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4人暮らしの食費の平均額は?節約方法や目安の計算方法を解説

「4人家族の食費の平均額はどのくらい?」
「4人家族の食費はほかの世帯人数と比べてどれくらい高いの?」
「4人家族の食費を節約する方法があったら教えてほしい」

現在、4人家族で生活している人のなかで、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

4人家族の1カ月の食費の平均額は、約88,000円です。食費は、住んでいる地域や収入によっても平均額が異なるため、いくつかの要素を踏まえた上で現状の食費が高いかどうかを判断することが大切です。

この記事では、4人家族の食費の平均額について解説します。ほかにも、食費の節約方法や目安を計算する方法についても触れています。

記事を読むことで、4人家族の食費の平均額や内訳を把握しつつ、より最適な節約方法を実践しやすくなるため、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

4人家族の食費の平均額はどのくらい?

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4人家族の1カ月の食費の平均額は、約88,000円です。4人家族の場合、夫婦2人に子ども2人などのケースが想定できますが、食費にはどのような要素が含まれているのか見てみましょう。

以下の表は、政府の統計窓口の情報をもとに食費の内訳をまとめたものです。

項目費用
穀類7,506円
魚介類5,235円
肉類9,982円
乳卵類4,492円
野菜・海藻8,600円
果物2,375円
油脂・調味料4,257円
菓子類8,436円
調理食品12,778円
飲料5,715円
酒類3,218円
外食15,508円(学校給食2,061円を含む)
合計88,102円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、食費のなかでも外食・調理食品の占める割合が高いことがわかります。なかでも外食に関しては、学校給食費を除いても約13,000円と占める割合が高くなる傾向です。

毎回の食事を外食やコンビニ弁当、インスタント食品などで済ませると外食・調理食品費が高くなる原因につながります。加えて、4人家族の場合は子どものおやつとして菓子類を購入しすぎることでも食費の高さにつながる可能性があります。

外食や調理食品などで食事を済ます回数を減らしたり無駄に菓子類を購入しすぎたりしないことが食費の節約で大切といえるでしょう。

続いて、地方別・収入別に4人家族の食費の平均額についてご紹介します。

地方別にみる4人家族の食費

以下の表は、地方別に1カ月の食費の平均額をまとめたものです。ただし、2人以上の世帯がまとめて統計されたものなので、あくまで地域別の食費の傾向を把握するための参考にしてください。

地方食費の平均額
北海道地方72,125円
東北地方74,189円
関東地方81,406円
北陸地方78,756円
東海地方77,880円
近畿地方79,331円
中国地方72,814円
四国地方69,328円
九州地方69,781円
沖縄地方66,257円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、大阪府や東京都などの大都会がある関東・近畿地方の食費が高く、次いで東海・北陸地方などの食費が高くなりやすいことがわかります。

北海道・中四国・九州・沖縄地方の食費は、都心付近の地域と比較して安い傾向にあります。地域ごとの物価により地域ごとに食費の目安が異なるため、現在の食費が高いかどうかは、住んでいる地域も踏まえて判断するとよいでしょう。

収入別にみる4人家族の食費

収入によっても食費の平均額は変わるのでしょうか。以下の表は、4人家族の収入別における1カ月の食費の平均額をまとめたものです。

年収定期収入食費の平均額
250~300万円256,763円81,827円
300~350万円233,092円58,637円
350~400万円294,750円66,567円
400~450万円307,449円61,040円
450~500万円306,123円75,820円
500~550万円338,677円70,759円
550~600万円351,129円69,155円
600~650万円367,309円77,635円
650~700万円418,385円80,037円
700~750万円433,044円81,286円
750~800万円476,955円89,064円
800~900万円545,106円93,887円
900~1,000万円530,239円98,963円
1,000~1,250万円602,510円97,435円
1,250~1,500万円759,850円103,792円
1,500万円以上1,001,283円119,059円
平均455,162円84,143円
出典:総務省|家計調査2022年

表をみると、基本的には毎月の収入が高くなるにつれて食費の平均額も高くなる傾向にあることがわかります。平均を参考に計算すると、定期収入の約18.5%が食費の占める割合です。

収入によって食費の平均額は異なるため、該当する定期収入と食費の割合を計算し、現在の食費が相場よりも高いかどうかを判断するとよいでしょう。

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4人家族とほかの世帯人数における食費を比較

ここまで、4人家族の食費の平均額をご紹介しました。では、4人家族の食費はほかの世帯人数と比較してどのくらい高いのでしょうか。

以下の表は、4人家族とほかの世帯人数における1カ月の食費を比較したものです。

項目単身世帯2人世帯4人家族
穀類2,634円5,371円7,506円
魚介類2,164円5,980円5,235円
肉類2,156円6,058円9,982円
乳卵類1,634円3,529円4,492円
野菜・海藻3,623円8,522円8,600円
果物1,605円3,316円2,375円
油脂・調味料1,471円3,389円4,257円
菓子類3,024円5,416円8,436円
調理食品7,536円10,396円12,778円
飲料3,124円4,459円5,715円
酒類2,182円3,462円3,218円
外食7,840円7,675円(学校給食13円を含む)15,508円(学校給食2,061円を含む)
賄い費77円
合計39,069円67,573円88,102円
出典:総務省|家計調査2022年(単身世帯)総務省|家計調査2022年(二人以上の世帯)

4人家族とほかの世帯の食費の平均額を比較した場合、単純に倍になっているというわけではありません。特に2人世帯と比較すると、特に外食・菓子類・調理食品・穀物・肉類が大きく増えており、酒類や果物類などは増えていないことがわかります。

外食やインスタント食品・コンビニ弁当などの回数、子どものおやつの予算などを上手く調整することが大切といえるでしょう。

エンゲル係数を用いて食費の目安を計算する方法

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食費の目安を自分で計算したい場合、エンゲル係数を用いることでも算出可能です。エンゲル係数とは、消費支出に対して食費がどれだけ占めるのかを表したものです。

エンゲル係数を用いて算出する場合、計算式は以下の通りです。

食費の目安(円)=消費支出(円) × エンゲル係数(%)  

ここでは、2022年の4人世帯のエンゲル係数「26.7%」を用いて算出します。毎月の消費支出が約33万円の場合、食費の目安は以下の通りです。

330,000円×0.267=88,110円

食費の目安がわかれば、現状の食費が平均より高いかどうかを判断しやすくなります。一度、消費支出と食費を洗い出し、平均のエンゲル係数もしくは収入別のエンゲル係数から食費の目安を計算してみてください。

以下の表は、収入別のエンゲル係数をまとめたものです。

年収エンゲル係数
年収エンゲル係数
250~300万円30.5%
300~350万円31.7%
350~400万円25.4%
400~450万円28.0%
450~500万円29.6%
500~550万円27.6%
550~600万円28.2%
600~650万円29.0%
650~700万円26.5%
700~750万円24.7%
750~800万円28.3%
800~900万円26.1%
900~1,000万円27.5%
1,000~1,250万円23.4%
1,250~1,500万円24.4%
1,500万円以上22.8%
平均26.6%
出典:総務省|家計調査2022年

【買い物編】4人家族の毎月の食費を節約する3つの方法

食料の買い物をする女性

普段の買い物で食費の節約につながるポイントは、以下の3つです。

  • 食費の予算を決めて買い物をする
  • 1週間で使いきれる量を目安に買い物する
  • 割引やセールを上手く活用する

それぞれの内容について詳しく解説します。

節約方法1. 食費の予算を決めて買い物する

食費の予算を決めて買い物することで、買い物で生じる無駄をなくせます。予算を決めることで、予算内に調整して買い物する力も身につくでしょう。

食費を決める方法として、以下の表をご覧ください。

項目収入から決めるエンゲル係数から決める
特徴ご家庭の状況に合わせて食費を設定できる。お金の流れの把握が必要。食費の目安を簡単に算出可能。人数や年齢などのご家庭の状況は反映しづらい。
やり方家計収入から生活費や固定費を差し引き、残ったお金から食費に割り当てる予算を決める。消費支出(円) × エンゲル係数(%) = 食費の目安(円)で計算する。

4人家族の場合、子どものおやつやお小遣いなども予算に入れておくことで、より管理しやすくなります。毎月の食費から無駄を省き、実現できる範囲で予算を立てて予算内におさまるよう食費を調整しましょう。

節約方法2. 1週間で使いきれる量を目安に買い物する

食材を購入する際は、1週間で使いきれる量を目安にしましょう。使いきれない分まで購入することで生じる無駄をなくせます。

4人家族の場合、子どもの年齢や食べる量も考慮してください。1週間で使いきれる量が冷蔵庫に収まりきらない場合は、3〜4日で使いきれる量にしたり冷凍保存を上手く活用したりして調節してみましょう。

先ほどご紹介した予算も踏まえて、食費のなかから無駄を省くことが大切です。

節約方法3. 割引やセールを上手く活用する

食材を購入する際、割引やセールを上手く活用することが大切です。セールを上手く活用すれば、同じ食材の購入でも食費の節約につながります。

スーパーの多くは夕方頃に割引シールや半額シールが貼られます。具体的な時間はスーパーごとで異なるため、最寄りのスーパーの食材が安くなる時間帯を把握しておくとよいでしょう。

4人家族の場合、単身世帯の方などと比べて購入する食材の量は多くなります。割引やセールを上手く活用できれば、長期的に大きな節約につながるでしょう。

【調理編】4人家族の毎月の食費を節約する3つの方法

ぶたの貯金箱

普段の料理で食費の節約につながるポイントは、以下の3つです。

  • 食材はまとめて調理する
  • 電子レンジを上手く活用する
  • お弁当やマイボトルを活用する

それぞれの内容について詳しく解説します。

節約方法1. 食材はまとめて調理する

調理する際、何食分かをまとめて作り置きすれば節約につなげられます。作り置きすることで、忙しい日や調理が面倒だと感じる場合にコンビニやスーパーの惣菜に頼らなくてよくなるためです。

4人家族の場合、調理する食材の量も多くなるため、毎日調理するとなると負担は少なくありません。食材をまとめて調理し、上手く活用して毎日の調理の負担を調整するとよいでしょう。たとえば、副菜を作り置きしたり下味冷凍で火を通すだけでよい状態にしておいたりすると、毎日の負担を減らせます。

ただし、食べずに放置したりまとめて調理する時間が少なかったりと、作り置きには向き不向きがあります。まとめての調理が適していると判断できた場合にぜひお試しください。

節約方法2. 電子レンジを上手く活用する

電子レンジを上手く活用すればガス代の節約につながります。煮込み料理などであれば、電子レンジを活用することで調理時間の短縮や煮崩れの防止にもなるでしょう。

また、余熱調理を取り入れるのもガス代や電気代の節約につながります。余熱調理は、熱したフライパンに残っている熱などで食材に火を通す調理方法のことです。

4人家族で食べる料理を作る際、同時進行でほかの料理を作ることもあるでしょう。余熱調理であれば、少し目を離しても火の通りすぎや火災の心配がないため、安心して調理できます。

節約方法3. お弁当やマイボトルを活用する

お弁当やマイボトルを活用すれば、外出時の食費を抑えられる可能性があります。毎日のランチが1,000円とした場合、外食している方がお弁当に変えることで以下の表にある金額分節約できます。

平日ランチをする場合1,000円 × 20日20,000円
平日の半分をお弁当にした場合1,000円 × 10日
300円 × 10日
13,000円
平日のランチをすべてお弁当にした場合300円 × 20日6,000円
※平日を月20日と仮定した場合

平日の半分をお弁当にすれば約7,000円、平日のランチをすべてお弁当にすれば約14,000円の節約になります。

また、外出先でペットボトル飲料を購入すると1本あたり160円ほどかかりますが、マイボトルなら500mlで0.1円程度です(水の場合)。高校生などがいるご家庭では、マイボトルを上手く活用したりお弁当を活用したりすることでも節約が見込めるでしょう。

4人家族の食費以外の生活費を節約する方法

パソコンでお金を管理するイメージ

食費以外にも以下の生活費を見直すことで節約につながります。

  • 光熱費・水道代
  • 通信費
  • 保険費

それぞれの節約方法について詳しく解説します。

光熱費・水道代の節約方法

光熱費や水道代は、毎月生じる支出です。電気代やガス代などに無駄が増えると毎月の生活費は高くなります。

電気代やガス代、水道代を節約するには使いすぎていないか見直したり、電気やガスの契約プランを見直したりすることが大切です。

電気やガスは、それぞれ自由化によってさまざまな企業がサービスを提供しています。使用者のライフスタイルに合わせた電気・ガス料金プランを用意している傾向にあります。

4人家族でお住まいの方であれば、ガス代の無駄をなくす方法としてお風呂の追い焚きを減らすのも効果的です。時間を開けてお風呂に入ると、追い焚きの回数が増えて無駄につながるため、お風呂が沸き次第スムーズに入浴を済ませるのがよいでしょう。

それぞれの無駄をなくしたり契約プランを見直したりして節約につなげてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。

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通信費の節約方法

通信費も見直したい項目の1つです。以下の点に気をつけて見直すことで毎月の生活費を節約できる可能性があります。

  • 格安SIMに乗り換える
  • 利用しないオプションは解約する
  • スマホとインターネットのセット割プランに切り替える

子どもにも携帯電話を持たせているご家庭の場合、少しでも月額料金が安くなれば期間を重ねることで大きな節約につながります。契約プランを見直して利用できる割引プランや解約しても問題ない無駄なオプションがないかなどを確認しましょう。

保険費の節約方法

生命保険や損害保険に加入している場合、契約内容を見直すことで節約につながる可能性があります。光熱費などと同様、契約内容の無駄をなくすことで毎月の支払額を減らせるためです。

保険費を見直す際のポイントは、以下の通りです。

  • 生命保険:家族構成に適した内容か
  • 損害保険:家族構成や補償の範囲など

もし保障内容に重複箇所があれば、無駄な支出があるということです。一度、加入している保険の契約内容を見直してみましょう。

4人家族の食費の平均額を把握して上手く節約につなげよう

この記事では、4人家族の食費の平均額について解説しました。4人家族の1カ月の食費の平均額は、約88,000円です。

4人家族の食費は、住んでいる地域や収入によっても平均額が異なります。自分に近い状況の食費の平均額を把握し、現状の食費が高いのか判断することが大切です。

食費の目安はエンゲル係数を用いることでも算出できます。一度、消費支出と食費を洗い出してエンゲル係数を見直したり、収入と平均のエンゲル係数から目安を算出してみるとよいでしょう。

4人家族の食費の平均額を把握して上手く節約につなげてください。

※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。