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冷風機の電気代は安い?エアコンとの比較やデメリットも解説

「冷風機の電気代は安いの?」
「エアコンよりも安い?」
「冷風機のメリットやデメリットは?」


冷風機の電気代について調べている方には、上記の疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。冷風機とは、水の気化熱によって空気の温度を下げて冷たい風を送る家電のことです。エアコンよりも電気代が安く、工事不要で簡単に設置できることが特徴です。

この記事では、冷風機の電気代について解説します。ほかにも、エアコンとの電気代の比較や、メリットやデメリットについても触れていきます。

この記事を読むことで、冷風機を使用するとどれくらい電気代がかかるのかイメージできます。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

冷風機の電気代

冷風機

コツコツCDの調査によると、冷風機の電気代は1時間あたりおよそ2.0円です。使用時間ごとの電気代の目安は、以下の通りです。

使用時間電気代
使用時間電気代
1時間約2.0円
8時間約16.1円
24時間約48.4円
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)、50Hzで使用した場合の消費電力で計算

ただし、上記の電気代はあくまで目安です。実際の電気代は使用する製品によって異なります。特定の製品の電気代について知りたい方は、「1時間あたりの電気代の算出方法」の章を参考にしてみてください。

扇風機・エアコンの電気代と比較

扇風機・エアコンの電気代と比較すると、以下のように異なります。

家電1時間あたりの電気代
冷風機約2.0円
扇風機約0.3〜1.6円
エアコン(冷房)約58.0円
※当社調べ。エアコンは14~23畳用の平均的な電気代(消費電力から算出)で、機種や使用方法により電気代は異なります。

冷風機の電気代は扇風機よりも高いですが、エアコンよりも安い傾向にあります。

1時間あたりの電気代の算出方法

1時間あたりの電気代を算出する際は、以下の計算式に当てはめます。

1時間あたりの電気代の算出方法
1時間あたりの電気代 = 消費電力(W)÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)

1時間あたりの電気代に使用時間をかけることで、1時間以上使用した場合の電気代の算出も可能です。

1時間あたりの消費電力は、製品本体もしくは取扱説明書に記載されています。より具体的な電気代を知りたい場合は、上記の式を活用してみてください。

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冷風機の3つのメリット

冷風機を使用するメリットは、以下の3つです。

  1. 場所を選ばずに設置できる
  2. 工事不要で簡単に設置できる
  3. エアコンよりも電気代が安い

ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

1. 場所を選ばずに設置できる

冷風機のメリットは、場所を選ばずに設置できることです。

冷風機は気化熱で冷たい風を出す仕組みなので、コンプレッサーが必要ありません。気化とは液体が気体になることで、その際に周囲から吸収する熱を気化熱と言います。こうした仕組みから、排気による熱を気にせず設置できます。

一方で、エアコンにはコンプレッサーを搭載した室外機を設置するスペースが欠かせません。エアコンの冷房は室内の空気を取り込み、熱交換器で熱を取り除いて冷たい空気を室内に送り返します。取り除かれた熱は室外機に移動し、コンプレッサーで圧縮して大気中に排出します。

仕組みの違いからエアコンは設置場所が限定されますが、冷風機は好きな場所に設置可能です。

2. 工事不要で簡単に設置できる

冷風機は工事不要で手軽に設置できることもメリットのひとつです。

エアコンを設置する場合、業者による工事が必要です。工事予定を調整する必要があり、手間がかかります。業者の予約が埋まっている場合、すぐに取りつけてもらえない可能性もあるでしょう。

冷風機はコンセントさえあれば利用できるため、室内の好きなところに設置できます。大がかりな工事が不要で簡単に設置できるので、思い立ったタイミングで導入できます。

3. エアコンよりも電気代が安い

冷風機を導入することで、エアコンよりも電気代を抑えられることもメリットです。上記でも触れたように、冷風機の電気代はエアコンの電気代よりも安いのが特徴です。

猛暑のように暑い日にはエアコンの使用をおすすめしますが、少し暑さが気になるだけのときに冷風機を活用することで、節電につながるでしょう。

冷風機の3つのデメリット

冷風機には、以下のようなデメリットがあります。

  1. 湿度の上昇は避けられない
  2. 部屋全体の温度は下がらない
  3. 定期的な水の補給が欠かせない

ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

1. 湿度の上昇は避けられない

冷風機のデメリットは、湿度の上昇を避けられないことです。冷風機から冷風が送り出されるのは、水の気化熱によって空気の温度を下げているからです。水を使用することから、湿った空気が送り出されることになります。

湿度の高い日に冷風機を使用すると、室内の湿度がさらに上昇します。汗が蒸発しにくいため、蒸し暑く感じる可能性があります。換気しながら使用すると快適に過ごせるでしょう。

2. 部屋全体の温度は下がらない

冷風機を使用しても、部屋全体の温度は下がりません。その理由は、エアコンとは違い室内の熱を外に逃がして部屋全体の温度を下げる仕組みではないからです。

冷風機は気化熱によって冷たい空気を送り出すだけなので、局所的にしか冷やせません。部屋が広い場合や部屋全体の室温を下げたい場合には、向いていません。

3. 定期的な水の補給が欠かせない

冷風機を使用するために定期的な水の補給が欠かせないこともデメリットのひとつです。その都度、水を補給する手間がかかるため、不便に感じる方もいるかもしれません。

扇風機やエアコンのような冷房器具は水の補給が不要で、スイッチひとつで使用できるため、こうした使い方に慣れている人にとって冷風機は使いづらいかもしれません。

冷風機がおすすめの人の特徴

OKポーズをする笑顔の女性

冷風機がおすすめの人の特徴は、以下の通りです。

  • エアコンが苦手な人
  • 電気代をできるだけ抑えたい人

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

エアコンが苦手な人

エアコンの冷気が苦手な人にとっては、冷風機の方が快適に過ごせるでしょう。冷風扇はエアコンとは違い、部屋全体を冷やすことはありません。局所的に冷たい風を送り出す冷房機器なので、「扇風機では物足りないけどエアコンは寒い」という人におすすめです。

夏場によくエアコンで身体が冷えすぎてしまう方は、冷風機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

電気代をできるだけ抑えたい人

冷風機はエアコンより電気代が安いため、節電したい人にも向いています。

家電1時間あたりの電気代
冷風機約2.0円
エアコン(冷房)約58.0円
※当社調べ。エアコンは14~23畳用の平均的な電気代(消費電力から算出)で、機種や使用方法により電気代は異なります。

上記のように、冷風機の電気代はエアコンの電気代よりも安いのが特徴です。

冷風機はエアコンとは仕組みが違うため、代用はできません。しかし、「少し暑さが気になるけどエアコンを使うほどではない」というときに利用すれば、節電につながるでしょう。

冷風機をおすすめしない人の特徴

指でバツ印を作る手元

冷風機をおすすめしない人の特徴は、以下の通りです。

  • 部屋の窓を開けられない人
  • こまめな掃除・給水が面倒な人

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

部屋の窓を開けられない人

部屋の窓を開けられない人には、冷風機は向いていません。

冷風機は水を使用して冷風を送り出すため、部屋の湿度も上昇します。湿度が上昇すると蒸し暑くなり、窓を開けないと熱中症になるリスクがあるため危険です。

出典:日常生活における熱中症予防指針 Ver.4|日本生気象学会

上記の図は、室内の気温と湿度の組み合わせから熱中症の危険度をレベル分けしたものです。気温が同じ26℃でも湿度80%までは注意レベルですが、85%以上は警戒レベルです。

湿度の上昇を抑えるには窓を開けて換気するのが効果的ですが、窓を開けられないのに冷風機を使うと室内の湿度が上昇してしまいます。窓を開けられない人はエアコンを使った方がいいでしょう。

こまめな掃除・給水が面倒な人

冷風機はこまめな掃除や給水が必要になるため、メンテナンスを面倒に感じる方には向いていません。

冷風機は水を使用して冷風を送り出します。そのため、タンク内にカビが発生する可能性があります。そのまま放置して利用すると菌が空気中に放出されてしまい、清潔ではありません。

冷風機はエアコンよりも電気代を抑えられる!

冷風機はエアコンに比べて電気代が安いのが特徴です。設置するのに工事も不要で、コンプレッサーが不要なので置きたい場所に設置できます。導入も簡単なので、気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、冷風機は水を使って冷たい風を送り出す性質から、室内の湿度が上昇しやすいのがデメリットです。熱中症のリスクを避けるためにも、換気をしながら使うように注意しましょう。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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