「電気代が3万円超えるのはおかしい?」
「電気代が高くなる原因を知りたい」
「電気代が高い場合の対策方法も教えてほしい」
現在、電気代が3万円を超えてお困りの方の中には、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
電気代の平均額は10,559円です。1〜6人以上の世帯人数でみても約6,800〜18,000円が目安となるため、電気代が3万円を超える場合は高いといえるでしょう。
この記事では、世帯人数別の電気代の平均額や、3万円を超えた場合に考えられる原因について詳しく解説します。ほかに、電気代が高い場合に実践したい節約方法についても触れています。
記事を読むことで、世帯人数ごとの電気代の平均額や電気代が高くなる原因を把握し、節約方法まで実践できるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。
電気代3万円は高い?世帯人数別の電気代の平均額

現在の電気代が3万円を超える場合、平均額と比較してどのくらい違うのでしょうか。以下の表は、世帯人数別の電気代の平均額をまとめたものです。
世帯人数 | 電気代の平均額 |
---|---|
世帯人数 | 電気代の平均額 |
1人 | 6,808円 |
2人 | 11,307円 |
3人 | 13,157円 |
4人 | 13,948円 |
5人 | 15,474円 |
6人以上 | 17,869円 |
平均 | 10,559円 |
表をみると、世帯人数が増えると電気代の平均額も高くなっていることがわかります。世帯人数が1人から2人に増えた際は約4,500円、その後は1人増えるごとに約1,500〜2,400円ほど高くなる傾向にあります。
ただし、世帯人数が6人を超えた場合でも電気代の平均額は2万円未満です。電気代が3万円を超えた場合、世帯人数に関係なく高いと判断してよいでしょう。
季節別にみる電気代の平均額
夏や冬頃は冷房・暖房器具の使用により、電気代がほかの季節よりも高くなりやすいです。以下の表は、季節ごとの電気代の平均額をまとめたものです。
季節 | 電気代の平均額 |
---|---|
1月~3月 | 12,301円(21,186円) |
4月~6月 | 9,904円(16,764円) |
7月~9月 | 9,764円(15,874円) |
10月~12月 | 10,201円(17,654円) |
出典:総務省|家計調査2022年(1月~3月)、総務省|家計調査2022年(4月~6月)、総務省|家計調査2022年(7月~9月)、総務省|家計調査2022年(10月~12月)
表をみると、夏頃よりも冬頃の電気代が高くなりやすいことがわかります。電気代が1番高い時期と安い時期を比較すると、約2,500円の差が生じます。
季節別にみた電気代も世帯人数別でみた場合と同様、電気代の平均額が3万円を上回ることはありません。電気代が1番高い世帯人数6人以上でみた場合も、最大で21,186円の電気代です。
季節に関係なく1カ月の電気代が3万円を超えた場合は、家電の使い方を見直したり電力会社の切り替えや電気料金プランの見直しを検討したほうがよいでしょう。
過去3年間の電気代の推移
現在の電気代は、これまでの電気代と比べてどのように推移しているのか気になる方もいるのではないでしょうか。以下の表は、過去3年間の電気代の推移をまとめたものです。
西暦 | 電気代の平均額 |
---|---|
2022年 | 10,559円 |
2021年 | 8,606円 |
2020年 | 8,974円 |
平均 | 約9,380円 |
表をみると、過去3年間の電気代で平均額が3万円を上回った年がないことがわかります。近年、電気代の平均額が高くなってはいるものの、毎年2万円を下回っている傾向にあります。
電気代が3万円を超えた場合の原因や対策方法については後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
\ お申し込みはこちらから! /

電気代が3万円を超えた場合に考えられる原因

電気代が3万円を超えた場合に考えられる原因として、主に以下の5つがあります。
電気代が3万円を超えていなくても「電気代が急に高くなった」と感じる場合などは、原因を洗い出してみましょう。それぞれの内容について詳しく解説します。
原因1. 電力会社の電気料金単価が高くなった
電力会社による電気料金単価の値上げがおこなわれた場合、毎月の電気代は高くなります。電気料金単価の変更による値上げはライフスタイルに関係ないため、「同じ使い方なのに先月よりも電気代が高くなった」と感じることもあるでしょう。
たとえば2023年6月には、全国の大手電力会社7社で料金改定がおこなわれました。新電力会社においても、電気料金単価の変更などをおこなった会社もあります。
ほかに、燃料費調整額や再生可能エネルギー促進賦課金の値上げによっても電気代が高騰します。今後も電気代の変動が起こる可能性は十分に考えられるため、定期的に情報を確認しておくことが大切です。
原因2. 毎月の電気使用量が増えた
1カ月の電気使用量がこれまでよりも増えた場合、それに比例して電気代も高くなります。電気代が高いと感じた場合は、電気使用量をほかの月と比較してみるのもよいでしょう。
- 在宅ワークなどで在宅時間が増えた
- 季節の変化に伴ってエアコンなどの冷暖房器具を使用し始めた
- 新規で家電製品を購入して利用している
毎月の電気使用量が増える要因として、上記内容が挙げられます。電力会社ごとによって電気料金単価は異なりますが、電気使用量が多くなるにつれて各社ともに電気代は高くなります。
一度、1カ月ごとの電気使用量を見直して大幅に増えていないかなどを確認してみるとよいでしょう。
原因3. 電気の無駄遣いが多い
電気の無駄遣いは、毎月の電気代が高くなる原因につながります。現在使用している家電製品で無駄な使い方をしていないかを確認してみましょう。
以下の表は、家電製品ごとに確認したいポイントの例をまとめたものです。
家電製品 | 確認したいポイント |
エアコン | 冷やしすぎ(暖めすぎ)ていないか フィルターに汚れが詰まっていないか |
照明 | 人がいない部屋の照明がついていないか 明るさは適切か |
冷蔵庫 | 中に食品を詰め込みすぎていないか 温度設定が適切か |
テレビ | 省エネモードを使用しているか 見ていないときも電源をONにしていないか |
洗濯機・乾燥機 | 使う回数が多すぎないか 使用時間が長すぎないか |
家電製品の無駄遣いを減らすことは、無駄な電気代の節約につながります。1カ月でみると些細に思う金額でも、長期的にみると大きな金額を節約できるでしょう。
一度、家電製品の使い方について見直してみるとよいでしょう。
原因4. 消費電力の大きい家電を多く使用している

現在使用している家電製品の消費電力を見直してみるのも1つの方法です。消費電力の大きい家電製品は、少ない製品と比べ、同じ使用時間でも多くの電気代がかかります。
たとえば、エアコン暖房やヒーター類などは消費電力が大きい傾向があります。エアコンに関しては、適用畳数によっても消費電力が大きくなる可能性が高いです。
長時間使用している家電の中で消費電力が大きいものはないか、ほかの家電製品で代用できる可能性はないかなどを見直してみるとよいでしょう。
原因5. 古い家電製品を利用している
現在利用している古い家電製品は、新しい家電製品よりも電気代が高い可能性があります。理由は、古い家電製品は新しいものに比べ、省エネ性能が劣っているためです。
たとえば冷蔵庫などは、年中通して使用される家電製品です。古い冷蔵庫を使用している場合、新しいものよりも消費電力が大きくなり、同じ使い方でも電気代の高さにつながるでしょう。
使用している家電製品のなかで10〜20年近く前のものがないかなどを確認し、場合によっては省エネ性能に優れた製品への買い替えをご検討ください。
漏電すると電気代は高くなる?
電気代が急に高くなったから漏電が生じているということは基本的にありません。
毎月の電気代が急に高くなると「建物内で何か漏電が起きているのではないか」と、電気関連のトラブルを心配する方もいるのではないでしょうか。じつは建物内で漏電が発生した場合、ブレーカーがすぐに切れるようになっています。
電気代が高くなった場合、まずは以下の内容などが当てはまるかどうかを確認してみましょう。
- 季節ごとの家電製品や在宅時間が増えたことに伴う電気使用量の増加
- 電気使用量の大きい家電製品の購入
- 電力会社の電気料金単価の高騰
電気料金単価については契約中の電力会社によって異なるため、契約している電気料金プランの単価から探してみてください。
電気代を節約する方法

ここまで、電気代の平均額や電気代が3万円を超える原因などについて詳しく解説しました。では、電気代を安く抑えるにはどうすればよいのでしょうか。
電気代を節約する方法として、主に以下の3つが挙げられます。
電気代の節約は、実践しやすいものから始めてみるのがおすすめです。ここで紹介する節約方法の中で自分に合うと感じたものから徐々に実践してみてみるとよいでしょう。
方法1. 契約中の電気料金プランを見直す
毎月の電気代が高い場合、契約している電力会社や電気料金プランを見直してみましょう。現在は電力の自由化によって契約する電気料金プランを自由に選べるため、見直しすることでより自分に合った電気料金プランと契約できる可能性があります。
たとえば現在1人暮らしをしている方の場合、大人数向けのプランではなく単身向けの電気料金プランを選びましょう。毎月の電気使用量が多かったり、大人数で生活したりしている場合は、ファミリー向けの電気料金プランなどがおすすめです。
ご家庭のライフスタイルに適した電気料金プランや自分に合った特典・サービスを提供している電力会社と契約することで、生活スタイルを無理して変えずに電気代を削減できます。
いくつかの電力会社を比較し、事前にシミュレーションをおこないながら電気料金プランを見直してみましょう。
CDエナジーなら、生活スタイルに合わせて電気料金プランを選べる!
CDエナジーでは、関東エリアのご家庭向けに豊富な電気料金プランをご提供しています。CDエナジーに切り替えて最適なプランを選択すると、月々の電気料金がお得に!さらに、電気料金の支払いに使えるポイントが貯まるほか、ガスとセットで契約すると割引が適用されます。「どのプランを選べばいいの?」とお悩みの方は、以下の図をご覧ください!

※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
\ お申し込みはこちらから! /

方法2. 省エネ性能の高い家電に買い替える
古い家電製品を利用している場合、省エネ性能の優れた家電に買い替えることで電気代の節約につながる可能性があります。家電製品の省エネ性能は年々上がっており、買い替えることで消費電力を抑えられるためです。
環境省の情報によると、2010年製・2020年製のエアコンを比較した場合、約12%の省エネになるとされています。冷蔵庫も同様、2010年製のものと比較すると約37〜43%の省エネが見込めます。
古い家電製品を使用し続けるよりも新しい家電を使用することで電気代が抑えられるため、一度使用している古い家電製品の買い替えを検討してみるとよいでしょう。
方法3. 使わない家電の電源はこまめに落とす
使わない家電の電源をこまめに落とすことで待機電力の節約につながります。待機電力とは、家電を使用していない場合でも消費される電力のことです。
電源を落とす以外にも、待機電力の節約方法には以下の2つが挙げられます。
- スイッチつきの電源タップを使用する
- 家電のオートOFF機能を活用する
環境省の情報によると、待機電力は全体の約6%を占めています。約6%はテレビとほぼ同等の消費電力なので、決して少ない電気代とは言い難いでしょう。
意識するだけで簡単に実践できるため、ぜひ待機電力の節約を始めてみてください。
賢く節約して電気代を3万円以下に抑えよう!
電気代が3万円を超えている場合、原因を洗い出して節約することが大切です。
電気代が高くなる原因として、電力会社の電気料金単価の増額や電気の無駄遣いなどが考えられます。季節によっては、冷房・暖房器具などの使用により電気代が高くなることもあるでしょう。
電気代が高い場合、契約中の電気料金プランを見直したり使わない家電の待機電力が発生しないよう対応したりなどして、毎月の電気代を削減しましょう。ほかには、古い家電は省エネ性能に優れたものに買い替えるのも効果的です。
自分に合った方法を実践して毎月の電気代を上手く節約してみましょう。
※この記事の内容は公開日時点の情報です。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。