「引っ越しでいらなくなった家具はどう処分すればいい?」
「自分で運べないときはどうしたらいい?」
「家具処分する際の注意点は?」
引っ越しを控えている方の中には、上記のような疑問がある方もいるのではないでしょうか。引っ越しと同じタイミングで家具を処分するなら、引っ越し業者の回収サービスを利用すると便利です。それ以外にも、粗大ごみとして自治体へ出したり、不用品回収業者に回収を依頼したりする方法があります。
この記事では、引っ越しの際に家具を処分する方法について解説します。また、自分で家具を運べない場合の対処方法や注意点についても触れていきます。この記事を読むことで、家具処分の段取りがつけられるようになるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
- 引っ越しで家具処分する9つの方法
- 1. 粗大ごみとして自治体へ出す
- 2. 引っ越し業者の回収サービスを利用する
- 3. 不用品回収業者に回収を依頼する
- 4. フリマアプリ・オークションアプリに出品する
- 5. リサイクルショップに買い取りを依頼する
- 6. 知人に譲る
- 7. 家具購入時に下取りに出す
- 8. 買取アプリで買取を依頼する
- 9. 廃棄物処理施設に自己搬入する
- 不要な家具を自分で処理施設に持っていきたいけど運び出せない場合
- 引っ越しで家具処分する際の4つの注意点
- 1. 自治体の処理券を間違えずに購入する
- 2. 回収サービスを利用する際は料金を確認する
- 3. 引っ越し日当日に合わせて計画を立てる
- 4. 悪質な不用品回収業者に注意する
- 引っ越しでの家具処分は計画的におこなおう!
引っ越しで家具処分する9つの方法
引っ越しで家具処分する方法を大きく分けると、「処分」「譲渡」「売却」の3つです。具体的には、以下のような方法があります。
処分方法 | タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
1. 粗大ごみとして自治体へ出す | 処分 | 安心感がある 料金が安い | 運び出しは自分でおこなう 処分できない家電もある |
2. 引っ越し業者の回収サービスを利用する | 処分 | 引っ越しと同時に進められる 指定場所まで運ぶ必要がない | 自治体に出すよりも高い |
3. 不用品回収業者に回収を依頼する | 処分 | 粗大ごみに出せないものも処分できる場合がある 指定場所まで運ぶ必要がない | 自治体に出すよりも高い |
4. フリマアプリ・オークションアプリに出品する | 売却 | 売値を引っ越し費用に充てられる | 売却するまで手元で保管する必要がある |
5. リサイクルショップに回収を依頼する | 売却 | 店舗によっては回収も依頼できる | 必ずしも買い取ってくれるわけではない |
6. 知人に譲る | 譲渡 | 家具が無駄にならない 場合によっては等価交換できる | 運び出しは自分でおこなう |
7. 家具購入時に下取りに出す | 譲渡 | 家具処分サービスを探す手間を省ける | 対象商品ではないことがある |
8. 買取アプリで買取を依頼する | 売却 | 査定から代金支払いまでスムーズに進められる | 想定よりも安い金額が提示されることもある |
9. 廃棄物処理施設に自己搬入する | 処分 | 処分にかかるコストを抑えられる | 運搬する手間がかかる |
基本的には処分するのにも料金がかかるため、無料で家具を処分することは難しいです。しかし、売却や譲渡に成功すればコストを掛けずに家具を処分できる可能性があります。
ここからは、それぞれの方法について解説します。
引っ越し後の電気・ガスはお決まりですか?
引っ越しは電気・ガス会社を切り替えるのに絶好のタイミングです。2016年4月に電気、2017年4月に都市ガスの小売り販売が自由化されたことで、電気・ガス会社を自由に選べるようになりました。CDエナジーに切り替えると、電気代・ガス代が年間17,900円お得になります。関東圏に引っ越しの方は、ぜひ切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

※おトク額は、4人家族のモデル使用量(電気40A 500kWh/月、ガス45㎥/月)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」の適用単価とCDエナジー「ファミリーでんき」「ベーシックガス」の料金を算定し、比較しています。
※消費税相当額を含み、燃料費・原料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際の電気・ガス料金には毎月燃料費・原料費調整額が加味され、使用状況によりおトク額は変動します。
※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。
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1. 粗大ごみとして自治体へ出す
引っ越しで不要になった家具は、粗大ごみとして自治体へ出すのが基本的な処分方法です。自治体ごとに粗大ごみを回収しているため、誰でも利用できます。
基本的な流れは以下の通りです。
- 粗大ごみの回収を依頼する
- ごみ処理券を購入する
- 回収場所に運び出す
- 当日回収してもらう
自治体で粗大ごみを回収してもらうメリットとして、自治体が運営しているため信頼性があることが挙げられます。何か問題があった場合でも、きちんと対応してもらえるという安心感があります。また、ほかの処理方法より比較的安い料金で処分できる点も優れているといえるでしょう。
一方で、収集場所まで自分で運ばなくてはならない点がデメリットです。家具によっては一人で運び出すのが難しいかもしれません。
また、自治体によっては処分できない家具もあります。たとえば、以下のような家電は「家電リサイクル法」により、家電小売店のような民間企業が回収することが義務つけられています。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 洗濯機
- 衣類乾燥機など
これらの家電は、家電リサイクル料金が発生します。利用する際は、回収場所と料金について自治体の公式ホームページをチェックしましょう。
2. 引っ越し業者の回収サービスを利用する
引っ越し業者によっては、不要な家具を回収してくれる場合があります。各業者によってサービス内容は異なりますが、「引き取り」もしくは「買い取り」になります。
すでに引っ越し業者が決まっている場合は、回収サービスがあるかどうか確認してみましょう。これから引っ越し業者を見つける場合は、家具の回収サービスがあるところを選ぶと便利です。
引っ越し業者の回収サービスを利用するメリットは、引っ越しと同時に家具の処分を進められることです。手配先を一本化でき、引っ越し作業と同時並行で進められれば、労力も半減します。また、指定場所まで不用品を運ぶ必要がないため、自身の負担も少ないです。
その一方で、回収サービスにはデメリットも存在します。別途料金が発生する場合があり、自治体で粗大ごみとして処分するよりも高くなることもあるでしょう。
3. 不用品回収業者に回収を依頼する
不要な家具は、不用品回収業者にも回収を依頼できます。不用品回収業者とは、民間が運営するゴミの回収業者です。「自治体の収集スケジュールでは間に合わない」「家から家具を運び出したい」などのシチュエーションで利用できます。
不用品回収業者を利用するメリットは、粗大ごみに出せないものも処分できる場合があることです。また、運搬は基本的に回収業者がおこなってくれるので、自分で指定場所まで運ぶ必要はありません。
デメリットは、自治体に出すよりも料金が高いことです。ただし、家電を大量に処分する場合は不用品回収業者のほうが安く済むこともあるので、見積もりをもらって確認しましょう。
4. フリマアプリ・オークションアプリに出品する
家具の状態がいい場合は、フリマアプリ・オークションアプリに出品できます。最近では、アプリで不要なものを売り出せるようになりました。自分にとっては不要な家具であっても、人によってはお金を払ってでも買いたいものかもしれません。
フリマアプリやオークションアプリを利用するメリットは、売値を引っ越し費用に充てられることです。販売価格を自分で設定できることも魅力の一つです。
一方で、デメリットとして売却するまで手元で保管する必要がある点が挙げられます。引っ越し直前までに売れなかった場合は、引っ越し先に持っていくか、ほかの方法で処分するか決断しなければなりません。人によっては「まだ売れないのかな」と余計な心配が増えるでしょう。
5. リサイクルショップに買い取りを依頼する
お住まいのエリアにリサイクルショップがあれば、要らなくなった家具を買い取ってもらえます。自分で値段を設定できないのでフリマアプリの売値よりも安くなることもありますが、「お金を払わずに処分したい」という場合には適しています。家具の状態がいい場合は、リサイクルショップの利用も検討してみるといいでしょう。
リサイクルショップに依頼するメリットは、買い取りだけではなく、店舗によっては回収もしてくれることです。自分では運べない大型家具なども処分できるので、一石二鳥です。
その一方で、必ずしも買い取ってくれるわけではないというデメリットもあります。買い取りのスケジュールによっては、引っ越しに間に合わずほかの処分方法を検討しなくてはならないかもしれません。
6. 知人に譲る
近所に要らない家具を必要とする人がいれば、譲ることもできるでしょう。知人がいる場合はもちろん、そうでなくても「ジモティー」のような不用品を無料で譲り合えるサービスを利用できます。
不要な家具を知人に譲るメリットは、今まで使用していた家具が無駄にならないことです。思い入れのある家具なら、必要としている人の元に渡ることで充実感が得られるでしょう。
また、場合によっては等価交換することも可能です。お金になるわけではありませんが、この機会に必要なものを揃えられるため効率的です。
一方デメリットとして、運び出しは自分でおこなう必要性があることが挙げられます。自宅まで来てもらうにしても、家から出す作業が発生するので、家具の大きさによっては労力がかかります。
7. 家具購入時に下取りに出す
お店によっては、不要な家具を引き取ってくれる場合があります。一般的には新しい家具を購入することが条件となりますが、引っ越しのタイミングで家具を買い替えたい場合にはぴったりです。
不要な家具を下取りに出すメリットは、家具処分サービスを探す手間を省けることです。家具の購入のついでにできるので、引っ越しの準備がスムーズになるでしょう。
ただし、不要な家具が引き取りの対象にはならない場合があります。下取りに出すことを目的に新しい家具を買う場合は、あらかじめ確認することが大切です。
8. 買取アプリで買取を依頼する
不要な家具がある場合は、買取アプリで買取を依頼することもできます。買取アプリとは、自宅から不要品の査定や買取依頼ができるサービスのことです。スマホひとつでできるので、比較的簡単に始められます。
買取アプリのメリットは、査定から代金支払いまでスムーズに進められることです。不用品回収業者やリサイクルショップとは異なり、業者と打ち合わせしたり商品を持ち込んだりする手間がかかりません。スマホさえあればいつでも査定依頼が可能です。
一方デメリットは、想定よりも安い金額が提示されることもあり得るということです。アプリによってはAIが商品価格を算出している場合があり、店舗で買い取ってもらったほうが高く売れることもあります。できるだけ高く売りたい人にとっては、向いていないかもしれません。
9. 廃棄物処理施設に自己搬入する
廃棄物処理施設に自分で家具を持ち運ぶことも可能です。廃棄物処理施設とは、廃棄物の砕や焼却、埋立をおこなう施設のことです。ゴミの回収業者によって収集してもらうのとは違い、自分で不要になった家具などを持ち込み、処分してもらうというものです。
廃棄物処理施設に自己搬入するメリットは、処分にかかるコストを抑えられることです。従来の方法では人件費などを含んでいる分、割高になっています。一方で、自己搬入する場合は運搬コストがかからないため、従来の方法よりも安く処分できます。
デメリットとしては、運搬する手間がかかることが挙げられます。家具などの不要なものの量やサイズによっては、自家用車で運び出すのは難しいかもしれません。
不要な家具を自分で処理施設に持っていきたいけど運び出せない場合

不要な家具を自分で処理施設に持っていきたいけれど持ち運べない場合は、主に2つの方法で解決できます。
- 自分で解体して運ぶ
- 業者に依頼する
1つ目は、自分で解体して運ぶ方法です。大きな家具も、解体することで持ち運びしやすくなります。ねじを外して解体するか、のこぎりやチェーンソーで解体可能です。
解体後のサイズによっては、普通のごみとして回収してもらえるかもしれません。ただし、品目で判断する場合は解体したとしても粗大ごみとして出す必要があります。普通のごみとして出せるかどうかは、事前に確認しましょう。
2つ目の方法は、業者に依頼する方法です。引っ越し業者、または不用品回収業者に回収を依頼するかの2択になります。業者に依頼する場合は基本的に運搬までおこなってくれます。ただし、その分サービス料がかかるため、事前に見積もりをもらっておきましょう。
引っ越しで家具処分する際の4つの注意点

引っ越しで不要になった家具を処分する場合は、以下4つのポイントに注意しましょう。
これらの注意点を意識することで、失敗やトラブル防止につながります。ここからは、それぞれの注意点について解説します。
1. 自治体の処理券を間違えずに購入する
自治体で家具を処分する場合、処理券を間違えずに購入しましょう。自治体によっては払い戻しができないことがあるためです。処理券に複数の種類がある場合、間違えて購入してしまわないよう注意してください。
自治体の処理券はコンビニでも購入できますが、店舗によっては隣接している市区町村の処理券も扱っていることがあります。間違えてほかのエリアの処理券を購入しても利用できないので、必ずお住まいの自治体のものを購入するよう確認しましょう。
2. 回収サービスを利用する際は料金を確認する
引っ越し業者や不良品回収業者に依頼する際は、あらかじめサービス料金を確認しておきましょう。基本的に、回収は有料となります。引っ越しの予算を超えることがないよう、事前に問い合わせて確認すると安心です。
3. 引っ越し日当日に合わせて計画を立てる
家具を処分する際は、引っ越しのスケジュールに間に合うよう計画を立てることが大切です。特に、フリマアプリや買い取りアプリを利用する際は要注意です。売却できない場合はそのほかの方法で処分する必要があります。
当日慌てないためにも、いつまでに売却するのか、売却できなかったときはどうするのかなども想定しておきましょう。
4. 悪質な不用品回収業者に注意する
不用品回収業者を利用する際は、悪質な業者には注意してください。近年、全国で消費生活センターへの相談が増えており、2021年度には2,000件を超えていることが報告されています。
国民生活センターによると、以下のような事例が報告されています。
- 無料や安価な買い取りサービスをうたっているのに高額請求された
- 「トラック詰め放題プラン」と聞いていたのに、当日荷台の囲いの高さまでしか載せられなかった
悪質業者に騙されないためには、見積もりを取って見極めることが重要です。見積もりを取るときの確認ポイントは以下の通りです。
- 追加料金の有無はないか
- 作業範囲はどこからどこまでか
- キャンセル料は発生するのか
もし心配な場合は、市区町村が提供する窓口に相談しましょう。一般家庭から出るごみは市区町村の元で適切に処分する必要があるので、案内に従えば安心です。
引っ越しでの家具処分は計画的におこなおう!
引っ越しで不要な家具を処分する方法としては、自治体で粗大ごみとして回収してもらうのが一般的な方法です。ただし、自治体では粗大ごみとして出せなかったり、引き取りのスケジュールが引っ越しに間に合わなかったりするかもしれません。
この記事では、自治体以外のサービスについて複数ご紹介しました。それぞれのメリット・デメリットを比較することで、シチュエーションに応じて最適な方法を選べるでしょう。
ただし、引っ越しで家具を処分する際は、引っ越し日当日に合わせて計画を立てることが大切です。あらかじめスケジュールを組むことで、慌てずに対応できるでしょう。これから計画を立てる方は、ぜひこの記事でご紹介した注意点を取り入れながら考えてみてください。
【あわせて読みたい】【やることリストつき】引っ越しの手順や必要な手続きを徹底解説
引っ越し後の電気・ガスはお決まりですか?
引っ越しは電気・ガス会社を切り替えるのに絶好のタイミングです。2016年4月に電気、2017年4月に都市ガスの小売り販売が自由化されたことで、電気・ガス会社を自由に選べるようになりました。CDエナジーに切り替えると、電気代・ガス代が年間17,900円お得になります。関東圏に引っ越しの方は、ぜひ切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

※おトク額は、4人家族のモデル使用量(電気40A 500kWh/月、ガス45㎥/月)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」の適用単価とCDエナジー「ファミリーでんき」「ベーシックガス」の料金を算定し、比較しています。
※消費税相当額を含み、燃料費・原料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際の電気・ガス料金には毎月燃料費・原料費調整額が加味され、使用状況によりおトク額は変動します。
※CDエナジーの電気・ガス料金は、燃料費・原料費調整単価に上限がありません。一方、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」、東京ガス「一般料金」には燃料費・原料費調整単価に上限があるため、燃料・原料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費・原燃料費調整額により、CDエナジーの電気・ガス料金が割高になる場合があります。
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