「5人家族の生活費はいくらかかるの?」
「家計が赤字になっていて困っている」
「生活費の節約術を知りたい」
5人家族の方の中には、このような悩みもあるのではないでしょうか。総務省の調査によると、5人家族の生活費は家賃を除いて約343,341円とされています。世帯人数が多いとどうしても生活費が高くなりがちですが、生活費が世帯収入を超えると赤字になるため、収支の見直しが必要です。
この記事では、5人家族の平均的な生活費について紹介します。また、その内訳や家計の黄金比、節約術についても触れています。
この記事を読むことで、赤字になっている原因や収支を把握する方法がわかるため、家計の見直しにつながるでしょう。生活費がかかり過ぎて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
- 5人家族の生活費(家賃を除く)の平均は約34万円
- 5人家族の食費の平均
- 5人家族の光熱費の平均
- 5人家族向けの間取りの家賃相場
- 住居費は世帯月収の3割が目安
- 5人家族の家計の黄金比は「5:3:2」
- 家計が赤字になる理由
- 収支を把握していない
- 支出のルールが定まっていない
- 収入に見合った生活水準ではない
- 5人家族の生活費を管理する5つの方法
- 1. 手取り収入を確認する
- 2. 貯金額と先月の生活費を確認する
- 3. 生活費の目標を設定する
- 4. 家計簿アプリで記録する
- 5. 給料日前に目標との差を確認する
- 5人家族の生活費の節約方法5選
- 1. 自炊を増やして食費を節約する
- 2. 飲み会や食事会の回数を減らす
- 3. フリマアプリを活用する
- 4. ノーマネーデーを作る
- 5. ポイントや割引サービスを利用する
- 収支を把握して5人家族の生活費を見直そう
5人家族の生活費(家賃を除く)の平均は約34万円

総務省が発表している2022年の家計調査によると、家賃を除いた5人家族の生活費の平均は、約343,341円です。その内訳は、以下の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
食料 | 96,968円 |
光熱・水道 | 29,160円 |
家具・家事用品 | 13,124円 |
被服及び履物 | 13,311円 |
保健医療 | 14,130円 |
交通・通信 | 54,084円 |
教育 | 37,920円 |
教養娯楽 | 35,167円 |
その他の消費支出 | 49,477円 |
合計 | 343,341円 |
上記の金額に対し、中には「これだけでは生活できない」と感じる方もいるかもしれません。ただ、上記はあくまで平均的な金額を示したものとして参考にしてください。実際には住んでいる地域や家族構成によって生活費は異なります。
5人家族の食費の平均
生活費の中でも特にかさむのが食費で、5人家族の場合、平均96,968円かかります。その内訳は以下の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
穀類(米、パンなど) | 8,216円 |
魚介類 | 5,740円 |
肉類 | 11,544円 |
乳卵類 | 4,615円 |
野菜・海藻 | 8,832円 |
果物 | 2,263円 |
油脂・調味料 | 4,572円 |
菓子類 | 9,957円 |
調理食品 | 13,942円 |
飲料 | 6,096円 |
酒類 | 3,638円 |
外食 | 17,552円 |
これは平均値なので、中には毎月10万円以上かかってしまう家庭もあるのではないでしょうか。
食費には外食費も含まれていて、平均で17,552円かかります。また調理食品も高くつく傾向にあり、13,942円程度かかります。
5人家族の光熱費の平均
5人家族の光熱費の平均は29,160円です。その内訳は、以下の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
電気代 | 15,474円 |
ガス代 | 5,506円 |
上下水道料 | 7,128円 |
ほかの光熱 | 1,052円 |
光熱費の中でも高くなりやすいのが電気代で、平均で15,474円ほどかかります。電気代は地域や電力会社によって差があり、季節ごとの変動もあるので、平均以上かかるご家庭もあるでしょう。水道代の平均は7,128円、ガス代の平均は5,506円ですが、電気代と同様に変動があります。
なお、ほかの光熱とは電気、ガス以外の光熱費のことで、以下のようなものを指しています。
- 石炭
- まき
- れん炭
- 木炭
- 豆炭
- カートリッジ式ガスボンベ
- ドライアイス
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5人家族向けの間取りの家賃相場
5人家族の家賃相場は、間取りと地域によって異なります。
2LDK・3K・3DK | 3LDK・4K・4DK | 4DK~ | |
---|---|---|---|
東京23区 | 18.4万円 | 27.2万円 | 37.94万円 |
大阪市内 | 11.1万円 | 10.0万円 | 18.1万円 |
名古屋市内 | 6.38万円 | 7.29万円 | 11.38万円 |
5人家族が東京23区に住む場合、家賃は18.4万~37.94万円程度必要です。一方で、大阪市内では11.1万~18.1万円程度、名古屋市内では6.38万~11.38万円程度となっています。
このように、家賃相場は同じ間取りでも地域によって大きな差があります。
住居費は世帯月収の3割が目安
一般的に、家賃含む住居費は世帯月収の3割が目安とされています。たとえば世帯収入が40万円の場合、住居費が12万円程度の物件に住むことが理想的でしょう。
特に5人家族の場合は子ども部屋もいくつか必要となるので、3LDK程度の間取りが理想とされています。その分家賃も高くなるため、3割よりも高くなっている場合はエリアを見直すといいかもしれません。
とはいえ、すでに住宅を購入してしまった方もいるでしょう。その場合は、住居費以外の支出を見直す必要があります。
5人家族の家計の黄金比は「5:3:2」

5人家族の家計の黄金比は、以下のように5:3:2であるとされています。
項目 | 支出全体に対する比率 |
---|---|
生活必需品 住居費、光熱費、通信費、交通費など | 50% |
贅沢・娯楽費 お小遣い、外食費、趣味、レジャーなど | 30% |
貯蓄 貯蓄・投資など | 20% |
これはアメリカの議員エリザベス・ウォーレン氏によって提唱された黄金比です。生活必需品を50%に収め、残りの30%を贅沢・娯楽費、20%を貯蓄に回すことで、黒字にできます。
上記では家賃の目安が世帯月収の3割であることをお伝えしましたが、難しい場合はこちらの黄金比を参考にしてみてください。
家計が赤字になる理由

家計が赤字になっている理由は、以下のように考えられます。
これらの理由を知ることで、生活費の使い方を改善できるでしょう。ここからは、それぞれの理由について解説します。
収支を把握していない
家計が赤字になる原因の1つが、収支を把握できていないことです。毎月どれくらい収入があるのかを把握していないと、生活費にいくら回せるのかがわかりません。
特に、用途不明の出費が増えてしまうと赤字になりやすいので注意が必要です。たとえば、現金以外にクレジットカードやキャッシュレス決済など、その都度さまざまな決済方法を利用していると把握が難しくなります。
この場合、そもそも赤字になっていることにすら気がついていない可能性もあるので、収支は必ずチェックしましょう。
支出のルールが定まっていない
生活費に関して、支出のルールが定まっていないと赤字になりやすいので注意が必要です。
たとえば、お小遣いの金額が決まっておらず、その都度口座から引き出して使っていると使い過ぎてしまう可能性があります。ほかにも、大型出費が重なっても「ボーナスがあるからいいや」と思って過ごしていると、結果的にボーナスでは補填できなくなることもあるでしょう。
そのため、赤字を避けるには生活費に関してどの項目にどれくらい使うのかを決めておくことが大切です。
収入に見合った生活水準ではない
収入に見合わない生活をしていると、当然赤字になってしまいます。一般的に生活費のうちで大きな割合を占めるのが住居費ですが、高額のローンを組んでしまうと手元に残るお金が少なくなってしまいます。また、家庭によっては車のローンが加わる場合もあるでしょう。
収支に余裕がないと、子どもの教育費やいざというときの出費に対応できません。貯蓄するためにも、収入に見合った生活水準に合わせることが大切です。
5人家族の生活費を管理する5つの方法

生活費を管理するには、以下5つの方法が効果的です。
これらの方法を取り入れることで、今は収支が把握できていない人でも管理できるようになります。ここからは、それぞれの方法について解説します。
1. 手取り収入を確認する
はじめに、毎月の手取り収入を確認しましょう。生活費が手取り収入を超えないように管理することで、赤字になるリスクを回避できます。
もし収入源が複数あったり、給与が振り込まれるタイミングがバラバラである場合は、ルールを決めて毎月の収入を把握しましょう。たとえば、毎月15日と25日に振り込まれる場合は、同月の入金分をその月の収入としてカウントします。
また、自営業や個人事業主である方は、住民税や国民健康保険料などを差し引いておくと忘れにくくなります。
2. 貯金額と先月の生活費を確認する
続いて現在の貯金額と先月の生活費を確認してみましょう。実際にどれくらい生活費として使っていたのかを把握することで、無理なく目標を設定できます。
もしどれくらい生活費がかかっているのかわからない方は、それぞれ以下の項目でどれくらいかかったのかを計算してみましょう。
- 食費
- 住居費
- 光熱・水道費
- 家具・家事用品費
- 衣服費(衣服・履物)
- 保健医療費
- 交通費
- 通信費
- 教育費
- 娯楽費
クレジットカードやキャッシュレス決済でレシートが残っていない場合は、利用明細を確認すると参考になります。
3. 生活費の目標を設定する
貯金額や先月の生活費を参考に、これからの生活費の目標を設定していきましょう。その際生活費全体だけでなく、「食費」「光熱費」「通信費」など項目ごとに予算を決めることが大切です。
もし項目が多くてわからなくなりそうであれば、項目ごとに封筒や財布で予算を振り分けると使い過ぎ防止になります。封筒が多くなる場合は、100円ショップでも手に入る封筒ファイルで管理するといいでしょう。
4. 家計簿アプリで記録する
毎月かかる生活費は、家計簿アプリで記録することをおすすめします。もちろん従来通り手書きの家計簿をつけても問題ないのですが、家計簿アプリを使うことで以下のようなメリットを得られます。
- 入力が簡単になる
- 家族で情報共有できる
- 利用状況を一元管理できる
アプリによってはレシートを撮影するだけでほぼ自動的に入力可能なものがあります。また、家族で情報共有したり利用状況が一元管理できたりするため、収支の把握が簡単です。
5. 給料日前に目標との差を確認する
給料日前になったら、設定していた目標とどれくらいの差があるのか確認してみましょう。目標額がちょうどいい場合は継続し、大きく過不足があった場合は見直しが必要です。
目標を再設定する際のポイントは、ハードルを高くしないことです。たとえば、これまで50万円かかっていたところを、いきなり40万円に抑えるのは難しいでしょう。少しずつ下げていくことで、目標を達成しやすくなります。
5人家族の生活費の節約方法5選

5人家族で生活費を節約する際は、以下5つの方法を試してみてください。
生活費は大きく分けて「固定費」と「変動費」に分けられますが、今回は変動費の節約方法を中心に解説します。
固定費の節約方法については以下の記事で解説しています。
【あわせて読みたい】固定費の節約方法17選!家計簿の見直しに役立つ節約術一覧表も
1. 自炊を増やして食費を節約する
生活費を節約する際は、自炊を増やすと効果的です。食費は生活費の中でも削りやすい項目なので、以下のような方法を取り入れてみましょう。
- コンビニや出前の利用回数を減らす
- 平日のランチにはお弁当を持参する
- マイボトルを持ち歩く
- 作り置きをして忙しい平日に備える
食費の節約方法については、以下の記事でも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
【あわせて読みたい】食費の節約術16選!買い物のコツやおすすめの節約食材も紹介
2. 飲み会や食事会の回数を減らす
飲み会や食事会の回数を減らすことで生活費を抑えられます。職場で開かれることがあっても、人によっては「別に行きたいわけではないんだけど……」と感じているかもしれません。
特に乗り気ではなく、付き合いで仕方なく参加している場合は、「今回は都合が悪いのでまた誘ってください」などと断ってもいいかもしれません。全く参加しないのではなく、回数を減らすだけでも節約につながります。
3. フリマアプリを活用する
フリマアプリを活用することで節約につながる場合があります。フリマアプリはダウンロードすれば誰でも簡単に扱え、専門的な知識も不要なので始めやすいでしょう。
使い方は主に「欲しいもの安く買う」または「不要なものを売る」の2つです。出品者によっては新品同様のものを定価よりも安く販売していることがあるので、節約になります。さらに不要なものを売ればお小遣いとして使えるので、臨時収入として活用できるでしょう。
4. ノーマネーデーを作る
ノーマネーデーを使ってお金の使い方を改めるのも効果的です。ノーマネーデーとは、名前の通りお金を使わない日のことです。もし毎日お金を使っている人であれば、お金を使わない日を作るだけで支出を減らせます。
また、衝動買いを防止する効果も期待できます。欲しいものがあっても、ノーマネーデーで一晩寝かせることで、「実はそこまで欲しくなかった」と考え直すきっかけになるかもしれません。
5. ポイントや割引サービスを利用する
買い物の際はポイントや割引サービスを利用することもおすすめです。利用するお店を決めてポイントを貯めることで、通常よりも安く買い物ができます。また、割引サービスを利用することで、通常よりも安く手に入ります。
生活費の見直しをきっかけに、ポイ活を始めるのもおすすめです。ポイント制度によっては特定のお店以外でも買い物に利用できます。ポイ活に興味がある方は、ぜひこちらの記事もあわせてお読みください。
【あわせて読みたい】楽天ポイントの貯め方20選!裏技やポイ活におすすめの方法も紹介!
収支を把握して5人家族の生活費を見直そう
5人家族の生活費を抑えるには、まず収支を把握することが大切です。収入源が複数ある場合は、手取り収入の確認からスタートしてみましょう。
生活費の目標額を決める際のポイントは、生活費全体だけでなく項目ごとに予算を決めることです。「食費」「光熱費」「通信費」など項目ごとに設定することで、予算オーバーになるのを防げるようになります。
生活費をどれくらい使っているのか把握する際は、家計簿アプリの活用がおすすめです。レシートを撮影するだけで入力できたり家族と共有できたりするため、より簡単に把握できます。
また、ノーマネーデーを作ることでお金の使い方を改められるでしょう。生活費を見直したい方は、ぜひこの記事でご紹介したポイントを取り入れてみてください。
【あわせて読みたい】1カ月の生活費の平均はいくら?内訳・手取り別シミュレーションもご紹介
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※おトク額は、4人家族のモデル使用量(電気40A 500kWh/月、ガス45㎥/月)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」の適用単価とCDエナジー「ファミリーでんき」「ベーシックガス」の料金を算定し、比較しています。
※消費税相当額を含み、燃料費・原料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際の電気・ガス料金には毎月燃料費・原料費調整額が加味され、使用状況によりおトク額は変動します。
※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。
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