「従量電灯って何?」
「従量電灯のA・B・Cってどんな違いがあるの?」
「従量電灯とほかの電気料金プランを比較したい!」
電気代のことを調べていると、従量電灯というプランを目にすることも多いのではないでしょうか。従量電灯は、東京電力エナジーパートナー(東電EP)などの大手電力会社が提供している電気料金プランの1つです。契約容量(アンペアなど)の大きさによって従量電灯A・B・Cなどのように3つのプランに分類されていることが多いです。
本記事では、従量電灯の概要や、ほかの電気料金プランとの特徴比較を解説します。ほかにも、電気代の節約方法や電力会社を切り替える際の選び方についても触れています。
記事を読むことで、従量電灯がどういったものなのか把握できるだけでなく、自分に適した電気料金プランを選べるようになるでしょう。従量電灯について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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従量電灯とは?一般的な電気料金プランの1つ
従量電灯とは、東電EPなどの大手電力会社が一般的なご家庭向けに提供している電気料金プランの1つです。基本料金または最低料金に加え、電力量料金などで構成されています。電力自由化前からあるプランがほとんどのため、馴染みのある方もいるでしょう。
また、大手電力会社の従量電灯は規制料金に該当するのも特徴です。規制料金(経過措置料金)とは、旧一般電気事業者(東電EPなどの大手電力会社)が規制部門の原価と料金の収入のバランスをふまえて設定する料金を指します。電力自由化に伴い、消費者を保護する目的で経過措置として残されており、燃料費調整額の上限設定や料金改定の制限があることが特徴です。
規制料金は、厳正な審査のうえで経済産業省の認可を受けるため、事業者が自由に料金を変えることができません。一方、電力自由化以降、事業者が自由に料金設定できるようになったプランは「自由料金」と呼ばれます。
従量電灯A・B・Cなどの違い
従量電灯は、契約の大きさ(契約容量)の順番によって、従量電灯A・B・Cなどと分かれていることがほとんどです。たとえば、Aは集合住宅の共用部の照明、Bは一般家庭、Cは商店などのように、契約容量が大きくなっていきます。
基本的に契約容量が小さい順に従量電灯A・B・Cとなっていることが多いですが、電力会社によっては従量電灯A・B、従量電灯B・Cのように2種類だけで提供している場合もあります。
従量電灯を契約する際は、契約容量を必ず確認しましょう。
従量電灯にある基本料金制と最低料金制の違い
従量電灯を構成している要素に「基本料金」または「最低料金」があります。基本料金制・最低料金制のどちらを採用しているかは電力会社によって異なる傾向にあります。
基本料金制と最低料金制の違いについて、以下の表をご覧ください。
項目 | 詳細 |
---|---|
基本料金制 | 契約容量の設定があり、容量(アンペアなど)ごとに基本料金が変わる |
最低料金制 | 契約容量の設定ががない代わりに、1契約あたりの最低料金が設けられている |
また、電力会社によっては従量電灯プランによって基本料金・最低料金を変えている場合があります。契約を考えている電気料金プランが基本料金制・最低料金制のどちらを採用しているかを確認しておきましょう。
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※お得額の算定条件について
※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
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※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
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従量電灯の電気料金の仕組み
上記の表は、従量電灯を含め、基本的な電気料金プランの電気料金の仕組み(内訳)を表したものです。一般的な電気料金は、契約の大きさによって変わる「基本料金」、電気の使用量が影響する「電力量料金」に加え、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」で構成されます。
燃料費調整額とは、燃料費の価格変動に応じて電気料金を調整する仕組みのことです。燃料費調整制度に基づいて調整され、毎月の電力量料金に加算もしくは減算されます。
また、1kWhあたりの料金単価は、電気の使用量によっていくつかの段階で設定されている場合や、時間帯で設定されている場合、市場価格によって変動する場合など様々です。そのため、電気料金をシミュレーションする際は、料金単価にも注目して計算することが大切です。
従量電灯とCDエナジーダイレクトの電気料金プランを比較
ここまで、従量電灯の概要を解説しました。とはいえ、「従量電灯って実際ほかの電気料金プランと比べてどうなの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、東京電力の「従量電灯Bプラン」とCDエナジーダイレクトの「ベーシックでんきBプラン」を例に、従量電灯プランが高いのかどうか解説します。各プランの電気料金を比較した表が以下の通りです。
項目 | CDエナジーダイレクト 「ベーシックでんきB」 |
東京電力エナジーパートナー 「従量電灯Bプラン」 |
|
基本料金 | 10A | 276.90円 | 311.75円 |
15A | 415.35円 | 467.63円 | |
20A | 553.80円 | 623.50円 | |
30A | 830.70円 | 935.25円 | |
40A | 1,107.60円 | 1,247.00円 | |
50A | 1,384.50円 | 1,558.75円 | |
60A | 1,661.40円 | 1,870.50円 | |
電力量料金 | ~120kWhまで | 29.90円/kWh | 29.80円/kWh |
121~300kWhまで | 35.59円/kWh | 36.40円/kWh | |
301kWh以上 | 36.50円/kWh | 40.49円/kWh | |
最低月額料金 | 1契約 | - | 328.08円 |
※2024年4月時点での情報です
※上記料金に加え、燃料費調整額が加減算、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃料費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合あり。
表をみると、東京電力の従量電灯BプランよりもCDエナジーダイレクトのベーシックでんきBプランのほうが、電気料金単価が安く設定されていることがわかります。つまり、電気料金プランを切り替えることで、毎月の電気代を削減できるというわけです。ただし、CDエナジーの電気料金には、燃調費調整単価に上限がありません。一方で、東京電力「従量電灯Bプラン」には燃調費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えると燃調費調整額により、CDエナジーの電気料金が割高になる場合もありますので燃料価格の高騰が話題になっているときは注意しましょう。
現在は、電力の自由化に伴ってさまざまな電力会社が登場しているため、後述する電力会社の選び方を参考に、自分に適した電気料金プランを契約しましょう。
CDエナジーダイレクトでは、基本的な電気料金プランに加えて、ライフスタイルにあわせた電気料金プランも提供しております。電気料金プランの切り替えを考え中の方は、ぜひ検討してみてください。
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電力会社を切り替える際の選び方
電力会社を選ぶ際、まずは自分のライフスタイルを軸に考えましょう。現在の電気使用量や電気を多く使う時間帯などから電気料金プランを絞るのがおすすめです。
具体的な電力会社を選ぶ流れとして、以下を参考にしてください。
- 電気料金プランの候補をいくつか挙げる
- 電力会社の評判や特典、解約金の有無などの情報から絞る
- 料金をシミュレーションして契約するか判断する
まずは、気になる電気料金プランの候補をいくつか挙げましょう。その後、特典や解約金の有無、料金シミュレーションをふまえて契約するかどうかを判断してください。
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自分に適した電気料金プランで毎月の電気代を節約しよう!
この記事では、従量電灯について詳しく解説しました。
従量電灯プランは、電力会社が一般的なご家庭向けに提供している電気料金プランの1つです。従量電灯は、契約容量によってA・B・Cなどと分かれていることが多いです。
ライフスタイルを変えずに節約したい場合は、電力会社の見直しも検討してみましょう。
CDエナジーダイレクトでは、一人暮らしの方に向けた「シングルでんき」、一般的な使用量の方向けの「ベーシックでんき」などさまざまな電気料金プランを展開しています。オール電化の方に向けた「スマートでんき」なども用意しておりますので、ぜひ契約をご検討ください。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。