「ガスファンヒーターのガス代はどれくらい?」
「ほかの暖房器具と比べて高いの?」
「暖房にかかる光熱費を節約するには?」
ガスファンヒーターを使用している方には、上記のような疑問がある方もいるのではないでしょうか。ガスファンヒーターは室内をすぐに暖められる暖房器具で、ガス代は1時間あたり12~50円程度です。
この記事では、ガスファンヒーターのガス代について解説していきます。また、ガスファンヒーターのメリットやデメリット、節約方法についても触れていきます。この記事を読むことで、ほかの暖房器具とのガス代の違いや上手な使い方がわかるでしょう。ガスファンヒーターの使い方を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
ガスファンヒーターのガス代
コツコツCDが独自におこなった調査結果によると、ガスファンヒーターのガス代は、1時間あたりおよそ12〜50円です(都市ガスの場合)。
使用時間に応じたガス代は、以下のようになります。
使用時間 | ガス代(目安) |
---|---|
1時間 | 約12〜50円 |
1日(5時間使用した場合) | 約60〜400円 |
1カ月(5時間×30日使用した場合) | 約1,800〜12,000円 |
ただし、部屋の広さや設定温度、外気温、都市ガスかプロパンガスかなどによってガスファンヒーターのガス代は変動するため、目安として参考にしてください。
ガスファンヒーターと電気ヒーターとの光熱費の比較
ガスファンヒーターと電気ヒーターの光熱費と比較すると、以下のように異なります。
暖房器具の種類 | 1時間あたりのガス代・電気代 |
---|---|
ガスファンヒーター | 約12円〜 |
電気ヒーター | 約36.1円 |
※2 電気代のめやすは、電気ヒーターの暖房能力が1.2kWでの計算値です。
出典:大阪ガス|ガスファンヒーターが選ばれる8つのワケ
電気・ガスの適用料金の時期・内容によって変わる可能性はありますが、電気ヒーター以下の光熱費となっていることが分かります。ガスファンヒーターはパワフルですが、とても低燃費なのです。
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ガスファンヒーターはつけっぱなしにしないで!

ガスファンヒーターは基本的につけっぱなしで使用することはやめましょう。換気不十分な状態でつけっぱなしにすると排気ガスが蔓延するため、一酸化炭素中毒の原因になったり、燃えやすいものが近くに置いてあると火災の原因になります。
安全に使用するためには、1~2分程度の換気を1時間に1~2回ほどおこなうことをおすすめします。
ただし睡眠時は換気をおこなえないため、自動的にオフになるような専用のモードを使用しましょう。また、外出の際は目を離すことになるので、電源をオフにしておくと安心です。
ガスファンヒーターのメリット
ガスファンヒーターには以下のような3つのメリットがあります。
これからガスファンヒーターを購入しようか検討している方は、これらのメリットを踏まえて判断するとよいでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて解説していきます。
1. すぐに部屋が暖まる
ガスファンヒーターはガスを熱源としているため、ほかの暖房器具に比べて素早く暖められます。スポットではなく、部屋全体を暖められることも魅力です。スイッチを入れてすぐに部屋が暖かくなれば、寒さが厳しい冬の朝も過ごしやすくなるでしょう。
また石油ファンヒーターとは違い、燃料を補給する手間がかかりません。寒い日にわざわざ燃料を買いに行ったり、その都度補給したりする必要がなく、必要なときにすぐ電源を入れられるので便利です。
このように、すぐに部屋を暖めたいという方にはガスファンヒーターがおすすめです。
2. 匂いを気にせず使用できる
使用時に独特な匂いがないこともガスファンヒーターのメリットです。ガスを使用しているものの、灯油のような気になる匂いがないため、匂いに敏感な人でも安心です。
3. 乾燥しにくくなる
ガスファンヒーターを使用すると、乾燥しにくくなるという特徴があります。その理由は、ガスファンヒーターでガスを燃焼する際、水蒸気が発生するからです。ご使用環境(畳数・設定温度・換気回数等)によって変わりますが、加湿器を使わなくても湿度を約40%に保つことも可能です。
エアコンの暖房を使用していて、部屋の空気が乾燥してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。加湿機能がないエアコンの暖房を使用すると、空気中の水分は増えず温度だけが高くなります。すると、相対的に湿度が下がり、乾燥してしまいます。
冬は特に乾燥しやすい時期なので、乾燥が気になる場合はガスファンヒーターを使用するとよいでしょう。
ガスファンヒーターのデメリット
ガスファンヒーターにはいくつかメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。
これらのデメリットを確認することで、ガスファンヒーターを使用するかどうかの判断材料になるでしょう。これから購入する人は、確認してみてください。
ここからは、それぞれのデメリットについて解説していきます。
1. こまめな換気が必要になる
ガスファンヒーターを使用する場合は、こまめな換気が必要です。ガスを使用しているため、1~2分程度の換気を1時間に1~2回ほどおこなわなければなりません。換気をしないまま運転し続けると、排気ガスが蔓延して一酸化炭素中毒の原因になります。
ガスファンヒーターには独特な匂いがないというメリットがあります。ただし、そのせいで排気ガスが蔓延していることにも気がつかないリスクもあるでしょう。タイマーをセットするなどして、忘れずに換気するようにしてください。
2. フィルター掃除が必要になる
ガスファンヒーターのフィルターにはほこりや汚れが溜まるため、掃除が必要です。ほこりが大量に付着していると、正常に運転できません。清潔に保つためにも、こまめにほこりを取りましょう。
フィルターの大まかな掃除方法は以下の通りです。
- フィルターを外す
- 掃除機でほこりを吸い取る
- 汚れが取れないときは中性洗剤で洗う
- 乾かしてセットする
ただし、製品によってメンテナンス方法が異なります。実際に掃除をおこなう際は、取扱説明書をご確認ください。
3. 火災や火傷のリスクがある
ガスを使用している以上、ガスファンヒーターには火災や火傷のリスクがあります。たとえば、スプレー缶や衣類などを置いていると火災になる可能性があります。また、長時間温風に触れていると低温火傷になるかもしれません。
こうしたリスクがあることから、ガスファンヒーターを使用する際は以下のポイントを守りましょう。
- 1~2分程度の換気を1時間に1~2回ほどおこなう
- ガスファンヒーターの周囲に燃えやすいものを置かない
- ガスファンヒーターの温風に長時間当たらない
- 運転中に電源プラグを抜かない
ガスファンヒーターのガス代節約方法

ガスファンヒーターのガス代が気になる場合は、以下の節約方法を取り入れてみましょう。
これらの方法を意識することで、今よりもガス代を節約できます。ここからは、それぞれの節約方法について解説していきます。
1. フィルターをこまめに掃除する
ガスファンヒーターのフィルターはこまめに掃除しましょう。フィルターを清潔に保つことで、本来の機能をフル活用できます。設定温度を必要以上に上げることがなくなり、ガス代の節約につながります。
2. 設定温度を低くする
ガスファンヒーターの設定温度を見直してみましょう。少しでも温度を低くすることで、大幅な節約になります。
節約行動 | 節約効果 |
---|---|
設定温度を21℃から20℃にした場合 | 約1,320円の節約 |
外気温度が6度のとき、ガスファンヒーターの設定温度を21度から20度にすることで、年間で約1,320円の節約になります。
節約行動 | 節約効果 |
---|---|
1日1時間運転を短縮した場合 | 約2,050円の節約 |
さらに、1日1時間運転を短縮した場合、年間で約2,050円の節約になります。
3. タイマー機能を活用する
ガスファンヒーターにタイマー機能がある場合は、積極的に活用しましょう。スイッチを切り忘れる心配がなく、節約になります。
たとえば、就寝時にタイマーをセットしておけば、就寝中に自動でスイッチが切れるので便利です。また外出時に消し忘れることが多い場合は、あらかじめセットしておくのもよいでしょう。
4. 窓際に設置する
ガスファンヒーターは窓際に設置してみましょう。窓を背にして置くことで風通しが良くなるため、室内を効率的に暖められます。反対に、ヒーターを窓から離して設置するとヒーターで暖めた空気が窓側で冷えてしまい、暖房効率が悪くなります。
5. エコモードを使用する
エコモードが搭載されている場合は、積極的に活用してみてください。自動で室内の温度に合わせて運転のオン・オフを切り替えてくれます。通常モードに比べて使用時間が短くなるため、ガス代の節約になります。
ガスファンヒーターのガス代は工夫次第で節約できる!
ガスファンヒーターのガス代は、1時間あたり20.4円程度です。そのほかの暖房器具と比較しても特別高いことはありません。
ガスファンヒーターの魅力は、スイッチを入れれば素早く部屋を暖められることです。スポットではなく部屋全体を暖められるので、寒い冬の朝にも活躍するでしょう。また燃焼の際に水蒸気が発生することから、乾燥しにくいことも特徴です。
寒さが苦手ですぐに部屋を暖めたい方や、冬場の乾燥が気になる方は、ガスファンヒーターの使用を検討してみてください。
ただし、ガスファンヒーターを使用する際は、一酸化炭素中毒を避けるためこまめな換気が必要です。また、スプレー缶や衣類など燃えやすいものを近くに置いていると火災の原因になるため、注意しましょう。
ガス会社を切り替えるだけで、年間2,100円お得に!
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①お得額は、3人家族のモデル使用量(30㎥/月)をもとに東京ガス「一般料金」とCDエナジー「ベーシックガス」の料金を比較し、算定しています。
②消費税相当額を含み、原料費調整額を含まず、電気セット割を適用した金額の比較。100円未満切り捨て
③実際はガス代に毎月原料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※2 取次事業者の獲得分を含みます。
※3 平均申し込み時間から算出しています。
※原料費調整単価は、CDエナジーの場合は上限がないが、東京ガス「一般料金」は上限があるため、原料価格の高騰により上限を超えるとCDエナジーのガス料金が割高になる場合あります。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。