現在、電力の自由化によって電気料金プランも多様化しており、基本料金が0円のプランを提供する電力会社も増えています。一見すると安く感じるかもしれませんが、電力量単価が高めだったり、燃料費調整・電源調達調整・市場価格調整などの月次調整額が加わると、必ずしも安くなるとは限らないため注意が必要です。
この記事では、基本料金が0円の電力会社が安くて本当にお得なのか解説します。ほかにも、料金の仕組みや基本料金が0円の電力会社がおすすめの人についても触れています。
この記事を読むことで、自分にとって基本料金が0円の電気料金プランが合うかどうか判断できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
基本料金0円の料金プランの仕組み

基本料金が0円の電気料金プランは、毎月固定でかかる基本料金を撤廃し、使った分だけ電気代が発生する仕組みのことです。
一般的なプラン | 基本料金0円のプラン |
---|---|
基本料金 + 電力量料金 + 再エネ賦課金 | 電力量料金 + 再エネ賦課金 |
基本料金は電気の使用量とは関係なく発生する場合が多く、仮にまったく電気を使わない月があっても固定費として支払いが必要です。しかし、基本料金が0円の場合、固定費は発生しません。
この仕組みにより、電気をほとんど使用しない月は請求額が大幅に抑えられます。ただし、一般的なプランに比べて電力量料金が割高に設定されていることが多いため、電気を多く使う家庭では結果的に割高になるケースもあります。
基本料金が0円のプランを利用する際は、あらかじめシミュレーションしておきましょう。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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基本料金0円の電力会社のメリット

基本料金が0円でも割高になるケースがあるとお伝えしましたが、同時に以下2つのメリットも存在します。
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
料金計算が簡単でわかりやすい
料金計算が簡単でわかりやすい点がメリットです。
従来の電気料金プランは、基本料金に加えて電力量料金や諸費用が含まれており、確認する項目がひとつ多いです。一方で、基本料金が0円のプランではその名の通り、基本料金が一切発生しません。実際に使用した電力量に基づいて計算され、さらに燃料費調整額や再エネ賦課金が加算されるだけです。
シンプルな料金体系により、請求額がわかりやすくなります。
電気を使用しない月は安くなる可能性がある
基本料金が0円の電気料金プランのメリットのひとつは、電気を使用しない月は安くなる可能性がある点です。
一般的なプランでは、アンペア数などに応じて基本料金がかかります。たとえ電気をほとんど使用しなくても、基本料金は必ず発生します。旅行などで1カ月電気を使用しなかった場合、無駄な支出となってしまいます。
一方、基本料金が0円のプランでは、電気を使用しなかった月には基本料金がかからず、請求額は0円です。電気をあまり使用しない月はお得になり、無駄な費用の削減ができる可能性があります。ただし、会社によっては最低料金や事務手数料等が設定されている場合があり、請求が完全に0円にならないこともありますのでご注意ください。
基本料金0円の電力会社で注意するべきポイント
基本料金0円の電力会社では、以下のようなデメリットが発生する可能性があるため、注意が必要です。
契約するか迷っている方は、デメリットも踏まえて検討してみましょう。ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。
解約金・違約金が発生するケースがある
基本料金が設定されていない分、解約金(違約金)が設定されているプランもあります。契約期間内の解約で発生することがあるため、約款の解約欄を確認しましょう。。契約期間が定められている場合、契約期間内に解約すると解約金や違約金が発生することがあります。
違約金があると、想定外の出費が発生して損した気持ちになる方もいるでしょう。あらかじめ、解約金や違約金について確認すると安心です。
電力量料金単価によっては割高になるケースがある
電力量料金単価によっては、割高になるケースがある点にも注意が必要です。低い基本料金に魅力を感じて契約しても、電力量料金が高ければ、結果的にほかのプランと比べて割高になります。
使用量が多いほど割高になりやすいため、電力量料金単価を確認して使用状況に合うプランを選ぶことが大切です。
基本料金0円で料金が安くなる可能性がある人

以下の特徴に当てはまる方は、基本料金が0円の料金プランがあっている可能性があります。
ここからは、それぞれの特徴について解説します。
わかりやすい料金がいい人
基本料金が0円の電気料金プランは料金計算がシンプルでわかりやすいため、電気代の計算が面倒な人に適しています。基本料金が0円のプランでは、実際に使用した電力量に応じた料金を支払うだけなので、料金計算が簡単です。
特に、毎月の電気使用量にばらつきがある家庭なら、料金の変動に気づきやすいでしょう。料金計算の手間を省きたい人には、わかりやすい電気料金プランが向いています。
使用量がほとんどない or 少ない人
使用量が少ない人にとっては、基本料金が0円の電気料金プランが大きなメリットとなる可能性があります。一般的な電気の契約では、使用の有無に関わらず毎月の基本料金が発生しますが、基本料金が0円のプランであれば、電気を使用しない月は電気代を安く抑えることが可能です。
たとえば、利用頻度が低い別荘や週末だけ使用するセカンドハウスなどでは、年間を通じた電気代の節約効果が期待できるかもしれません。また、シーズンによって使用量が変動する場合も、使った分だけ支払うため無駄がありません。
基本料金0円が必ずしも安いわけではない!
基本料金が0円の電気料金プランは魅力的ですが、必ずしも最安とは限りません。CDエナジーのように、基本料金がかかるものの、長期的にお得になる電力会社もあります。
CDエナジーでは、ガスと電気をセット契約すると、セット割が適用されるお得なプランもあります。光熱費をまとめて節約でき、支払い管理も簡単になるのが魅力です。
また、CDエナジーでは、「最適プランの定期便」も提供しています。1年間の電気使用量に基づいて、無料で年2回、最適なプランがお知らせされます。面倒な入力不要で最適プランへの切り替えもとっても簡単。契約後も長く安心して使えます。ぜひ、引っ越しの機会にCDエナジーをご検討ください。
※当社対象プラン(シングルでんき、ベーシックでんきB、ファミリーでんき)をご契約の方向けのサービスとなります。サービス対象の詳細はこちら
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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基本料金0円の電力会社は生活スタイルに合わせて選ぼう
基本料金が0円の電力会社は、使い方によってメリットを得られます。電気をあまり使わない人や、セカンドハウスを持つ人にとっては、基本料金がかからないことで無駄な出費を抑えられる場合があります。
一方で、電力量料金単価の設定によっては、かえって割高になるという可能性も存在します。基本料金が0円の電気料金プランを利用する際は、電気使用量をもとにシミュレーションをおこないましょう。
基本料金0円にこだわらず、燃料費調整額やセット割も含めた総合的な料金で比較したり、最適プランの提案がある電力会社も検討することで、よりお得な選択ができます。自分のライフスタイルに合う電気料金プランを選び、無駄なく電気を利用しましょう。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。