登録し、電力サービスを提供している。
東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)東急グループの東急パワーサプライが運営する電力サービス。関東圏内を中心にサービスを提供している。


新電力とは、電力の自由化以降に新規参入した電力会社のことです。現在、さまざまな企業が電気小売事業に参入しており、電気料金プランも多様化しています。そのため、メリット・デメリットまで把握して、どんなプラン・企業が自分に適しているかチェックすることが大切です。

この記事では、おすすめの新電力15選や新電力に乗り換えた際のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。ほかにも、新電力を選ぶポイントや乗り換えの流れについて触れています。記事を読むことで、新電力がどういったものか把握しつつ、おすすめの会社や乗り換えの流れまで把握できるでしょう。ぜひ参考にしてください。



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目次

乗り換えにもおすすめな新電力15選

2025年4月現在、おすすめの新電力は以下の通りです。

ここからは、それぞれの電力会社の特徴や電気料金プランの例をご紹介します。

1. CDエナジー

特徴 CDエナジーは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立した新電力。電気・ガスセット割でそれぞれの料金で割引が適用される。1年間の電気使用量をもとに、最も安くなるプランをお知らせする「最適プランの定期便※」で、ライフステージに合わせたプラン選択も可能。

※対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら
供給地域 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東 ※離島を除く
プラン例(ベーシックでんき)
基本料金(1カ月あたり) 10A 276.90円
15A 415.35円
20A 553.80円
30A 830.70円
40A 1,107.60円
50A 1,384.50円
60A 1,661.40円
電力量料金 ~120kWh 29.90円/kWh
121~300kWh 35.59円/kWh
301kWh~ 36.50円/kWh
公式サイト https://www.cdedirect.co.jp/

※上記はすべて税込
※2025年7月時点の単価を適用。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合あり。

【あわせて読みたい】CDエナジーの電気代は高い?電気料金プランを全部紹介!

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CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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2. HTBエナジー

(出典:HTBエナジー公式サイト

特徴 電力小売業務を専門として扱っている新電力。2016年2月から小売電気事業者として登録し、電力サービスを提供している。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(ベーシックプラン 東京)
基本料金(1カ月あたり) 30A~60A 550円
電力量料金 1kWhあたり 28.60円
公式サイト https://htb-energy.com/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額、電源調達調整単価が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金反映額が加算。

3. 東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)

(出典:東急パワーサプライ公式サイト

特徴 東急グループの東急パワーサプライが運営する電力サービス。関東圏内を中心にサービスを提供している。
供給地域 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の富士川以東(離島を除く)
プラン例(従量電灯B)
基本料金(1カ月あたり) 30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金 ~120kWh 31.39円/kWh
121~300kWh 31.89円/kWh
301kWh~ 36.14円/kWh
公式サイト https://www.tokyu-ps.co.jp/home/denkigas/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

4. ソフトバンクでんき(ソフトバンク)

特徴 通信会社であるソフトバンク株式会社が提供する電力サービス。基本的に全国に供給しているが、プランによって供給地域が異なる。
供給地域 全国 ※契約プランにより供給可能な地域が異なる
プラン例(おうちでんき・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 契約電流10Aにつき
(15Aの場合)
311.75円
(467.63円)
契約電流1kVAにつき 311.75円
電力量料金


~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 36.40円/kWh
301kWh~ 40.49円/kWh
最低月額料金 328.08円
公式サイト https://www.softbank.jp/energy/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

5. auでんき(auエネルギー&ライフ)

(出典:auでんき公式サイト

特徴 auエネルギー&ライフが運営する電力サービス。離島・一部地域を除いた全国に供給している。
供給地域 全国 ※離島・一部地域除く
プラン例(でんきM(東京D))
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.74円
15A 467.62円
20A 623.49円
30A 935.24円
40A 1,246.99円
50A 1,558.74円
60A 1,870.49円
電力量料金 ~120kWh 29.79円/kWh
121~300kWh 36.39円/kWh
301kWh~ 40.48円/kWh
最低月額料金 328.07円
公式サイト https://www.au.com/energy/denki/

※上記はすべて税込
※2025年4月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

6. 楽天でんき(楽天エナジー)

特徴 楽天グループ株式会社が提供する電力サービス。楽天ガスも展開しており、セットで申し込むと楽天ポイントを貯めやすくなる。
供給地域 全国 ※沖縄電力エリア、一部地域を除く
プラン例(プランS・東京電力エリア)
基本料金 0円
従量料金 36.85円/kWh
公式サイト https://energy.rakuten.co.jp/electricity/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は市場価格調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

7. ENEOSでんき(ENEOS Power)

(出典:ENEOSでんき公式サイト

特徴 エネルギーに関するサービスを提供するENEOS Power株式会社が提供する電力サービス。電力自由化以前から法人向け電気事業へ参入し、全国30ヵ所以上に発電所を所有している。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島除く
プラン例(東京Vプラン)
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 34.85円/kWh
301kWh~ 36.90円/kWh
公式サイト https://www.eneos.co.jp/denki/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

8. ミツウロコでんき(ミツウロコヴェッセル)

(出典:ミツウロコでんき公式サイト

特徴 株式会社ミツウロコヴェッセルが提供する電力サービス。LPガス・液化天然ガス・石油製品事業にも取り組んでいる。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(従量電灯B・関東エリア)
基本料金 10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
電力量料金 ~120kWh 31.91円/kWh
121~300kWh 33.13円/kWh
301kWh~ 35.79円/kWh
公式サイト https://mitsuurokodenki.jp/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費等調整相当額(燃料価格調整単価+離島ユニバーサルサービス調整単価)が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

9. エバーグリーン・リテイリング(エバーグリーン・マーケティング)

(出典:エバーグリーン公式サイト

特徴 イーレックス株式会社と東京電力エナジーパートナー株式会社の共同出資で設立された新電力。都市ガスプランも提供している。
供給地域 全国 ※沖縄県と一部離島を除く
プラン例(基本プラン|従量電灯B・関東エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10A 284.29円
15A 426.44円
20A 568.58円
30A 852.87円
40A 1,137.16円
50A 1,421.45円
60A 1,705.74円
電力量料金 ~120kWh 19.69円/kWh
121~300kWh 24.55円/kWh
300kWh~ 27.44円/kWh
公式サイト https://www.egmkt.co.jp/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は電源調達調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

10. idemitsuでんき(出光興産)

(出典:idemitsuでんき公式サイト

特徴 出光興産株式会社が提供する電力サービス。車種に応じてガソリン代か電気代の値引が適用されるプランがある。
供給地域 全国 ※沖縄・離島を除く
プラン例(Sプラン|東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 5A 155.88円
10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
電力量料金 ~120kWh 29.80円/kWh
121~300kWh 34.76円/kWh
301kWh~ 37.10円/kWh
公式サイト https://denki.idemitsu.com/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

11. Looopでんき(Looop)

特徴 Looopでんきは、東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動からスタートした新電力。独自の料金プランで提供している。
供給地域 全国 ※離島を除く
プラン例(スマートタイムONE|電灯)
基本料金(1カ月あたり) 契約電流10Aまたは契約容量1kVAにつき 0円
※沖縄電力管内のみ1kWにつき985.00円
電源料金(30分ごとに変わる料金単価) 30分ごとの電力使用量 × {その30分ごとのエリアプライス ÷ (1 – エリア損失率) × 1.1(消費税等相当額)}
サービス料 1カ月の使用電力量1kWh×7.0円

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は託送費、容量拠出金、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

12. TERASELでんき(エネクスライフサービス)

(出典:TERASELでんき公式サイト

特徴 株式会社エネクスライフサービスが提供する電力サービス。ほかにも、自動車・レンタカー事業に取り組んでいる。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(TERASELプラン東京B・東京電力エリア)
基本料金 20A~60A(10Aごとに) 300.31円
電力量料金 ~120kWh 29.00円/kWh
121~300kWh 35.34円/kWh
301kWh~ 39.26円/kWh
公式サイト https://www.terasel.jp/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。一部プランで燃料費調整額が加減算。

13. オクトパスエナジー(TGオクトパスエナジー)

(出典:オクトパスエナジー公式サイト

特徴 TGオクトパスエナジー株式会社が提供する電力サービス。独自の電気料金プランを提供している。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(グリーンオクトパス・東京電力エリア)
基本料金(1日あたり) 10A 9.70円
15A 14.55円
20A 19.40円
30A 29.10円
40A 38.80円
50A 48.50円
60A 58.20円
電力量料金 ~120kWh 18.98円/kWh
121~300kWh 24.10円/kWh
301kWh~ 27.44円/kWh
公式サイト https://octopusenergy.co.jp/

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算、プランによっては燃料費調整額が加減算。

14. 丸紅新電力

特徴 丸紅グループの新電力。国内・国外で蓄積してきた豊富なノウハウを活かし電力供給をおこなう。
供給地域 全国 ※沖縄県・一部離島を除く
プラン例(プランS|東京電力管内)
基本料金(1カ月あたり) 10A 584.58円
15A 584.58円
20A 584.58円
30A 876.86円
40A 1,169.15円
50A 1,461.44円
60A 1,753.73円
電力量料金 ~120kWh 29.70円/kWh
121~300kWh 36.23円/kWh
301kWh~ 40.28円/kWh

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

15. シンエナジー

(出典:シン・エナジー公式サイト

特徴 再生エネルギー開発に力を入れている新電力。ライフスタイルに寄り添った料金プランが特徴。
供給地域 全国 ※離島を除く
プラン例(きほんプラン)
基本料金(1カ月あたり) 30A 796.06円
40A 1,061.41円
50A 1,326.76円
60A 1,592.12円
電力量料金 120kWhまで 19.67円/kWh
120kWh超過300kWhまで 24.78円/kWh
300kWh超過 27.71円/kWh
公式サイト https://www.symenergy.net/simulation/apply

※上記はすべて税込
※2025年7月 当社調べ。実際の電気料金は電源調達調整費、容量拠出金、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。沖縄県は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金相当額が加算。

おすすめの新電力と大手電力会社の電気料金を比較

電気料金比較のイメージ

「新電力と大手電力会社では、どのくらい電気料金が違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)と関西電力にわけて、新電力と料金を比較していきます。

東京電力EPとおすすめの新電力

以下の表は、関東エリアで提供されている東京電力EPの「従量電灯B」プランとおすすめの電力会社の基本的なプランを比較したものです。

項目 東京電力EP CDエナジー 東京ガス ENEOS
でんき
ミツウロコでんき auでんき
プラン名 従量電灯B ベーシック
でんき
基本プラン 東京Vプラン 従量電灯B でんきM
基本料金
(1カ月あたり)
10A 311.75円 276.90円 311.74円 311.75円 311.75円 311.74円
15A 467.63円 415.35円 467.61円 467.63円 467.63円 467.62円
20A 623.50円 553.80円 623.48円 623.50円 623.50円 623.49円
30A 935.25円 830.70円 935.22円 935.25円 935.25円 935.24円
40A 1,247.00円 1,107.60円 1,246.96円 1,247.00円 1,247.00円 1,246.99円
50A 1,558.75円 1,384.50円 1,558.70円 1,558.75円 1,558.75円 1,558.74円
60A 1,870.50円 1,661.40円 1,870.44円 1,870.50円 1,870.50円 1,870.49円
電力量料金(1kWhにつき) ~120kWh 29.80円 29.90円 29.70円 29.80円 31.91円 29.79円
121~300kWh 36.40円 35.59円 35.69円 34.85円 33.13円 36.39円
301kWh~ 40.49円 36.50円 39.50円 36.90円 35.79円 40.48円

※上記はすべて税込。
※2025年4月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額、電源調達調整費等が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。
※東電EP以外の各社の電気料金は、燃料費調整単価に上限がない場合があります。一方で東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、各社の電気料金が割高になる場合あり。

比較の結果、単価だけで見ると新電力は東京電力EPの従量電灯Bプランと同額、または割安な料金設定であることがわかります。たとえば301kWh以上の電力量料金では、東京電力EPは40.49円なのに対し、CDエナジーは36.50円と約4円の差があります。

ただし電力会社は、基本料金や電力量料金以外の部分も踏まえて選ぶことが大切です。例えば、契約特典やポイント制度、ガスとのセット契約など複数の会社のプランを比較しながら選ぶことをおすすめします。

とはいえ、新電力への乗り換えで割安になる可能性は十分にあるため、一度現在契約している電気料金プランと比較検討してみてください。

関西電力とおすすめの新電力

以下の表は関西エリアで提供されている関西電力の「従量電灯A」プランと新電力の基本プランを比較したものです。

項目 関西電力 大阪ガス TERASEL
でんき
HTB
エナジー
idemitsu
でんき
シン・
エナジー
プラン名 従量電灯A ベースプランA TERASEL
関西A
ベーシックプラン SプランA きほん
プラン
最低料金 最初の15kWhまで 522.58円 466.57円 505.53円 330円 522.58円 396.81円
電力量料金
(1kWhにつき)
15kWh〜120kWh 20.21円 20.21円 19.19円 26.30円 20.21円 19.81円
121kW〜300kWh 25.61円 25.20円 24.32円 26.30円 24.24円 23.83円
301kWh~ 28.59円 28.01円 27.16円 26.30円 26.58円 27.30円

※上記はすべて税込。
※2025年4月 当社調べ。実際の電気料金は燃料費調整額、電源調達調整費が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金反映額が加算。
※関西電力「従量電灯A」以外の各社の電気料金は、燃料費調整単価に上限がない場合があります。一方で関西電力P「従量電灯A」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、各社の電気料金が割高になる場合あり。

最低料金や電力量料金を比較すると、新電力会社のほうが関西電力より割安な傾向です。たとえば、301kWh以上の電力量料金では、HTBエナジーのほうが関西電力より約2円安いとわかります。

上記の表を1つの参考にし、ほかの要素と合わせて自分に適した電力会社を比較検討してみましょう。

そもそも新電力とは

電気のイメージ

そもそも新電力とは、電力の自由化に伴って参入した新規の電力会社のことを指します。現在は、旧一般電気事業者(大手電力会社)以外にも、さまざまな企業が電気小売事業に参入しています。

関東エリアでサービスを提供するCDエナジーも新電力の1つです。中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資で設立された会社で、電気やガスをはじめとしたライフラインに関するサービスを提供しています。

ここからは、電力の自由化とは何か、新電力と旧一般電気事業者の違いについて解説します。

電力の自由化とは

電力の自由化とは、民間企業が電気小売事業に参入するために設けられた制度のことです。

電力の自由化以前は、東京電力や関西電力などの旧一般電気事業者10社のみが家庭への電力供給をおこなっていました。料金も法律で決められており、自由に電力会社を選べなかったのです。

しかし、2016年4月1日以降は、民間企業が電気小売事業に参入することが認められたため、独自の料金やサービスで電力が販売されるようになり、自分に合った電力会社を選べるようになりました。

現在は、家庭や商店を含めたすべての消費者が電力会社・電気料金プランを自由に選択できます。

電力自由化前後の電気料金の仕組み

電力自由化前は、「統括原価方式」という方法で電気料金が設定されていました。統括原価方式とは、総原価(電気を安定的に供給するために必要な費用)を電気料金として請求する方法のことです。

託送料金-3

総原価のなかには、送配電網の管理費用など託送料金(電気を送る際に利用する送配電網の利用料金)に相当する金額が含まれています。

一方で、電力自由化後は「電源費」と「託送料金」で電気料金が構成されています。電源費とは、電気を調達するためにかかったすべての費用のことです。

託送料金-4

新電力は、JEPX(日本卸電力取引所)で仕入れるか、発電所を持っている事業者から大口で購入することで電気を販売できます。電気の供給は、旧一般電気事業者の送配電網を使用しています。

新電力を選ぶポイントは後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新電力のメリット

メリットのイメージ

新電力と契約するメリットは、主に以下の3つです。

それぞれの内容について詳しく解説します。

メリット1. 電気代を安くできる可能性がある

新電力に切り替えることで、毎月の電気代を安くできる可能性があります。自分に適した電気料金プランを選ぶことで、無駄な電気料金を抑えられるためです。

たとえば、一人暮らしで電気を多く使わない場合、電気使用量が少ないほど割安になる電気料金プランをおすすめします。電気料金単価の安い区分で電気の使用量を抑えることで、同じ生活でも電気代を節約できるでしょう。

メリット2. 自分に適した電気料金プランを見つけやすい

新電力であれば、より自分に適した電気料金プランを見つけられる可能性があります。新電力は、さまざまな電力の消費パターンに対応した料金プランを用意しているためです。

毎月の電気使用量や電気を多く使う時間帯によって料金体系が異なるもの、基本的な料金体系のものなど、さまざまなプランがあります。ご家庭での使い方に適した電気料金プランを契約すれば、毎月の電気代を抑えやすくなるでしょう。

メリット3. 独自のサービス・特典を受けられる

独自のサービス・特典を受けられるのも新電力のメリットといえます。電気代は同じでも、特典によってほかのサービスが安く利用できるようになる場合があります。

たとえば、idemitsuでんきの場合、登録したクレジットカードを出光興産のサービスステーションで支払いに利用すると、ガソリン・軽油が1リットルあたり2円引き(上限100リットル)になります。

自分のライフスタイルに適した特典を受け取りたい方には新電力が向いているといえるでしょう。

新電力の注意点・デメリット

デメリットのイメージ

新電力には、以下の注意点・デメリットがあります。

注意点・デメリットまで把握することで、新電力を選ぶ際の失敗のリスクを減らせます。ここからは、それぞれの内容について詳しく解説します。

デメリット1. 電気料金プランによっては解約金が生じる場合がある

新電力の電気料金プランによっては、解約金が生じます。解約金の有無は、電力会社や電気料金プランごとに異なります。

たとえば、CDエナジーの場合、エンタメでんき・JO1でんき・radikoでんきの3つのプランで解約金が生じます。シングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんきなど、ほかの電気料金プランでは解約金がありません。

解約金の有無を確かめずに契約すると、電力会社を乗り換えようとした際の思わぬ出費につながる可能性があります。解約金があるのか、事前に確認することが大切です。

デメリット2. 倒産や早期撤退のリスクがある

新電力によっては、突然の倒産や早期撤退のリスクがあります。新電力のすべてが安定して経営できているわけではないためです。

たとえば、Nature株式会社が提供していたNatureスマート電気は、2022年4月11日に新電力会社の撤退を発表した後、2022年6月30日をもって電力の供給を停止しました。ほかの電力会社への切り替えは契約者自身でおこなう必要があると通知されています。

契約中の電力会社が倒産・早期撤退したとしても、事前通知があるため、いきなり電気が使えなくなることはありません。とはいえ、新しい電力会社に切り替えなければならず、電力会社選びに再度時間がかかります。

デメリット3. 電気代がかえって高くなるリスクがある

電力会社・電気料金プランが自分のライフスタイルに合っていないと、かえって電気代が高くなるリスクがあります。電気料金単価が割高になることで、無駄な電気代がかかってしまうためです。

電気料金プランごとに、電気料金単価が高くなる時間帯や電気使用量の範囲が異なります。燃料費調整額に上限がない電気料金プランもあるため、事前に情報収集をおこなっておく必要があります。

新電力を選ぶポイントは後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新電力を選ぶ際のポイント

新電力を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

ポイント1. 電力会社の供給エリアを確認する

電力会社を選ぶときは、供給エリアを確認しましょう。全国展開している会社も存在する中で、供給エリアが限られている会社も存在します。

契約したい電力会社を決めた後で「住んでいる地域では契約できなかった…」ということがないよう、電力会社の公式サイトで真っ先に供給エリアをチェックしてください。

ポイント2. ライフスタイルに適した電気料金プランを選ぶ

ライフスタイルに合った電気料金プランかどうかも、電力会社を選ぶ際の基準として大切です。

たとえば、一人暮らしの方は複数人暮らしの方と比較して電気使用量は少ない傾向です。ファミリープランよりも一人暮らし向けの電気料金プランを選ぶことで、使用量が同じでも電気代を抑えやすくなります。

ほかにも、昼間は仕事や学校で留守にする方であれば、夜間の電気料金単価が安くなる電気料金プランをおすすめします。自分のライフスタイルや電気使用量を目安に契約する電気料金プランを選んでみるとよいでしょう。

ポイント3. 電気とガスのセット割引がないか確認する

引っ越しに伴って電力会社を切り替える方には、電気・ガスを一緒に契約できる会社をおすすめします。電気・ガスを一緒に契約することで、会社選びの手間を省けつつ、光熱費が管理しやすくなるためです。

また、電気・ガスを一緒に契約することでセット割引が適用される会社の場合、光熱費の節約にもつながります。

なお、関東圏へお引っ越しの場合には、電気・ガスがセットで契約できるCDエナジーがおすすめです。電気・ガスをセットで申し込むことでセット割が適用され、電気・ガス料金がそれぞれ0.5%割引になります。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

CDエナジーに切り替えると、電気代・ガス代がセットでお得!

関東エリアにお住まいの方は、CDエナジーの電気・ガスに切り替えてみませんか?

電気とガスをセットでご契約いただくと年間17,900円の節約に!お申し込みはたった5分で完了!

ひとりひとりのライフスタイルに合わせた豊富なプランをご用意しているほか、電気料金の支払いに使えるポイントも貯まります。

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。

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電力会社を乗り換える際の流れ

これから新電力に乗り換える場合、どのようにすればよいのでしょうか。電力会社を乗り換える流れは、以下の通りです。

それぞれの流れについて詳しく解説します。

【あわせて読みたい】電気の即日開通は可能?引っ越し当日に使用開始手続きをする方法

1. 電力会社の乗り換えに必要な情報を揃える

まずは、電力会社の乗り換えに必要な情報を揃えてください。事前に情報を揃えておくことで、スムーズに手続きがおこなえます。

電力会社の乗り換えで必要な情報は、以下の通りです。

  • 現在の電力会社名
  • 現在の電力会社のお客様番号
  • 供給地点特定番号
  • 切り替え希望日

供給地点特定番号は、現在契約している電力会社から送付される検針票で確認できます。検針票が見つからない場合は、直接問い合わせることで確認可能です。

2.乗り換え先の電力会社に申し込む

必要な情報を揃えたら、乗り換え先の電力会社に申し込みましょう。申し込みの手段には、インターネット・サービス窓口・電話などがありますが、会社ごとに異なります。

現在契約している電力会社への解約手続きは不要です。契約者の同意に基づいて、乗り換え先の電力会社が解約手続きを代行します。

3. 電気の切り替え日から電力会社との契約が開始する

申し込みが完了したら、電気の切り替え希望日に電力会社との契約が開始します。切り替えまでに要する期間の目安は、以下の通りです。

スマートメーターの交換工事が必要2週間程度
スマートメーターの交換工事が不要4日程度

スマートメーター(通信機能を有した電気メーター)が設置されていないご家庭の場合、交換作業の工事が必要です。地域の電力会社に問い合わせることで、交換してもらえます。

新電力についてよくある質問

よくある質問のイメージ

ここでは、新電力についてよくある質問にお答えします。

新電力にはやばい会社もあるって本当?

過去に新電力の倒産事例もありますが、大手企業が出資しており経営状況が安定している新電力も多数あります。新電力にはセット割やポイントサービスなど大手電力会社にない魅力もあるため、会社概要やサービス状況を確認し納得できる新電力を選ぶとよいでしょう。

新電力の切り替えはいつでもできるの?

新電力への切り替えはいつでも可能です。ただし、2年契約プランなどの場合は解約金が発生する可能性もあります。解約金が発生しないタイミングで切り替えるとよいでしょう。

新電力の切り替えで後悔しないためには?

電気料金の計算方法は新電力ごとに異なるため、電気料金の仕組みや計算方法などを確認してから契約するとよいでしょう。

電気料金には、電力量料金が決まっている従量電灯プランと、市場価格に応じて電力量料金単価が変動する市場連動型プランがあります。それぞれメリットやデメリットがあるため、内容を理解しないまま契約すると後で後悔するかもしれません。

電気の使い方に合ったプラン選択ができるよう、電気料金の計算方法やリスクについても確認しておきましょう。

【あわせて読みたい】新電力への切り替えは後悔する?メリットやおすすめの電力会社も紹介

市場連動型の電気料金プランって何?

市場連動型プランは、JEPX(日本卸電力取引所)の取引価格により料金単価が変動するのが特徴です。

JEPXの市場価格が安い時間帯に電気を利用すれば料金が割安になるため、日々の料金単価の変動を確認しながら電力使用量を調整できる方に向いています。

逆に、市場価格の高い時間帯に電気を使うと割高になる場合があるため、市場価格の確認が面倒に感じる方には不向きです。

市場連動型プランを選ぶ際には、メリットやデメリットを理解したうえで契約しましょう。

【あわせて読みたい】市場連動型プランとは?電気料金の仕組みやメリット・デメリットを解説

関東にお住まいの方はCDエナジーがおすすめ!

この記事では、新電力の概要やおすすめの新電力をご紹介しました。新電力に乗り換えることで電気代を安くできる可能性があります。乗り換え先を選ぶ際は、供給エリアやライフスタイルに合う電気料金プランがあるかなど、ポイントを踏まえて自分に適したものを選ぶことが大切です。

CDエナジーでは、電気とガスをセットで契約することでセット割引が適用されます(一部対象外のプランがあります)。ほかにも、一人暮らしの方向けのプランや、世帯人数やライフスタイルに合わせた複数の電気料金プランを用意しております。

またCDエナジーでは、「最適プランの定期便」も提供しています。1年間の電気使用量に基づいて、無料で年2回、最適なプランがお知らせされます。面倒な入力不要で最適プランへの切り替えもとっても簡単。契約後も長く安心して使えます。ぜひ、この機会にCDエナジーをご検討ください。

※対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら

関東エリアにお住まいの方で電力会社選びにお悩みの場合は、ぜひCDエナジーの利用をご検討ください。

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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