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固定費の節約方法17選!家計簿の見直しに役立つ節約術一覧表も

「固定費が高すぎて家計を圧迫している」
「固定費は何を削ればいいの?」
「固定費の節約術を知りたい」

固定費について調べている方のなかには、上記のような悩みがあるのではないでしょうか。固定費は変動費よりも節約効果が高いため、節約術を取り入れることで出費を減らせるようになります。

この記事では、固定費の節約方法を17選ご紹介します。また、家計簿の見直しに役立つ節約術一覧表も提示しています。

この記事を読めば、固定費のうち何を削ればよいのか分かるようになるでしょう。毎月の出費に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

固定費の節約方法一覧表

固定費を節約できる方法は以下の通りです。

住居費・家賃の安い家に引越しする
・ルームシェアで家賃を抑える
・住宅ローンを繰り上げ返済する
・住宅ローンの借入先を変更する
水道光熱費【電気】
・照明はこまめに消す
・使っていない家電はこまめに電源を消す
・家電の設定温度を見直す
・家電の使い方を見直す

【ガス】
・追い炊きの回数を減らす
・家族全員が続けてお風呂に入る
・シャワーの時間を短くする
・お湯の設定温度を下げる
・ガスコンロの火力を上げすぎない

【水道】
・こまめに蛇口を開閉する
・コップに汲んで口をゆすぐ
・水を流しっぱなしにしない
通信費・格安SIMを利用する
・プロバイダーを切り替える
・不要なオプションを外す
保険料・不要な保険は解約する
・支払方法を変更する
サブスクリプションサービス・無料プランを活用する
・共有プランを活用する
・不要なサービスは解約する
その他・クレジットカードで支払いポイントをためる
・車の維持費を見直す
・子どもの教育費や習いごとの費用を見直す
・ふるさと納税を利用する

それぞれの詳細については、下記の章で解説します。

固定費とは?

家計の固定費

固定費とは、毎月同じ金額、またはほぼ同じ金額がかかる出費のことです。支出は大きく分けて「固定費」と「変動費」に分けられ、具体的には以下のようなものが固定費にあたります。

住居費家賃
管理費
住宅ローン
テナント費
修繕積立費
水道光熱費電気料金
ガス料金
水道料金
通信費携帯電話料金
インターネット回線料金
ポケット型Wi-Fi料金
保険料生命保険料
火災保険料
サブスクリプションサービス音楽サービス
動画配信サービス
アプリサービス
ジム
教育費学習塾
教材サービス
給食費
自動車維持費自動車ローン
駐車場代

上記のように、毎月決まった金額がかかるものが固定費です。水道光熱費は月によって金額は異なりますが、使わなくても基本料金が毎月かかるため固定費に分類されます。

固定費は定額であるため、収支を把握しやすいといった特徴があります。

変動費との違い

一方の変動費は、固定費とは違って毎月かかる金額が異なっています。変動費の具体例は、以下の通りです。

食費食材費
外食費
日用品費消耗品費
交通費電車賃
バス代
タクシー
代飛行機代
交際費飲み会代
デート代
プレゼント代
美容費美容院
代化粧品代
被服費
クリーニング代
医療費診察代
薬代

上記のように、変動費はその月によって金額が変わるのが特徴です。

固定費の節約効果が高い理由

変動費に比べて固定費の方が節約効果を見込めるのは、節約効果が毎月蓄積されていくからです。一度見直すだけで、その後は継続的に出費が抑えられます。

たとえば、毎月かかる通信費が1万円安くなれば、年間で12万円の節約になります。契約内容にもよりますが、使用状況に合わせたプランならそれほど不便さは感じないでしょう。

一方、変動費を年間12万円節約するには、毎月節約のことを意識して生活しなければなりません。1万円分節約するための工夫が強いられ、ストレスに感じる方もいるでしょう。

以上の理由から、変動費よりも固定費の方が節約効果が高いとされているのです。

固定費の節約には家計簿の見直しが大切

固定費を節約するには、闇雲に節約術を取り入れるよりもまずは収支を把握することが大切です。収支を把握することにより、何を優先的に節約すべきかが分かるようになります。

そこで、収支を把握するために家計簿をつけることをおすすめします。家計簿をつければ固定費のトータルから各項目の金額まで詳細に把握できるようになります。

とはいえ、なかには「その都度家計簿をつけるのが面倒」と感じる方もいるかもしれません。そのような方には、家計簿アプリをおすすめします。

家計簿アプリなら、隙間時間にスマホから入力できます。さらに固定費のように毎月支払額が決まっているものに関しては、繰り返し設定で入力の手間を省略できます。計算ミスも発生しないので、ぜひ活用してみてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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【固定費の節約方法】住居費編

住居費を節約する場合は、以下の方法を検討してみましょう。

  • 家賃の安い家に引越しする
  • ルームシェアで家賃を抑える
  • 住宅ローンを繰り上げ返済する
  • 住宅ローンの借入先を変更する

住居費は固定費のなかでも大きな割合を占めていることが多いので、一度見直すことで大きな節約効果を期待できる場合があります。ここからは、それぞれの方法について解説します。

家賃の安い家に引越しする

家賃

賃貸物件に住んでいる方なら、より家賃が安い物件に引越してみましょう。今よりも家賃が安い家に引越せば、大きな節約効果を期待できます。

たとえば、以下のような条件を妥協することでより安い物件を探せます

  • 部屋の広さ
  • 間取り
  • 築年数
  • 駅からの距離

人によってこだわりは異なるので、優先順位をつけて選ぶとよいでしょう。

ルームシェアで家賃を抑える

共同生活ができる方なら、ルームシェアで家賃を抑えるという方法もあります。ルームシェアとは、一室を複数の人で借りて暮らすスタイルのことです。

ルームシェアなら1人では負担が大きい家賃でも、複数人で共有できるため経済的です。同時に光熱費や通信費も折半できるため、固定費の節約になります。

ただし、物件によってはルームシェアができない場合があります。あらかじめ契約する前に確認するようにしましょう。

住宅ローンを繰り上げ返済する

住宅ローンがある方は、繰り上げ返済も検討してみましょう。繰り上げ返済することにより、総返済額を軽減できるようになります。

繰り上げ返済の方法には「返済期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があり、それぞれ以下のような違いがあります。

返済期間短縮型返済額軽減型
返済期間短縮できる変化なし
毎月の返済額変化なし減額できる

返済期間短縮型の場合、返済期間が短縮するので利息を節約できます。一方の返済額軽減型は毎月支払う返済額が少なくなります。

月々の支払いに余裕がある場合は返済期間短縮型がおすすめです。一方、固定費が家計を圧迫している場合は返済額軽減型を検討するとよいでしょう。

住宅ローンの借入先を変更する

住宅ローンの借入先を変更することにより、金利が下がって毎月の返済額が安くなる場合があります。変更の際はいくつか見積もりをもらい、比較検討してみるとよいでしょう。

近年では低金利のネット銀行も登場しており、インターネットで申し込みできる銀行もあります。なかには、インターネット上で契約する際、電子契約を結ぶ銀行もあります。電子契約の場合は印紙税が不要になるため、少しでも費用を抑えたい方は電子契約を検討してみてください。

【固定費の節約方法】水道光熱費編

水道光熱費は日ごろの使い方を見直したり、プランを見直したりすることで節約できます。ここからは、それぞれの節約方法について解説します。

電気の使い方・電力会社を見直す

電気料金

電気の使い方を見直すことにより、電気代の節約になります。電気は毎日使うものなので、日々無駄な使い方をしていないか振り返ってみましょう。

たとえば、以下のような方法を取り入れると節約になります。

  • 照明はこまめに消す
  • 使っていない家電はこまめに電源を消す
  • 家電の設定温度を見直す
  • 家電の使い方を見直す

ほかにも、電力会社や利用プランを変えることで電気代が抑えられることがあります。各会社でライフスタイルに合わせたプランを展開しているので、ぜひ検討してみてください。

【あわせて読みたい】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高くなる原因と節約方法を紹介

【あわせて読みたい】4人家族の電気代の平均額はいくら?夏や冬はどれくらい高くなる?おすすめの節約術もご紹介

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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ガスの使い方・ガス会社を見直す

ガスの使い方を改めることで、ガス代の節約につながります。特にお風呂を沸かす機会が多かったり、コンロで強火を頻繁に使っていたりすると、ガス代がかかりやすくなります。

そこで、ガスの節約をするには、以下のような方法を取り入れてみましょう。

  • 追い炊きの回数を減らす
  • 家族全員が続けてお風呂に入る
  • シャワーの時間を短くする
  • お湯の設定温度を下げる
  • ガスコンロの火力を上げすぎない

また、ガス会社や契約プランを見直すことによってガス代の節約になる場合があります。ガスの自由化によって近年では自由にガス会社を選べるので、他社への切り替えも検討してみてください。

【あわせて読みたい】一人暮らしのガス代の平均は?今日からできる節約術も紹介

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※お得額の算定条件について

※原料費調整単価は、CDエナジーの場合は上限がないが、東京ガス「一般料金」は上限があるため、原料価格の高騰により上限を超えるとCDエナジーのガス料金が割高になる場合あります。

水の使い方を見直す

水の使い方を見直すことで、水道料金の節約になります。水は毎日使うものですが、歯磨きやシャワーなどの場面で水を出しっぱなしにしてしまうことがあるのではないでしょうか。

そこで、以下のような場面で節水方法を取り入れることで、節約につながります。

洗面・手洗いこまめに蛇口を開閉する
歯磨きコップに汲んで口をゆすぐ
台所水を流しっぱなしにしない
洗車バケツに汲んで洗う
シャワーこまめに止める
節水用シャワーヘッドに付け替える

出典:東京都水道局|節水にご協力を

また洗濯機の水道代や節約方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

【あわせて読みたい】洗濯機の電気代は高い?ドラム式洗濯機などタイプ別に解説

【固定費の節約方法】通信費編

通信費については、以下の方法を取り入れると節約につながります。

  • 格安SIMを利用する
  • プロバイダーを切り替える
  • 不要なオプションを外す

ここからは、それぞれの方法について解説します。

格安SIMを利用する

大手通信キャリアを利用している場合は、格安SIMに乗り換えることで固定費の節約になります。格安SIMとは、大手通信キャリアの回線を借りて安くでサービスを提供している通信会社のことです。

格安SIMなら、大手通信キャリアと同じデータ容量のプランでも安く利用できる場合があります。通信環境によっては大手通信キャリアと変わらない品質でインターネットを利用できるため、ぜひ検討してみてください。

インターネットのプロバイダーを切り替える

プロバイダーを切り替えることによって、固定費の削減につながることもあります。プロバイダーとは、利用者の回線をインターネットにつなげる接続会社のことです。プロバイダーの乗り換えは工事費用がかからないので、比較的簡単に乗り換えられます。

なかにはインターネットの契約と同じタイミングで加入し、他社の料金と比較せず契約してしまった人もいるのではないでしょうか。ほかのプロバイダーと比較し、安いサービスが見つかった場合はぜひ乗り換えを検討してみるとよいでしょう。

ただし、固定通信の場合は、工事代などの初期費用やルータ端末を別途支払わないといけないことがあります。ホームルータやポケットWi-fiは工事不要ですが、ルータ端末費用は回線費用とは別途発生することがあります。乗り換えの際は、工事代やルータ端末費用なども含めてしっかり検討することをおすすめします。

不要なオプションを外す

もし不要なオプションがある場合は、すぐに外しましょう。オプションは一度つけるとその後も毎月料金がかかってしまい、通信費の無駄になってしまいます。

たとえば、契約時に修理やセキュリティに関するオプションをつけていても、利用していくうちに不要だと気づく場合があります。

契約内容を見直したりオプションを外したりする手続きは面倒に感じるかもしれませんが、一度外すとその後の通信費が安く抑えられるため効果的です。オプションをつけている方は、本当に必要なのかどうか今一度見直してみましょう。

【固定費の節約方法】保険料編

保険

加入している保険を見直すことで、固定費の節約につながることがあります。加入中の保険を一度リストアップし、不要なものは見直すようにしてみましょう。生命保険や医療保険など複数の保険に加入している場合、保障内容が重複している場合があるかもしれません。

もし見直せる保険がない場合は、支払方法の変更を検討してみてください。月払い以外に、「半年払い」や「年払い」などの支払方法もあり、トータルの保険料が安くなることがあります。

【固定費の節約方法】サブスクリプションサービス編

サブスクリプションサービスについては、以下の方法を検討してみましょう。

  • 無料プランを活用する
  • 共有プランを活用する
  • 不要なサービスは解約する

サービスによってはそこまで大きな金額ではないかもしれませんが、年間を通して考えると節約効果を見込めます。ここからは、それぞれの節約方法について解説します。

無料プランを活用する

サブスクリプションサービスに無料プランがある場合は、積極的に活用してみましょう。家計が厳しい場合は、有料プランから無料プランに乗り換えるだけでも固定費の節約になります。

たとえば有料プランが1,500円だった場合、無料プランに切り替えることで年間18,000円の節約になります。

もちろん無料プランには有料プランにはない機能がありますが、使ってみると案外気にならないかもしれません。

共有プランを活用する

共有プランが用意されている場合は、家族でシェアしてみましょう。ファミリープランを活用することで、月額料金がお得になる場合があります。

サービスによっては、家族間だけでなく友人やルームメイトとシェアできることもあるでしょう。同じサービスを利用している場合は、家族間でシェアできないか考えてみてください。

不要なサービスは解約する

サブスクリプションサービスを見直し、不要なサービスはこの機会に解約しましょう。サブスクリプションサービスは一度利用して満足してしまい、いつのまにか使わなくなっていることもあります。1カ月以上利用しない期間があった場合は、思い切って解約しても問題ないでしょう。

もし「解約する勇気はない」と感じている場合は、無料プランに乗り換えるという方法もあります。

【固定費の節約方法】その他

ほかにも、以下のような節約方法を取り入れれば固定費を抑えられます。

  • クレジットカードで支払いポイントをためる
  • 車の維持費を見直す
  • 子どもの教育費や習い事の費用を見直す

ここからは、それぞれの方法について解説します。

クレジットカードで支払いポイントをためる

固定費の支払いをクレジットカードにすることで、ポイントをためるのも有効です。クレジットカード会社によりますが、支払額に応じてポイントをもらえる場合があります。

たとえば、還元率1%なら固定費15万円の支払いで毎月1,500ポイントためられます。たまったポイントはクレジットカードの支払いにあてたり他社サービスのポイントに還元して1ポイント1円として利用したりと、有効活用できるでしょう。

固定費を削減する方法ではありませんが、確実にポイントをためられる簡単な方法です。

車の維持費を見直す

車の維持費

自家用車を持っている方は、毎月かかる車の維持費を見直してみましょう。車の維持費を1つずつ見直すことで、固定費の削減につながります。

具体的には、以下のような方法を取り入れてみてください。

  • 車の保険料を見直す
  • 車検場所を変える
  • 駐車場を変える
  • 減税制度を利用する
  • 燃費のよい車に変更する
  • 車のサイズを変更する
  • カーシェアを利用する

任意保険の補償内容を見直したり保険会社を切り替えたりすることで、毎月の保険料を抑えられる場合があります。車検も、ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなど場所によって料金が違います。また、車の買い替えには初期費用がかかりますが、その後のランニングコストを考えれば節約になる場合もあるでしょう。

また、クルマを2台以上持ってるご家族は1台をカーシェアにしてみるのもよいかもしれません。最近は続々とカーシェアのステーションも拡がってきています。「昨年までなかったけど、気付いたら近くにできていた」といったこともあるので、一度探してみてください。

一度にすべての方法を取り入れられなくても、できることから始めてみると効果的です。

子どもの教育費や習いごと費用を見直す

子どもがいるご家庭の場合は、教育費や習いごと費用を見直すという方法もあります。

もちろん、教育費は子どもの将来を考えると安易に削れない出費です。とはいえ、教育費が家計を圧迫しているなら見直すべきです。

そこで、今かかっている教育費や習いごと費用をリストアップし、優先順位をつけていきましょう。もし子ども本人があまり楽しめていなかったり、惰性で続けていたりする習いごとがあるならば、本当に続けたいか子どもと相談してみるのもよいでしょう。

また、送迎や待ち時間が意外と負担となることもあります。つい子どものためにと無理をしてしまいがちですが、社会性が身に付き始める小学校中・高学年以降は、家族会議で家族全員の生活バランスを相談してみてはいかがでしょうか。結果的に、固定費やお金の使い方を再確認する場として大事になるはずです。

ふるさと納税を利用する

ふるさと納税

ふるさと納税を利用することで毎月納めなければいけない税金を安くすることが可能です。ふるさと納税で納めたお金は、手出しの2,000円以外は、私たちが普段納めている住民税・所得税の一部から差し引かれます。

たとえば、1年間に支払わなければいけない税金(住民税)が200,000円だった場合、ざっくりとしたイメージは以下の通りです。

ふるさと納税なしふるさと納税あり
(ふるさと納税の上限は6万円と仮定)
通常通り200,000円を
都道府県に納める
6万円分ふるさと納税
→ここから2,000円を差し引いた58,000円が
控除の対象となる
年間の住民税が142,000円となる

※収入やほかの控除の状況によって、控除額は変動するためイメージとして参考にしてください。

トータルで支払う額は変わりませんが、ふるさと納税なしの場合は税金を払って終わりとなります。一方で、ふるさと納税の場合、納めた金額の3分の1程度の返礼品がもらえるためお得感があります。返礼品には、お米や肉などの食品も多く、食費の節約に活用することもできるでしょう。

返礼品は、自分へのご褒美のような感覚になりますよね。どれだけ納税しているのかを家族みんなで確認することで、「お父さん・お母さん頑張っているんだな」とお金について副次的に考える時間にもなります。どれにしようかと悩む時間も貴重なので、ぜひ家族で返礼品を選んでみてください。

ただし、1〜12月におこなったふるさと納税が税金に反映されるのは、翌年の5月以降です。次年度の税金を前払いするようなイメージになり、手出しが必要になるため注意しましょう。

家計簿を見直し固定費を節約しよう!

固定費は毎月一定の額がかかるため、一度見直すことで大きな節約効果を見込めます。また、変動費とは違い、一度見直せばその後は放っておいても継続的な節約になります。

固定費のなかでも大きいのが住居費で、住宅ローンを組んでいる方はローンの借入先変更で金利を節約できるでしょう。ほかにも通信費や水道光熱費、保険料などそれぞれ節約することで、支出を抑えられるようになります。

1つひとつの金額が小さくてもトータルすれば大きく変わることもあります。固定費を見直したい方は、ぜひこの記事で紹介した節約術を取り入れてみてください。

※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。