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電気ポットと電気ケトルの電気代はどちらが安い?特徴や節約法を紹介

「電気ポットの電気代が知りたい」
「電気ポットと電気ケトルはどっちがお得なの?」
「効率よくお湯を沸かして使いたい」

お家で温かいコーヒーを飲むときやカップラーメンを作るとき、お湯を沸かすのに使用する電気ポットや電気ケトル。この記事を読んでいる方の中には、電気ポットや電気ケトルの電気代が気になるという方もいるのではないでしょうか。

コツコツCD編集部の調査によると、電気ポットの1日あたりの電気代の目安は約18〜40円。一方、電気ケトルでお湯を沸かすのにかかる電気代は、1回あたり0.5〜3円程度です。電気ポットと電気ケトルは特徴が異なり、それぞれメリット・デメリットもあるため、電気代も含め使用の用途や頻度に合ったものを選択することがおすすめです。

この記事では、電気ポットと電気ケトルの電気代とそれぞれの特徴、節約方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

電気ポットと電気ケトルの電気代

はじめに、電気ポットと電気ケトルの電気代の違いをご紹介します。電気ポットは湯沸かし機能と保温機能が搭載されているものが主流となっている一方、電気ケトルは保温機能がないものがほとんどです。

以下で具体的な電気代を算出していますので、ぜひ参考にしてみてください。

電気ポットの電気代

コツコツCD編集部の調査によると、電気ポットの1日あたりの電気代は18〜40円程度です。使用時間ごとの電気代の目安について、以下の表にまとめました。

使用時間消費電力の目安電気代の目安
湯沸かし時
(1時間あたり)
700W21.7円/時間
1日あたり0.60〜1.25kWh/日18.6〜38.8円/日
1年あたり​​​​​​220〜450kWh/年6,820〜13,950円/年
※​​日本電機工業会自主基準による測定(室温23度、湯わかし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90度で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:日本電機工業会自主基準HD-112に基づく)
※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月22日改定]で計算

こちらの表の「湯沸かし時」は1時間あたりの電気代となるため、湯沸かし時間によって変動します。沸かすお湯の量にもよりますが、仮に10分前後と想定すると、1回の湯沸かしにかかる電気代は3.6円程度。年間で換算したときの電気代は約6,820〜13,950円です。

なお、この電気代は「室温23度、湯わかし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90度で23時間/1日、365日/年間」の場合で算出しているため、湯沸かしの回数や保温時間などによっても左右されます。

電気ケトルの電気代

電気ケトルの電気代の目安は、1回あたり0.5〜3円程度。1回の湯沸かしにかかる電気代は電気ポットと比較して安いことが分かります。基本的に電気ケトルには保温機能がないため、湯沸かしのときのみ電気代が発生します。

沸かす量ごとにかかる電気代は、以下のようになります。

沸かす量かかる時間(※1)電気代の目安(※2)
コーヒー1杯分
(140cc)
1分1秒      0.5〜0.7円       
カップラーメン1杯分
(500cc)
2分40秒     1.4〜1.7円     
満水
(0.8L)
4分00秒     2.4〜2.6円     
※1 お湯が沸いてからスイッチが切れるまでの時間を想定
※2 電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月22日改定]で計算

電気ケトルでお湯を沸かす場合、沸かす水の量が増えるほど沸くのに時間がかかり、電気代も高くなる傾向にあります。電気ケトルは電気ポットと比較して容量が少ない傾向にあるため、お湯を沸かす頻度が少ない1人暮らしの方におすすめです。

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電気ポットと電気ケトルの特徴

ここでは、電気ポットと電気ケトルの特徴と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。電気ポットと電気ケトルには大きく分けて以下の違いがあります。

電気ポット電気ケトル
保温機能ありなし
容量2〜4L0.4〜1.2L
メリットたくさんのお湯を沸かせる
保温温度が設定できる
いつでもお湯が使える
軽くて持ち運びやすい
電気代が安い
デメリット保温を使うと電気代が高くなる
容量が大きい
その都度沸かす必要がある
容量が小さい

電気ポットの多くは保温機能が搭載されており、保温温度を設定できます。容量が大きく一度にたくさんのお湯が沸かせるのが特徴です。保温機能を使用することで、いつでもすぐにお湯が使えます。ただし、保温時間に比例して電気代が高くなってしまうといったデメリットもあります。ポットの容量も2.2〜3.0Lと大きいため、あまりお湯を使わない家庭や1人暮らしの方には向いていないかもしれません。

一方の電気ケトルは保温機能が搭載されていないものがほとんどで、その都度お湯を沸かす必要があります。コーヒー1杯分のお湯(140ml)を沸かすのにかかる時間が1分程度と短時間でお湯が沸かせるのが特徴です。軽くて持ち運びがしやすく、電気代が安い傾向にあります。

やかんでお湯を沸かすのにかかる光熱費は?

電気ポットと電気ケトルでお湯を沸かすのにかかる電気代をご紹介しましたが、やかんで沸かす場合の光熱費はどうなるでしょうか。

ガスコンロを使用する場合とIHクッキングヒーターを使用する場合で、それぞれの光熱費(ガス代・電気代)を計算してみました。

湯沸かし方法光熱費
ガスコンロガス代 3.9〜5.4円
IHクッキングヒーター電気代 1.5〜3.9円
※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月22日改定]で計算。ガス料金は162円/1㎥で計算
※お湯を沸かす時間は、ガスコンロは5〜7分、IHクッキングヒーターは2〜3分と仮定して計算

ガスコンロの場合、強火で5~7分間かかると仮定したときのガス代は3.9〜5.4円。沸かすお湯の量や、火力によっても光熱費は変動します。

一方、IHクッキングヒーターでお湯を沸かす際にかかる電気代は、1.5〜3.9円。IHクッキングヒーターであれば、ガスコンロで沸かす半分の時間でお湯を沸かせるうえに、光熱費が安い傾向にあります。

電気ポットの節約方法3選

ここでは、電気ポットの節約方法を3つご紹介します。

  • 再沸騰の回数を減らす
  • 保温時は設定温度を低くする
  • 長時間お湯を使う予定がなければコンセントを抜く

それぞれについて詳しくみていきましょう。

再沸騰の回数をなるべく減らす

電気ポットは沸騰の際に最も消費電力が大きくなります。沸騰の回数が増えれば増えるほど、電気代が高くなってしまいますので、再沸騰の回数はなるべく減らすようにしましょう。

短時間で高温のお湯を何度も使う予定がある場合には、保温温度を一時的に高く設定しておくのもよいでしょう。ただし、次で紹介するように長い時間保温温度を高く設定しておくことも電気代が高くなる原因となるため、状況に合わせて対応することがおすすめです。

保温時は設定温度を低くする

保温時の設定温度を低くすることで、消費電力を抑えられるため電気代を節約できます。

多くの電気ポットは、「98℃」「90℃」「80℃」「70℃」のように保温時の温度の設定ができます。使用予定がないのに設定温度を高くすると、電気代が余分にかかってしまうため、おすすめできません。用途に合わせて温度を設定し、使用しない間はできるだけ保温時の設定温度は低めにしましょう。

長時間お湯を使う予定がなければコンセントを抜く

1日以上お湯を使う予定がなければ、コンセントを抜いておくことも電気代の節約に繋がります。2.2Lの電気ポットに満タンに水を入れて沸騰させ、1.2Lを使用後、6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温せずに再沸騰した場合の電気代では、年間約3,330円の節約になる(※)といわれています。

ただし、その場合は再度お湯を使う際に再沸騰する必要があります。この方法を実践するのは、あくまでもお湯を長時間使う予定がない場合のみにしましょう。

※出典:省エネポータルサイト|経済産業省 資源エネルギー庁

電気ケトルの節約方法2選

ここでは、電気ケトルの節約方法を2つご紹介します。

  • 必要な分だけ沸かす
  • 余ったお湯は魔法瓶で保存する

それぞれについて詳しくみていきましょう。

使う分だけ沸かす

電気代を少しでも節約するためには、使う分だけお湯を沸かすようにしましょう。

例えば、コーヒー1杯分のお湯が必要であれば150〜200ml沸かせば十分です。毎回ケトル満タン分のお湯を沸かしてしまうと沸かす時間も長くなり、電気代が高くなってしまいます。

必要なお湯の量を考え、必要な分だけ沸かすことで電気代を節約できます。

余ったお湯は魔法瓶で保存する

電気ケトルは保温機能が搭載されていないため、余ったお湯は魔法瓶で保存するようにしましょう。製品にもよりますが、3〜6時間程度は温かい状態のお湯で保存できます。魔法瓶で保存するときのポイントは、一度魔法瓶内の3分の1程度にお湯を注いで捨ててから、保存するお湯を入れることです。魔法瓶内部を温めることで保温効率がアップします。

保温機能が搭載されていない電気ケトルですが、他のものと併用してお湯を保温できれば効率よく活用できます。

ご家庭に合った方法で効率よくお湯を沸かそう

この記事では、電気ポットと電気ケトルの電気代とそれぞれの特徴、節約方法についてご紹介してきました。

単純にお湯を沸かすだけで比較すると電気ケトルの方が電気代が安いですが、お湯が必要なときにその都度沸かす必要があります。少し電気代は高くなりますが、電気ポットであればいつでもすぐにお湯を使うことができます。また、家族の人数が多いなどで1度に必要なお湯の量が多い場合は、容量の大きい電気ポットがおすすめです。

この記事を参考に、ご家庭に合った方法で電気代を節約しながら効率よくお湯を沸かしてみてくださいね。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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