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【2025年】冷房(クーラー)の電気代はどのくらい?暖房・除湿との違いや節約のポイントも紹介

「冷房(クーラー)の電気代はどのくらい?」
「冷房の電気代を節約する方法はある?」
「暖房や除湿の電気代との比較について知りたい」


家庭で冷房を使用していて、このようなお悩みを持つ方もいるでしょう。

冷房(クーラー)の電気代は、1カ月で約1,400〜5,000円が目安です。1日中つけっぱなしにした場合の1カ月あたりの電気代は6畳用で11,160円、12畳用で23,040円ほどかかります。畳数や使用時間などの条件で冷房の電気代は異なりますが、電気代を気にするのであれば使い方の工夫が必要です。

この記事では、冷房(クーラー)の電気代を詳しく解説します。ほかにも、節約方法や除湿機能・暖房の電気代との違いもご紹介します。冷房の電気代について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

冷房(クーラー)で部屋が涼しくなる仕組みとは?

冷房(クーラー)は、室内の熱を外に運び出すことで部屋を涼しくしています。ここでは、冷房の仕組みを5つのステップでわかりやすく説明します。

冷房の仕組み

<冷房の仕組み>

  1. 室内の空気を吸い込む:室内機が部屋の空気を吸い込みます。
  2. 空気の熱を冷媒が吸い取る:室内機の熱交換器には、冷えた冷媒ガスが流れています。温かい空気がこの熱交換器を通ると、空気中の熱が冷媒に移り、空気の温度が下がります。
  3. 温まった冷媒が室外機へ移動する:空気から熱を受け取った冷媒ガスは、パイプを通って室外機へ送られます。このとき冷媒は、多くの熱エネルギーを抱えた状態です。
  4. 室外機が冷媒の熱を屋外に放出する:室外機に届いた冷媒ガスは、圧縮機によって高温・高圧に変わります。熱交換器を通ることで、冷媒に溜まった熱が屋外の空気へ放出されます。
  5. 熱を放出した冷媒が再び室内機へ戻る:外気に熱を放出した冷媒は、減圧されて温度が低下します。室内機の熱交換器を通って、冷風として再び部屋の中に送り出されます。

このように、エアコンの冷房機能は冷たい空気を作り出すのではなく、部屋の熱を外に出すのが特徴です。

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冷房(クーラー)の1時間あたりの電気代

電気代のイメージ

冷房(クーラー)の1時間あたりの電気代は、15.5円〜76.4円ほどです。以下の表は、適用畳数ごとの冷房を1時間・6時間・8時間・24時間使用した場合の電気代の目安を示したものです。

適用畳数1時間の電気代6時間の電気代8時間の電気代24時間の電気代
6畳15.5円93円124円372円
8畳17.9円107.4円143.2円429.6円
10畳20円120円160円480円
12畳32円192円256円768円
14畳34.3円205.8円274.4円823.2円
18畳57.5円345円460円1,380円
20畳62.3円373.8円498.4円1,495.2円
23畳76.4円458.4円611.2円1,833.6円
省エネ性能カタログ2024年版のデータをもとに計算
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)で計算

冷房の電気代の目安は、以下の計算式から算出できます。

1時間あたりの電気代 = 消費電力(W) ÷ 1,000 ×  電気料金単価(円/kWh) 

1時間あたりの消費電力は、冷房の本体や取扱説明書に記載されています。自宅の冷房の1時間あたりの電気代を知りたい場合は、上記の計算式に消費電力を当てはめることで、おおよその金額の算出が可能です。

ただし、冷房は運転状況によって消費電力が変わるため、実際の電気代は計算式通りになるとは限りません。あくまで目安として参考にしてください。

冷房(クーラー)の1カ月あたりの電気代

エアコン付き・マンションの部屋

冷房の1カ月あたりの電気代の目安は、約1,400〜5,000円です。適用畳数ごとの冷房(クーラー)の電気代の目安は、以下を参考にしてください。

適用畳数消費電力※1
(冷房期間消費電力※2)
1カ月の電気代
※3,4,5
冷房期間の電気代
※3,4,5
6畳500W(203kWh)1,398.4円6,293円
8畳577W(226kWh)1,556.9円7,006円
10畳645W(251kWh)1,729.1円7,781円
12畳1,032W(360kWh)2,480円11,160円
14畳1,107W(396kWh)2,728円12,276円
18畳1,856W(582kWh)4,009.3円18,042円
20畳2,010W(636kWh)4,381.3円19,716円
23畳2,464W(739kWh)5,090.9円22,909円
※1 冷暖房能力ごとの冷房時の平均消費電力
※2 1カ月を30日、1日の使用時間を18時間とした場合に、冷房期間5月23日~10月4日(135日)における消費電力量
※3 冷房期間消費電力から算出した金額
※4 省エネ性能カタログ2024年版のデータをもとに計算
※5 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)で計算

冷房は、運転状況によって消費電力が変わるため、電気代が計算しづらいのが特徴です。表の数値は、期間消費電力量と呼ばれる冷房期間5月23日〜10月4日(135日間)の消費電力量を用いて算出したものです。

実際の使用期間が135日(1日18時間)より短ければ、冷房期間の電気代は少なくなる傾向にあります。家庭ごとの使い方によって差が出るため、あくまで目安として参考にするとよいでしょう。

※出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会「エアコンの期間消費電力量について」

冷房(クーラー)をつけっぱなしにした時の電気代

ここでは、冷房を1日つけっぱなしにした場合と1カ月つけっぱなしにした場合の電気代について紹介します。

なお、エアコンはスイッチを入れた際に最も多くの電力を消費し、室温が安定すると消費電力が小さくなります。

※冷房の電気代は、運転中常に一定ではなく環境や使用状況によって変動するため、ここで紹介する数値はあくまでも目安として参考にしてください。

冷房(クーラー)を1日中つけっぱなしにした場合

冷房を1日中つけっぱなしにした場合の電気代の目安は、以下の通りです。

畳数消費電力1日の電気代
6畳500W372円
8畳577W429.6円
10畳645W480円
12畳1,032W768円
14畳1,107W823.2円
18畳1,856W1,380円
20畳2,010W1,495.2円
23畳2,464W1,833.6円
省エネ性能カタログ2024年版のデータをもとに計算
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)で計算

表を見ると、1日中つけっぱなしにすると、約370〜1,800円の電気代がかかることがわかります。対応畳数が広くなるほど消費電力が大きくなるため、電気代も高くなる傾向です。

冷房(クーラー)を1カ月つけっぱなしにした場合

冷房(クーラー)を1カ月つけっぱなしにした場合、電気代はどのくらいかかるのでしょうか。以下の表は、1カ月つけっぱなしにした際の電気代をまとめたものです。

畳数消費電力1カ月の電気代(目安)
6畳(2.2kW)500W11,160円
8畳(2.5kW)577W12,888円
10畳(2.8kW)645W14,400円
12畳(3.6kW)1,032W23,040円
14畳(4.0kW)1,107W24,696円
18畳(5.6kW)1,856W41,400円
20畳(6.3kW)2,010W44,856円
23畳(7.1kW)2,464W55,008円
省エネ性能カタログ2024年版のデータをもとに計算
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)で計算
1カ月を30日として計算

冷房を1カ月間つけっぱなしにした場合、電気代が1万円を超えるケースが多いことがわかります。電気代が高くなるのを防ぎたい場合は、使い方を工夫して効率的に使うことが大切です。

冷房(クーラー)の電気代は「室温と設定温度の差」で変わる

エアコン

冷房(クーラー)の電気代は、室温と設定温度の差が大きいほど高くなる傾向にあります。冷房は、設定温度に達するまでの間に最も多くの電力を消費することが理由です。

たとえば室温が32℃で設定温度が26℃の場合、6℃の差を埋めるにあたり、多くのエネルギーが必要になります。一方で、設定温度を28℃にすれば室温と設定温度の差は4℃に抑えられるため、エアコンの負担が軽くなります。

環境省が公表する「家庭でできる節電アクション」では、夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)節約できるとされています。

以下は、環境省の情報をもとに設定温度ごとに節約できる消費電力をまとめた表です。

設定温度節約できる消費電力節約できる電気代
27℃から28℃に変更した場合約70W2.17円
26℃から28℃に変更した場合約140W4.34円
25℃から28℃に変更した場合約210W6.51円
24℃から28℃に変更した場合約280W8.68円

表を見ると、設定温度が変わるだけで1時間あたりの電気代が約2.2〜8.7円ほど節約できることがわかります。一見すると小さな差にしか感じないかもしれませんが、使用時間が長く使う日数が増えるほど、大きな差につながるでしょう。

冷房の電気代を抑えるには、室温と設定温度の差をなるべく小さくすることがポイントです。

【あわせて読みたい】夏の冷房の設定温度は室温28℃が目安!寝るときや節約を意識した使い方も紹介

冷房(クーラー)・ドライ(除湿機能)・暖房の電気代を比較

電卓で計算する女性

冷房(クーラー)・ドライ(除湿機能)・暖房の電気代の違いを知りたい方もいるでしょう。ここでは、3つの電気代の違いをわかりやすく解説します。

冷房とドライ(除湿機能)の電気代の違い

エアコンの冷房と類似した機能に、ドライ(除湿機能)があります。冷房は室内温度を下げるのを目的とした機能なのに対し、ドライは室内の湿度を下げることを目的とした機能です。

エアコンの消費電力は、使用時の設定温度や室内温度、湿度などの影響を受けるため、どちらの機能が電気代を抑えられるかは一概にはいえません。

ただし、エアコンの機能別に消費電力を比較すると、以下の順番となります。

再熱除湿>冷房>弱冷房除湿≒ハイブリッド除湿

消費電力が大きいほど電気代は高くなりやすいため、各機能の目的を把握して上手く使いわけるとよいでしょう。

【あわせて読みたい】除湿と冷房で電気代がかかるのはどっち?機能の違いや使い分けと節約方法を紹介

冷房と暖房の電気代の違い

冷房と暖房の電気代の違いをまとめると、以下の通りです。

エアコン 冷房 暖房
1日あたりの電気代※1 冷房期間の電気代※2 1日あたりの電気代※3 暖房期間の電気代※4
6畳 46.6円 6,293円 92円 14,725円
8畳 51.9円 7,006円 103.5円 16,554円
10畳 57.6円 7,781円 117.6円 18,817円
12畳 82.7円 11,160円 164.5円 26,319円
14畳 90.9円 12,276円 182.9円 29,264円
18畳 133.6円 18,042円 260.6円 41,695円
20畳 146円 19,716円 286円 45,756円
23畳 169.7円 22,909円 333.1円 53,289円
省エネ性能カタログ2024年版のデータをもとに計算
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2022年7月改定)で計算
※1 冷房期間消費電力から算出した金額
※2 1日の使用時間を18時間とした場合に、冷房期間5月23日~10月4日(135日)における消費電力量
※3 暖房期間消費電力から算出した金額
※4 1日の使用時間を18時間とした場合に、暖房期間11月8日~4月16日(160日)における消費電力量

表を見ると、1日あたりの電気代は暖房のほうが高いことがわかります。冷房より暖房の電気代が高い理由として、室内温度と外気温との差が挙げられます。

快適な室温を夏は28℃、冬は20℃とした場合、2024年の気象庁のデータによると、8月の平均気温は平均29℃、12月は8.1℃でした。これをもとに温度差を比較すると、夏は1℃、冬は11.9℃の差があります。

冬は夏よりも外気との温度差が大きく、エアコンがより多くのエネルギーを使うため、暖房の電気代が高くなりやすいといえます。

実践しやすい冷房(クーラー)の電気代の節約方法

エアコンの冷房を節約する方法として、主に以下の6つが挙げられます。

「夏の暑い時期に冷房を節約しながら効率よく使いたい」という方は、ここで解説する節約方法をぜひ参考にしてみてください。

節約方法1. フィルターの清掃をこまめにおこなう

エアコンフィルターの掃除

エアコンのフィルターが目詰まりしていると、冷房や暖房の効率が下がって余分な電力を消費します。環境省によると、定期的なフィルターの清掃により冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力削減につながるとされています。
出典:環境省「家庭でできる節電アクション」

また、フィルターにほこりが詰まると、エアコン内部でのカビの繁殖にもつながるので注意が必要です。フィルターは取り外して水洗いもできるため、2週間に1度を目安にしてこまめに清掃しましょう。

ただし、機種によって取扱方法が異なるため、具体的なお手入れの方法はお使いのエアコンの取扱説明書をご覧ください。

節約方法2. カーテンで熱の出入りを防ぐ

白いカーテン

外出時、カーテンを閉めることで室内の冷気が逃げるのを防げます。結果的に、室内の温度上昇を防ぎ、冷房を使用する際の節約が可能です。

また、カーテンには冬の暖気を閉じ込めて外気の侵入を防ぐ効果も期待できます。夏と冬の両方で役立つため、一年中を通して利用するのがおすすめです。

このほかにも、窓に断熱シートを貼ることで外気からの影響を軽減できます。カーテンや断熱シートなどを上手く活用して、冷房の節約をしながら夏の暑さをしのぎましょう。

節約方法3. 室外機の周囲に物を置かない

エアコンの室外機

室外機の吹き出し口付近に物があると、熱が上手く逃げずに冷房や暖房の効率が下がってしまいます。余分な消費電力につながるため、室外機付近は整理整頓をおこなって風通しをよくしておきましょう。

ほかにも、室外機に直射日光が当たることで放熱がうまくできなくなるため、余分な消費電力が発生します。そのため、室外機専用のカバーやよしずなどで日陰を作り、日光による温度上昇を防ぐことが大切です。

室外機のカバーを使用する際、吹き出し口まで塞いでしまうと冷房や暖房の効率が下がってしまうため注意しましょう。

節約方法4. サーキュレーターや扇風機を併用する

サーキュレーター

冷房を使用する際、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させることが効果的です。サーキュレーターの風が下に溜まった冷たい空気を循環させることで、エアコンの設定温度が高い状態でも快適に過ごしやすくなります。

たとえば、通常エアコンの設定温度を24°Cにしていたとします。このときサーキュレーターと併用して冷房の設定温度28℃にできれば、扇風機の風や空気の循環で快適に過ごしつつ、4℃の差で生じる消費電力を節約できるというわけです。

扇風機の電気代は冷房よりも安い傾向にあるため、上手く活用して暑い夏をお得に過ごしましょう。

【あわせて読みたい】サーキュレーターの電気代は安い?エアコンとの併用方法や節約方法を解説

節約方法5. 室温28℃を目安に温度調節する

エアコンのリモコン

冷房は室内温度が28℃になるのを目安に温度を調整することが大切です。暑いからといって、室内温度を気にせずに温度を下げすぎると電気代が高くなる恐れがあります。

また、冷房の風量設定は「自動」にするのがおすすめです。自動運転であれば、室温が適温に達成するまでの間や適温になったあとの風量を状況別に調整してくれるため、余分な消費電力を節約しやすくなります。
【あわせて読みたい】夏の冷房の設定温度は室温28℃が目安!寝るときや節約を意識した使い方も紹介

節約方法6. 古いエアコンは買い替えを検討する

古いエアコン

古いエアコンを買い替えることで、電気代の節約につながります。現在、古いエアコンを使用しているのであれば、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

古いエアコンは、劣化によって省エネ効率が下がりやすい傾向にあります。一方、現在販売されているエアコンは、10年前のものと比較すると約15%省エネ性能が優れています。

  • 冷えが悪くなったり電気代が増えたように感じたりする
  • 運転音がうるさい

エアコンに上記のような状態があるのであれば、一度買い替えを検討してみるとよいでしょう。

【あわせて読みたい】エアコンの節約術とは?1カ月の電気代や季節別の節約方法を解説

根本的な電気代の節約は電力会社の見直しが大切

毎月のエアコンの電気代が気になる方は、電力会社の見直しもご検討ください。電力会社を見直してより安い電気料金のプランと契約すれば、今と同じ電気の使い方でも毎月の電気代を節約できる可能性があります。

電力会社を選ぶ際は、以下の流れを参考にしてみてください。

  1. 料金プランの候補をいくつか挙げる
  2. 電力会社の評判や特典、解約金の有無を調べて絞り込む
  3. 料金シミュレーションで最終判断をする

まずは、自分や家族のライフスタイルに合った料金プランを探しましょう。電気をよく使う時間帯や世帯人数などを基準に考えると、家庭に合った選択ができます。

また、切り替えたあとに「やっぱり前のほうがよかった」と後悔しないよう、事前に料金シミュレーションをすることが重要です。

電力会社によっては独自の特典があったり、解約金がかかったりする場合もあるため、細かい条件まで確認してから契約手続きに進みましょう。

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冷房(クーラー)の電気代に関するよくある質問

よくある質問のイメージ

冷房(クーラー)の電気代に関するよくある質問を紹介します。

エアコンの仕組みや使い方を理解することで、無駄な電気代を抑えるヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

エアコンのつけっぱなしは電気代の節約になる?

冷房のつけっぱなしが電気代の節約になるかどうかは、使用する時間帯や外出の長さ、外気温によって異なります。

たとえば、夏の日中の外気温が高い時間帯や30分以内の短い外出であれば、エアコンはつけっぱなしのほうが効率的です。エアコンは、起動直後に最も多くの電力を使います。何度も電源を入れ直すとそのたびに大きな電力を消費し、かえって電気代が高くなる場合があります。

一方、夜間の気温が下がる時間帯や長時間の外出では、こまめに電源を切るほうが経済的です。外気温との差が少なければ再稼働時の消費電力も小さいため、冷房をつけっぱなしにすると電気代が無駄になる可能性があります。

状況に応じてつけっぱなしとこまめなオンオフを使いわけることが、電気代を抑える上手なコツです。

冷房の設定温度を下げると電気代はどのくらい変わる?

冷房の設定温度を1℃下げると、電気代は約13%(約70W)高くなるとされています。

暑いからといって設定温度を必要以上に下げると、それだけ電気代もかさんでしまいます。冷房は室温28℃を目安に、無理のない範囲で使うことが節約のポイントです。

冷房の運転モードを「自動」にすると電気代はどうなる?

エアコンを「自動運転」に設定すると、電気代の節約につながる可能性が高いです。

自動モードは室内の温度や湿度をセンサーで感知し、そのときどきに最適な風量や運転モードを自動で調整します。無駄な冷却を防ぎながら快適な室温を保つため、効率的な運転が可能です。

一方で、弱運転や微風モードは設定温度まで冷えるのに時間がかかり、かえって電力を多く消費することもあります。必要なときに必要なだけ冷やせる自動運転は、無理のない省エネにつながります。

冷房中に風量を「強」にすると電気代はどのくらい変わる?

冷房時に風量を「強」に設定すると、電気代を抑えられる可能性があります。特に冷房をつけていても暑いと感じるときは、設定温度を1℃下げるよりも風量を強めるほうが省エネになるとされています。

風量を強くすることで空気の循環がよくなり、部屋全体が効率よく冷やされることが理由です。設定温度に達するまでの時間が短縮され、エアコンの稼働時間を減らせます。また、風がしっかり届くことで体感温度も下がり、実際の温度以上に涼しさを感じやすくなります。

ただし、常に「強」で運転するのではなく、室温や状況に応じて風量を自動で調整してくれる「自動運転モード」の活用が最も効率的です。

冷房と扇風機の電気代はどのくらい違う?

扇風機と冷房(6〜9畳用)の電気代を比較した表として、以下をご覧ください。

冷房(6〜9畳用)扇風機
15.5円/時間0.3〜1.6円/時間
※ここでの値は期間消費電力量ではなく、消費電力より算出したものです。

扇風機の消費電力は、強で使用した場合、10W〜50Wです。風量の設定を下げると消費電力はもっと小さくなります。

表からもわかるように、扇風機を強で使用しても冷房より電気代が安くすみます。扇風機を上手く活用して室内を適温に保つことで、冷房でかかる電気代を節約できるでしょう。

【あわせて読みたい】扇風機の電気代は安い?エアコンとの比較や節約のポイントも紹介

クーラーとエアコンの違いは何?

クーラーとエアコンの違いは、以下の通りです。

クーラー(cooler)エアコン(air conditioner)
冷房機能のみ備えた装置のこと冷房機能に加え、暖房機能を備えた装置のこと

呼び名の違いは、家電の歴史が影響しています。冷房機能、暖房機能の両方を兼ね備えたエアコンは1960年(昭和35年)にはじめて日本で発売されました。それ以前は、冷却機能のみを備えたクーラーが主流であったことなどから、クーラーとエアコンという2つの呼び名が存在していると言われています。

冷房(クーラー)の電気代を節約しながら効率よく使おう!

この記事では、冷房(クーラー)の電気代について解説しました。冷房の電気代は、1カ月で約1,400〜5,000円が目安です。

冷房の電気代を節約したい場合、室内の温度を適温に保つことを意識しましょう。扇風機やサーキュレーターを併用したり、カーテンなどで熱の出入りを防いだりすることが大切です。

また、古い冷房を買い替えたり電力会社を見直したりすることでも、電気代を節約できる可能性があります。さまざまな方法で節約できるため、まずは自分が取り組みやすいものから実践していきましょう。

冷房の電気代を抑えながら効率よく利用し、夏の暑い時期を乗り越えてください。

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