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【2025年最新】東京都の安い電力会社10選!選び方・乗り換え手順を解説

電力自由化により、自分に合った電力会社と契約できることは、消費者にとって大きな魅力です。しかし、東京エリアは電力会社の選択肢が多すぎて、かえって悩んでいる方もいるかもしれません。

この記事では、東京で安い電力会社をご紹介します。また、後悔しないための選び方のポイントや、乗り換え手順もわかりやすく解説します。

特におすすめの3社は、以下の通りです。

電力会社特徴
CDエナジー家族構成に合わせた豊富なプランを提供してある
Looopでんき30分ごとに単価が変わる市場連動プランがある
シン・エナジー昼・夜の時間帯に単価が安くなる独自のプランがある

この記事を読めば、あなたのライフスタイルに合った、電気代を安く抑えられる電力会社が見つかるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

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電力・ガス会社を切り替えると節約できるかも?

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目次

どこが安い?東京都で契約できる安い電力会社10選

東京都で契約できる安い電力会社は、以下の通りです。

ここでは、各電力会社の特徴や、電気料金プランを紹介します。

1. CDエナジー

※画像の注釈について

CDエナジーは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立した新電力です。電気料金の安さ以外にも以下の特徴があり、電気プランの分かりやすさやサポート面の質の高さからユーザーに選ばれています。

  • 世帯人数別で選べる電気料金プランで電気料金も安く、ガスセット割※1や電気代の支払に使える料金連動ポイント※2などもあって更におトク!
  • 引っ越し時に電話なら即日開通!※3
  • 安いだけじゃない!中部電力ミライズと大阪ガスがタッグを組んで設立していた会社なので、サポート面でも安心。
※1~3の注釈について
初期費用¥0
解約金¥0
※一部プランを除く
切替工事不要
※スマートメーターが設置されている場合
解約手続き不要
※現在のお住まいで切替えの場合
供給地域東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県
茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東 ※離島を除く
公式サイトhttps://www.cdedirect.co.jp/

基本料金(1カ月あたり)

  CDエナジー
ベーシックでんき
東京電力
エナジーパートナー 
従量電灯B
東京ガス
基本プラン
10A 276.90円 311.75円 311.74円
15A 415.35円 467.63円 467.61円
20A 553.80円 623.50円 623.48円
30A 830.70円 935.25円 935.22円
40A 1,107.60円 1,247.00円 1,246.96円
50A 1,384.50円 1,558.75円 1,558.70円
60A 1,661.40円 1,870.50円 1,870.44円

電力量料金

  CDエナジー
ベーシックでんき
東京電力
エナジーパートナー 
従量電灯B
東京ガス
基本プラン
~120kWh 29.90円/kWh 29.80円/kWh 29.70円/kWh
121~300kWh 35.59円/kWh 36.40円/kWh 35.69円/kWh
301kWh~ 36.50円/kWh 40.49円/kWh 39.50円/kWh
※電気料金について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合あり。

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世帯人数別の電気料金を計算してみるとどの世帯もCDエナジーがおトクに!1人暮らしはシングルでんき、4人暮らしはファミリーでんきがおトク!

世帯人数CDエナジー東京電力エナジーパートナー東京ガス
1人暮らしシングルでんき ┃ 4,735円従量電灯B ┃ 4,878円
節約額143円
基本プラン ┃ 4,859円
節約額124円
2人暮らしベーシックでんき ┃ 9,674円従量電灯B ┃ 9,955円
節約額281円
基本プラン ┃ 9,840円
節約額166円
3人暮らしベーシックでんき ┃ 11,116円従量電灯B ┃ 11,481円
節約額365円
基本プラン ┃ 11,333円
節約額217円
4人暮らしファミリーでんき ┃ 18,299円従量電灯B ┃ 19,459円
節約額1,161円
基本プラン ┃ 19,122円
節約額823円

※料金は2025年10月時点での単価を適用。
※当社の原・燃料費調整単価は上限がないが、比較先(東京電力エナジーパートナー)は上限があり、当社のガス・電気料金が割高になる場合あり。

※算出条件について

【あわせて読みたい】CDエナジーの電気代は高い?電気料金プランを全部紹介!

2. Looopでんき(Looop)

特徴 Looopでんきは、東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動をきっかけに誕生した新電力。30分ごとに料金が変わる市場連動型プランが特徴。
供給地域 北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄 ※一部エリアを除く
プラン例(スマートタイムONE 電灯・東京エリア)
30分ごとに変わる電源料金 電源料金の計算方法=
30分ごとの電力使用量 ×{その30分ごとのエリアプライス ÷(1 – エリア損失率※2)× 1.1(消費税等相当額)}
国の制度対応費 託送費・容量拠出金・再エネ賦課金
※契約電力(kW)と使用電力量(kWh)に応じてそれぞれ算出
サービス料金 7円/kWh ※全国一律

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は市場価格調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

3. シン・エナジー

シン・エナジー

(出典:シン・エナジー公式サイト

特徴 シン・エナジーは、豊富な料金プランを展開する新電力。ライフスタイルに合わせて昼か夜の電気代が安くなる「生活フィットプラン」など、複数のプランから選べる。
供給地域 全国 ※離島を除く
プラン例(きほんプラン・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 30A 796.06円
40A 1,061.41円
50A 1,326.76円
60A 1,592.12円
従量料金(1kWhあたり) ~120kWh 19.67円
121~300kWh 24.78円
301kWh~ 27.71円
公式サイト https://www.symenergy.net/simulation/apply

※上記はすべて税込
※沖縄県以外の実際の電気料金は、電源調達調整費、容量拠出金、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。沖縄県での実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

4. idemitsuでんき(出光興産)

idemitsuでんき

(出典:idemitsuでんき公式サイト

特徴 idemitsuでんきは、出光興産が提供する新電力。ガソリン代や電気自動車の充電代などの割引特典があるのが特徴。
供給地域 全国 ※沖縄電力エリア・離島など一部エリアを除く
プラン例(Sプラン・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
従量料金(1kWhあたり) ~120kWh 29.80円
121~300kWh 34.76円
301kWh~ 37.10円
公式サイト https://denki.idemitsu.com/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

5. ENEOSでんき(ENEOS Power)

ENEOSでんき

(出典:ENEOSでんき公式サイト

特徴 国内大手の石油会社、ENEOSグループが運営する新電力。ENEOSカードで電気代を支払うと、ガソリンの割引を受けられる特典がある。
供給地域 全国 ※一部エリアを除く
プラン例「東京Vプラン」
基本料金(1カ月あたり) 10A 311.75円
15A 467.63円
20A 623.50円
30A 935.25円
40A 1,247.00円
50A 1,558.75円
60A 1,870.50円
6kVA以上50kVA未満 311.75円/kVA
電力量料金(1kWhあたり) ~120kWh 29.80円
120~300kWh 34.85円
300kWh~ 36.90円
公式サイト https://www.eneos.co.jp/denki/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は燃料費調整額(北海道・東北・中国・九州エリアは燃料費等調整額(燃料価格調整単価+離島ユニバーサルサービス調整単価))が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

6. HTBエナジー

HTBエナジー

(出典:HTBエナジー公式サイト

特徴 HTBエナジーは、地球環境への貢献に力を入れる新電力。CO2排出量を実質ゼロに抑え、再生可能エネルギー100%の電気を供給する「LOVE地球プラン」を提供。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例(ベーシックプラン・東京エリア)
基本料金(1カ月あたり) 30~60A 550円
電力量料金 1kWhあたり 28.60円
公式サイト https://htb-energy.com/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は燃料費調整額と電源調達調整費が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金反映額が加算。

7. 東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)

東急でんき&ガス(東急パワーサプライ)

(出典:東急パワーサプライ公式サイト

特徴 東急パワーサプライは、電気とガス両方を利用することで割引になる料金プランを提供。TOKYU CARDで電気・ガス料金を支払うとポイントが貯まるなど、東急線沿線に住む利用者にとって嬉しい特典がある。
供給地域 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の富士川以東(離島を除く)
プラン例(従量電灯B)
基本料金(1カ月あたり) 30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金(1kWhあたり) ~120kWh 31.39円
121~300kWh 31.89円
301kWh~ 36.14円
公式サイト https://www.tokyu-ps.jp/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。

8. おてがるでんき(エクスゲート)

おてがるでんき

(出典:おてがるでんき公式サイト

特徴 株式会社エクスゲートの新電力。基本料金が無料の料金プランがあり、使用した電気量料金以外はかからないシンプルな料金体系が特徴。
供給地域 全国 ※沖縄県・一部エリアを除く
プラン例「ファミリーMプラン(東京電力エリア)」
基本料金(1カ月あたり) 0円
従量料金(1kWhあたり) 30.85円
公式サイト https://otegal.jp/denki/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は、電源調達調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金相当額が加算。

9. オクトパスエナジー(TGオクトパスエナジー)

オクトパスエナジー

(出典:オクトパスエナジー公式サイト

特徴 オクトパスエナジーはイギリス発のエネルギー企業で、東京ガスとの共同出資により運営されている。節電チャレンジや新規契約者向けの友達紹介制度など、独自の特典があるのが特徴。
供給地域 全国 ※沖縄電力エリアおよび一部エリアを除く
プラン例(シンプルオクトパス・東京電力エリア)
基本料金(1カ月あたり) 0円
従量料金(1kWhあたり) 30.35円
公式サイト https://octopusenergy.co.jp/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算、プランによっては燃料費調整額が加減算。

10. TERASELでんき(エネクスライフサービス)

TERASELでんき

(出典:TERASELでんき公式サイト

特徴 伊藤忠エネクスグループの新電力。電気使用量が多い世帯向けのプランや、好きな特典を選べるサービスを提供している。
供給地域 全国 ※沖縄県・離島を除く
プラン例「TERASEL東京B」
基本料金または最低料金(1カ月あたり) 300.31円
電力量料金(1kWhあたり) 1~120kWh 29.00円
121〜300kWh 35.34円
300kWh~ 39.26円
公式サイト https://www.terasel.jp/

※上記はすべて税込
※実際の電気料金は再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算。一部プランで燃料費調整額が加減算。

【ライフスタイル別】東京で契約できる安い電力会社

リビングでスマホを見る笑顔の家族

都内に住んでいる方が電力会社を見つける際は、家族構成や電気の使い方を軸に選ぶのが基本です。ここでは、家族構成に合わせて、おすすめの電力会社を紹介します。

1人暮らしにおすすめの安い電力会社

1人暮らしにおすすめの安い電力会社は、以下の3社です。

CDエナジーの「シングルでんき」は、単身者向けのプランです。毎月の電気料金が100円割引※される特典があり、着実に固定費を削減したい方に向いています。

※CDエナジーのシングルでんき割引について

Looopでんきは、電気料金が市場価格に連動するプランが特徴です。電気を使う時間を工夫できる自由度の高い1人暮らしの方なら、電気代の節約につなげられる便利なプランです。

シン・エナジーは、昼間や夜間など、特定の時間帯の料金が安くなるプランを提供しています。日中は仕事や学校で外出が多く、夜間に電気をよく使うなど、自分のライフスタイルに合わせてお得なプランを選べます。

2人~3人暮らしにおすすめの安い電力会社

2人~3人暮らしには、以下の電力会社が適しています。

CDエナジーの「ベーシックでんき」は、幅広い電気使用量に対応する標準的なプランです。電気とガスを一緒に契約するとセット割引が適用され、光熱費全体を効率よく節約できます。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

おてがるでんきは、電気量料金が一律の、シンプルな料金体系です。電気を使用した分だけ請求される仕組みで、電気代の計算がわかりやすいのが特徴です。

TERASELでんきには、電気の使用量が少ない方向けのプランから、多い方向けのプランまであります。それぞれの家庭のスタイルに合わせた選択が可能です。

4人以上のファミリーにおすすめの安い電力会社

4人以上で暮らしている家庭には、以下の3社がおすすめです。

CDエナジーの「ファミリーでんき」は、月の電気使用量300kWhまでは定額で、301kWh以上の料金単価が割安です。在宅時間が長い家庭や、子どもがいる家庭の電気代の節約に貢献します。

車を持っているなら、idemitsuでんきやENEOSでんきも魅力的です。idemitsuでんきでは、登録したカードでの支払いでガソリン代が割引になる「クルマ特割」が利用できます。

ENEOSでんきも、ENEOSカードで電気料金を支払うとガソリン代が割引になる特典があります。

オール電化住宅におすすめの安い電力会社

オール電化住宅には、以下の電力会社が適しています。

CDエナジーの「スマートでんき」は、エコキュートなどを使用する夜間の時間帯の電気料金が安く設定されているプランです。オール電化住宅は夜間の電気使用量が多くなるため、電気代の節約を狙えます。

オクトパスエナジーでは、夜間の電力料金が安い「オール電化オクトパス」に加え、日中の電気代が割安になる「オール電化オクトパス – サンシャイン」があります。家庭の電気の使い方に合わせて選べるプラン設計です。(※エコキュートの夜間運転比率や太陽光/蓄電の有無で結果が大きく変わります。実測ベースで要シミュレーション。)

電気とガスをまとめると安いおすすめの電力会社

電気とガスのセット契約でおすすめなのは、以下の3社です。

CDエナジーは、電気とガスをまとめるだけで、それぞれの料金が0.5%割引になります。光熱費の管理をシンプルにしながら、手間なく節約を始めたい方にぴったりです。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

東急でんき&ガスでは、東急線の定期券を持っている方が電気とガスとセットで契約すると、毎月110円の割引が適用されます。HTBエナジーでも、セット割引で毎月102円が割引され、簡単に光熱費を削減できます。

後悔しない!東京で安い電力会社を選ぶ5つのコツ

電気代とお金のイメージ

自分に合った安い電力会社を見つけるためには、以下5つのポイントを押さえましょう。

  1. 自分の電気使用量に合った料金プランか
  2. 割引やポイントなど付加サービスは魅力的か
  3. 解約金や契約期間の縛りはないか
  4. 会社の信頼性やサポート体制は十分か
  5. 料金シミュレーションで比較検討したか

ここでは、電力会社選びで後悔しないための5つのポイントを解説します。

コツ1. 自分の電気使用量に合った料金プランか

大切なのは、自分のライフスタイルや毎月の電気使用量に合った料金プランを選ぶことです。同じ電気料金プランでも、ライフスタイルによって安くなったり、高くなったりします。

たとえば電気使用量が少ない一人暮らしの方は、基本料金が0円のプランや、使用量が少なくても割引があるプランが適しています。一方で、電気をたくさん使う家庭なら、一定量を超えると電力量料金単価が安くなるファミリー向けプランを検討するのが賢明です。

マイページや「電気ご使用量のお知らせ」などと書かれた検針票を確認し、自分がどれくらい電気を使っているか把握しましょう。

コツ2. 割引やポイントなど付加サービスは魅力的か

電気料金そのものの安さに加え、割引キャンペーンやポイント還元などの付加サービスも重要な比較ポイントです。

電力会社によって、ガスとのセット割引や提携クレジットカードでの支払いで受けられる割引などの特典があります。楽天ポイントやVポイントなど、特定のポイントを貯めている方は、ポイント付与のあるプランがおすすめです。

自分のライフスタイルにとってメリットの大きいサービスを提供している電力会社を選びましょう。

コツ3. 解約金や契約期間の縛りはないか

契約前には、解約金の有無や契約期間の縛りについて必ず確認しましょう。一部の電力会社では、キャンペーン適用の条件として最低契約期間を設けていたり、期間内に解約すると解約金が発生したりします。

これらの条件が厳しいと、将来的にさらに魅力的な電力会社が見つかった際に、気軽に乗り換えられません。転勤や引っ越しの可能性が高い方は、契約期間の縛りがなく、解約金が0円の電力会社を選ぶと安心です。

コツ4. 会社の信頼性やサポート体制は十分か

毎日使う電気だからこそ、電力会社の信頼性やサポート体制も重要な選択基準です。トラブルが起きたときや、契約内容について不明な点がある場合に、すぐに対応してくれるサポート体制が整っているかを確認しましょう。

会社の設立背景や、実際に利用している人の口コミ・評判を参考にすることも有効です。多くの利用者に選ばれている会社や、大手企業が出資している会社は、経営基盤が安定している傾向があり、ひとつの目安になります。

コツ5. 料金シミュレーションで比較検討したか

最終的に契約する電力会社を決める前には、必ず料金シミュレーションをおこないましょう。多くの電力会社や比較サイトには、現在の電気使用状況を入力するだけで、乗り換え後の電気代を試算できるツールがあります。

実際の節約額を具体的にイメージできると、複数の電力会社を比較しやすくなります。

電力会社の乗り換え方法

乗り換えの手続きは以下の通り簡単で、多くの場合インターネットで完結します。

  1. 検針票を準備する
  2. Webサイトから電力会社に申し込む
  3. スマートメーターを設置する(未設置の場合)
  4. 利用開始を待つ

ここでは、具体的な乗り換え手順を4つのステップに分けて解説します。

ステップ1. 検針票を準備する

まず、現在契約している電力会社から毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」と書かれた検針票を手元に準備します。Webで確認している場合は、会員ページにログインして情報を確認しましょう。

申し込みの際には、検針票に記載されている以下の情報が必要になります。

  • 契約者名義
  • お客様番号
  • 供給地点特定番号(22桁)
  • 現在の契約プラン

これらの情報があることで、申し込み手続きがスムーズに進められます。

ステップ2. Webサイトから電力会社に申し込む

乗り換えたい電力会社が決まったら、その会社の公式サイトにアクセスし、申し込みフォームに必要事項を入力します。ステップ1で準備した検針票の情報や、支払い情報などを画面の案内に沿って入力するだけで、申し込みは完了です。

現在の電力会社への解約手続きは、新しく契約する電力会社が代行してくれるため、自分で連絡する必要はありません。

ただし、引っ越しに伴う電力会社の乗り換えは、別途解約手続きが必要です。現在契約中の電力会社の公式サイトから、解約手続きをおこないましょう。

ステップ3. スマートメーターを設置する(未設置の場合)

自宅の電力メーターが旧式のアナログメーターの場合、スマートメーターへの交換が必要です。スマートメーターは、電気使用量をデジタルで計測し、通信機能を持つ新しい電力メーターです。

スマートメーターが未設置の場合、新しい電力会社への申し込み後に、地域の電力会社が交換作業をおこないます。交換工事は原則無料で、停電もごく短時間で済み、立ち会いが不要なケースがほとんどです。

【あわせて読みたい】スマートメーターの確認方法は?電気使用量の見方も解説

ステップ4. 利用開始を待つ

申し込みとスマートメーターの設置が完了したら、あとは新しい電力会社の利用開始を待つだ
けです。申し込みから通常1〜2カ月程度で切り替えが完了し、事前にメールなどで利用開始日のお知らせが届きます。

利用開始日当日に特別な作業は必要なく、自動的に新しい電力会社の供給に切り替わります。

東京で電力会社を乗り換える際によくある質問

よくある質問のイメージ

最後に、東京の安い電力会社についてのよくある質問に回答します。不安や疑問を解消し、安心して乗り換えを検討しましょう。

賃貸マンションでも電力会社は乗り換えられる?

賃貸マンションやアパートに住んでいても、原則として電力会社の乗り換えは可能です。2016年の電力自由化により、電気の契約者が個人であれば、誰でも自由に電力会社を選べるようになりました。

ただし、建物全体で電力会社と一括契約している「高圧一括受電」の物件では、個人での乗り換えができません。

高圧一括受電かどうかわからない場合は、大家さんや管理会社に確認が必要です。電力会社から直接請求書が届いている場合は、高圧一括受電ではありません。

新電力に乗り換えると停電しやすくなる?

新電力に乗り換えても、停電しやすくなることはありません。

どの電力会社と契約しても、実際に電気を送る送電網は、従来通り地域の電力会社が管理・運営しています。そのため、電気の品質や安定供給の仕組みは、乗り換え前と全く変わりません。

停電が起きた際の復旧作業も、これまで通り地域の電力会社がおこなうため、安心して利用できます。

【あわせて読みたい】【2025年版】新電力とは?おすすめ15選やメリット・デメリット、乗り換えの流れを解説

契約した新電力が倒産したら電気は止まる?

契約している新電力が万が一倒産しても、すぐに電気が止まるわけではありません。電力会社の事業撤退や倒産時には、契約者を保護するセーフティーネットとして「最終保障供給」という仕組みがあります。

一時的に地域の電力会社が電気の供給を引き継ぐため、電気が使えなくなる心配はありません。その間に、新しい電力会社を探して契約し直すことになります。

引っ越しで電力会社を乗り換える際の手順は?

引っ越しを機に電力会社を乗り換える場合は、現在の住所での「電気の解約手続き」と、新居での「電気の契約手続き」がそれぞれ必要です。

具体的な流れは、以下の通りです。

  1. 現在契約中の電力会社の解約手続きをする
  2. 引っ越し先で契約する電力会社を探す
  3. 必要な情報を用意する
  4. 新しい電力会社に契約を申し込む

今契約している電力会社に、引っ越し日を連絡して解約を申し込みます。同時に、新居のエリアで供給している電力会社の中から、自分に合った会社を選び、契約申し込みをします。

東京で自分に合った安い電力会社を見つけよう

毎月の固定費である電気代の見直しは、家計の節約に効果的です。多くの新電力が、それぞれ特色のある料金プランや魅力的なサービスを提供しています。自分の暮らしに合った電力会社を選ぶと、今よりも電気代を安く抑えられる可能性があります。

インターネットならいつでも申し込みが可能で、手続き自体も簡単です。気になる電力会社の公式サイトで、電気使用状況をもとに料金シミュレーションを試してみてはいかがでしょうか。

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。