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一人暮らしの初期費用は?賃貸契約や家電、引っ越し料金の相場と節約方法を解説

「一人暮らしの初期費用はどのくらい?」
「一人暮らしにかかる費用の内訳は?」
「一人暮らしの初期費用を抑える方法はある?」


これから一人暮らしを始める方の中には、このような疑問を抱く方もいるでしょう。

平均的な家賃の賃貸住宅を借りる場合、一人暮らしの初期費用は50〜60万円程度必要です。

この記事では、一人暮らしにかかる初期費用について具体的に解説します。賃貸契約や引っ越しにかかる費用の内訳、初期費用を抑えるポイントについても触れています。

一人暮らしの初期費用について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

引っ越し後の電気・ガスはお決まりですか?
引っ越しは電気・ガス会社を切り替える絶好のタイミング

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目次

一人暮らしの初期費用は50~60万円程度

スマホと間取り図

一人暮らしに必要な初期費用は、家賃が5~7万円の場合で50~60万円程度です。初期費用の大半は賃貸住宅を借りるための費用で、家賃により必要な金額が異なります。家賃が高い場合、その分初期費用が高額になるでしょう。

ここでは家賃5〜7万円の物件を想定し、賃貸契約や家具家電、引っ越し料金の相場を詳しく解説します。引っ越し料金は時期によって異なるため、2つのパターンをご紹介します。

一人暮らしの初期費用|通常期(5~1月)

引っ越しの数が少なく、予約が取りやすい5~12月を通常期といいます。この時期の初期費用について表にまとめました。

内訳 家賃5万円 家賃6万円 家賃7万円
賃貸契約 敷金・礼金 100,000円 120,000円 140,000円
仲介手数料 50,000円 60,000円 70,000円
前家賃 50,000円 60,000円 70,000円
入居月の家賃
※30日計算で15日分
25,000円 30,000円 35,000円
共益費 5,000円 6,000円 7,000円
鍵交換費用 20,000円 20,000円 20,000円
火災保険料 10,000円 10,000円 10,000円
消毒料 20,000円 20,000円 20,000円
引っ越し(~200km未満) 50,000円 50,000円 50,000円
家電・家具 120,000円 120,000円 120,000円
日用品など 20,000円 20,000円 20,000円
合計 470,000円 516,000円 562,000円

※2025年1月 コツコツCD調べ
※引っ越し費用は荷物が少ない場合を想定

引っ越し料金が安い時期の初期費用は470,000~560,000円程度とわかります。なお、家賃や引っ越す距離などにより料金が変動するため、この数値より高くなる可能性があります。

一人暮らしの初期費用|繁忙期(2~4月)

下の表は、引っ越し業者が忙しくなる2〜4月の繁忙期を想定し、初期費用についてまとめたものです。

内訳 家賃5万円 家賃6万円 家賃7万円
賃貸契約 敷金・礼金 100,000円 120,000円 140,000円
仲介手数料 50,000円 60,000円 70,000円
前家賃 50,000円 60,000円 70,000円
入居月の家賃
※30日計算で15日分
25,000円 30,000円 35,000円
共益費 5,000円 6,000円 7,000円
鍵交換費用 20,000円 20,000円 20,000円
火災保険料 10,000円 10,000円 10,000円
消毒料 20,000円 20,000円 20,000円
引っ越し(~200km未満) 60,000円 60,000円 60,000円
家電・家具 120,000円 120,000円 120,000円
日用品など 20,000円 20,000円 20,000円
合計 480,000円 526,000円 572,000円

※2025年1月 コツコツCD調べ
※引っ越し費用は荷物が少ない場合を想定

繁忙期は引っ越し料金が高くなるため、通常期より初期費用がかかります。遠方に引っ越す場合、さらに料金がかかるでしょう。

引っ越し後の電気・ガスはお決まりですか?

引っ越しは電気・ガス会社を切り替えるのに絶好のタイミングです。2016年4月に電気、2017年4月に都市ガスの小売り販売が自由化されたことで、電気・ガス会社を自由に選べるようになりました。CDエナジーに切り替えると、電気代・ガス代が年間17,900円お得になります。関東圏に引っ越しの方は、ぜひ切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。

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一人暮らしの賃貸契約に必要な初期費用の内訳と相場

スマホと間取り図

一人暮らしの賃貸契約に必要な初期費用の内訳と相場を以下の表にまとめました。

内訳金額の相場
敷金家賃の1~2カ月分
礼金家賃の1~2カ月分
前家賃と家賃当月の家賃の日割り計算した金額+翌月の家賃
共益費家賃の10%程度
仲介手数料家賃の1カ月分程度
火災保険料4,000~10,000円程度
賃貸保証料家賃の半額~1カ月分
鍵交換費用20,000~30,000円

ここでは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。

1. 敷金

敷金とは、部屋を借りる際に、家賃滞納や修理代の補償金として預けるお金のことです。退去時に修繕やクリーニングなどの必要がなければ返金されます。

敷金は物件により異なりますが、相場は家賃の1~2カ月程度です。国土交通省の「住宅市場動向調査(令和5年度)」では、敷金が家賃1カ月分だったケースが63.4%、2カ月分が19.8%でした。

物件によっては、敷金不要の場合もあります。初期費用は抑えられますが、退去時に費用がかかる場合もあるため、契約時に確認するとよいでしょう。

2. 礼金

礼金とは貸主へのお礼として支払うお金のことで、敷金と異なり退去時に返ってきません。

礼金の相場は家賃の1~2カ月分です。「住宅市場動向調査(令和5年度)」でも家賃1カ月分を礼金として支払った世帯が75.9%と、最も多い結果でした。

最近では礼金なしの物件も増えているため、礼金なしの物件を選べば賃貸契約の初期費用を抑えられるでしょう。

3. 入居月の家賃・前家賃

前家賃とは、入居した翌月の家賃のことです。賃貸契約を結ぶ際、敷金や礼金などと一緒に、入居した月の家賃と前家賃を払うのが一般的です。

入居日が月の途中だった場合は、日割り計算した家賃を支払う場合もあります。たとえば3月20日に入居する場合、支払う家賃は3月の残りの11日分と4月分です。

ただし、実際の残り日数ではなく、どの月でも固定の日数で計算する場合もあります。詳しくは契約時にご確認ください。

家賃の相場は地域により大きく異なります。住居の広さを6畳以上12畳未満と想定した場合、主な地域の家賃は以下の通りです。

地域家賃
札幌市43,045円
仙台市47,363円
さいたま市54,771円
千葉市50,643円
東京都69,339円
横浜市59,500円
川崎市62,833円
相模原市50,114円
新潟市40,803円
静岡市45,753円
浜松市41,114円
名古屋市50,409円
京都市51,049円
大阪市52,439円
堺市45,317円
神戸市50,701円
広島市46,620円
愛媛県36,332円
北九州市37,817円
福岡市46,195円
熊本市40,324円
全国平均52,218円
出典:総務省統計局|令和5年住宅・土地統計調査

調査結果から、家賃の相場は36,000円〜70,000円程度と地域により幅があることがわかります。選ぶ物件によっても家賃が異なるため、数値は目安として参考にしてみてください。

4. 共益費・管理費

共益費や管理費とは、廊下やエントランスなど、共同で利用する設備や施設の維持に使われる費用です。共益費や管理費は物件により異なりますが、家賃の10%程度を支払う場合が多い傾向です。

総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」では、6畳~11.9畳の住宅の1カ月あたりの共益費・管理費は4,930円でした(家賃0円を含まない)。1カ月あたりの平均家賃が52,218円なので、この調査結果からも共益費は10%程度が相場と考えてよいでしょう。

5. 仲介手数料

仲介手数料は不動産会社に払う料金で、誰が支払うかによって上限が異なります。不動産会社が受け取れる上限は以下の通りです。

支払う側借主が支払う仲介手数料(税込)
借主が全額支払う場合1カ月分の賃料×1.1倍の金額が上限
貸主と借主が支払う場合1カ月分の賃料×0.55倍の金額が上限
参照:国土交通省|<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ

たとえば、家賃6万円の物件の仲介手数料は、借主が全額支払う場合では66,000円、貸主も支払う場合では33,000円が上限です。「住宅市場動向調査(令和5年度)」では仲介手数料が家賃1カ月分だった割合が7割だったため、家賃1カ月分が相場と考えてよいでしょう。

6. 火災保険料

住居を借りる際、火災保険への加入が必要な場合もあります。義務ではありませんが、賃貸借契約の入居条件として含まれていることがあります。

賃貸住宅の火災保険では、家具や衣類など家財の補償が受けられます。補償内容にもよりますが、年間で4,000~10,000円程度が相場です。

火災保険を自分で契約するなら、「ieho(いえほ)の火災保険」がおすすめです。火災はもちろん、選べる補償が充実しているのが特徴です。

水災や風災など、自然災害に対応した補償も選べるため、お住まいの地域に合ったリスク対策ができます。集合住宅での水漏れや盗難の補償もセットできるため、万が一の際でも安心です。

「ieho(いえほ)の火災保険」はダイレクト型なので、契約手続きはすべてインターネットで完結します。引っ越しで忙しい時期でも簡単に契約できます。さらにインターネットからの手続きで10%割引になるため、一人暮らしの初期費用を抑えたい方にもぴったりです。

この機会にぜひ「ieho(いえほ)の火災保険」をご検討ください。

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7. 賃貸保証料

賃貸保証料とは保証会社に支払う費用で、連帯保証人を立てられない場合や、保証会社の利用を求められたときに必要です。初回保証料は物件により異なりますが、家賃の半分から1カ月分程度が相場です。

8. 鍵交換費用

鍵交換が初期費用に組み込まれている物件や、防犯目的で鍵を交換する場合に必要な費用です。鍵の種類により交換費用が異なり、20,000~30,000円が相場です。

9. そのほかの費用

賃貸住宅によっては、以下の費用が必要な場合もあります。

それぞれについて、詳しく解説します。

1. エアコン・ルームクリーニング費用

賃貸住宅によっては、エアコンクリーニングやルームクリーニングが初期費用に含まれる場合もあります。

エアコンクリーニングは壁かけエアコンで12,000〜26,000円程度が相場です。ルームクリーニングの費用は、一人暮らし向けの1Kや1DKで20,000~50,000円程度かかります。物件により異なるため、詳しくは契約時にご確認ください。

2. 消毒料

害虫駆除や抗菌のため、入居時に消毒をおこなう物件では消毒料が発生します。費用の相場は20,000円前後です。

3. 入居サポートサービス

入居サポートサービスでは、水道や鍵などのトラブル対応に専門業者が対応します。契約が条件の物件もあるため確認してみましょう。料金は2年で16,000円程度が相場です。

一人暮らしの引っ越し費用の相場

引っ越し作業中の女性

一人暮らしを始める方で、引っ越し業者を利用する方もいるでしょう。ここでは引っ越し費用の相場について詳しく解説します。

1. 引っ越し料金

引っ越し料金は、移動距離や時期、荷物の量などにより変動します。ここでは単身者の引っ越し料金の相場を解説します。

~15km未満~50km未満~200km未満~500km未満500km以上
通常期
(5月~1月)
32,000~
39,000円
36,000~
42,000円
46,000~
53,000円
52,000~
66,000円
56,000~
81,000円
繁忙期
(2月~4月)
38,000~
46,000円
40,000~
52,000円
53,000~
67,000円
53,000~
83,000円
63,000~
100,000円
※2025年1月 コツコツCD調べ
※単身者で荷物の少ない場合を想定

表を見ると、引っ越し数が少ない通常期は料金が安く、需要が増える繁忙期は高くなることがわかります。

2. オプションサービス料金

引っ越しでオプションサービスを利用する場合は、別途料金がかかります。オプションで頼める主なサービスは以下の通りです。

  • 全自動洗濯機の取り付け・取り外し
  • 照明の取り付け・取り外し
  • 家具の組み立て・分解
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • テレビの取り付け
  • ベッドの組み立て・分解
  • エアコン工事
  • 耐震グッズの取り付け

作業内容により費用が異なるため、オプションサービスを利用する場合は引っ越し業者に確認するとよいでしょう。

一人暮らしに必要な家具・家電と相場

ワンルーム

一人暮らしで家具や家電を買いそろえる方は、相場を知っておくと初期費用の準備に役立ちます。ここでは、一人暮らしに必要な家具や家電の種類と金額の相場を解説します。

1. 必要な家電と相場

以下の表は、一人暮らしに必要な主な家電と金額の相場をまとめたものです。

家電相場
電子レンジ10,000~20,000円
炊飯器(3合炊き)3,000~20,000円
冷蔵庫(200L以下)30,000~50,000円
洗濯機(4.5~7kg)20,000~50,000円
掃除機6,000~20,000円
ドライヤー5,000~20,000円
電気ケトル3,000~10,000円
テレビ(24~32インチ)20,000~40,000円
アイロン4,000~15,000円

たとえば、電子レンジ・炊飯器・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電気ケトルをそろえる場合、72,000円以上かかる計算になります。容量が大きく機能が充実した機種を選ぶ場合はさらに高額になります。

家電量販店や通販サイトなどでは、一人暮らし向けの家電セットが70,000~100,000円程度で販売されているので、まとめてそろえるのもよいでしょう。

このほか、物件によりエアコンやガス・IHコンロ、照明器具などの用意も必要な場合があります。

2. 必要な家具・寝具と相場

一人暮らしに必要な家具や寝具と金額の相場を以下の表にまとめました。

家具・寝具相場
布団セット5,000~10,000円
ベッド(マットレスつき)20,000~40,000円
テーブル4,000~8,000円
カーテン3,000~8,000円

たとえば、布団セット・テーブル・カーテンを最安値でそろえる場合、12,000円程度は必要です。ベッドを購入する場合はさらに費用がかかるため、初期費用に含めて予算を考えるとよいでしょう。

一人暮らしの初期費用に含まれるそのほかの費用

生活費の疑問

今まで紹介した費用のほかに、以下の費用も一人暮らしの初期費用に含まれます。

それぞれの項目について、詳しく解説します。

1. 生活用品

快適に生活できるよう、引っ越し後に必要な生活用品を買いそろえましょう。ここでは、引っ越してすぐ準備しておくとよい生活用品の例を紹介します。

トイレ用品トイレットペーパー、掃除用具、トイレ用洗剤、トイレマット
キッチン用品食器用洗剤、食器用スポンジ、ラップ、食器、箸、スプーン、フォーク、コップ、水切りかご、調理器具(鍋、フライパン、包丁、まな板など)
リビングカーテン、カーペット、ゴミ箱
バス用品シャンプー、リンス、ボディソープ、ボディタオル、バスタオル、バスマット、浴室用洗剤、掃除用スポンジ
洗面所用品フェイスタオル、歯ブラシ、コップ、洗面用品
洗濯用品物干しハンガー、洗濯かご、洗濯用洗剤、柔軟剤
そのほかゴミ袋、箱ティッシュ、救急用品(絆創膏、常備薬など)

まずはトイレットペーパーやゴミ袋など、すぐ使いたい日用品を購入しましょう。カーテンもプライバシー保護のため必須です。カーテンのサイズはさまざまなので、購入前に寸法を測っておきましょう。

2. 引っ越し先までの交通費

遠方に引っ越す場合、交通費も高くなるため初期費用に含めたほうがよいでしょう。飛行機や新幹線は、早期予約割引やタイムセールなどを利用すると交通費を節約できます。

  • 新幹線や飛行機を使うなら「早割・学割」がお得
  • 深夜バスを使うと格安(例:東京→大阪 5,000円〜)
  • 引っ越し会社によっては「移動費込みプラン」もある

退去に必要な費用の内訳

今までも賃貸住宅で一人暮らししていた方は、退去に必要な料金も初期費用に含めて考えておくとよいでしょう。退去費用は退去後に通知されるのが一般的で、敷金より退去費用が少なければ差額が返金され、多い場合は追加分の請求がおこなわれます。

ここでは、退去時の費用の内訳について詳しく解説します。

1. 原状回復費用

退去時に部屋を原状回復するための費用が必要な場合があります。経年劣化や自然災害の破損以外で、部屋の使用上問題があった場合などに修理代を支払います。

原状回復費用が必要な例は以下の通りです。

  • 喫煙などによるクロスの変色やにおいの付着
  • ペットによる傷
  • 落書き
  • 不注意によるフローリングの破損

2. ハウスクリーニング費用

退去時にハウスクリーニングが必要な場合は費用が発生します。普段から掃除していればクリーニング代を支払う必要はありませんが、手入れ不足と判断された場合は支払わなければならない可能性があります。

借りた側でおこなうべき掃除の例は以下の通りです。

  • ゴミの撤去
  • 拭き掃除や掃き掃除
  • 水回りの掃除
  • 換気扇やレンジ周りの油汚れの掃除

このような場所の掃除を怠ると、退去時にハウスクリーニングが必要と判断される可能性があるため注意しましょう。

一人暮らしの初期費用を抑える6つのポイント

電卓を持つ女性

一人暮らしの初期費用について紹介してきましたが、「予算をそんなに用意できない」とお悩みの方もいるでしょう。物件選びや引っ越し方法、家電の入手方法などを工夫すれば、費用を節約できます。

一人暮らしの初期費用を抑えるポイントは以下の6つです。

それぞれについて、詳しく解説します。

1. 敷金・礼金なしの物件を探す

一人暮らしの初期費用を抑えたいなら、敷金や礼金のない物件を選ぶとよいでしょう。敷金や礼金不要の物件は「ゼロゼロ物件」とも呼ばれます。家賃の2~4カ月分の費用が浮くので負担が軽く済むのが特徴です。

ただし、契約期間などの条件が設定してある場合や、退去時に修理代が発生する場合があります。築年数や立地条件などの関係で人気がない物件の可能性もあるため、契約時には条件をよく確認してみましょう。

【あわせて読みたい】敷金・礼金とは?相場や敷金礼金なし物件の特徴についても解説

2. フリーレント物件を探す

賃貸契約の初期費用を軽くしたい場合、フリーレント物件を探してみるとよいでしょう。フリーレント物件とは、家賃1~2カ月分など契約後一定期間の家賃が無料になる物件です。浮いた家賃を引っ越し代や家電などに回せるので、初期費用の負担が軽くなります。

ただし、フリーレント物件は入居後1〜2年の契約継続など、条件つきの場合があるため注意が必要です。途中で退去する場合、残りの契約期間の家賃も支払わなければならないなど、違約金が発生します。

条件が合えば、初期費用が軽く済むフリーレント物件は魅力的です。違約金で損をしないよう、条件をよく確認してから契約しましょう。

3. 仲介手数料が無料や半額の物件を探す

賃貸契約の初期費用を抑えるなら、仲介手数料が無料、または家賃の半額程度の物件を探してみましょう。家賃の半額から1カ月分の費用を節約できます。

仲介手数料は、先に紹介したように家賃の1カ月分+消費税が上限です。無料または家賃の半額程度に設定している物件もあるため、仲介手数料の金額も確認してみましょう。

4. 最低限必要な家電だけ購入する

一人暮らしの初期費用を抑えたいなら、必要最低限の家電だけを購入する方法もあります。

たとえば、テレビをあまり見ない方なら購入を後回しにしても問題ないでしょう。フローリングがメインの部屋では、掃除機がなくてもフローリングワイパーで代用できます。実際に生活してみて必要と感じた家電を購入するほうが、不必要な家電を購入せずに済むメリットもあります。

5. 家具や家電は中古品を活用する

家具や家電にこだわりがなければ、中古品を活用する方法もおすすめです。新品の家電を購入するより費用の負担が軽く済むでしょう。

家具や家電の中古品は、リサイクルショップなどで取り扱っています。中古品は商品により状態が異なるため、店舗で実物を確認してみるのがおすすめです。

引っ越しなどで家電を処分する知人がいれば、譲り受けるのもよいでしょう。ただし、運搬や設置は自分で手配する必要があり、レンタカーや業者を利用する場合は費用が発生します。費用や設置の手間なども考えたうえで、中古品を活用するとよいでしょう。

6. 一人暮らし向けの引っ越しプランを利用する

引っ越し料金を安く済ませるなら、一人暮らし向けの引っ越しプランを利用するとよいでしょう。一般的な引っ越し料金より費用を節約できます。

時期に余裕があるなら、5月から1月の通常期に引っ越すのがおすすめです。2月から4月の繁忙期と比べて、費用負担を抑えられるでしょう。

物件選びや家電の調達方法を工夫して一人暮らしの初期費用を節約しよう

一人暮らしの女性

一人暮らしの初期費用は50~60万円程度必要です。賃貸契約にかかる費用が半分程度を占めているため、敷金や礼金のかからない物件選びで初期費用を抑えられるでしょう。

リサイクルショップを活用して家電を調達したり、繁忙期を避けて引っ越しをおこなったりすると、さらに節約できるでしょう。

引っ越しが決まったら電気・ガスの契約も忘れずにおこないましょう。関東エリアで一人暮らしをするなら、CDエナジーがおすすめです。セット契約で電気とガスの料金が割引になるお得なプランがあります。

※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外。

さらに、最適なプランを教えてもらえる「最適プランの定期便」もあります。1年間の電気使用量をもとに最適なプランをお知らせするため、無駄な電気代が生じるリスクがありません。この機会にぜひCDエナジーの電気・ガスプランをご検討ください。

引っ越し後の電気・ガスはお決まりですか?

引っ越しは電気・ガス会社を切り替えるのに絶好のタイミングです。2016年4月に電気、2017年4月に都市ガスの小売り販売が自由化されたことで、電気・ガス会社を自由に選べるようになりました。CDエナジーに切り替えると、電気代・ガス代が年間17,900円お得になります。関東圏に引っ越しの方は、ぜひ切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。

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