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オール電化の電気代の平均はいくら?電気+ガスの場合とどっちがお得なの?

「オール電化にしたら電気代が高くなった」
「オール電化の電気代が2万円を超えていた…」
「電気+ガスとオール電化はどっちがお得なの?」


戸建て購入や引っ越しのタイミングでオール電化にしようか悩まれている方もいるのではないでしょうか。あるいは、すでにオール電化住宅に住んでいて、電気代が高いと悩まれている方もいるでしょう。

コツコツCD編集部の調べによると、オール電化の1人世帯の電気代は約9,013円/月。一方、2023年の家計調査によると、1人世帯の電気代は約6,726円/月でした。1人世帯であっても、オール電化の場合は電気代がかさみやすいことが分かります。

この記事ではコツコツCD編集部が、オール電化の電気代の平均とメリット・デメリット、さらに電気+ガスと比較したときにどちらがお得なのかについて解説します。

オール電化住宅にお住まいで電気代に悩まれている方に、おすすめの節約方法についても紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

オール電化の電気代の平均額は?

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ここでは、オール電化住宅の電気代について解説します。自宅の電気代が高いのか低いのかについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

【あわせて読みたい】電気代の平均額はどのくらい?電気代が高いときの解決策をご紹介 

世帯人数別の目安額

ここでは、CDエナジーが提供しているオール電化向けの電気料金プランを利用中のご家庭の電気代を紹介します。世帯人数別に見ると平均額は以下の通りです。

世帯人数電力使用量契約アンペア電気料金
1人世帯356kWh40A9,013円/月
2人世帯561kWh50A13,834円/月
3人世帯637kWh50A15,514円/月
4人世帯683kWh50A16,533円/月
5人世帯705kWh60A17,306円/月

※当社の実績等を元に算出した目安の金額であり、実際のオール電化住宅の年間平均額とは異なります。
※燃料費調整額、再エネ賦課金は含んでいません。燃料価格の高騰により燃料費調整額が上昇した場合、上記金額よりも高くなる可能性があります。

世帯人数が1人から2人に増えると、電気料金が約4,000円あがっています。一方で、2人以上の場合は電気料金の上がり幅は比較的緩やかです。

次に紹介する家計調査の電気代と比較すると、どの世帯も電気料金が高くなっています。このデータは実際のオール電化住宅の年間平均額とは異なるため一概には言えませんが、すべての熱源を電気で賄っていることが一つの要因として考えられるでしょう。

一般的な電気代の平均額

一般的な住宅の電気代の平均額を見ていきましょう。以下は2023年の家計調査の結果です。

1人世帯6,726円
2人世帯10,940円
3人世帯12,811円
4人世帯13,532円
5人世帯14,373円
6人以上世帯18,941円
出典:総務省|家計調査 世帯人数別2023年

1人から2人に増えた際には、電気代が約1.6倍増加していますが、2人以上になると世帯人数が増えても電気代の増加率はさほど大きくないことが分かります。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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ガス代+電気代の平均額は?

ここでは、比較対象であるガス代+電気代の平均額について紹介していきます。オール電化の場合と比較してみて高いのか安いのかについても解説しています。

世帯人数別の平均額

2023年の家計調査によると、電気+ガス併用時の世帯人数別の平均額は以下の通りです。

世帯人数ガス代電気代ガス代+電気代の合計
1人世帯3,359円6,726円10,085円
2人世帯4,971円10,940円15,911円
3人世帯5,591円12,811円18,402円
4人世帯5,284円13,532円18,816円
5人世帯5,131円14,373円19,504円
6人世帯5,469円18,941円24,410円
出典:総務省|家計調査 世帯人数別2023年

オール電化の電気代と比較したとき、1人世帯以外はガス代+電気代のほうが2,000円程度高い傾向にあることが分かります。ただし、この数値はあくまでも平均額であって、オール電化のほうが必ずしも安いとは限りません。オール電化であってもライフスタイルや利用方法によっては、ガス代+電気代よりも高くなる場合もあります。

オール電化のメリット

ここでは、オール電化のメリットについて解説していきます。オール電化のメリットは以下の4つです。

それぞれ具体的に解説します。

火を使わないため安全性が高い

オール電化ではコンロなどの熱源もすべて電気で賄うため、火を使う場面がありません。そのため、火災のリスクが自然と減ります。また、ガスコンロは不完全燃焼により一酸化炭素が発生してしまうリスクもありますが、IHコンロではそのような心配もありません。

夜間など時間帯によって電気代が安くなる

オール電化の電気料金プランは、夜間帯の電力量料金単価が安く設定されています。その分、昼間の電力量料金単価が通常より割高に設定されていることが特徴です。電力量料金単価が安い夜の時間を上手く利用することで、電気代を抑えられるでしょう。

電気・ガスの基本料金を1本化できる

オール電化にすると、光熱費を1本化できます。オール電化では家の中で使われるエネルギーがすべて電気で賄われています。これまで、電気代とガス代がそれぞれ請求されていたのが電気代だけになり、ガス代の基本料金を払う必要がなくなるのです。

基本料金が電気のみで済むため、上手くやりくりできれば、ガス代+電気代よりも電気代を抑えられる可能性があるでしょう。

災害時にタンク内のお湯が使える

オール電化なら、停電してもお湯が使えます。ガス給湯器の場合、必要な時に必要な分だけお湯を作る「瞬間式」という仕組みが特徴です。

一方のオール電化住宅では、電気給湯器を使用してお湯を作っています。沸かしたお湯をタンク内に貯めておき、使用時に水と混ぜて適温にする仕組みが特徴です。そのため、災害時に停電になっても、タンク内にお湯が残っていればそのお湯を使用できます。

ほかのライフラインと比べ災害時の復旧が早い傾向にある

オール電化住宅で懸念されることの1つとして、災害時の停電があげられるでしょう。オール電化住宅ではすべてのエネルギーを電気で賄っているため、災害によって停電が生じると、家中の電気が使えなくなってしまう可能性があります。

しかし、電気は水やガスに比べて復旧が早い傾向にあります。実際に、東日本大震災に伴う停電は約1週間で95%が復旧しました。

オール電化のデメリット

一方、オール電化のデメリットには以下の3つがあります。

それぞれ具体的に解説します。

昼間の電気代が高い

オール電化向けの電気料金プランは、夜間帯の電力量料金単価が割安に設定されている分、昼間の電力量料金単価が割高になっています。そのため、昼間に電気をたくさん使う家庭では電気代が高くなってしまう可能性があります。在宅ワークや子育て世帯などで昼間の在宅時間が長い等、日中の電力使用量が高い場合には電気代の上昇に注意が必要です。

火力で料理したい方には向いていない

IHコンロには好みの問題もあります。火を使っての料理にこだわる方には向いていないでしょう。また、IHコンロは専用の調理器具でなければ使用できないため、ガスと比べると使える調理器具が限られています。調理のプロセスや使っている器具にこだわりを持っている方は、オール電化にする前に慎重に検討しましょう。

停電時に使えなくなる設備が多くなる

オール電化住宅では、家の中のすべてのエネルギーを電気で賄っています。そのため、停電になってしまった場合、電気を用いるすべての設備が使えなくなります。そのような事態を想定して、事前に準備しておくことが大切です。

たとえば、IHコンロが使えなくなったことを想定し、カセットコンロとボンベを準備しておくと停電時にも調理が可能です。また、太陽光発電がある住宅なら、停電時も昼間は電気が使用できます。

さらに太陽光+蓄電池の設備があると、使える電力に限りはありますが、停電時でも昼夜問わず電気を使用できるでしょう。それぞれのご家庭に合った方法で、事前の備えをしておくことが大切です。

オール電化の電気代が高くなるのはなぜ?

スマホを見て考える女性

オール電化住宅の電気代が高いと感じている方もいるのではないでしょうか。オール電化の電気代が高くなる理由は以下の3つです。

それぞれ具体的に解説します。

季節によるもの|特に冬場は高くなりやすい

夏や冬はエアコンを使う機会が増えるため、電気代が高くなる傾向にあります。特に冬場は、エアコンの電気代が高くなるだけでなく、電気給湯器の電力消費も増える傾向にあります。冬場は水温が低く、お湯を沸かすのに必要な電力が増えるためです。

冬場に湯船を利用する機会が増えるご家庭なら、さらに電気給湯器の稼働が多くなるでしょう。このように電気給湯器の稼働時間が増えることも、オール電化住宅の電気代が高くなる要因の1つです。

日中に電気を多く使っている

オール電化の電気料金プランは夜間の電力量料金単価が安く設定されている分、昼間の電力量料金単価が高く設定されているのが特徴です。そのため、たとえば在宅ワークで日中エアコンを使う時間が長いなど、電気の使用量が多い場合は、電気代に影響する可能性があります。

夜間の割安な電力を上手く使えていない

オール電化の電気料金プランの特徴である、電力量料金単価が安い夜の時間を上手く使いこなせないと、電気代が高くなってしまいます。消費電力の大きい電気給湯器や食洗器、洗濯機などを使う際は、電気代が割安な夜の時間帯を利用すれば上手に節約できるでしょう。

オール電化におすすめの節約方法

節約イメージ

ここでは、オール電化ならではの電気代の節約方法について解説します。オール電化におすすめの節約方法は以下の3つです。

それぞれ具体的に解説します。

契約プランを見直す

各電力会社は、オール電化住宅に適したさまざまな電気料金プランを提供しています。いずれも、夜間の電力量料金単価が安く、昼間の電力量料金単価が高く設定されているのが特徴です。さまざまなライフスタイルに応じた料金プランがあるため、それぞれに見合った電気プランを選択すれば、電気代を上手に節約できるでしょう。

「太陽光設備があり、売電の契約があっても電気料金プランの切り替えはできるの?」と悩まれている方もいるのではないでしょうか。太陽光発電の売電契約があっても電力会社を切り替えることは可能です。売電と買電の契約は全くの別物であり、同じ電力会社に統一する必要はありません。

CDエナジーでは、オール電化向けのプランやご家庭のライフスタイルに応じたさまざまな電気料金プランをご用意しています。切り替え後の電気代のシミュレーションを無料でおこなえますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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エコキュートの設定を見直す

オール電化の中で最も電力の消費量が多い設備は、電気給湯器です(夏や冬などはエアコンの消費量が多くなる場合あり)。電気給湯器にはヒートポンプ式給湯機の「エコキュート」と、電気ヒーターを利用する「電気温水器」の2種類があります。

消費電力、光熱費の視点で見るとエコキュートのほうが効率はよく、メジャーな選択肢となっています。ただでさえ効率のよいエコキュートですが、設定を見直すことでさらに電気代を節約できる可能性があります。

エコキュートの設定を見直すポイントは以下の4つです。

それぞれ具体的に解説します。

自動沸き増しをOFFにする

自動沸き増し設定をONにしておくと、昼夜問わずタンク内の湯量が少なくなれば、自動でお湯が沸き増しされます。そのため、電力量料金単価の高い昼間に沸き増しされると、電気代が高くなってしまいます。1日のお湯の使用量がタンク内に溜まっているお湯で足りるのであれば、自動沸き増しはOFFにしておくことがおすすめです。

エコキュートのお湯を沸かす時間を夜間帯に設定する

エコキュートは、あらかじめ作っておいたお湯をタンクに貯める仕組みになっています。そのため、使えるお湯はタンク内のお湯のみです。万が一、タンク内のお湯がなくなった場合には、追加で沸き増しができますが、お湯が沸くまでに時間がかかります。また、沸き増しの時間帯が昼間であれば、電気代が高くなってしまうため注意が必要です。

1日に使用するお湯の量をタンク内に貯まっている分に抑えて、なるべくお湯の沸き増しは夜間の電力量料金単価が安い時間帯になるように設定しておきましょう。

省エネモードを設定しておく

使うお湯の量が少ない場合、省エネモードに設定しておくことでも電気代の節約につながります。ただし、お湯を多く使用する冬場に省エネモードにしておくと、お湯が足りなくなり、頻繁にお湯を沸かさなければなりません。

この場合、逆に電気代が高くなってしまうことがあるので注意が必要です。お湯を使用する量の少ない夏場は省エネモードをONにし、冬場は省エネモードをOFFにするなど、季節によって使い分けることもおすすめです。

長期不在の場合は休止モードにする

長期間自宅を空けるなどでお湯を使わない場合には、エコキュートを休止モードに設定しましょう。休止モードに設定することで、お湯の沸き上げを休止してくれるため、無駄な電力を消費せずに済みます。

家電は予約機能を利用して夜の時間帯に使う

エコキュートだけではなく、ほかの家電も予約機能を利用し電気代の安い夜間帯に運転すれば、電気代の節約につながります。たとえば、食洗機、洗濯機、浴室乾燥機などを夜間に運転するようにタイマーを設定しておくと、昼間に使うより電気代を抑えられるでしょう。

オール電化の電気代を賢く節約しよう

「我が家はオール電化住宅だから電気代が高い」と感じている方や、これからオール電化にしようか悩まれている方は、この記事で悩み解決につながったのではないでしょうか。

オール電化住宅では、設備の使い方や電気を使用する時間帯を工夫することでガス代+電気代よりも電気代を安く抑えることが可能です。また、オール電化に適した電気料金プランへの切り替えをおこなうことでも電気代を節約できる可能性があります。

CDエナジーでは、オール電化に適した料金プランをご用意しています。電気の最適なプランを教えてもらえる「最適プランの定期便」も提供しており、1年間の電気使用量をもとに最適なプランをお知らせします。そのため、無駄な電気代が生じるリスクがありません。

実際に切り替えた際の電気代のシミュレーションもできますので、最適な料金プランを探してみてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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