ドラム式洗濯機の電気代と水道代の合計は、1回あたりヒーター式で約93.6円、ヒートポンプ式で約90.8円が目安です。縦型洗濯機の電気代と水道代の合計は、1回あたり約108.9円が目安となります。
ドラム式洗濯機を1日に何度も運転したり、乾燥機能や温水洗浄を頻繁に利用したりすると電気代の高さにつながるため、気になる方は使い方を見直してみましょう。できる限り洗濯の回数をまとめる、フィルターをこまめに掃除するなど、いくつかのポイントを心がけることで無駄づかいなくドラム式洗濯機を利用できます。
この記事では、この記事では、ドラム式洗濯機の電気代についてタイプ別に解説します。また、縦型洗濯機との電気代の違いや、洗濯機を使用するうえで役立つ節約方法についても触れています。「ドラム式洗濯機の電気代を知りたい。縦型と比較しながら教えて?」と気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。
- 【一覧】ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代・水道代を比較
- ドラム式洗濯機の電気代は1カ月いくら?2,110円が目安
- ヒーター式の電気代(洗濯・乾燥)
- ヒートポンプ式の電気代(洗濯・乾燥)
- ドラム式洗濯機とそのほかの乾燥方式を比較
- ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因
- 原因1. 1日に何度も運転する
- 原因2. 乾燥機能を頻繁に利用する
- 原因3. 温水洗浄を頻繁に利用する
- ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
- ドラム式洗濯機のメリット
- ドラム式洗濯機のデメリット
- 洗濯機の電気代を節約する5つのポイント
- ポイント1. 洗濯はなるべく1回にまとめる
- ポイント2. 洗剤は適量使う
- ポイント3. フィルターをこまめに掃除する
- ポイント4. 古い洗濯機は買い替える
- ポイント5. 省エネモードを選ぶ
- 洗濯機の水道代を節約する3つの方法
- 方法1. お風呂の残り湯を活用する
- 方法2. すすぎは1回にする
- 方法3. 注水すすぎではなく、ためすすぎで洗濯する
- 電気代の節約を意識したドラム式洗濯機の選び方
- 選び方1. 洗濯物の量に合った洗濯機を選ぶ
- 選び方2. ヒートポンプ乾燥タイプを選ぶ
- 選び方3. 省エネモードが搭載されている洗濯機を選ぶ
- 電気代を根本的に節約するなら電力会社の見直しがおすすめ
- ドラム式洗濯機の電気代に関するよくある質問
- ヒーター式とヒートポンプ式はどっちがよい?
- ドラム式洗濯機の電気代が上がったのはなぜ?
- 洗濯機を1回回すといくらかかる?
- ドラム式洗濯機の電気代は工夫次第で安くなる
【一覧】ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代・水道代を比較
1回あたり |
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | ||
ヒーター式 | ヒートポンプ式 | |||
電気代 | 洗濯 | 約2.8円 | 約3.1円 | 約6.8円 |
乾燥 | 約68.8円 | 約65.7円 | 約65.1円 | |
水道代 | 約22円 | 約22円 | 約37円 | |
合計 |
約93.6円 | 約90.8円 | 約108.9円 |
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代と水道代を比較すると、合計額が安いのはドラム式洗濯機です。特にヒートポンプ式のほうが安く、縦型洗濯機よりも1回あたり約18円の差があります。
電気代については、乾燥時は縦型洗濯機のほうがやや安いものの、洗濯時はドラム式洗濯機のほうが有利です。水道代が安いのはドラム式洗濯機です。
洗濯から乾燥までを頻繁に行う方で、ランニングコストを重視するならドラム式洗濯機がおすすめです。
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
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ドラム式洗濯機の電気代は1カ月いくら?2,110円が目安
電気代 | ヒーター式 | ヒートポンプ式 |
---|---|---|
洗濯 | 約83.7円 | 約93.0円 |
乾燥 | 約2,065円 | 約1,972円 |
合計 | 約2,149円 | 約2,065円 |
※1カ月は30日とする
※洗濯容量8~13kg/乾燥容量4~7kgの複数の製品から平均を算出
ヒーター式の電気代は1カ月あたり約2,149円、ヒートポンプ式の電気代は約2,065円です。ヒートポンプ式のほうが、1カ月あたり約84円安いことがわかります。
ただし、上記の電気代はあくまで目安です。正確な電気代は、製品によって異なります。自宅にある洗濯機の電気代を知りたい方は、以下の方法で計算可能です。
電気代 = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh) × 使用時間(h)
この記事では、電気料金単価として、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定めている31円/kWh(2022年7月改訂)を使用します。
ここからは、それぞれのタイプの電気代と水道代について解説します。
ヒーター式の電気代(洗濯・乾燥)
項目 | 洗濯 | 乾燥 |
---|---|---|
消費電力 | 180W | 1,110W |
1時間あたり | 約5.6円 | 約34.4円 |
1回あたり | 約2.8円 | 約68.8円 |
1カ月(30日)あたり | 約83.7円 | 約2,065円 |
1年(365日)あたり | 約1,018円 | 約25,119円 |
※洗濯容量8~12kg/乾燥容量4~6kgの複数の製品から平均を算出
ヒーター式とは、本体に内蔵されたヒーターで空気を温め、その高温の温風で衣類を乾燥させる方式です。
ヒーター式で洗濯のみおこなった場合、電気代は1回あたり約2.8円です。毎日洗濯すると、1カ月の電気代は約83.7円、1年で約1,018円になります。
ヒーター式で乾燥をおこなった場合、電気代は1回あたり約68.8円です。毎日乾燥機を使用すると、1カ月の電気代は約2,065円、1年で約25,119円と、洗濯時よりも割高になります。
ヒーター式の特徴は、高温の熱で乾燥させるため、ヒートポンプ式より乾燥時間が短いことです。その反面、洗濯物が縮みやすい特徴もあります。
ヒートポンプ式の電気代(洗濯・乾燥)
項目 | 洗濯 | 乾燥 |
---|---|---|
消費電力 | 200W | 1,060W |
1時間あたり | 約6.2円 | 約32.9円 |
1回あたり | 約3.1円 | 約65.7円 |
1カ月(30日)あたり | 約93.0円 | 約1,972円 |
1年(365日)あたり | 約1,132円 | 約23,988円 |
※洗濯容量12~13kg/乾燥容量6~7kgの複数の製品から平均を算出
※上記は複数製品の平均値であり、実際の消費電力は機種や使用状況によって異なります。
ヒートポンプ式とは、熱交換器で空気を循環させて、乾いた空気で乾燥させるタイプのドラム式洗濯機です。
ヒートポンプ式で洗濯のみおこなう場合、1回あたりの電気代は約3.1円です。毎日洗濯すると、1カ月で約93.0円、1年で約1,132円の電気代がかかります。
ヒートポンプ式で乾燥のみおこなう場合、1回あたりの電気代は約65.7円です。毎日乾燥機を使用すると、1カ月で約1,972円、1年で約23,988円の電気代がかかります。
ヒートポンプ式の特徴は、ヒーター式と比べて低い温度で乾燥させるため、洗濯物が縮みにくいことです。また、乾燥時の消費電力が小さいので、ヒーター式より電気代を抑えられます。
ドラム式洗濯機とそのほかの乾燥方式を比較

ドラム式洗濯機の乾燥機能と、単体の衣類乾燥機、浴室乾燥機の1回あたりの電気代は以下の通りです。
乾燥方式 | 1回あたり電気代 | |
ドラム式洗濯機 | ヒーター式 | 約68.8円/2時間 |
ヒートポンプ式 | 約65.7円/2時間 | |
衣類乾燥機 | 約75.6円/2時間 | |
浴室乾燥 | 約140円/3時間 |
電気代を安く抑えられるのは、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機です。衣類乾燥機よりも約10円安いことがわかります。最も高いのは浴室乾燥で、ヒートポンプ式よりも約74.3円高い約140円と、2倍近い電気代がかかります。
【あわせて読みたい】浴室乾燥機の電気代は高い?メリットやデメリット、節約方法も紹介
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因
ドラム式洗濯機に買い替えても思ったより電気代が安くならない場合、以下の使い方が原因かもしれません。
ここでは、電気代が高くなる主な原因についてそれぞれ解説します。
原因1. 1日に何度も運転する
洗濯機は、運転回数が多ければ多いほど電気代がかかります。家族が増えたり、部活動で洗濯物が増えたりといったライフスタイルの変化で回数が増えるのは仕方がありません。
しかし、洗濯物の詰め込みすぎで汚れが十分に落ちず、結果的に洗い直して回数が増えているのであれば、改善の余地があります。洗濯物を詰め込みすぎると洗浄効率が下がり、かえって電気代や水道代の無駄につながることがあります。
原因2. 乾燥機能を頻繁に利用する
ドラム式洗濯機の乾燥機能は便利ですが、洗濯機能のみを使用する場合に比べて消費電力が高くなります。特に、ヒーター式の乾燥機能を毎回のように使っていると、電気代がかさむ主な原因となります。
天気のよい日には外干しや自然乾燥を取り入れるなど、乾燥機能の使用頻度を見直すだけでも、節約効果が期待できます。
原因3. 温水洗浄を頻繁に利用する
温水洗浄機能は、水をお湯に変えるために多くの電力が必要です。皮脂汚れや黄ばみを落とすのに効果的ですが、毎回の洗濯で頻繁に使用するとその分だけ電気代が上がります。
汚れが気になるときや、白さを際立たせたい衣類を洗うときなど、必要な場面に限定して使用すると電気代を抑えられます。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
衣類が傷みにくい 節水効果が高い 乾燥機能により天候に左右されない | 本体サイズが大きい 本体価格が高い 洗浄力が比較的弱い |
ドラム式洗濯機のメリットは、縦型洗濯機よりも電気代と水道代が安いことです。それ以外にも、上記のようなメリットがあります。
その一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。購入を検討する際は、両方の側面を理解しておきましょう。
ここからは、ドラム式洗濯機のメリットとデメリットについて解説します。
ドラム式洗濯機のメリット
ドラム式洗濯機のメリットは、洗濯しても衣類が傷みにくいことです。ドラムを回転させて洗濯物を持ち上げ、落下させる「たたき洗い」を基本とすることで、衣類同士の摩擦が少なくなります。その結果、生地の傷みや縮みを抑えながら優しく洗い上げられます。
たたき洗いは、少ない水で効率的に洗浄できる洗濯方式です。縦型洗濯機のように洗濯槽に水を満たす必要がないため、使用水量を大幅に削減でき、水道代の節約につながります。
乾燥機能により天候に左右されずに洗濯できることも、ドラム式洗濯機の魅力です。多くのモデルに高性能な乾燥機能があり、洗濯から乾燥までを一台で完結できます。洗濯物を干す手間が省けるだけでなく、雨の日や花粉の季節でも、天候を気にすることなく洗濯できます。
ドラム式洗濯機のデメリット
ドラム式洗濯機のデメリットは、本体サイズが大きいことです。縦型洗濯機に比べて、本体の奥行きや横幅が大きいモデルが多く、設置には十分なスペースが必要です。また、搬入の際も経路を確認しなければなりません。
同じ容量の縦型洗濯機と比較して、ドラム式洗濯機は本体価格が高くなる傾向があります。特に、ヒートポンプ乾燥のような高度な機能を搭載しているモデルは、初期費用がかさむ可能性があります。
縦型洗濯機と比べると、洗浄力が弱いこともデメリットです。たたき洗いは衣類に優しい反面、泥汚れなどの頑固な汚れをこすり洗いするわけではありません。ただし、最近の機種では温水洗浄機能によって、洗浄力を高められるドラム式洗濯機もあります。
洗濯機の電気代を節約する5つのポイント

洗濯機の電気代を節約するには、5つのポイントを取り入れてみましょう。
これらのポイントを意識することで、少しでも電気代を抑えられるはずです。ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
ポイント1. 洗濯はなるべく1回にまとめる
洗濯機の電気代を節約するコツは、なるべく1回にまとめて洗うことです。少量の衣類をこまめに洗濯すると、その都度電気代や水道代がかかります。洗濯の回数自体を減らすことで、節約につなげられます。
ただし、洗濯回数を減らすために洗濯物を詰め込みすぎるのは逆効果です。洗濯物の量が多くなると洗濯時間が長くなり、汚れが落ちにくくなる場合もあります。
ポイント2. 洗剤は適量使う
洗濯に使う洗剤や柔軟剤の量は、適量を使うことで節約につながります。洗剤の量が多いとすすぎに使う水の量が増え、すすぎの時間が長くなり、結果電気代も高くなる可能性があるからです。
中にはしっかり汚れを落とそうと、洗剤の量を多めに使いたくなる方もいるかもしれません。しかし、洗剤の量が多くても洗浄力が強くなるわけではありません。
ポイント3. フィルターをこまめに掃除する
フィルターや排水フィルターは、こまめに掃除する習慣をつけると節電になります。フィルターにホコリやゴミが詰まっていると、乾燥効率の低下や運転時間の延長につながり、無駄な電気を消費するからです。
フィルターは定期的に掃除し、常にきれいな状態を保つよう心がけることが大切です。節約と同時に、故障の予防にもなります。
ポイント4. 古い洗濯機は買い替える
今使用している洗濯機が古い方は、新しい洗濯機に買い替えましょう。洗濯機の省エネ性能が年々上がっているため、買い替えることで電気代を抑えられる可能性があります。
特に、10年以上前の家電を使用している場合は、買い替えをおすすめします。環境省によると、冷蔵庫を2010年製のものから2020年製のものに買い替えると約37〜43%、エアコンの場合は約12%の省エネ効果が期待できるといわれています。洗濯機と単純な比較はできませんが、新しい製品のほうが省エネ性能に優れていると言えるでしょう。
洗濯機自体は決して安くはありませんが、最新の製品のほうが機能は優れています。古い洗濯機をお使いの方は、買い替えも検討してみましょう。
ポイント5. 省エネモードを選ぶ
省エネモードを使用すると、通常モードよりも電気代が抑えられます。
多くの洗濯機には「お急ぎコース」や「節約モード」といった省エネモードが搭載されています。汚れの少ない衣類を洗う際には、省エネモードを積極的に活用すると、運転時間を短縮し、電気代と水道代の両方を節約できます。
洗濯機の水道代を節約する3つの方法

洗濯機は、電気代だけでなく水道代もかかります。ここでは、洗濯機の水道代を節約する方法を3つ紹介します。
電気代とともに水道代も節約していきましょう。
方法1. お風呂の残り湯を活用する
ポンプを活用してお風呂の残り湯を再利用すると、水道代を節約できます。洗濯機の購入時には、付属品としてポンプが付いていることがほとんどです。ポンプのみでも販売されていますので、持っていない方も購入できます。
普段は捨てていたお風呂の残り湯を活用して、水道代の節約につなげてみてはいかがでしょうか。
方法2. すすぎは1回にする
最近の洗濯用洗剤は、すすぎが1回でOKというものが多く販売されています。すすぎを2回おこなっている方は、1回に減らすことで洗濯に必要な水を約3分の1減らすことが可能です。
洗濯は多くの水を必要とするため、年間に換算すると水道代の大きな節約が期待できるでしょう。
方法3. 注水すすぎではなく、ためすすぎで洗濯する
注水すすぎは、給水しながらすすぎをおこなうため、多くの水を使用しますが、ためすすぎなら水の使用量が少ないため節水できます。
ためすすぎとは、一定の水位まで給水し、その水ですすぐ方法のことです。節水を意識するなら、注水すすぎではなく、ためすすぎで洗濯することをおすすめします。
電気代の節約を意識したドラム式洗濯機の選び方

新しい洗濯機を購入する際は、電気代の節約も意識して洗濯機を選んでみましょう。意識したいポイントは3つあります。
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
選び方1. 洗濯物の量に合った洗濯機を選ぶ
洗濯機を購入する際は、家庭の洗濯物の量に適した製品を選びましょう。洗濯容量が少ない洗濯機では、洗濯回数が増えて電気代が余計にかかります。
家庭に適した洗濯容量を選ぶ際の目安は、「人数×1.5kg」です。たとえば4人家族なら6kgになるため、容量6kg以上が適しています。
また、ふとんやシーツなどを洗濯する機会が多い場合は、6〜8kg以上のものを選ぶとよいでしょう。
選び方2. ヒートポンプ乾燥タイプを選ぶ
電気代を抑えるならヒートポンプ式がおすすめです。
洗濯機の乾燥タイプには、「ヒートポンプ乾燥」と「ヒーター乾燥」の2種類があり、それぞれ以下のように消費電力が異なります。
ヒートポンプ式 | ヒーター式 | |
---|---|---|
消費電力 | 1,060W | 1,110W |
1時間あたり | 約32.9円 | 約34.4円 |
1カ月(30日)あたり(※) | 約1,972円 | 約2,065円 |
1年(365日)あたり(※) | 約23,988円 | 約25,119円 |
ヒーター乾燥はヒーターで加熱して洗濯物を乾かしますが、この工程で電力を多く消費するため電気代がかかります。
一方のヒートポンプ乾燥は、ヒーター乾燥とは違い高温風の加熱が不要です。そのため、ヒートポンプ乾燥はヒーター乾燥よりも電気代が安く済みます。
ただし、ヒートポンプ式のほうが購入価格が高い傾向にあるため、初期費用とランニングコスト両方を総合的に比較しながら検討することをおすすめします。
選び方3. 省エネモードが搭載されている洗濯機を選ぶ
ドラム式洗濯機を購入する際は、省エネモードが搭載されている製品を選びましょう。省エネモードなら、運転時間が短くなったり、消費電力が小さくなったりします。その結果、電気代を抑えられます。
電気代を根本的に節約するなら電力会社の見直しがおすすめ
洗濯機の使い方や選び方を工夫するだけでなく、電気の契約そのものを見直すと、電気代を根本的に節約できる可能性があります。現在利用している料金プランが家庭の電気の使い方に合っていない場合、知らないうちに損をしているかもしれません。
たとえば在宅ワークで日中の電気使用量が多い家庭なら、昼の時間帯の電気代が安いプランが向いています。一方で、日中は仕事で不在がちで夜間に電気を多く使う家庭なら、夜間の電気料金が割安になるプランがおすすめです。
ライフスタイルに合うプランに切り替えると、全体の電気代を大きく削減できる可能性があります。この機会に電気の使い方を振り返り、料金プランの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
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※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
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ドラム式洗濯機の電気代に関するよくある質問

最後に、ドラム式洗濯機の電気代に関して多くの方が抱く疑問にお答えします。
ドラム式洗濯機への買い替えを検討している方や、電気代について疑問がある方は、チェックしておきましょう。
ヒーター式とヒートポンプ式はどっちがよい?
ヒーター式とヒートポンプ式のどちらがよいかは、家庭のライフスタイルや何を重視するかによって異なります。
ヒートポンプ式が適しているのは、乾燥機能を頻繁に使い、長期的なコストを抑えたい家庭です。初期費用は高めですが、毎回の電気代が安く、衣類にも優しいのがメリットです。ランニングコストと仕上がりの質を重視する方には、ヒートポンプ式が向いています。
ヒーター式が向いているのは、乾燥機能の使用頻度が低く、初期費用を抑えたい家庭です。また、急いで洗濯物を乾かしたい方にも向いています。高温で素早く乾燥できるため、忙しい朝や急な必要に役立つでしょう。
ドラム式洗濯機の電気代が上がったのはなぜ?
ドラム式洗濯機の電気代が以前より高くなったと感じる場合、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 1日に何度も運転している
- 乾燥機能を頻繁に利用している
- 温水洗浄を頻繁に利用している
これらの使い方に心当たりがないか、一度見直してみましょう。
洗濯機を1回回すといくらかかる?
1回あたり |
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | ||
ヒーター式 | ヒートポンプ式 | |||
電気代 | 洗濯 | 約2.8円 | 約3.1円 | 約6.8円 |
乾燥 | 約68.8円 | 約65.7円 | 約65.1円 | |
水道代 | 約22円 | 約22円 | 約37円 | |
合計 |
約93.6円 | 約90.8円 | 約108.9円 |
ドラム式洗濯機の電気代と水道代は、ヒートポンプ式で約90.8円、ヒーター式では約93.6円です。縦型洗濯機の場合は、約108.9円かかります。
ドラム式洗濯機の電気代は工夫次第で安くなる
毎日洗濯から乾燥まで行った場合、ドラム式洗濯機の電気代は1カ月あたり約2,100円が目安です。ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも電気代と水道代を抑えられます。また、省エネモードを活用したり、できるだけまとめて洗濯したりすると、さらなる節約も可能です。
洗濯機で乾燥機をたくさん使う方は、ヒートポンプ式を選ぶことで、長期的な節約につなげられるでしょう。
洗濯機の電気代が気になる方は、ぜひこの記事で紹介したポイントを取り入れてみてください。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
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