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窓用エアコンの電気代は?計算方法や節約方法・デメリットを解説

「窓用エアコンの電気代ってどれくらい?」
「窓用エアコンの電気代の求め方を知りたい」
「窓用エアコンの電気代を節約する方法はある?」

窓用エアコンの電気代について疑問がある方の中には、上記のような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。窓用エアコンとは、通常の壁掛けエアコンとは違い、工事と室外機が不要な窓に取りつけるタイプのエアコンのことです。

窓用エアコンの電気代は、1時間あたりの電気代はおよそ19.8円です。定期的にメンテナンスをしたりサーキュレーターを活用したりすることにより、電気代の節約が可能です。

この記事では、窓用エアコンの電気代や計算方法について解説します。ほかにも、節約方法やメリット・デメリットについても触れていきます。記事を読むことで、窓用エアコンの電気代がわかり、ライフスタイルに合う使い方ができるようになるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

窓用エアコンの電気代は?

コツコツCDの調査によると、窓用エアコンの電気代は1時間あたりおよそ19.8円です。ただし、正確な電気代は使用する製品によって異なりますので、目安として考えておきましょう。以下の章で窓用エアコンの電気代の計算方法についても解説します。

窓用エアコンの電気代の計算方法

窓用エアコンの電気代の計算方法は、以下の通りです。

窓用エアコンの電気代の計算方法
消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)=1時間あたりの電気代

たとえば窓用エアコンの消費電力が550W、だった場合、以下のように計算します。

窓用エアコンの電気代の計算例
550W ÷ 1,000 × 31円=17.05円
※ 電気料金単価は全国家電公取が定める目安単価である31円/kWhを使用

窓用エアコンの1時間あたりの電気代

コツコツCDが複数社の窓用エアコンを調査したところ、1時間あたりの電気代は東日本(50Hz)で約18.5円、西日本(60Hz)で約21.1円ということがわかりました(日本の周波数は地域によって異なり、静岡県の富士川を境界として東日本では50Hz、西日本では60Hzとなっています)。

ただし、正確な電気代は機種やメーカー、使用環境によって異なりますのであくまでも目安の一つとしてお考えください。

窓用エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代

窓用エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の目安は以下の通りです。

地域1日(24時間)つけっぱなし1カ月(30日)つけっぱなし
東日本(50Hz)442.7円13,280円
西日本(60Hz)507.0円15,207円
※ 電気料金単価は全国家電公取が定める目安単価である31円/kWhを使用

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窓用エアコンのメリット

雑貨とメリットの文字

窓用エアコンには、以下のようなメリットがあります。

これらのメリットを知ることで、窓用エアコンの効果を意識しながら利用できるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

工事不要で取りつけられる

窓用エアコンのメリットは、工事不要で取りつけられることです。壁掛けエアコンとは異なり、窓用エアコンには室外機がありません。そのため壁に穴を開けるような工事をしなくても、窓枠にはめ込むだけで設置できます。

工事不要であることから、工事費がかからないことも魅力です。

一方、壁掛けエアコンの設置工事は、購入場所によっては無料でおこなってくれます。しかし、設置条件によって別途工事費がかかることもあるため、窓用エアコンなら工事費がかからないという安心感があるでしょう。

賃貸物件でも設置できる

賃貸物件でも気軽に設置できることも、窓用エアコンのメリットの一つです。賃貸物件では勝手に工事をすることはできませんが、窓用エアコンなら条件さえ揃っていれば簡単に設置できます。

賃貸物件にて自分でエアコンを設置した場合、退去時に取り外さなくてはなりません。ただし、窓用エアコンは取り外しも簡単なので、業者を呼ばなくても自分で行えます。

ベランダがない部屋でも設置できる

窓用エアコンならば、ベランダがない部屋にも設置できます。

壁掛けエアコンは、エアコンを機能させるために室内機と室外機を設置する必要があります。室外機は外に設置する必要があるため、ベランダがなければ取りつけができません。

しかし、窓用エアコンは室外機の機能が組み込まれているため、室外機が不要です。

窓用エアコンのデメリット

雑貨とデメリットの文字

窓用エアコンには、以下のようなデメリットがあります。

デメリットを知ることで、自宅に導入するかどうかの判断材料になるでしょう。ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

適用畳数が狭い

窓用エアコンのデメリットとして、適用畳数が狭いことが挙げられます。

たとえばあるメーカーでは、壁掛けエアコンでは6畳用から18畳用の製品が展開されています。その一方で、同じメーカーでも窓用エアコンは5~8畳程度の商品しか取り扱っていないことがあります。

適用畳数が狭いと広い部屋に設置しても、エアコンの効果が薄れてします。設置する部屋の条件によっては、期待通りの効果を得られないかもしれません。

運転音が大きい

窓用エアコンには、運転音が大きいというデメリットがあります。理由は、窓用エアコンの本体に室外機の機能が組み込まれているためです。

コツコツCDの調査によると、ある製品の稼働音の場合は50dB程度という結果が出ています。50dBとは換気扇の音と同じレベルの騒音となるため、人によっては睡眠に支障をきたすかもしれません。

こうした特徴から、家電製品の稼働音や睡眠中の騒音が気になる方には、窓用エアコンは向いていない可能性があります。

窓用エアコンの5つの節約方法

窓用エアコン

窓用エアコンは、以下の方法を取り入れることで節約効果を期待できます。

  1. 定期的にメンテナンスをする
  2. サーキュレーターを併用する
  3. 窓用エアコンに直射日光が当たらないようにする
  4. カーテンを閉めて日差しを遮断する
  5. 吸込口・吹出口をふさがないようにする

ここからは、それぞれの節約方法について解説します。

1. 定期的にメンテナンスをする

窓用エアコンの電気代を節約するには、定期的にメンテナンスしてフィルターを掃除するをすることが大切です。

エアコンには空気の出入り口となるフィルターが設置されていて、ゴミやほこりが溜まると空気をスムーズに取り込めません。その結果、余分な電力を消費して本来必要のない電気代がかかってしまいます。

こうした性質から、定期的にフィルターの掃除をすることで効率的に稼働できるようになります。フィルターの掃除は2週間に1回を目安に、取扱説明書に従っておこないましょう。

2. サーキュレーターを併用する

窓用エアコンの稼働時にサーキュレーターを併用することで、電気代の節約を期待できます。理由は、サーキュレーターによってエアコンの冷たい空気・暖かい空気を循環できるためです。

サーキュレーターの置き方のポイントは以下の通りです。

冷房の場合暖房の場合
エアコンを背にしてサーキュレーターを設置エアコンと対角線になるようにサーキュレーターを設置

サーキュレーターとエアコン併用時の電気代については、「サーキュレーターの電気代は?エアコンと併用すれば節約できる!」の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせてお読みください。

3. 窓用エアコンに直射日光が当たらないようにする

窓用エアコンの電気代を節約するには、直射日光が当たらないようにすることがポイントです。エアコン本体に直射日光が当たることで、本体の温度が高くなって熱交換効率が下がるためです。その結果、余分な電力を消費してしまいます。

設置場所によって窓用エアコンに直射日光が当たってしまう場合は、窓にすだれを設置するなどの工夫を取り入れるといいでしょう。

4. カーテンを閉めて日差しを遮断する

カーテンを閉めることで、日差しの遮断をし室内の温度上昇を抑えられ、電気代の節約につなげられます。窓用エアコンを設置している部分は閉められませんが、可能な限り日差しを遮断すれば、エアコンの冷房が効きやすくなります。

5. 吸込口・吹出口をふさがないようにする

カーテンや網戸、すだれなどで吸込口・吹出口が塞がっていると、窓用エアコンの性能が低下したり、保護装置がはたらいて正常に運転できなかったりすることがあります。

吸込口・吹出口周辺に障害物がないかどうか確認しましょう。

窓用エアコンに関するよくある質問

窓用エアコンに関するよくある質問は以下の通りです。

あらかじめ疑問を解消しておくことで、スムーズに窓用エアコンを導入できるでしょう。ここからは、それぞれの質問に回答します。

窓用エアコンを取りつけできない窓はある?

窓用エアコンは窓枠に直接設置することから、窓の種類や高さによっては設置できないことがあります。購入する際は、あらかじめ取りつけできる窓かどうか確認しておきましょう。

窓用エアコンは冬の間はどうするの?

冬場、窓用エアコンを使用しない場合は、取扱説明書に従ってメンテナンスをおこない、電源プラグを抜きましょう。このタイミングでフィルターの掃除も済ませておけば、次のシーズンでも快適に利用できます。

なお、冷暖房兼用の窓用エアコンなら冬も使用できます。

窓用エアコンの場合、施錠はどうすればいい?

一般的な窓と同様、きちんと施錠する必要があります。

窓用エアコンは構造の問題で完全に窓を閉めることはできないため、その意味では防犯面で不安を感じる人もいるかもしれません。

製品によっては、防犯性を高めるために簡易鍵が付属されています。しかし、それでも安心できない場合は補助鍵を使用するなどの工夫も取り入れるといいでしょう。

窓用エアコンの電気代は節約できる!

窓用エアコンの電気代は、1時間あたりおよそ19.8円です。ただし、正確には製品によって異なります。ご自宅で使用している窓用エアコンの電気代を知りたい場合は、消費電力を調べて計算してみましょう。

窓用エアコンの電気代を節約するには、定期的にメンテナンスすることがポイントです。窓用エアコンのフィルターはゴミやホコリが溜まりやすく、そのまま使用するとエアコンの効果が薄れてしまいます。数カ月に1度などお掃除デーを決めておくことで、メンテナンスを習慣化できるでしょう。

窓用エアコンの電気代を節約したい方やこれから導入する方は、ぜひこの記事で紹介したポイントを取り入れてみてください。

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※お得額の算定条件について

※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。

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