「60アンペアの基本料金は高いの?」
「どんな電化製品なら同時に使用できるの?」
「最適なアンペア数の選び方は?」
60アンペアの基本料金について調べている方のなかには、上記のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。60アンペアの基本料金は一律ではなく、電力会社やプランによって異なります。たとえばCDエナジーの「ファミリーでんき」の場合、60アンペアの基本料金は1,661.40円です。
この記事では、60アンペアの基本料金について解説します。ほかにも、最適なアンペア数の選び方について触れていきます。
この記事を読むことで基本料金について理解が深まり、アンペア数選びに役立つでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
- そもそも契約アンペアって何?
- 60アンペアの基本料金はいくら?
- シングルでんき(1人暮らし向け)
- ベーシックでんき(2~3人暮らし向け)
- ファミリーでんき(4人家族以上向け)
- スマートでんきB(オール電化向け)
- 60アンペアで一度に使える電化製品の例
- アンペアと電気料金の関係
- アンペア数が大きすぎると基本料金が高くなる
- アンペア数が小さすぎるとブレーカーが落ちやすくなる
- アンペア数は変更できる
- 最適なアンペア数の選び方
- 1. 世帯人数に合わせて選ぶ
- 2. 電化製品の同時使用量を確認する
- アンペアに関するよくある質問
- 契約しているアンペア数の調べ方は?
- 家庭の電気で100アンペア契約はどのような場合に適していますか?
- 今のアンペア数のまま快適に電気を使うためのコツは?
- 最適なアンペア数を知って家電の使い方を見直そう
そもそも契約アンペアって何?

契約アンペアとは、同時使用可能な電気の量を示す数値で、電力会社との契約時に設定するものです。
アンペアは電流の大きさを表す単位で、数値が高いほど多くの電力を同時に使用できます。たとえば20Aの契約なら、日本の一般家庭の電圧は通常100Vのため、最大で2,000W(ワット)の電力を同時に使えます。
契約アンペア数は、家庭の電気使用状況に応じて選ぶことが重要です。大きすぎると基本料金の無駄になり、小さすぎるとブレーカーが頻繁に落ちる原因になります。
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CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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60アンペアの基本料金はいくら?
60アンペアの基本料金は、選択した電力会社や料金プランに応じて決まります。そこで今回は、参考としてCDエナジーの基本料金についてご紹介します。
プランごとの60アンペアの基本料金は、以下の通りです。
CDエナジーのプラン | 60アンペアの基本料金 |
---|---|
シングルでんき | 1,771.44円 |
ベーシックでんき | 1,661.40円 |
ファミリーでんき | 1,661.40円 |
スマートでんきB | 1,771.44円 |
ここからは、プランごとの基本料金について詳しく紹介します。
シングルでんき(1人暮らし向け)
シングルでんきでは、60アンペアの基本料金は1,771.44円です。
契約アンペア | シングルでんきの基本料金 |
---|---|
10A | 295.24円 |
20A | 590.48円 |
30A | 885.72円 |
40A | 1,180.96円 |
50A | 1,476.20円 |
60A | 1,771.44円 |
ベーシックでんき(2~3人暮らし向け)
ベーシックでんきでは、60アンペアの基本料金は1,661.40円です。
契約アンペア | ベーシックでんきの基本料金 |
---|---|
10A | 276.90円 |
20A | 553.80円 |
30A | 830.70円 |
40A | 1,107.60円 |
50A | 1,384.50円 |
60A | 1,661.40円 |
ファミリーでんき(4人家族以上向け)
ファミリーでんきでは、60アンペアの基本料金は1,661.40円です。
契約アンペア | ファミリーでんきの基本料金 |
---|---|
10A | 276.90円 |
20A | 553.80円 |
30A | 830.70円 |
40A | 1,107.60円 |
50A | 1,384.50円 |
60A | 1,661.40円 |
スマートでんきB(オール電化向け)
スマートでんきBでは、60アンペアの基本料金は1,771.44円です。
契約アンペア | スマートでんきBの基本料金 |
---|---|
10A | 295.24円 |
20A | 590.48円 |
30A | 885.72円 |
40A | 1,180.96円 |
50A | 1,476.20円 |
60A | 1,771.44円 |
60アンペアで一度に使える電化製品の例

60アンペアで一度に使える電化製品の例は、以下の通りです。
電化製品 | アンペア |
---|---|
エアコン(10畳用) | 8A 立ち上がり時:15~20A |
冷蔵庫(450L) | 3A |
ドラム式洗濯乾燥機(容量9kg) | 洗濯時:1A 乾燥時:13A |
テレビ(液晶42型) | 2A |
電子レンジ | 12A |
IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時) | 13A |
合計 | 39~63A |
上記の家電を同時に使用すると、最大63Aかかります。
ただし、エアコンについては立ち上がりのときに最大20Aかかるだけで、通常は8A程度です。使用するタイミングを考慮することで、これらの家電製品を同時に使用できます。
アンペアと電気料金の関係

電気料金は「基本料金」と「従量料金」の2つの要素から成り立っています。契約するアンペア数に関わるのは、主に基本料金です。
基本料金は選択したアンペア数に応じて決まり、家庭で使用できる最大の電力量を示します。一方、従量料金は実際に使用した電力量に基づいて計算され、使用量が増えるほど高くなる仕組みです。
上記の前提を踏まえ、アンペアと電気料金には以下のような関係があります。
ここからは、それぞれの観点から解説していきます。
アンペア数が大きすぎると基本料金が高くなる
アンペア数が大きくなるほど、基本料金も高くなります。基本料金は契約アンペアごとに決まっていて、大きすぎると無駄な支払いが発生します。
電気料金を節約したい場合は、自分の家庭での電力使用状況に適したアンペア数を契約することがポイントです。
アンペア数が小さすぎるとブレーカーが落ちやすくなる
契約アンペア数が家庭の電気使用状況に合っていないと、ブレーカーが頻繁に落ちる原因になります。
ブレーカーが頻繁に落ちるのは、使用する家電の数が多かったり、大きな電力を消費する機器を使っていたりする場合です。たとえばエアコンやドライヤーを同時に使った際、アンペア数が足りていなければブレーカーが作動します。
家庭の電力消費に合ったアンペア数を選ぶことで、ブレーカーが落ちるのを防げます。
アンペア数は変更できる
アンペア数は契約後でも変更可能で、基本的にはインターネットから申し込みができます。また、多くの電力会社では手数料がかかりません。
ただし、場合によっては配線設備の調査や工事が必要なことがあります。この場合、電気工事店への依頼に伴い手数料が発生することもあるため、変更前に確認しておくことが重要です。
最適なアンペア数の選び方

最適なアンペア数を選ぶには、以下2つのポイントを意識しましょう。
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
1. 世帯人数に合わせて選ぶ
アンペア数は、世帯人数に合わせて選ぶことが大切です。世帯人数ごとの目安は、以下の通りです。
世帯人数 | アンペア数の目安 |
---|---|
1人暮らし | 20〜30A |
1人~2人世帯 | 30〜40A |
3人以上の世帯で消費電力(ワット数)の大きい家電をよく使う家庭 | 40〜50A |
オール電化や2世帯住宅などの大家族、または電力の消費量が多い家庭 | 50〜60A |
2. 電化製品の同時使用量を確認する

最適なアンペア数を選ぶためには、家庭内で使用する電化製品の同時使用量を確認することが重要です。参考として、以下を目安にしてみてください。
電化製品 | アンペア |
---|---|
エアコン(10畳用) | 8A 立ち上がり時:15~20A |
電気カーペット(3畳用) | 8A |
テレビ(液晶42型) | 2A |
掃除機 | 2~10A |
アイロン | 10A |
ヘアードライヤー | 12A |
冷蔵庫(450L) | 3A |
電子レンジ | 12A |
IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時) | 13A |
IHクッキングヒーター(キッチン型) | 1~30A |
食器洗い乾燥機 | 13A |
ドラム式洗濯乾燥機(容量9kg) | 洗濯時:1A 洗濯時:13A |
家庭内で同時使用する電化製品は、あらかじめアンペア数を合計して見積もっておきましょう。
アンペアに関するよくある質問

アンペアに関するよくある質問は、以下の通りです。
最後に、これらの質問に回答していきます。
契約しているアンペア数の調べ方は?
契約中のアンペア数は、以下の方法で簡単に確認できます。
- アンペアブレーカーを確認する
- 検針票を確認する
- マイページで確認する
ご自宅にある分電盤を開けると、アンペアブレーカーがあります。ブレーカーには契約アンペア数が表示されているため、すぐに確認可能です。
また、電力会社から届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」にも記載があります。
ほかにも、電力会社のウェブサイトにログインし、マイページで契約内容を確認することが可能です。わからない場合は、契約中の電力会社に問い合わせると安心です。
家庭の電気で100アンペア契約はどのような場合に適していますか?
大人数の家庭や、電力を多く消費する家庭には100アンペア契約が適しています。特に、以下のような家電を複数同時に使用する場合に便利です。
- エコキュート
- IHクッキングヒーター
- エアコン
- 洗濯機
- 食洗機
100Aで契約すると、家電の使用が重なってもブレーカーが落ちる心配が少なくなります。ただし、基本料金が高くなるため、家電の使用状況や生活スタイルに合わせて契約を選ぶことが重要です。
今のアンペア数のまま快適に電気を使うためのコツは?
ワット数が大きい家電は、同じタイミングでの使用を避けることが重要です。特に以下の家電は、ワット数が大きいため注意が必要です。
ワット数が大きい家電 | ワット数の目安 |
---|---|
ドライヤー | 850〜1,200W |
電子レンジ | 1,200W前後 |
エアコン暖房8〜12畳用 | 730W |
ファンヒーター 強 | 1,000〜1,200W |
特にエアコンは立ち上がり時の消費電力が大きいため注意が必要です。これらの家電を使用する際には、使う時間帯をずらすか、一度に使う家電の数を減らすことで、ブレーカーが落ちにくくなります。
最適なアンペア数を知って家電の使い方を見直そう
無駄な電気料金を抑えるには、最適なアンペア数を選ぶことがポイントです。アンペア数が小さすぎるとブレーカーが頻繁に落ちる原因になりますが、大きすぎると基本料金が高くなります。
そこで契約アンペア数を見直し、家電の使用状況に合わせて最適なアンペア数で契約することが重要です。アンペア数を選ぶ際は、家族構成やよく使用する電化製品の消費電力を参考にしましょう。
さらに、同時にどの家電を使用するのかを意識することで、アンペア数を変えなくても快適に電気を使用できます。この記事で紹介したポイントを参考にして、快適に電気を使用しましょう。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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