「電気圧力鍋の電気代はいくら?」
「圧力鍋の電気代とガス代を比較したい」
「どんなメリットやデメリットがあるの?」
電気圧力鍋の電気代について調べている方のなかには、上記の疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
電気圧力鍋は、電気で圧力を自動的に調整しながら調理する鍋のことです。通常の圧力鍋と同様に、鍋内の蒸気の閉じ込めにより圧力がかかり、調理温度を高く保つことによって調理時間を短縮できます。電気圧力鍋の電気代は1時間あたりおよそ23.9円です。
この記事では、電気圧力鍋の電気代について解説します。ほかにも、圧力鍋の電気代とガス代の比較や、メリットとデメリットについても触れていきます。この記事を読むことで、電気圧力鍋の電気代について理解できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
電気圧力鍋の電気代の計算方法

電気代の計算方法は、以下の通りです。
電気代 = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh) × 使用時間(h)
ご自宅にある電気圧力鍋の電気代を計算したい方は、こちらの計算式を活用してみましょう。製品の消費電力は、本体や取扱説明書、公式サイトをご確認ください。
なお、コツコツCDが複数の商品を調査したところ、電気圧力鍋の消費電力はおよそ770Wでした。
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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電気圧力鍋の1カ月あたりの電気代は高い?安い?
コツコツCDの調査をもとに、10分・1日・1カ月あたりのそれぞれの電気代を計算しました。
10分あたりの電気代 | 約4.0円 |
1時間あたりの電気代 | 約23.9円 |
1カ月(30日)あたりの電気代 | 約716.1円 |
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2024年10月時点)、50Hzで使用した場合の消費電力で計算しています
電気圧力鍋の電気代は10分あたりおよそ4.0円で、30分使用するとおよそ12.0円です。1時間使用するとおよそ23.9円かかり、1カ月に毎日1時間使用するとおよそ716.1円かかります。
圧力鍋の電気代とガス代を比較
圧力鍋の電気代とガス代を比較すると、以下のように異なります。
電気代 | ガス代 | |||
弱火(1.29kw) | 中火(2.25kw) | 強火(3.68kw) | ||
10分あたり | 約4.0円 | 約2.2円 | 約3.90円 | 約6.4円 |
1時間あたり | 約23.9円 | 約13.5円 | 約23.5円 | 約38.4円 |
1カ月(30日)あたり | 約716.1円 | 約404.0円 | 約704.5円 | 約1,152円 |
※1カ月あたりの電気代は1日1時間使用した場合を想定しています
※電気代は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2024年10月時点)、50Hzで使用した場合の消費電力で計算しています
※ガス代は東京ガスの単位料金をもとに計算しています
圧力鍋には、電気を使用するものとガスを使用するものがあります。どちらが光熱費を抑えられるかどうかは、使い方によって異なります。
ガス圧力を弱火で使用した場合、電気圧力鍋よりも光熱費を抑えられる傾向です。一方で、ガス圧力を強火で使用した場合、電気圧力鍋のほうが光熱費を抑えられます。
こうした特徴から、電気圧力鍋とガス圧力鍋で迷っている場合は、メリットやデメリットを比較しながら選ぶとよいでしょう。
なお、正確な電気代やガス代は、ご使用の製品や契約プランによって異なります。上記は目安としてご参照ください。
電気圧力鍋と炊飯器の電気代の違い
電気圧力鍋と炊飯器の電気代を比較すると、以下のように異なります。
電気圧力鍋 | 炊飯器 | ||
10分あたりの電気代 | 約4.0円 | ー | ー |
1時間あたりの電気代 | 約23.9円 | 炊飯1回あたり電気代 | 約5.00円 |
1カ月(30日)あたりの電気代 | 約716.1円 | 1カ月(30日)あたりの電気代 | 約150.8円 |
※1カ月あたりの電気代は1日1時間使用した場合を想定しています
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)(2024年10月時点)、50Hzで使用した場合の消費電力で計算しています
電気圧力鍋を1時間使用する場合、炊飯器を1回使用するほうが電気代が安いです。ただし、製品の種類や保温時間によって、炊飯器の電気代が異なります。上記は目安としてご参照ください。
電気圧力鍋とガス圧力鍋の違い

電気圧力鍋とガス圧力鍋の光熱費だけを比較しても、使い方によって異なるため一概にどちらがよいとは言い切れません。どちらを使用するか迷っている場合は、メリットやデメリットを比較しながら検討してみましょう。
ここからは、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。
電気圧力鍋のメリット
電気圧力鍋のメリットは以下の通りです。
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
1. 火を使用せず安全に調理できる
電気圧力鍋のメリットは、設定に従って自動的に調理してくれることです。従来の圧力鍋のように火を見張る必要がなく、初心者でも簡単に使えます。
また、製品によってはロックしていない状態を感知して加熱を防止してくれる機能があります。
2. 調理中にほかの家事ができる
電気圧力鍋はボタンを押すだけで調理が完了するため、調理中にほかの家事をおこなうこともできます。
たとえばオモリ式のガス圧力鍋は、弱火にするタイミングを見張る必要があるため、火を見張っていなくてはなりません。一方で、電気圧力鍋は自動調整ができるので焦げる心配もなく、安心して料理を任せられます。
こうした特徴から、電気圧力鍋は時短や効率を求める人にとって非常に便利な調理器具といえるでしょう。
3. 自動で火力を調節してくれる
自動で火力を調節してくれることも、電気圧力鍋の魅力の1つです。
ガス圧力鍋は火加減を手動で調整する必要があり、火力や加熱時間によっては焦がして失敗する可能性があります。反対に電気圧力鍋なら焦げつきの心配も少なく、安定した仕上がりになりやすいです。
また、製品によっては料理に合わせたさまざまなモードが搭載されています。各モードを指定したレシピも展開されているため、料理のレパートリーも広がるでしょう。
4. 静かに調理できる
調理中の音が比較的静かな点も、メリットとして挙げられます。
ガス圧力鍋には「オモリ式」と「スプリング式」の2種類があり、オモリ式は圧力がかかるとおもりが揺れて音が鳴ります。人によっては調理中の音がうるさいと感じるかもしれません。
一方、電気圧力鍋は調理中に大きな音が鳴ることはないため、音に敏感な方でも扱いやすいでしょう。
電気圧力鍋のデメリット
電気圧力鍋は、本体価格が高い点や電源状況や設置場所の配慮が必要な点がデメリットとなります。以下では、より詳しく解説します。
1. 本体価格が高い
電気圧力鍋のデメリットの1つとして、従来の圧力鍋に比べて本体価格が高い点が挙げられます。メーカーによってはガス圧力鍋が1万円前後で購入できる一方で、電気圧力鍋は3万円以上で販売されていることもあります。
電気圧力鍋には豊富なメニューが搭載されており、料理ごとに使い分けることが可能です。そのため、初心者でも簡単に扱えるのが魅力です。しかし、電気圧力鍋は初期費用がかかるため、購入をためらう方もいるでしょう。
2. 電源状況や設置場所の配慮が必要
電源状況や設置場所の配慮が必要であることも、電気圧力鍋のデメリットです。
ガス圧力鍋は直接火にかけるため、特に電源を気にせず使用できるのに対し、電気圧力鍋はコンセントがないと動作しません。コンセントの数は限られているため、場合によっては電気圧力鍋を使用しながら炊飯器を稼働できないこともあるでしょう。
さらに、コンセントの配置によってはほかの家電の使用状況を考慮しないと、ブレーカーが落ちる可能性があります。設置場所を考慮しなければならず、不便に感じるかもしれません。
ガス圧力鍋のメリット
ガス圧力鍋には、以下のようなメリットがあります。
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
1. 火加減を調整しやすい
ガス圧力鍋のメリットは、自分で火加減の調整が可能なため、好みに応じた料理に仕上げられることです。火力を強くして短時間で調理したり、弱火でじっくり煮込んだりと、調理の自由度が高くなります。
また、材料の種類や量に合わせて火力を変えることで、より細やかな調理が可能です。風味や食感を自分好みにコントロールできるため、料理の幅が広がるでしょう。
2. コンパクトなので収納しやすい
ガス圧力鍋は電気圧力鍋に比べてコンパクトなので、収納もしやすいです。キッチンが狭い場合やスペースが限られている家庭でも収納に困らないでしょう。
また、電気圧力鍋に比べて本体が軽量であることも、魅力的です。コンパクトでありながら性能も充実しているため、収納を重視する方にとって最適です。
3. 本体価格が安い
電気圧力鍋に比べて価格が安いことも、メリットの1つです。電気圧力鍋とは違って機能が限られているため、比較的手軽に購入できます。お試し感覚で圧力鍋を使ってみたい方や、できるだけ導入コストを抑えたい方にもおすすめです。
ガス圧力鍋のデメリット
ガス圧力鍋のデメリットは、以下の通りです。
ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。
1. 調理中はキッチンを離れられない
ガス圧力鍋のデメリットは、火を使用しているため、調理中はキッチンを離れられない点です。
ガスを使うと鍋が高温になって圧力がかかるため、つねに火の様子を確認する必要があります。調理中に目を離すと火加減を守れず、焦げついたり空焚きしたりするリスクがあります。
こうした特徴から、ガス圧力鍋を使用している間はほかの家事をおこなうことが難しいです。忙しい方にとっては、時間を有効活用できず不便に感じるかもしれません。
2. 調理中の音がうるさい
オモリ式の圧力鍋を使用すると、調理中の音がうるさいと感じる方もいるでしょう。
オモリ式とは、鍋の上に設置されたオモリによって圧力を調整するタイプで、加熱時に特有の音が発生します。静かな環境を好む人にとっては、ストレスに感じるかもしれません。
夜間や静かな時間帯に料理をすることが多い方は、電気圧力鍋を検討するのもよいでしょう。
3. 自分で火加減を調整しなければならない
自分で火加減を調整しなければならないことも、デメリットとして挙げられます。
ガス圧力鍋は、加圧後に弱火にする必要があります。火が強すぎると焦げて、料理が失敗する可能性もあるでしょう。初心者にとっては、火加減の調整が難しいかもしれません。
電気圧力鍋に関するよくある質問

電気圧力鍋に関するよくある質問は、以下のように3つあります。
ここからは、それぞれの質問に回答します。
1. 圧力鍋は電気とガスのどちらがいい?
圧力鍋を選ぶ際には、それぞれのメリットを比較することが重要です。
たとえば、手軽さや効率性を重視するなら電気圧力鍋がおすすめです。一方で、導入コストを抑えたいならガス圧力鍋が向いているでしょう。
このように、自身のニーズや料理スキルに合わせてしっかりと考慮することが大切です。
2. 電気圧力鍋はめんどくさいって本当?
電気圧力鍋を安全に使用するためにはいくつかルールがあり、人によっては「めんどくさい」といった印象を抱くかもしれません。ルールには、以下のようなものがあります。
- お手入れの際に使用してはいけないものがある
- 食洗機が使えないことがある
- 入れてはいけない食材がある
製品によっては、お手入れをする際に金属たわしやナイロンたわしが使用できません。ほかにも、食器洗浄機に対応していないモデルの場合は、手洗いする必要があります。
また、調理中に入れてはいけない特定の食材があるため、調理内容を制限しなければいけません。
3. 電気圧力鍋を使った節約方法は?
節約を意識したい方には、具材を小さくカットして調理する方法がおすすめです。食材を小さくすることで、調理時間が短縮されて稼働時間が減ります。特にかたい野菜や火が通りにくい塊肉などは、あらかじめ小さく切っておきましょう。
電気圧力鍋は自動調理できて便利!
電気圧力鍋とガス圧力鍋の光熱費を比較しても、調理内容や頻度によってはどちらが経済的かは一概には言えません。そのため、ご自身の料理スキルやニーズに合わせて使用することが大切です。
電気圧力鍋は自動で調理できるため、その間にほかの家事ができるメリットがあります。一方で、ガス圧力鍋は初期コストが低いため、手軽に導入できます。どちらも使い方次第で大きなメリットを得られるため、目的や使用頻度を考慮しながら選ぶとよいでしょう。
電気圧力鍋の電気代が気になる場合は、電力会社の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。プランによっては電気使用量がそのままでも、電気代を抑えられることがあります。CDエナジーでは、ライフスタイルに合わせたさまざまなプランを用意していますので、ぜひチェックしてみてください。
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※おトク額は、各世帯別のモデル使用量(契約容量40A)をもとに東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の適用単価とCDエナジー「シングルでんき」「ベーシックガス」「ファミリーでんき」の料金を比較し算定しています。
※消費税相当額を含み、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まず、ガスセット割を適用した金額の比較。年間おトク額は電気・ガスそれぞれを100円未満で切り捨てた額を合計しています。
※実際は電気代には毎月燃料費調整額を加減算。使用状況によりお得額は変動。
※1 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。
※CDエナジーの電気料金は、燃料費調整単価に上限なし。一方で、東電EP「従量電灯B」には燃料費調整単価に上限があるため、燃料価格の高騰により上限を超えた場合、燃料費調整額により、CDエナジーの電気が割高になる場合があります。
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